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48号の感想

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FC東京と「ワールドトリガー」のコラボで武藤嘉紀選手と野澤英之選手がボーダー味スタ支部の隊員に決まり、「黒子のバスケ」と12月23日から行われるJX-ENEOSウィンターカップ2014とのコラボ企画が発表されました。東京ヴェルディと「とある科学の超電磁砲」とのコラボといい、最近スポーツとアニメの関係が親密になっていますね。どちらも好きな私にとっては嬉しい時代になりました。

「磯部磯兵衛物語」の読書感想文コンクールを行うそうです。ギャグ漫画の感想なら真面目に書くよりウケを狙った物が採用されそう。いや、その逆に真面目な文章の方が高く評価されるかも。取り敢えず感想文を書く人は、感想サイトの文章を丸写ししたりしないように。そういうのって意外とすぐにバレます。

次号は土曜日発売です。11月の休日はどちらも月曜日なので、年末進行と合わさって編集部は大変だろうなあ。ご苦労様です。

火ノ丸相撲 ★★★★
 表紙&巻頭カラー。まだ22話なのにこの好待遇、ジャンプの歴史でも珍しいですね。「ダブルアーツ」? うっ、頭が……。
 しかし、まさか相撲漫画がここまで人気が出るとは思いませんでした。他誌ならともかく、スポーツ漫画が受け入れられ難い週刊少年ジャンプで、しかも「キャプテン翼」や「テニスの王子様」、「黒子のバスケ」のように常識を越えた超人的な選手が出ていないのにこの人気ぶり。もしかしたらジャンプのスポーツ漫画史に残る名作になるかも。
 吊り上げられながらも外掛けで勝利を狙っていた狩谷。小兵力士にとっては最強の技でしたが、火ノ丸はそれさえも受け切って勝利した。狩谷の選んだ道が間違っていた訳じゃない、ただ単に火ノ丸の方が強かった。傍から見れば力士としては終わったかのように思われていた火ノ丸の努力は、決して無駄ではなかった。荒々しいながらも爽快な決着でした。
 そしてこの熱戦は、眠れる獅子を目覚めさせた。昔、狩谷を怪我させてしまった事で相撲から離れていた草介ですが、力士の血は腐ってはいなかった。いや、むしろこの時を待ち望んいでいたのかも。そう思われる程の気合を漲らせる草介の相手は國崎ですか。これも名勝負になりそうですね。実戦のブランクがあるだろう草介と、レスリングはともかく相撲に関してはまだまだ未熟であろう草介。ハンデは互角なので、純粋な力勝負になるかも?

暗殺教室 ★★★★
 烏間先生に変装しようとする殺せんせーですが、当然ダメダメです。いくら優秀な先生でも出来る事と出来ない事がありますよね(笑)。それでも最後の変装はかなり頑張りましたよ。ヅラにされた烏間は気の毒だけど。でもその内、本当にヅラになりそうだなあ。気苦労の多いお仕事ですから。
 渚母にとって息子は、徹底的なまでに自分の身代わりでしかない。「自分は母親の人生というゲームの2周目」と考えている渚、ここまで思い込ませるとは大した洗脳です。殺せんせーは当然の如く反論しましたが、母の狂気は口先だけでは止まらない。実の息子を監禁しますか。現実でここまでやる親はいない、と言い切れないのが怖い。渚母と同じように子供に自分を投影している親は多いだろうし、その思いが狂気に走らないとは限らない。
 家庭の問題に殺せんせーはどこまで介入するのか。教師にとっては難しい問題ですが、彼なら何とかするでしょう。変装はダメでも教師としては優秀だから。今回の教育は渚ではなく母親にするのかも。

ONE PIECE ★★★
 やはりドフラミンゴはコラソンを疑っていましたか。しかし殺すつもりだったとはいえ大切なオペオペの実を食べさせようとしていたのは、この時点ではまだ僅かながらも信じていたのでしょう。だからこそ裏切りの真実を知った時、弟を手に掛けたのか。この兄弟の運命、結末を知っていると悲しくなります。
 オペオペの実を売り飛ばそうとしていた海賊ディエス。元海軍将校だそうですが、こいつよりもドリィと呼ばれている傷付いた男が気になります。同じ元海軍のX・ドレークかな? 苗字も一緒だし、親子なのかも。
 コラソンのナギナギの能力は、自分が発する全ての音を消せるというものです。一見戦闘には向かなそうですが、今回のような潜入や破壊工作、そして暗殺などには充分すぎる程に使えます。ドフラミンゴの知らないところで能力を使って、海賊として手柄を上げてきたんだろうけど、生まれついてのドジっ子であるコラソンは致命的なズッコケをしてしまった。非情の銃声はコラソンの死を告げるものなのか。いや、オペオペの実をローに渡すまでは生きている筈。運命の島では奇跡と悲劇が入り乱れそう。
 続きが気になるけれど、次号は休載。土曜日発売の号では恒例になりつつあるなあ。スケジュール調整が難しいんだろうか? 困ったものです。

ハイキュー!! ★★★★
 センターカラー。女性陣のハロウィンコスプレが可愛すぎて困る。ぜひイタズラしてください!(笑)
 青城と烏野の試合は一進一退。日向のスパイクのコースを限定させた青城側が有利になったと思われた直後、日向も青城の速攻を止めるファインプレイを見せる。威力を上げる事を優先した及川のサーブが外れ気味なのは青城にとっては誤算だったろうけど、そのおかげで試合が面白くなっている。青城は悔しいだろうけど、読者から見れば試合を面白くしてくれてサンキュー。一度決まったらガンガン決まりそうで怖いけど。
 第一セットは烏野がマッチポイント。ここで青城は早くも切り札を投入してきました。狂犬・京谷、出番は第二セットぐらいからだと思っていましたが、監督はここが勝負所だと判断しましたか。確かに烏野は勢いに乗せたら怖いチームですからね。いい読みです。
 熟練された完成度を誇る青城に紛れ込んだ異物。それはチームを崩壊させる危険性を秘める一方、僅かでも噛み合えばとてつもない力を生み出す。他人に遠慮せずプレイする京谷が加わった青城は、今までの青城とはまったく別のチームだと考えるべきだろうけど、烏野はきちんと割り切れるかな? 第一セットは逆転されそう。

銀魂 ★★★★
 銀時vs高杉、茂々を護って戦う新八、ギリギリなところで駆け付けて来てくれた救援なども熱かったけど、やはり今回は神楽vs神威でしょう。お互いに手加減無し、ガチの兄妹対決です。
 弱い者には興味が無く、両親も妹も捨てた神威と、そんな兄を止める事が出来なかった神楽。神威にとって神楽は昔のままの非力な存在であり、本気を出すまでもない弱者だった。地球に来た頃の神楽のままだったら、そうでしょうね。成長したのは図々しさだけっぽいし。
 だけど今の神楽には仲間がいる。自分を成長させてくれたみんなを、この星を愛している。だからたとえ兄が相手でも手加減はしないし、そして気の向くままに人を殺す兄を止めたい。2つの思いを背負っている今の神楽は本当に強い。宇宙最強の兄妹ゲンカ、勝つのはどっちだ?

NARUTO -ナルト- ★★★
 カグヤとの戦いの疲れが残っているのに大技を繰り出した結果、ナルトもサスケも満身創痍に。ギリギリ残った力を振り絞って戦う2人の姿は、意地を張ってケンカを続ける子供のように見えます。いや、子供っぽいと馬鹿にしているのではなく、そこまでボロボロになっても戦うのかと。どちらが勝っても負けても、これが最後の戦いだと分かっているんでしょうね。
 殴り合い、ぶつかり合い、倒れながらも立ち上がる両雄。九喇嘛が僅かなチャクラを出してくれたけど、それすらサスケに吸い取られ、ナルトは大きなダメージを受けてしまう。倒れるナルトを友と呼び、止めを刺そうとするサスケ。ナルトの友情はサスケに届いていますね。ならば後は逆転勝利あるのみ。最終回まであと3話、次回でナルトが勝って決着、その後はエピローグかな?

僕のヒーローアカデミア ★★★
 広いUSJの各所に分断されてしまった生徒達ですが、彼らもヒーロー志望のエリート、そう簡単にはやられません。戦いの中でクラスメイト達の個性を次々と明かしていく展開は、無駄が無くていいですね。八百万さんの個性、万能すぎる上にお色気要員にもなれるとは素晴らしい。生命までは創れないそうだけど、材料さえあればみんなの武器とか創ってもらえそうですね。その時はぜひ薄着で(笑)。
 しかしイレイザーヘッドの元に戻って来た出久達が見た光景、それは絶望。13号もイレイザーヘッドも敗れた上、相手は本当に強い。しかも同じぐらい強い敵が、まだいる様子。これは出久達だけでは勝てませんねえ……。頼みの綱は助けを呼びに行った飯田だけど、果たして間に合うのか。敵も馬鹿じゃないだろうから、何か罠を仕掛けていそう。全員、生き残る事は出来るのか?

食戟のソーマ ★★★★
 香りを制する葉山に対して、黒木場は恵戦で作ったラーメンと同じ、いやそれ以上に味のインパクトを強めた逸品を出してきました。ウナギにすももとは想像さえ出来ない味の組み合わせですが、魚とフルーツの相性は悪くないから美味しいのは間違いないでしょう。そしてウナギのソースを付けたブリオッシュとマッシュポテトをウナギと一緒に食べるなんて、贅沢の極味もいいところです。誰か実際に作ってくれないかなあ。
 読者だけでなく観客も、審査員達でさえどちらが勝つのかまったく読めなかった戦いは、まさかの引き分け。そして決勝戦は創真と葉山、そして黒木場による三つ巴の戦いに。なるほど、こう来ましたか。葉山と黒木場にはきっちり決着を付けてほしかった気もするけど、この2人と創真との戦いを見てみたかったのも事実。次号の巻頭カラーから、史上最強にして最高の決勝戦が始まる事を期待しています。

トリコ ★★★
 遺跡に現れた謎の人物の名はカカ。ニトロだったのは予想通りだけど、まさかチチの仲間だったとは。あの爺さんニトロ、本当に凄い奴だったんだなあ。味仙人の残る1人とも、いずれ会えるでしょうね。
 人間を超える知恵と力を持つ万能の生物に思われたニトロでしたが、乾眠が命懸けのものだった事、一般のレッドニトロを支配するブルーニトロなど決して楽な生を送ってはいなかった。ニトロと人間と猿が作った古代の王国、トリコが垣間見たイメージのように理想郷だったのでしょうね。滅びた原因はブルーニトロが暗躍していたとか?
 小松の余命はあと一週間。それまでに難所100Gマウンテンの頂上まで上り、猿王バンビーナからペアを奪い取らなければいけない。トリコが言うとおり、これはグルメ界に入って最大の試練でしょうね。そして恐らくこの後の試練もどんどん厳しくなっていく。最大の試練をあと何回越えればゴールに辿り着けるのか。とにかく急げトリコ!

磯部磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
 連載一周年記念という事で、1話目はセンターカラーでオールカラー……と予告されていたのに、何と全ページモノクロ。カラーページを無駄遣いしてまで川田先生に色を届けるとは、ねずみ小僧は大した男です。でもモノクロでは原稿料はいつもと変わらないのでは? 原稿料を犠牲にしても面白いオチをつけようとした仲間先生も立派なギャグ漫画家ですね。これでカラーページ並の原稿料貰っていたら怒るけど(笑)。
 2話目はいつもどおりの巻末で、磯兵衛落第の危機。鞘ぐらい、いや刀の各所の名前ぐらい覚えておきましょうよ。落第寸前だった磯兵衛でしたが、根性を見せて見事合格。でも進級してもこの調子だろうから、これから学問のレベルが上がると苦しいだろうなあ。さすがの母上でもこればかりは助けられない。自分で努力するしかないんだけど、磯兵衛には無理だな(キッパリ)。卒業できたらそれこそ奇跡。いや、ジャンプの主人公は奇跡を起こしてこそ。でも磯兵衛じゃ、いやいや、でも……(以下エンドレス)。

モロモノの事情 ★★
 短期集中連載、3話目で最終回です。
 戦闘力も知識も性格面でも大幅にパワーアップしたモノ・1。デイトレードでお金まで稼ぐ上にオタクのアニメ話にも対応するとは、とんでもなく凄いな。ロボットは一度覚えた事は絶対に忘れない。もし現実に人型ロボットが現れたら、こうなるのかもしれません。
 優秀になったモノは研究機関に招聘されますが、それはモロヒトとの別れを意味していた。だけどモロヒトにとってモノは大切な存在になっており、モノも別れたくない。2人の愛が奇跡を…起こさなくても何とかなりました(笑)。お父さん、そういう肝心な事は最初に言った方がいいですよ。息子さん、しばらく立ち直れないでしょうから。種族を越えた愛もいいものです。
 総評。3話通して見てみると、正式な連載ではなく短期集中連載だったのが分かります。決して悪い漫画ではないんだけど、連載にするにはパワー不足というか、少し足りないものがある。ちょっとマニアックなネタや、安易なオチに走ったり、コマ割りが見辛いページがあったりと未熟なところがかなり目立っていました。
 しかし僅か3話とはいえ、連載した事はいい経験になった筈。沼先生の更なる成長と、正式な連載作を見られる日を楽しみにしています。

Sporting Salt ★
 おや、背景がきちんと描き込まれているコマが増えましたね。ようやくアシスタントを雇ったのかな? それでも全体的に見れば、まだまだ白いけど。
 内柴が実はいい奴だったというオチや、見開きでの昔の内柴の笑顔には正直乗れませんでした。どんなに感動的な演出をしても、その流れに読者を引き込めなければ意味が無い、むしろ白けてしまうんですよねえ。「ONE PIECE」や「NARUTO」など人気がある漫画は、そういう盛り上げ方が上手い。久保田先生は先輩達の作品を読み込んで、もっと勉強すべきかと。
 演出がダメなので、ストーリーも面白くありません。白筋は赤筋に出来るという知識も、そんなに珍しいものてばないし。面白くない漫画なのに、6話目でまだこの掲載位置というのは信じられませんが、落ちる時は一気に落ちるのがジャンプの怖いところ。そろそろタイムリミットかな?

ニセコイ ★★★
 憧れの女性と夜の旅館で二人きり。多くのラブコメ漫画でよく見る光景ですが、18禁作品を除くと、この一夜でくっつく展開にはなりません。意識しまくっている様子は面白いんだけど、ちょっと飽きたシチュエーションでもあります。
 古味先生もそれは分かっているらしく、小野寺さんの入浴シーンも出してきました。くっ、この程度で……と思いつつも体が、特に下半身が盛り上がってしまうのが男の悲しいサガ。しかし小野寺さん、いいスタイルしてるなあ。これで正ヒロインじゃないんだから、世の中ってなかなか不条理。
 単なるサービス回ではなく、一条が小野寺さんの初恋の相手が自分だという事に気付きました。ようやく自覚しましたか。ここまで来るのは長かったなあ。あと少しでくっつきそうな感じだったけど、そうはならないのがサブヒロインの運命の非情さ。ラストページで微笑ましいカップルぶりを発揮していたけど、本当にこの2人はどうなるのやら。もう千棘は正妻、小野寺さんや鶫やマリーは愛人でもハッピーエンドにしていいんじゃね?

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
 私は酒は飲まないので、大酒飲みの両さんの気持ちは完全には分からないし、アルコール飲料とノンアルコール飲料の違いも分かりません。アルコールが無いから酔っ払いはしないけど、味はアルコール飲料と同じという事でOK? そうだとしたらお酒を飲む人にとっても、酔っ払いのせいで大迷惑している人にとっても理想的な飲料ですね。
 と思ったのですが、ノンアルコール飲料ならではの問題が。確かに見た目は普通のビールとほぼ同じだから、紛らわしくはあります。法律でデザインまで規制するのはやり過ぎかもしれないけど、そうでもしないとダメっぽい。商売的にビールのデザインを変えちゃダメなのかな?
 「子供なんて何したって悪い事を覚える」という両さんの発言は、まったくもってその通り。むしろ禁止にすればする程、悪事に走る人が出て来る。今回の両さんがいい例ですね。昔、密造酒を作って痛い目にあったのに、また同じような失敗をシましたか。ギャグ漫画のお約束とはいえ、本当に懲りない人です。取り敢えず飲料を発売する前は、成分をちゃんと分析しておきましょう。

ハイファイクラスタ ★★
 4年前、渋谷で起きた悪夢のような事件の記憶が今も貫寺を苦しめている。昔の貫寺は本当にエリートだったんですね。しかし4年前の事件で右腕を落とされ、夢も希望も失ってしまった。親友という能登もこの時に殺されてしまったのでしょうか? だとしたら貫寺の心の傷はとてつもなく深い。能登が実は生きていて、事件の黒幕だったりしたら面白くなりそうだけど。
 トラックとセクタというHi-Fiの強さを示す単語が出て来ましたが、物語の内容に全く興味が持てない状態で、細かい設定を出されてもねえ……。呂布vs佐々木小次郎という夢の対決はいいと思うけど、果たして期待に応える程の名勝負になるかどうか。この漫画にはあまり期待しない方がいいと分かってはいるんですけど、歴史上の英雄の対決となると盛り上がってしまうのは人の性か。Fateのアニメ、凄く面白いです。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 麻生先生がジャンプ+に新作読切を描いたので、スケジュールがキツかったらしく今回はショートバージョンとスペシャル企画という名の穴埋め企画の2本立てです。さすがの麻生先生も出来ないものは出来なかったようです。無理をせず、お体をお大事に。
 次の授業までの休み時間。約10分と短い時間でも、斉木の周りには人が群がります。一人静かに過ごしたい斉木にとってはあまり嬉しくないらしいけど、それは超能力でもどうにもならない「漫画の主人公の宿命」なので諦めましょう。2周目に突入した海藤は斉木の事好きすぎるだろ(笑)。ちょっとは遠慮しようよ。

BLEACH ★★
 戦いの最中に、自分の能力を丁寧に説明するキャラが多いのはこの漫画の特徴とも言えますが、今回はその極みと言ってもいいですねえ。
 自分の能力をきちんと説明してくれたアスキン。そのおかげで王悦は打開策を考え、失血死に至るまでの細かい数値を解説してくれた上で、天示郎のなかなか不条理なサポートで王悦が勝利。もちろん天示郎の湯の効能についても、王悦がしっかり説明してくれました。こういうシーンは自分のペースで読める漫画ならいいけど、リアルタイムで放映されるアニメとかで見たら滑稽だろうなあ。この作品は昔、アニメ化された事があるけど、実はアニメには向いてない漫画なのかも。
 親衛隊は全滅ですか。あまりにも呆気なさ過ぎて、ユーハバッハが追い詰められている気がしません。まだ石田とハッシュヴァルトもいるし、今回が王悦の、いや零番隊そのものの最後の見せ場になるかもしれません。そしてナイスタイミングで一護達が来るんですね、分かります。

ジュウドウズ ★★★
 うーん、掲載位置が落ちてきましたねえ。今期の新連載の中では一番いいと思うのですが……。
 夜は柔道頭が行われていても、昼間はみんな普通の生活を送っている。華は高校に通っているけど、普段からあまり真面目ではないようです。友達もあまりいないみたいで、唯一彼を気にかけているのは弾という少年。柔道頭について話があるみたいだけど、初日の裏側で何かあったのかな?
 野生児と言われている我治ですが、実は華と同じ高校生でした。華への激励なのか煽りなのか分からないエールとか、新たな強敵の踏み台になったりとか、典型的な「主人公に敗れた強敵キャラ」ですねえ。今後も引き立て役になりそうだけど、それでも頑張れ野生児。
 兄・陽志と戦う為に勝ち残ろうとする華ですが、それは斗賀も同じ。そして陽志と並び称される王屋主水と、その門下生達も動き出す。斗賀と戦う前に百人の強者達と戦う展開になりそうですね。陽志への挑戦権を賭けた戦いは一日目よりも激しくなりそうで楽しみ。

ワールドトリガー ★★★★
 長かった戦いも、ようやくというか遂に最終局面。敵も味方も必死になって戦う姿を見せられると、どちらも応援したくなります。
 最後までナイスアシストをしたミラ、徹底的なまでに修を追い詰めたハイレイン、それを止める一撃を与えた遊真と三輪も凄かったけど、やはりMVPは修とレプリカでしょう。非力ながらも千佳を守る為に文字どおり命を張った修。永遠の別れを覚悟しつつも2人を守り切ったレプリカ。どちらも最後まで足掻き、未来を変える大きな力になりましたね。特にレプリカ、最後の別れの挨拶は泣くしかありませんよ……。
 千佳は守り切ったけど、ボーダー側が受けたダメージも大きい。修は死んではいないだろうけど、それでも無事ではない。それにハイレインはこうなる事も予測しており、ヒュースをこちらの世界に残している。絶対に何か仕掛けてくるでしょうね。一つの局面が終わっただけで、戦いそのものはまだまだ終わらない。勝利するには、敵の本国に乗り込むしかない? 新展開が楽しみです。

三ツ首コンドル ★★
 魔女の血に目覚めたスーは、全ての魔女の宝の能力を最大限に引き出せる。ハヴァが気の毒になるくらいの強さですねえ。「短い間でも…」というスーの台詞は、連載が続けば変わっていたんだろうなあ……と少ししんみり。
 終盤でまさかの主役交代、ヒロインがラスボスを倒すという展開には驚かされました。伏線もちゃんと回収しているし、あとは死んだマシマロを生き返らせるだけですね。次で最終回になりそうだけど、この分ならいい終わり方になりそう。期待しています。

ヨアケモノ ★★★
 五重塔攻略は一階ずつ攻めていくのではなく、各階に仲間を残して先に進む展開にしましたか。分かってはいたけど、終わりが近いんだなあと思わせる展開に涙。
 近藤勇が赤穂浪士に憧れていたというのは史実と一緒ですが、ダンダラ模様の羽織にしたのは近藤ではなく芹沢鴨だという説が有力です。そういえばこの漫画には出てませんね。既に死んでいるから仕方ないんだけど、この漫画が長期連載になっていたら復活して新選組と戦うなんて展開になったのかも。残念極まりないです。
 塔内で待ち構えている敵は、歴史に名を残す志士達ばかり。人斬り半次郎と河上彦斎が同じ場所で戦うなんて、ドリームすぎるにも程がある。早すぎる退場をした吉田稔麿も再登場したし(獣の姿になってるけど)、なかなか盛り上げてくれます。
 ペストをばら撒いて「この国の洗濯をする」と宣言する龍馬。普通なら新時代の幕開けを感じさせるいい台詞ですが、悪役側が言うと怖く思えます。ここまで堂々としたテロ宣言も他に無いよなあ。次号で「三ツ首コンドル」が終わりそうだから、こっちはもう1話余裕があるかな? 打ち切り作品とは思えないくらいの最高のクライマックスを見せてください。

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