4月23日のアニメ感想

棺姫のチャイカ
　巨大な棺を背負って旅するチャイカは、どこに行っても目立ってしまう。追われる身としては厄介な上、チャイカ本人も迷子になりやすい性格をしており、その上自分がヤバい事に巻き込まれている、というか自分から頭を突っ込んでいる自覚無し。トール、早くも前回の決断を後悔していますがそれも当然か。周りからは相変わらず無職扱いされてるし。
　チャイカに遺体の情報を提供する謎の少年ギイ。嘘は言ってないけどガズ皇帝の信奉者ではなく、単に情報を与えているだけだと言いますが、怪しすぎますね。まるで映像のように現れたり消えたり、本体は別の所にいるのでしょう。彼の目的は皇帝の復活なのか、それとも……。
　怪しいといえばチャイカ自身も怪しいんですよねえ。彼女には過去の記憶がほとんど無くて、気付いた時には父は既に死んでおり、チャイカはずっと1人で生きてきた。一年前までの記憶しかなく、彼女を追うクリーマン機関からも本当に皇帝の娘なのか?　そもそも皇帝に娘なんていたのか?と思われている。偽者のチャイカはたくさんいるみたいで、私達が知っているチャイカも本物のチャイカなのかどうか。まあ本物だとしても偽者だとしても、トールはこのチャイカを守るだろうけど。
　凶暴なオルトロスの群れがうろつく危険な森の奥に、領主なのになぜか皆の前に姿を見せない八英雄の1人、ドミニカ・スコダがいた。トールを助けてくれたし、町では善政を行なっているので悪い人ではなさそうだけど、すんなり遺体を渡してくれるかな?　正義感の強さからチャイカの申し出を断り、戦う事になりそう。竜騎士なのに竜がいないらしいのも気になります。