ペルソナ4 ザ・ゴールデン
最終回。
鳴上の引っ越しの前日、マリーの存在が消えていく異変が発生。そしてここでラスボスのイザナミが登場。やはりマリーは彼女の一部でしたか。人の願いを叶えようとする神の心と、人を守りたいという神の本能が分かれてしまったと考えればいいのかな?
完全に霧に包まれた世界では、誰も真実など求めない。だから悲劇など起きないし、人は永遠に安心して生きられるというのがイザナミの考えです。いいえ、神様、人間はそんなに謙虚じゃありません。人間は欲望の塊です。与えられた幸せに満足できず、より大きなモノを求めるんですよ。たとえそれが悲劇に繋がる真実だとしても。
イザナミを倒せばマリーは消えてしまう。そう思っていたけど、それは間違いだった。イザナミとマリーは1つになりつつあり、鳴上によって最後の一押しが成された。最後の戦いがバトルによる勝利ではなく、相手を同化させるというのはなかなかユニーク。みんなが大好きだからみんなを守る神様になる、マリーの決意は美しかったです。
このままマリーと永遠にお別れ、なんて悲しいラストにしないところがこの作品の良い所。しかしまさかお天気キャスターになるとはねえ。天候を操れるお天気キャスターだなんて、ある意味最強じゃないですか。生放送で愛の告白したり、マリーの騒がしい物語はまだまだ続く、と。そして成長した奈々子は可愛いぞ、と(笑)。
総評。ゲーム未プレイでも1期は面白かったし、一度クリアしたステータスMAX状態での続編というのもユニークな試みで楽しませてもらいました。ギャグ回のクオリティは本当に高かった。しかしマリーの謎などはゲームをプレイしていない人には分かり辛い部分も多くあり、その辺りはちょっと外れてしまったかな。でも、決して悪くはないアニメでした。
↧
9月26日のアニメ感想
↧