仮面ライダー鎧武
映画ではあっさりやられたけど、TVでは無事に帰ってきた戦極凌馬。ユグドラシルタワーに通じる秘密の通路を知っているそうで、紘汰達をタワーに導こうとします。紘汰と戎斗は乗り気ですが、燿子と凰蓮は反対。まあ当然ですね。貴虎やユグドラシル本社さえあっさり切り捨てた凌馬を信用出来る筈が無い。しかし紘汰の言うとおり、これしか手段が無いし時間が無いのも事実。正しい答えが無いのでは議論は平行線になるしかない。プロフェッサー、早速掻き乱してくれます。一体何を企んでいるのやら。
戦いが終わったら、みんなでパーティーをしようと提案する舞。いかん、それは死亡フラグだ。そもそも紘汰と舞が考えている未来と、戎斗達が考えている未来には致命的とも言える違いがある。戎斗は光実を敵として割り切っているけど、紘汰達は割り切っていない。兄を手に掛けた光実を、それでもまだ元に戻そうとしている。いい友情だけど光実には通じないんだよなあ。紘汰と戎斗も怪しいフラグが立っているし、最終回まで生き延びられるのかな?
兄を殺した光実は、貴虎の幻影に苦しめられる。しかしそれは彼にとって、忌まわしい過去の象徴でしかない。肉親殺しという人として最大級の禁忌を犯してしまった光実に、もう迷いは無い。舞を自分の手元に置く事しか考えておらず、ライバルチームとはいえ顔見知りのペコが痛めつけられても気にしない。人の心を失いつつある光実、高杉真宙さんの演技もノッていますね。彼は光実には最後まで悪役でいてほしいそうだけど、その願いは叶いそう。
光実の手下として新たなオーバーロード、シンムグルンが登場。四神の玄武をモチーフにしたオーバーロードで、これで四神モチーフの怪人が揃いました。白虎と青龍は普通のインベスですが、どちらも初登場した時は重要な役割だったし、シンムグルンも結構強そう。朱雀モチーフのデュデュオンシュが一番印象に残っていないんですよねえ。四神の中でも人気が高い存在なのに、ちょっと残念。
迷いを捨てた光実は圧倒的に強くなっており、極アームズとバロン・レモンエナジーアームズのライダーチーム最強タッグさえ退ける。まさか極アームズ最初の敗北がこんな形になるとは……。光実の狂気めいた強さと斬月・真の悪役っぽいデザインがピッタリ合って、鬼のような恐ろしさを感じさせます。このままだとラスボスはロシュオでもレデュエでもなく、知恵の実を手に入れた光実になるかも。
さばげぶっ!
今回は二話構成。一話目は猛者揃いのサバゲ部先輩陣でさえビビりまくる部の顧問、佐倉恵那先生が登場。本人に自覚は無いけど超絶的なトラブルメーカーな上に教師とは思えないくらいのおバカさん。ミツバチとスズメバチの違いぐらい知っておいてください。マジで命が危険ですよ。
報酬目当てでスズメバチの巣を駆除する事になったサバゲ部。エアガンで蜂の相手をするなんて事は漫画やアニメだからこそ出来る事で、カモみたいに殺虫剤を使う方が賢明です。まあ火炎スプレーはもっと効果的だけど、相変わらず渋い声のナレーターさんが言うとおりリスクが大きいので皆さんは絶対に真似をしないでください。大火事にならなくて良かった。
自業自得とはいえ蜂に襲われる佐倉先生を見捨てて逃げようとするなど、相変わらず少女漫画の主人公とは思えないくらい外道なモモカ。二話目でもその外道っぷりは発揮されています。いくらババア呼ばわりされたからって、小学生相手に本気になるとは大人げないぞ。負けフラグ立て乙とも言えますが。
美煌にやたら対抗心を燃やすかないみかボイスの小学生、羽黒露世理亜(はぐろ ろぜりあ)ちゃんが登場。凄い名前だ。素人を部員に仕立ててモモカを罠に嵌めたまでは良かったけど、獲物を前に前に舌なめずりした甘さはやはり小学生か。美煌が景品をくれるという考えも甘かったし、その甘さを克服しない限り勝てないでしょうね。相手が悪すぎて無理だろうけど。
モモカと露世理亜の勝負はサバゲーから烏に奪われたカモの奪還になり、大自然的なピタゴラスイッチを決めたモモカが勝利。さすが主人公、運も強い。これで性格が良ければ完璧なヒロインなんだけど、それはそれでモモカらしくないのでこのままでいいや。こういう少女漫画のヒロインがいてもいいよね?(笑)
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7月20日のアニメ感想
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