棺姫のチャイカ
今回はアニメオリジナルの話だそうですが、チャイカとガズ帝国民の触れ合いについてはやってほしい話だと思っていたので、不自然さは感じませんでした。
トール達の前に現れた、ネオ・ガズ帝国を名乗る面々。三人目のチャイカ登場かと期待したけど全然似てませんでした。周りの連中も将軍とか長官とか肩書きだけは立派だけど、どう見てもチンピラですありがとうございます（笑）。偽チャイカは利用されている被害者かと思ったけど、バリバリの現役盗賊少女でビックリ。女の演技に騙されちゃダメですな。
旅芸人を装うトール達の芸はなかなかのレベルでした。アカリは仕事をしない兄をこうやって支えていたのかもと考えると、泣けてきますな。フレドリカを利用したビックリ芸は誰だってビビるわ。気まぐれなフレドリカが付き合ってくれて助かりました。
ネオ・ガズ帝国の連中は単なる盗賊でしたが、ガズ帝国の民というのは本当でした。彼らから見たガズ皇帝はよく分からない存在ではあったけど、世間で言われているような暴君ではなかったそうです。悪く言われている父親の事を認めてくれる人がいるのは、子供としては嬉しいでしょう。帝国の恋の歌は皇帝が作ったものかな? 照れるチャイカは可愛かったです。
ガズ皇帝について調べるジレット。しかし結果は不明瞭なまま。資料はたくさんあるのに分からないという不自然さは、肝心な部分は隠蔽されているという事か。現在の魔法技術の大半を生み出したガズ皇帝、果たして彼は天才か悪魔か。チャイカの旅はその真実を知る旅になりそう。