Quantcast
Channel: 決闘王F.Kのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

10月27日のアニメ感想

$
0
0

弱虫ペダル GRANDE ROAD
 激走の果てに2日目を制したのは、福富率いる箱根学園でした。金城も頑張ったし、福富と力の差は無かった。福富が勝っていたものがあるとすれば、拭い切れない過去の悪夢と償いの気持ち、それ故の勝利への執念でしょうか。あの時、引っ張られた金城も地獄を見たけど、引っ張った福富も辛い時間を過ごしてきた。健闘を讃え合う2人の姿はとても美しかったです。
 感動的な場面を見せた後は、ロードレースの非情な面を見せる。この作品は落差が激しいなあ。トップの選手がゴールしてからきっちり40分、それまでにゴール出来なかった選手は容赦なく切り捨てられる。ゴール目前で締め切られた選手は本当に悔しいだろうなあ……。彼らの屍の上に坂道達はいる。その重さを実感して覚悟しなければ、壮絶なものとなる最終日のレースは勝てない。疲れ切っているのに坂道達に助言する巻島は、本当にいい先輩です。
 1年生を導く3年生達も、当然ですが未熟な時があった。チームとしての形さえまだ出来ていなかった頃から金城は色々考えていた。それぞれの体や運動機能に合ったトレーニングとか、レースでのフォーメーションとか積み重ねて、三人は強くなっていった。ここまで長い道を走ってきた分、感慨深くなるのは当然。決戦を前に静かに燃えている男達の姿は、男が見ても惚れぼれします。
 2日目を制した箱学も気合十分。ここまであまり目立っていない真波ですが、3日目は彼の最も得意とする山岳ステージが大半を占める難コース。坂道との勝負もあるし、ここで出なければ嘘ですよね。盛り上がる一方、京伏には激震が走る。意外と打たれ弱かった御堂筋、エースの座を降りると言いますが、3日目は彼の物語でもあります。御堂筋のファンになった方、彼の見せ場はこれからなのでお楽しみに。

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アニメブログ 今日見たアニメへ
にほんブログ村


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

Trending Articles