ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
エンヤ婆とのバトル後編。次の敵スタンド・恋人の登場までやるかと思いましたが、そこまで詰め込みませんでしたか。まあ4クールあるから無理に詰め込む必要は無いですよね。
身内に恵まれていないポルナレフはエンヤ婆に優しく接します。しかしポルナレフが優しくすればする程、息子を殺されたエンヤ婆の憎しみは高まるばかり。この気持ちのすれ違い、本編ではギャグっぽく描写されているけど、現実に当て嵌めると子供を殺された親は殺した犯人を絶対に許せない、という指摘になりますね。まあその通りなんだけど。荒木先生の憎しみの連鎖的な考えが少し分かります。
前回の予告でも強くアピールされていましたが、トイレとポルナレフは切っても切れない縁で繋がっています。あんなオシオキをやらされるくらいなら、殺された方がマシだったかも。便器が汚いところまできっちり描かれており、やっぱりこのアニメのスタッフは分かっているなあ(笑)。
ポルナレフの危機を察したかのように承太郎が参上。宿帳のトリックはまさに「してやったり」でした。ファンだというコロンボが使いそうな手段なのも、またグッド。直接攻撃が一切効かない正義のスタンドを吸い込んで呼吸させないという奇手も、実に承太郎らしい。頭脳とパワーを兼ね備えた完璧超人っぷり、最近のジャンプだと珍しいタイプの主人公だったりします。
同じくエンヤ婆に恨まれ襲われたホル・ホースは、再びDIOの側に戻って一旦退場。当時のジャンプの表紙では承太郎達と一緒に描かれており、アヴドゥルを殺したのに仲間になるの?と驚かされました。ポルナレフが真実を知っていたら、ホル・ホースを助けて仲間フラグを回収できたかも。でもホル・ホースは敵だからこそ輝くキャラだからなあ。残念なようでホッとした記憶もあります。
ペルソナ4 ザ・ゴールデン
新番組。原作ゲームは未プレイですが、3年前に放映された前作アニメは全話見ています。ちなみに略称はP4GA、これは『Persona4 the Golden ANIMATION』の略です。原作ゲームはペルソナ4に新要素を追加したニューバージョンと言える作品で、アニメもその新要素を加えていくそうです。
ストーリーは前作の続きではなく「最初からやり直し」で、物語の舞台や基本的なストーリー、キャラクターの生活環境や性格、ペルソナやシャドウやマヨナカテレビの設定などは前作と同じですね。悠とガソリンスタンドの店員が握手した時はハラハラしました。前作と同じくこいつが切っ掛けなのでしょうか? 同じオチにする程、安直なスタッフではないと思うけど。
視聴者も基本的な設定は理解しているので、ストーリーはサクサク進みます。第1話から悠のペルソナを覚醒させて、圧倒的な物量で迫るシャドウとの迫力あるバトルを見せてくれました。雑魚とはいえ敵の大群を一体で倒すイザナギはカッコイイですねえ。悠自身に自覚は無いけど、前作の経験が魂に刻み込まれているのかも。「強くてニューゲーム」というやつですね。果たしてその真相は?
前作との最大の変更点は新キャラのマリーですね。ベルベットルームに出入りできる力を持つ彼女は、過去の記憶を全て失っている。強がりながらも悠の優しさに惹かれ始めている、典型的なツンデレキャラっぽいけど、果たして彼女の存在はどんな嵐を起こすのか。悠を巡る女性陣の戦いが幕を開けるのかも?
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7月11日のアニメ感想
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