9月20日のアニメ感想

ソードアート・オンラインII
　デス・ガンの殺人方法を推理したキリトですが、彼の推理には穴がありました。確かに、今回のように複数のプレイヤーを短時間で仕留めたい場合、共犯者が1人だけでは物理的に不可能です。共犯者が複数いるのか、それとも未知のトリックを使っているのか。デス・ガンの自信満々な様子から見ると後者っぽいけど、だとしたらどんなトリックを使っているのか。
　キリトとシノンを含めて、残るプレイヤーは5人。事実上の日本最強プレイヤーである闇風は厄介な相手だと思いましたが、闘志を取り戻したシノンの狙撃であっさりゲームオーバー。GGOにも世代交代の波が押し寄せているみたいですね（苦笑）。シノンが勝ち残ったら、狙撃手が今以上に持て囃される時代になるかも。実際強いし。
　長かった会話シーンを終えて、いよいよデス・ガンとの対決です。狙撃に関してはシノンが僅かに上回りましたが、スコープを壊されたので正確な狙撃はもう出来ない。それでもキリトなら、接近戦なら、という考えは甘かったか。デス・ガンもSAOの生き残りなんだから、剣技に長けている筈だと考えておくべきでした。今まで銃しか使わなかったのは、ずっとキリトと戦う時を待っていたのか。根気強く素材集めをしながらキリトを待っていたデス・ガンの様子を想像すると、ちょっと微笑ましいかも。
　デス・ガンの正体に迫るキリトですが、キリトがデス・ガンの本名を思い出す事は無い。なぜなら彼はかつてデス・ガン本人が名乗ろうとした時、それを遮ったから。人殺しの記憶を思い出したくないからだったんだろうけど、デス・ガンは「名前を覚える価値すら無い相手だと思われた」と思い込み、キリトへの復讐を企んだのかな。女性陣だけでなく男心も惑わせるとは、キリトは魔性の少年すぎる。アスナさん、ちゃんとフォローしてあげてください。