新連載、今期は一作だけかと思っていたけど、次号からHUNTER×HUNTERが再開するんでしたね。アニメは会長選挙編までやるそうだけど、その後はどうするのかな?
ジャンプカメラ大喜利選手権、今回のお題はジョジョでした。名台詞が多い漫画なので、傑作が集まっただろうなあ。大賞はアイデアの勝利ですね。お見事。
火ノ丸相撲 ★★★
新連載。以前読切で掲載された相撲漫画が堂々の連載化。川田先生、おめでとうございます。
読切の時点でもほぼ完成されていると思いましたが、連載になってもレベルは落ちてません。絵には迫力があるし、ストーリーも格闘漫画の第一話としては充分すぎる出来かと。最初の相手が不良というのは定番ですよねー(笑)。
読切で登場したヒロインは今回はほぼモブキャラ扱いで、全編通じて男臭く汗臭いまでの話になっています。第一話でここまで男キャラに徹頭徹尾するとは、作者の覚悟と信念が伺えます。
主人公の火ノ丸はちょっとズレたところはあるけど、相撲には本気で取り組み無闇矢鱈に暴力を振るわない、いいキャラになっています。精神面ではほぼ完成されていますね。性格、力量共に好感が持てます。
第一話としてはいい出来で、個人的には高く評価します。しかしここまで男臭い漫画が今のジャンプで受けいられるかどうかは未知数。「ハイキュー!!」以降のスポーツ漫画はどれも打ち切られているので、スポーツ好きとしても頑張ってほしい作品です。
食戟のソーマ ★★★★★
黒木場の濃厚魚介ラーメンに対して、恵は淡麗スープによるあっさり味のラーメンを作ったのかと思いきや。会津の伝統料理こづゆを基本にして、干し野菜から旨味を引き出した強いラーメンを作りました。その料理の出来栄えは黒木場も認める程。恵が今まで培ってきた技術の全てが込められた逸品ですな。ああ、私も食べてみたい。
ここでまさかのスタンド対決。この2人、弓と矢に貫かれていたのか? スタンドのデザインも本家をリスペクトしており、荒木先生が書き下ろしたのかと思いましたよ。スタンドを出したのは附田先生のアイデアだそうですが、佐伯先生もノリノリで描いただろ、これ(笑)。こんなのジョジョファンとしては喜ぶしかないじゃないか! こういう大人のお遊びは大好きです。
料理の出来はほぼ互角と見ましたが、勝敗はつけなければならない。どちらの料理にも欠点は見当たりませんが、総帥が決断を下したという事はどちらかが何かミスをしたのか? 次回の結果発表に注目しましょう。総帥もスタンドを出すかもしれないし。
ONE PIECE ★★★★
ルフィの元に続々と集まる猛者達。キャベンディッシュと八宝水軍はやはり協力してくれますか。他にもコロシアムで目立っていた戦士達はほぼ全員味方になってくれるようで助かりました。こいつらまで敵にしてたら今年中にドフラミンゴと戦えませんからね(苦笑)。
みんなで一致団結してドフラミンゴを倒そう!とは行きませんでした。そりゃあそうか、みんなで仲良くできるなら海賊とか闘士とかやってませんよねえ。我の強さに関しては誰も譲るつもり無し。チームワークの欠片も無いけど、実に海賊らしくもある。
団結はしませんが、各々の強さに関してはコロシアムで証明済み。巨大化したピーカに対してもまったく恐れずに挑んでくれます。まとまらなくても道を切り開いてくれる強さは心強いですね。ルフィを先に進ませてくれるのなら、こんな歪な形の恩返しもありかと。
磯部磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
尾田先生とかなりツーカーな仲だった仲間先生が描いたセンターカラーの第一話は、美少女になった葛飾北斎のお話。孫娘の体に宿るとは、お祖父ちゃんとしてそれでいいのか。いや、神の春画を描いてくれるのならそれもありか。母親の前では可愛く振る舞う北斎にちょっとだけ萌えてしまったのは一生の不覚、くっ。
巻末の二話目は磯兵衛を過大評価している子供たちが再び登場。昼寝している磯兵衛をサバンナのオスライオンに例えたのは上手いけど、本当はライオンじゃなくてネコ、いやモグラレベルなんですよね。過大評価の果てに大八に斬られた鎖鎌振太郎が哀れ。死んでませんよね?
黒子のバスケ ★★★
ゾーンに入る事によって身体能力がアップした赤司。天帝の眼と組み合わせる事によって、コートの大半を守備範囲内にするという異常なまでの強さを見せています。疲れてきているとはいえ火神でさえまったく歯が立たないとは……。今の赤司はキセキの世代で最強かもしれませんね。
火神1人では赤司には勝てない。しかし彼には頼りになる仲間がいる。仲間を切り捨てる事で強くなった赤司とは正反対の手段で対抗しますか。これはかなり燃えますね。黒子の観察力の高さは折り紙付きだし、天帝の眼に及ばないまでも逆転の切っ掛けぐらいは掴んでくれるでしょう。その時こそ赤司の第二の人格が現れるのかも。先はまだまだ長いなあ。
暗殺教室 ★★★
完璧な勝利を求める浅野君はE組を確実に潰そうとする。詰将棋のような彼の戦術は、プロの軍人である烏間から見ても完璧。兵士である生徒の数も質も上回っているのだから、隙さえ見せなければ負けはしない。そして彼の作戦に目立つような隙は無い。まったくもって厄介な相手です。
しかし浅野君はまだ知らない。E組の生徒達は全員が鍛えられた暗殺者である事、そして会場の空気が変わりつつある事を。会場全てを戦場にしたのはA組を撹乱するだけでなく、観客達を期待させ味方にする為? ハンニバルの包囲戦術は今でも高く評価されていますが、磯貝ならハンニバルのような意外性のある戦術を見せてくれそう。リーダー対決の流れも変わりつつある?
斉木楠雄のΨ難 ★★★★
しつこいくらいに100という数字をアピールしていましたが、そうか今回で連載100話目だったのか。前作が見事な短期打ち切りで麻生先生の行く末を心配しましたが、もう大丈夫ですね。次はアニメ化かな?
台詞だけでなく背景にまで100を混ぜて、その上でギャグ漫画として纏め上げなきゃならない。この難題に麻生先生は神の如く応えました。斉木でさえショックを受ける存在になるとは、まさにあなたが神か。これからも頑張ってください。再来週辺りでカラーページが貰えるといいですね。
NARUTO -ナルト- ★★★
遂に無限月読が発動しました。今まで多くの苦難を乗り越えてきた忍連合軍の忍達も次々と無力化され、あっさり捕まりました。そしてそれは戦場にいる忍だけでなく、戦場から遠く離れた場所にいる忍や大名、動物までもが無限月読の餌食になっていきます。影さえ通す光の洗礼から逃げる事は出来ない。ナルト達もサスケがいなかったら、この時点で終わっていたという事か。危ない危ない。
変わり果てた世界の中で、また動く者達がいる。ナルト達はまだ無事ですが、無限月読を何とかしない限り外には出られない。鍵を握るのは、なぜか無事な歴代火影達ですね。死者には無限月読も効かないみたいですが、四人全員の力を合わせてもマダラには敵わないでしょう。さて、どうするのかな?
ニセコイ ★★★
前回の進路相談が切っ掛けで、改めて自分の進路について考える小野寺さん。彼女の悩みは思春期の若者なら誰もが考える事ですよね。むしろ高二の時点で自分のやりたい事をしっかり決めている方が珍しい。るりちゃんが立派すぎて困る(笑)。素晴らしい翻訳家になってください。
鶫の小野寺さんに関する分析は的確ですな。誰とでも仲良くなれる彼女の性格は、会社勤めをしても活かされるでしょう。接客が上手な人はどこに行っても重宝されるし。千棘の母親の伝で、世界に羽ばたく可能性もあるかも?
しかし現在の小野寺さんの一番の夢は、一条と相思相愛になる事。「私がお嫁さんになったら……」ってねもうほとんど告白しているようなものだけど、自分への評価が低い一条は気付きませんか。自惚れ屋もダメだけど、彼はもう少し自分に自信を持ってもいいと思いますよ。そうしないと話が進まないし。小野寺さんの夢は叶うのか、それとも……。
ワールドトリガー ★★★
次号のセンターカラーで重大発表があるそうです。いよいよアニメ化かかな? いや、それはまだ早いか。もう一年ぐらい待って話のストックを貯めてからでもいいと思います。
強敵ランバネインを遂に撃破。最後の最後まで油断できない上、笑って去られたので勝った気がしませんが、それでも敵を退けた事実に変わりはない。戦いの後の焼肉パーティーは賑やかになりそう。このまま勝てれば、の話ですか。
予知によると修達を基地に逃せば、2人は助かるそうです。しかしその基地にエネドラが侵入してしまいました。放置していたのが裏目に出ましたね。基地には強力な戦力が残っているので簡単には落ちないでしょうけど、基地そのものが潰されたら修達は助からないかも。未来はまだまだ不安定ですが、だからこそ急げ遊真!
BLEACH ★★★
センターカラー。
砕蜂と大前田の危機を平子が助けてくれましたが、平子によるとマトモに戦える死神はもう殆どいないそうです。そんなに戦力削られていたのか……。もう戦えるのは隊長や副隊長ぐらいなのかな。隊長達もどれだけ生き残っているのやら。平子も早速やられてるし。
殺される直前だった更木でしたが、頼もしく成長した一護が登場。「助けに来たぜ」なんて台詞、更木は初めて聞いたでしょうね。屈辱に思いそうだけど、今の彼が戦えない状態なのは事実。無理せず一護に任せましょう、って無理かな(笑)。
パワーアップした今の一護なら、四人の女滅却師は敵ではないでしょう。しかし残虐な敵とはいえ一護に女性が倒せるのかな? 精神的にも成長しているかどうか注目しましょう。
ハイキュー!! ★★★
どんな形であろうと、レシーブが上がりさえすれば何とかする。それが条善寺の強さであり、恐ろしさでもある。何をしてくるか分からない上にしぶとい、こういうチームはスポーツのジャンルを問わず敵にしたら厄介なんですよねえ。見てて楽しいのは確かだけど。
2対2の練習をひたすらやる事によって、全員が自分の力で局面を切り開く意識を持っている条善寺。仲間に頼らず、個の力を極限にまで突き詰めるタイプのチームなんですね。連携やチームワークに問題がありそうだけど、全員がバレーを楽しんでいるので問題無しという訳ですか。本当に厄介なチームです。
真剣勝負を楽しむだけの強さを持っている条善寺に対し、烏野は予想を超えた自由奔放な攻撃で挑む。影山の顔面ブロックは予想超え過ぎだけど(笑)、本人は鼻血出してるのに気付いてないのか。これで影山がキレなきゃいいんだけど、彼も成長しているから大丈夫……ですよね?
トリコ ★★★
鋼雲から降る鉄の足によって、黄金の沼に沈むしかなくなってしまった。オクトパスイカに乗って来て正解でしたね。しかしオクトパスイカの体内、広いなあ。手動で操縦も出来るなんて、こいつは本当に生物なんだろうか?って今更ですね(笑)。
黄金の沼を潜って抜けるには、とんでもなく複雑な迷宮を突破しなければならない。大ベテランのマッピーでさえ絶望する大迷宮を、トリコ達は楽しんで進んでいく。小松の食運にトリコ達の特技が加われば、クリアできない方がおかしいですよね。大迷宮の詳細なマップは子供心をくすぐりそう。
トリコ達に先んじて進んでいたジョアは、アカシアの食材の手掛かりを発見した? アニメではトリコ達に敗れていますが、原作ではまだその実力も食運も未知数。食材の一つは彼に取られるかも?
アニメと言えば、ファンコーナーにはアニメの声優陣が考えた食材や猛獣が直筆で掲載されています。ゼブラ役の松田賢二さん、絵も上手いなあ。この中のどれかが原作にも出たら面白そう。
ILLEGAL RARE ★★★
センターカラー。
アクセルとロマンス、この2人は王としてライバル関係にあると考えていましたがそんなに仲は悪くありませんでした。どちらかと言えばロマンスの方がお兄ちゃんっぽいですね。ワガママな弟に苦笑しつつも、何だかんだで面倒を見てくれそうな兄貴分キャラ。
怖い者知らずのアクセルでさえ一目置く伝説のヴァンパイアハンター、デルメサ。市長配下のハンターの中にその子孫がいるそうですが、顔見せで出たキャラの中にそういう感じの奴はいませんでしたよね? いずれ登場するのかな。
アクセルとミラの関係も少し進展したようで何よりですが、ロマンスは仲間には加わらないんですね。バトルが無かったのは残念でしたが、いずれロマンスもスカァシティに来て戦う事になるでしょう。その時まで連載が続きますように。
SOUL CATCHER(S) ★★★★
僅かな心の隙間も見逃さない黒条。詳しい事情を知らないくせに管崎さんや星合さんの悩みを見抜くとは、恐ろしいまでの洞察力です。この力を悪意で使っているのが怖いなあ。改心しそうにないし、能力的にも性格的にも味方陣営に置いておくのは危険すぎるので、この話が一段落したら転校するかも。
星合さんの事を思って彼女を拒絶した管崎さん。この擦れ違いが星合さんに涙を流させ、神峰に助けを求めさせる。遂に事態が動きましたね。あちら側から心を開いてくれたのなら、神峰も糸口が掴めるでしょう。星合さんと管崎さん、女性コンビを一気に攻略なるか?
銀魂 ★★★
銀さん、棒に直接重りを付けられたのか。これは痛い、痛すぎる。文字通り男としての生命線を握られてしまいましたね。掴んでいる女性三人、いずれも問題ありな人ばかりだし。
神楽と新八の恋物語は予想通りの結果になりました。二人の心をゲットしたメガネが凄いのか、この2人がダメダメなのか。この2人とメガネと結ばれた展開も見てみたかったかも(無茶言うな)。
ゴリラまでも洗脳した事件の黒幕は、最初の被害者と思われた蛍でした。辛い恋を経験した彼女は永遠の愛を求めて吉原に愛の嵐を起こしましたが、銀さんと月詠がその嵐を止め……られるのかな? 早速トラブル起こしてるし。近藤さんにとっては本懐な事態になっているけど、一体どうなるのやら。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
ちょっと変わった狭小住宅が登場。川の上に立てたり、液晶画面を利用して室内を広く見せたり、かなり工夫してますね。一人暮らしならこれくらいの家で充分でしょう。月2万なら私にも払えるし。
理想的で面白い住宅ですが、最大の問題が一つ。作中でも言われているけど、立派な法律違反なんですよねー(笑)。さすがの両さんも国に対してはゴネ得は出来なかったようです。一応公務員なので、国を敵に回す事は出来ないか。
しかし立地はともかく、こういう住宅はいずれ作られそうですね。日本人はこういう事には手間を惜しまないし、土地が狭い日本にはマッチしているし。私が知らないだけで、もう作られているかも。
ステルス交境曲 ★★★
ジグはアリスがオーナーをしているマンションに住まわせてもらえる事になりました。年上の美人女性と同じ家に住むって、それどこのラブコメ?(笑) ラストのアリスのシャワーシーンはもっと大きなコマで描いて欲しかったぞチクショー。そんな事だから掲載位置がこんな下なんだよ!(落ち着け)
魂食いであるアリスは他人の力を喰らい、多くの能力を身に着けている。生命力と引き換えに金貨を生む能力は、彼女を追ってきたスライスから奪ったのかな? 本気で憎み合っているこの2人の再会は、壮絶なものになりそう。
ジグを狙う組織も現れ、それなりに平和だった神防町にも嵐の予感。多くの勢力を敵に回してまでジグを狙う連中は、そこまでジグを憎んでいるのか、それとも彼が背負っている竜の遺産目当てなのか。どちらにしてもジグの過去が明らかになり、トロマとの関係も大きく動きそう。この戦いが最後の戦いになるのか?
i・ショウジョ ★★★
アイビスは呆れて怒っているけど、透明人間になるというのは男なら誰もが一度は夢見るロマンなんですよ。むしろ見ない方がおかしい。女性の着替えを覗く以外にも色々出来ますからね。悪い事ばかりだけど(苦笑)。
愛しの高遠さんに告白したものの玉砕してしまった戸成君。しかし高遠さんも本心で振ったのではなく、何か事情があるみたいですね。照れ臭かったのか、戸成君に問題があったのか。この透明化で高遠さんの本心を知って、もう一度告白してハッピーエンドになるという展開かな?
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26号の感想
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