9月19日のアニメ感想

ペルソナ4 ザ・ゴールデン
　霧を発生させていた元凶だと思われたアメノサギリですが、実は霧を制御していた。無限に湧き出す霧のコントロール装置だった連中を失い、霧はマリーの中に流れ込んでしまった。その影響でマリーは記憶を取り戻したのだけど、このままではいずれ霧はマリーの体から溢れ出し、世界を覆い尽くす。世界を救う為にも死のうとしていたマリー。でも、そんな自己犠牲を鳴上達が許す筈ありません。だからこそ彼らはヒーローなのです。
　マリーだって本当は死にたくない。戦いの中で彼女の本音を聞き出した鳴上達はペルソナを更にパワーアップさせ、マリーの心という強敵を打ち砕きました。無人のベルベットルームで終わった前回ラストを見た時は、ここまで来てゲームオーバーかよ!?と驚かされましたが、ちゃんとクリア出来て一安心。鳴上との長いハグは、真のヒロインの特権という事で（笑）。
　墓場だった森はその役目を果たさず消滅し、マリーはみんなと一緒に元の世界に戻ってきました。雪合戦に温泉でのサービスシーン、ちょっと困ったバレンタインデーなどハッピーエンド一直線な展開が進みますが、まだ最終回ではない。マリーの心の中から聞こえたという謎の声に、ラストに現れた謎の人物。こいつが真のラスボスでしょうか?　マリーが本音を打ち明けたように、最終回は鳴上が本音を叫ぶ展開になるのかな?
　シリアスだった前半に、コメディタッチの後半。この組み合わせは前作を思い出させます。嬉しい筈のバレンタインチョコが外道スライムっぽくなってしまったのも、まあお約束ですね（笑）。奈々子やマリーは悪くない、教えたヒロイン達が悪いんじゃよ。男らしくチョコ?を食べた鳴上に拍手。最終決戦よりもしんどかったりして。
　絵はマリーが歌っているのに実は平田志穂子さんが歌っていたEDですが、今回は花澤香菜さんが歌いました。ファンから「歌の吹き替えだ」と言われていたのを気にしてたのかな?　これが最後のEDになるかも。