9月3日のアニメ感想

Free! －Eternal Summer－
　まるで最終回のような盛り上がり方、いや遥と凛の、岩鳶と鮫柄の戦いという意味では今回が事実上の最終回なのかもしれません。それ程に気合の入った作画とストーリーでした。
　熱すぎる今回の主役は遥でも凛でもなく、まさかの宗介でした。傍から見ても分かる程に肩の怪我が悪化している宗介。それでも彼は凛と泳ごうとしていた。かつて凛とはライバルである方がいいと考えていたけど、前作のあのリレーを見て凛と一緒に泳ぎたいと思うようになった。失って初めて分かった水泳への思いと凛への友情、なかなかに切ないなあ。
　凛と一緒に世界の舞台で泳ぎたかった宗介ですが、そのせいで無理をしてしまい肩を壊してしまった。それは夢を持たない遥には出来ない生き方だけど、水泳への強い思いは遥の心をも動かした。宗介は単なるライバルではなく、火の点き難い遥の火付け役だったのか。今更ながら良いキャラです。
　完全にチームとして纏まった鮫柄と、気合を入れ直した岩鳶の大決戦。どっちが勝つか本当に分からない、本物のスポーツを見ているかのような熱い戦いでした。肩を怪我していた宗介ではなく、他の選手が出ていたら鮫柄が勝ったかもしれませんが、それは凛の理想とするチームじゃない。負けてもより強く纏まった今の鮫柄は、岩鳶に負けないくらい素晴らしいチームです。
　これで凛と宗介の話は終わりましたが、まだ遥の問題は解決していない。そして全国大会出場を決めたものの、岩鳶の4人にも別れの時が迫る。最終話は全国大会ではなく、四人の別れをしんみりと締める展開になるかも。次回で早速、真琴が……?

まじもじるるも
　風紀委員の1人、メガネっ娘の下村さん。今までも伏線が張られていましたが、今回の前半はコスプレイヤーである彼女の趣味が大爆発。普段の地味な外見とは別人のような美少女に大変身!　その変わりっぷりは、魔女であるるるもから見ても大したものみたいです。確かに本当に凄いコスプレイヤーは、普通の人から芸能人レベルの美人になるからなあ。私もコミケなどでは圧倒されっぱなし。
　コスプレを通じてるるもと下村さんは意気投合、というか下村さんがるるもにゾッコンLOVEになってしまいました。あー、分かる分かる。すっど自分一人だけの趣味だと思っていたところに、初めて共感してくれる相手が見つかった。有頂天になって何でも話しちゃいますよねえ。オタクの心理をよく読んでいます。
　しかし、るるもは口止めされない限り、耕太には何でも話す。耕太達も下村さんの昔の友達みたいに馬鹿にしている訳じゃないし、もう少し踏み止まってあげても良かったのでは?　イベントへの初出場は取り消してしまいましたが、るるもと下村さんの友情?は不滅という事で。ついでにるるもにアニオタ化も進行中、と（笑）。
　後半はるるものノーブラ生活。170年も使用できたとは、魔界のブラジャーは丈夫だな。パンツまで好きなキャラのデザインにしている下村さんと違って、るるもは下着には無頓着なので予備のを持ってません。ここから下村さんと繋げましたか。考えてみれば、るるもにとっては同じ年頃の貴重な友人なのか。話を広げすぎて女子全員を巻き込んじゃったけど。
　女子達のブラ披露会、いいねえ、実にいい。パンチラもいいけどブラもいい。巨乳は男女問わず他人の視線を引きつける魔性の乳ですが、耕太の言うとおり乳の大きさに貴賎は無い。おっぱいとは、ただそこにあるだけで素晴らしいものなのです。だからるるもよ、あまりに気にするな。どんなに貧乳でも君がこの作品のヒロインなのだから(フォローになってません)。