リトルバスターズ! Refrain
新しい世界に舞台を移して、いよいよ今回からRefrain本編がスタートだそうで、序盤から今までとは違う雰囲気を生み出しています。鈴の人見知りは更に激しくなっているし、真人と謙吾のケンカはシャレにならないレベルの寸前まで行っているし、何より恭介が引き篭もりキャラになってしまうとは……。先の世界で理樹が鈴を救えなかった事で、完全に絶望しちゃったのかなあ。こんな恭介は見たくなかった。
第1話を思い出させる演出があちこちにありますが、それでもこの世界はかつての世界ではない。リトルバスターズの面々以外のヒロイン達はまったく姿を見せず、学校の空気も暗く重いものになっている。リーダーである恭介がいないだけで、こうも世界は変わってしまうのか。それでも何とかしようとする理樹は不屈の精神を持ってますな。この諦めの悪さは世界が変わっても変わらないようで一安心。
理樹以外の人とは話そうとしない鈴。前の世界で理樹と引き離された記憶が残っているのかな? そんな彼女が唯一興味を示したのが野球。豪速球は衰えておらず、理樹は野球をしようと提案する。無意識にではあるけど、理樹は恭介がやっていた事を再現しようとしている。でも、それではダメだと謙吾は言い切る。恭介がやってもダメだったのに、同じ事をやっても理樹が成功する筈ないという事か。いや、別の世界の理樹が同じ事をやったのかも。この世界は一体何度目の世界なんだろう?
理樹と鈴は知らないけど、他のメンバーは世界の秘密を知っている。繰り返される世界で同じ事をしても、前には進めない。そう感じた理樹は、恭介を超える事を宣言する。ようやくスタートラインに立ちましたね。理樹にとって恭介は親友であり、兄であり、いつか越えなければならない壁だった。前の世界では恭介とは戦わず逃げてしまったけど、今度はもう逃げない。恭介に挑む理樹を手助けする為、他のヒロイン達が登場する展開になるのかな? 暗い空気を吹き飛ばしてくれる展開を希望します。
ゴールデンタイム
冒頭で警察にしょっぴかれたのには笑いました。自転車を盗んでもお咎め無しというフィクションのお約束は、この作品では通じないようです。こういうところはシビアだな。
意外と早く付き合う事になった万里と香子ですが、お互いの気持ちは固まっているせいか早くもバカップルぶり全開。OPと同じ、いやそれ以上のイチャイチャぶりにはイライラしながら微笑んでしまいます。二次元くんに心の底から共感しました(笑)。
千波に振られて金髪キャラになった光央も逃げてますが、万里もリンダ先輩から逃げ回っている。こういうところでシンクロしなくてもいいのに。男は女の事になるとヘタレになってしまいます。万里の場合は事情が特殊だけど。
NANA先輩のナイスフォローのおかげで、万里とリンダはようやく話し合えました。リンダの気持ちが分からなくて混乱していた万里ですが、リンダにとって万里は弟みたいな存在で、罪悪感からなのか万里の幸せを一途に望んでいる。香子と恋の争いを繰り広げる展開にはならないみたいですね。醜い女の争いは見たくないけど、ちょっと残念かも。
父親からも危ない女扱いされている香子ですが、今回は彼女の可愛らしさがよく出ていました。犬の真似をしたり、万里が隠していたエロ本を見つけて恥ずかしがるウブなところを見せたり、何この可愛い生物。でも初めての場所がパリというのはハードル高いなあ。せめて国内にしてくれないと、万里が就職するまで無理じゃね? それともバイトしまくって金貯めるか。初体験目指して頑張れ万里。
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11月16日のアニメ感想
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