仮面ライダードライブ
ブレンから猛毒を注入されたドライブでしたが、新たなシフトカー・マッドドクターに治してもらいました。今後も毒などにやられたらこのシフトカーに治してもらえばいいんですね。気絶するぐらい痛いそうだけど。「死ぬほど痛いぞ」byヒイロ・ユイ。
液体爆薬を輸送していたフォントアール社。人の良さそうな社長は本物の悪党で、特状課に好意的だった桐原も裏で社長と繋がっていた。公安の人間と犯罪者が遠い親戚だったというのは、ちょっとご都合主義かな。刑事の身元や親戚関係は警察に入る前に徹底的に調べられると思うんですが、そうでもないのかな? 社長が悪事を始めたのは桐原が公安に入った後だと考えてみます。
人間の悪意を見せ付けられた進ノ介。信じていた人や、仲間だったりんなにも裏切られて落ち込みますが、前回助けたトラックの運転手が自分を助けてくれた事でギアを入れました。正義ではなく市民を守る、という結論は実に刑事らしい。確かに世の中には悪人が多いけど、普通に正しく生きている人間の方が遥かに多い。そして正しく生きている人達を守るのが刑事の勤め。警察の仕事に終わりは無いけど、人間がいる限り決して無くなりはしない大切な仕事なのです。
テンションアップした進ノ介は新たな力を手に入れる。タイプワイルド、堂々の登場です。文字どおりスピード重視だったタイプスピードとは正反対のパワー重視で、魔進チェイサーをも圧倒します。4WD車にドリルをくっつけたスタイルは、まさに男の夢（笑）。巨大化したコブラ型ロイミュードとワイルドに変形したトライドロンのCGバトルも見応えありました。龍騎のベノスネーカーを思い出して懐かしくなった人、あなたも結構なお年です。
裏切ったかと思われたりんなは桐原を探る為に近づいただけで、ベルトさんの影の協力者である事も明かされました。やっぱりそうだったんですね。両手に花状態の進ノ介は羨ましいけど、霧子もりんなも男に大人しく従うようなタイプじゃない。苦労が2倍になりそうで、進ノ介は本音ではバックしたいのかも(変な意味ではありません)。それでも頑張れ主人公。タイプワイルドのデザインは渋くてカッコいいぞ。
グリザイアの果実
今回はメイド服がよく似合う幸がヒロイン。クラス委員長も務める真面目ないい子ですが、真面目すぎて冗談を真に受けてとんでもない事をする危うさを持っています。由美子が語った「テストを無くす為に学校に火を点けた子」は間違いなく幸の事ですね。みちるみたいな冗談を言われたんだろうなあ。このままだったら、つまらない理由で人を殺していたかも。真面目な人こそが一番危ないのだというスタッフのメッセージを感じます。
テストを無くしてほしいというみちるの冗談に対して、幸は本気で考えてしまいました。そして出した結論は学校の爆破。ちょっ、前回の雄二達の頑張りを台無しにするつもりですか。素人作りだったとはいえ、あんなにたくさんの時限爆弾を作るとは。この学園の女の子達は、みんな何気に能力高いな。みちるは本当に馬鹿だったけど(こらこら)。
爆弾は雄二が細工しており、事無きを得ました。そして雄二と幸は幼なじみだった事、幸の両親に起きた悲劇が明かされました。えーと、ごめんなさい、両親の事故のシーンは思わず笑ってしまいました。だってあまりにも急すぎるんだもん。幸が受けた衝撃を伝えたかったんだろうけど、展開が早すぎてギャグになっていました。悲劇と喜劇は紙一重、物語での取り扱いには気を付けましょう。
事故の演出はともかく、事故が起きたのは幸がワガママを言ったせいじゃない。少なくとも両親は幸のせいだなんて思ってはいない筈です。だってあんなにも娘の事を愛していたのだから。死んだ父親の気持ちは分かりませんが、母親はいつか目覚めるでしょう。その時は幸の事を許して、そして愛してほしい。その時こそ幸は普通の女の子に戻れる筈です。
お風呂で上せたり、おしっこを漏らしたりと大変な目にあった幸でしたが、最後は雄二に抱きしめてもらってハッピーエンド。って、由美子に続いてまた1話で個別ルート終了ですか? 1クールしかないからとはいえ、展開が早いなあ。と思ったら、次回からの薪菜編は前後編、もしくはそれ以上の話数を使うみたい。この差はヒロイン達の人気の差なんでしょうか? だとしたら不憫な……。せめていい話に仕上げてください。
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11月16日のアニメ感想
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