ガンダムビルドファイターズトライ
自分のガンプラについて悩むフミナ。超接近戦仕様のビルドバーニングと、狙撃手として活躍しているライジングガンダムに対して、彼女のパワードジムカーディガンはその特性を発揮しているとは言い難い。個では優秀な性能でもチームで戦うとなると、役割分担がきっちり出来る機体の方がいい。ガンプラ自体の性能が万能でも、それを操るファイターが未熟では性能を引き出せずにやられるでしょうし。
フミナは自分に合ったガンプラを探しに、セカイはガンプラについてもっと良く知る為にGミューズというガンプラの聖地にやって来ました。ミューズと言っても某スクールアイドルとは関係ありません（笑。この場合はミュージアム(博物館)の略称です）。実物大のガンダムはお台場で何度も見ていますが、何度見ても大迫力で人だかりが出来ています。ガンダムファンなら絶対に一度は見るべし。
セカイとフミナの初デート、と聞いて黙っていられないミライお姉ちゃんがこっそり後を付けていました。お約束とはいえ、不審者として通報されそうな格好だなあ。大丈夫ですよお姉さん、この2人に限って色気のある雰囲気にはなりませんよ。少なくとも現時点では。このデート騒動で一番得したのは、間違いなくユウマですね。棚から牡丹餅、ご馳走様でした。
初めてガンプラを作ったセカイの前に現れた新たなライバル、ガンプラ心形流の期待のホープと噂されるサカイ・ミナト。ビルダーとしてもユウマと互角かそれ以上、そしてファイターとしても一流で、慣れないSDモデルを使っていたとはいえセカイに初黒星を付けました。しかし口はあまり良くない。ユウマの代役という事で機嫌が悪かったんだろうけど、セカイを完全に見下していますね。マオの教育がなってないなあ。本戦でセカイの実力を見直して、認める展開になる事を希望。
しかし今回はストーリーよりもガンプラ、SDガンダムの大暴れに注目すべし。ああ、まさか2014年にもなって武者號斗丸と荒鬼頑駄無の勇姿をTVアニメで見られるとは。しかも素晴らしい出来の作画とアクションで。荒鬼が一瞬だけ四代目頑駄無大将軍になっているなど、細かい所まで気を配ってくれて最高すぎる。この2体のプラモは本当にいい出来で、ストーリーも素晴らしいんですよ。スタッフの愛情が存分に詰まっていますねえ。このスタッフなら、いずれ超機動大将軍とかキングガンダムII世と円卓の騎士団とか出してくれそう。いやむしろ出してください、お願いします。
棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
島には辿り着いたものの、チャイカはフレドリカと離れ離れになってしまい、敵に捕まってしまった。この島はガズ皇帝の部下の生き残りが潜む研究施設でしたか。かつてガズ皇帝の側にいた男イズマッシュが亜人達を従えていますが、亜人達を道具のようにしか思っていない。わざわざ聞こえるような失言をして反逆フラグを建てるとは、律儀というか（笑）。
基地内に潜入したトールによってチャイカは助けられました。そして島の奥深くに囚われていたクラーケンが語る。クラーケンって獰猛なイメージか強いので、人の言葉を話すクラーケンとは新鮮ですね。人間が使う魔法はクラーケンのような棄獣（フェイラ）が使っていたものを真似たそうで、単なるモンスターではなく神に近い存在と言ってもいい。そんな凄い存在でさえ畏れるガズ皇帝の凄さが分かります。
イズマッシュの口から明かされた「チャイカ」の真実。やはりチャイカは作られた存在でしたか。しかし皇帝のクローンとか人造生物だと予想していたのですが、戦災孤児の容姿と記憶を変えて作った人間だったとは、完全な人工物よりもエグいかも。父を思う心も、皇帝の娘だというチャイカ達の存在証明も全て偽りだった。なるほど、蒼のチャイカことレイラが自分に絶望したのも当然でしょう。自分の人生の全てを否定されたようなものなのだから。
絶望の淵に立つチャイカですが、彼女の人生はまだ終わっていない。紅のチャイカと力を合わせて島を脱出する展開になりそうですが、チャイカの到来に合わせて目覚めた娘は何者なんだろう? イズマッシュの口振りからすると、少女とチャイカには深い繋がりがあるようですが、ひょっとして本物の「チャイカ・ガズ」? 複数あったらしい航天要塞など、きな臭い感じがプンプンします。クライマックスは案外近い?
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10月29日のアニメ感想
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