2015年度のジャンプはこの号からスタート。今年は背表紙ネタは無いみたいですね。と思っていたら何か仕掛けてくるのがジャンプなので、油断はしませんが(お前は何と戦っているんだ)。
本日よりジャンプ+で「ニセコイ」の番外編が連載スタート。読んでみましたが、普通に面白い漫画でした。女の子キャラが可愛く描けているところは、ちゃんと分かっているなあ。しかしこういう番外編ものって、サブヒロインが魔法少女になるパターンが多いなあ。あの「なのは」も最初はサブヒロインだったって知っている人はどれぐらいいるんだろう?
学級法廷 ★★★
今作が初連載となる榎伸晃先生を原作に、週刊連載とは思えないレベルの素晴らしい絵を描く小畑健先生を作画担当にした新連載第3弾は、今期の新連載陣の中では最も注目されていた作品です。いい意味でも悪い意味でも、ですが。
連載前から「これ、あのゲームをネタにした作品じゃね?」と言われていましたが、漫画は作品を読むまで分からないもの。で、読んでみた感想は……うん、確かにあの2つのゲームをネタにしてるわ(笑)。
もうゲーム名を上げちゃいますが、作者や編集部もこの漫画が「ダンガンロンパ」と「逆転裁判」のパクリだと言われるのは承知しているのでしょう。つーかむしろ開き直ってパクっている。主人公の趣味が論破で、決め台詞が「異議あり!」だもんなあ。さすがの私でも弁護できません。
とはいえ、この漫画ならではの独自性も盛り込まれています。この漫画で起きる事件はあくまで学校レベルのものみたいで、本格的な殺人などは起こらない様子。連載が進めばどうなるかは分かりませんが。
連載第1話から2話との前後編にするとは強気な構成ですが、果たしてどうなるのか。単なるパクリ作品で終わってしまえば、ジャンプの歴史の汚点になるでしょう。どうせならパクリ元よりも面白い作品になって、ジャンプの新たな顔になってくれるくらいの大ヒット作になってください(ゲームのファンからは怒られそうだけど)。
僕のヒーローアカデミア ★★★
弔を呼ばれていた謎の黒幕、顔は見えませんが口調からするとかなりの年配者ですね。実は若いのかもしれませんが。「我々は自由に動けない」そうですが、これは社会的に立場のある人物という事かな? 弔の実力は今回の事件では表れなかったので、再登場した時は存分に暴れてくれる事を期待します。
生徒は全員無事でしたが、相澤は重傷ですか……と思ったら、すぐに復帰して笑った。いや、相当に無理をしているんだろうけど。彼が告げた新たな戦いの始まり、それは体育祭。学校っぽいイベントが来ましたが、ヒーロー学校の体育祭が普通である筈が無い。とんでもなくハードな競技のオンパレードなんだろうなあ。貴重な実戦経験を積んだ1-Aの奮闘に期待。
ONE PIECE ★★★
ドフラミンゴに猛攻を仕掛けたローですが、左腕を切り落とされてしまいました。やはり無傷で勝てる程、簡単な相手じゃない。しかしこれくらいならオペオペの実の能力で治せるかな? 体力を使うという制限があるとはいえ、本当にチートな能力だわ。
影ドフィを片付けたルフィでしたが、その前に友達だと認めたベラミーが立ちはだかる。憧れていた男に利用され、裏切られた挙句、自分を認めてくれた相手と戦わなければならない。ベラミーも辛いだろうなあ。でも、彼が言うとおりマヌケにはマヌケなりの意地があるし、ここでドフラミンゴを見限ってルフィの味方になるのはベラミーらしくないとも思える。ルフィ、男の意地を受け止めてやれ……。
E-Robot ★★
センターカラー&大増25ページ。
服のボタン飛ばしとか、裸エプロンとか、規制が厳しい少年誌で出来る限りのお色気サービスをしようとするそのチャレンジ精神は評価します。でも、やっぱり絵に色気が感じられないんですよねえ……。こういうお色気系のラブコメでは「ToLOVEる」という偉大過ぎる作品があるから、後発の作品はなかなか辛いものがある。最低でも矢吹先生クラスの画力を持った人に描かせないと、ヒットさせるのは無理かと。
絵の問題は大きいけど、キャラクターの性格設定は成功していると思います。ヒカリちゃんへの愛を貫く主人公ユウキと、そんなユウキに一生懸命に尽くすアイには好感が持てます。第2のヒロインになるであろうヒカリちゃんがイマイチ目立っていないのが気掛かりですが、いずれ彼女の話もするでしょう。その時までに絵に色気が感じられるようになっているといいのですが。
ハイキュー!! ★★★★
あんな失敗をした後では、普通なら落ち込んでしばらくは立ち直れないでしょう。しかし山口は勇気を持って前に出た。自分から試合に出してほしいと言い、監督にその意志を示してみせた。この時点で彼の再挑戦は成功したと言えます。この試合でもミスをしたとしても、もう山口は挫けたりしないでしょう。スポーツ選手に何よりも必要な、心の強さというやつを身に付けたのだから。
そしてその強い心が最高の結果を生み出した。経験を積んだ青城の選手でさえ「外れる」と思ったサーブは、ラインギリギリで入りました。もちろん偶然ではなく、5ヶ月間のサーブ練習の成果です。このサーブによる得点は大きいですよ。例えこのセットを落としたとしても、烏野は強力な武器を手に入れました。いやいや、まだ諦めるのは早過ぎるな。監督が期待するように、ここから反撃開始と行きましょう。
暗殺教室 ★★★★
どんぐり麺は大好評で、他所の世界から凄い人達まで来てたけど(笑)、材料が無くなったので2日目途中で店仕舞いしました。当然A組には負けてしまいましたが、このイベントを通じて生徒達はまた多くの事を学んだ。いや、生徒だけではなく渚の母も学び、まともな母親になってくれました。殺せんせーから始まったE組を繋ぐ人々の縁は、大きく広がっています。
E組の実力については誰もが認めるものになっており、浅野会長もE組をライバルと認めた。しかしそんな甘い考えは理事長は認めないし、絶対に許さない。息子をリーダーとして認めていた4人をたった3分で憎しみの塊に変えてしまうとは、教育というより洗脳ですよ。やっぱりこいつがこの漫画で一番優秀で、そして怖いキャラです。
縁を大事にする殺せんせーと、縁を超える強さを信奉する理事長。期末テストは2人の、いやE組とA組の最終決戦の場になりそうですね。前回のテストでは余裕を見せようとして大失敗したカルマ、今度はきっちり殺ってもらいましょう。
火ノ丸相撲 ★★★
最高の初手を放ち、草介を怯ませた佑真。もし佑真がもっと経験を積み、一人前の力士として実力を付けていれば、ここから一気に畳み掛けられたでしょうね。それを草介も分かっているから、試合後に険しい表情をしたのでしょう。結局敗れはしましたが、佑真はまだまだ初心者。この敗北はきっと彼の成長の糧になる筈です。佑真の子分が言ったとおり、あれだけの力の差があっても「くやしい」と思える佑真の闘志は素晴らしいと思います。
佑真には不意打ちを食らったものの、結果だけ見れば盤石の横綱相撲で勝ち進んできた草介。対する火ノ丸も気合十分。組み合わせはまだ分かりませんが、観客が口にした通り、この2人の戦いこそが真の決勝戦になるでしょうね。出来れば本当に決勝で当たってほしいけど、相撲の神様は時に気まぐれだからなあ。いきなり対戦する事も考えられるけど、それはそれで盛り上がるか。次回の抽選結果が楽しみ。
食戟のソーマ ★★★
熟成させた創真のサンマの秘密は、黒木場も葉山も気付かなかったか。葉山が気付かなかったという事は、匂いはそんなに強烈なものではないみたいですね。一体何に漬け込んだのやら。すっかりゲテモノ使いキャラが定着している創真(苦笑)、そろそろ汚名返上しましょう。
決勝戦は選手だけでなく審査員もトップクラス。今回は研究部門のトップヲ務めるアリスの母親が加わりました。日本語が辿々しいところは人妻とは思えないくらい可愛いけど、審査は厳正かつ辛辣なものになりそう。そのギャップがまた楽しみ。
月天の間の天井が開き、月の動きと共に長かった選抜を締めくくる戦いが始まる。なかなか中二心をくすぐる演出ですね。創真も年相応に興奮してるし。さあ、これで決戦の舞台は整いました。あとはそれぞれ最高の料理をするのみ。3人の奮闘と創真の逆襲に期待するしかない!
卓上のアゲハ ★★
大増23ページ。
アゲハと同じく卓球黄金時代を築いた選手を師とするライバル選手が早くも登場。12人もライバルがいるから、出すのが早いですね。人数が多すぎて全員出す前に連載が打ち切られそうな気もするけど……。
新キャラはアゲハと同じ高校にいました。灯台下暗しだなあ。ライバルが同じ部の仲間候補だというのは盲点でした。そうか、敵ではなく味方キャラになるなら12人という多い人数も無駄にならないかな。あと2、3人ぐらい加わるかも。
今後の展開の鍵を握る新キャラの名は、塔堂武虎。全身日焼けしてたくさんの女性を侍らせている、男としては殺意を抱くしかないタイプのキャラです。ライバルとしてならともかく、仲間にするならこういう性格は難ありだと思うけど、実はリリカに心底から惚れているのならセーフかな? 卓球の実力は申し分ないし。
しかしストーリーそのものは、盛り上がっているようでそうでもないような感じなんだよなあ。つまらなくはないけど、あまり面白くない。主人公のアゲハが鼻血ばかり出して、カッコいいと思わせるシーンが少ないんだよなあ。武虎との試合の内容次第では、少し危ないかも。
BLEACH ★★★
インパクトのある扉絵でのセンターカラー。兵主部のどアップなんて誰が喜ぶんだよ。でも、久保先生のこういうセンスは割と好きです。
力の半分を殺がれても、ユーハバッハは余裕の表情。そりゃあそうですよねえ。彼の力は元々自分の力じゃないんだから。力を奪われても再び自分に力を与える事が出来るのでは、力を奪っても意味が無い。チートなんてレベルじゃないぞ、こいつは。
いよいよ本気を出して戦う両雄。触れるだけで体を侵食するユーハバッハの外殻静血装を、文字通り強引に打ち消した兵主部。この零番隊最強の男が斬魄刀の名を呼ぶ。筆から刃に変わった一文字、その能力は如何なるものか。戦いの結果は予想がつくけど、それでも盛り上げてくれる。色々言われているけど、久保先生のこういう才能は評価すべきだと思います。
トリコ ★★★★
猿王バンビーナの捕獲レベルを測定。ヘラクレスのレベルは測らなかったので、この数字が八王クラスの基準になる訳ですが、レベル6000ですか。いや今までで一番高い数字ではあるんだけど、4ケタの捕獲レベルはもう見ているのでインパクトには欠けますね。昔の漫画だけど、「ドラゴンボール」のフリーザの「私の戦闘力は530000です」のインパクトは凄かった。
サニーが瞬きをした僅か0.1秒の間に全ては終わっていた。ゼブラが、トリコが、ココが粉々に……。バンビーナとの実力を考えるとこうなるのは当たり前なのかもしれませんが、それでも信じられません。それにあの3人が殺されて、一番油断していたとも言えるサニーが無事なのも不思議です。カカの姿も見えないし、これは本当に現実なのでしょうか? 次回で真相は分かるだろうけど、その内容によっては話は意外な方向に動くかも。
銀魂 ★★★★★
怒りと憎しみのままに刃を振るっているように見えた高杉。だが彼が憎んでいるのは幕府でも、自分の左目を奪った朧でも、尊敬していた師を殺した銀時でもなく、何も出来なかった自分自身だった。そして怒りや憎しみよりも強い思いが、銀時に大切な人を殺させた罪の意識が高杉を動かしていた。何ともやり切れない話です。師の仇だと、誰かを憎む事さえ高杉には出来なかったのだから。
しかし辛い思いを抱いてきたのは銀時も同じ。もし同じ立場にいれば高杉も自分と同じ事をしたと信じている。今も昔も、松陽の最後の願いと高杉への友情が銀時を支えている。だから銀時は決して倒れない。それが師匠と仲間の魂を守る事であり、銀時自身の願いだから。これぞ侍の友情と言うべきか。悲しいけれど熱い話です。
高杉の魂は、まだ昔のままだった。しかし涙ぐむ彼の体を冷酷な刃が貫く。この錫杖は3人の運命を変えたあの男のものでしょうか? だとしたら何という因縁。今回の話のラスボスは高杉ではなく、あの男なんだろうか。死亡フラグが立った高杉、人気の高いキャラですがもうすぐサヨナラかも。冬コミでは高杉追悼本(緊急)が溢れそうだ。
磯部磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
1話目は磯兵衛、カッパと出会う。江戸時代では妖怪は今より身近な存在だったけど、磯兵衛みたいな否定派も多かったでしょうね。カッパは陽気なイメージと、人から尻子玉を奪う怖いイメージが共存している面白い妖怪です。今回のカッパは不気味だけど根は良い奴みたいで、私のカッパのイメージにはピッタリ合っています。なお西遊記の沙悟浄はカッパではないので、間違えないようにご注意を。
2話目は孫娘の体に住まう北斎が日本の歴史を動かしました。北斎なら本当にアニメを手作りしそうなのが怖い。それだけの才能は持っていますからね。アニメに限らずエロ目的で作った作品が感動的な大作になるのは、意外とよくある話だったりします。「Kanon」は名作だった……。
ワールドトリガー ★★★★
記者会見の場に現れた修。ニュースのネタを求める連中には何を言っても叩かれるだけだし、そうだと分かっていても修は言わずにはおられなかった。自分の行いが原因なのは分かっているし、それでもあの時の自分の行為は間違っていなかったと信じているから。そして自分のミスを償おうとする強い意志を持っている。修、心の強さならジャンプ漫画のキャラの中でもトップレベルですね。若く見えるお母さんの教育の成果でしょうか。
修の決意表明から、近界民世界への遠征が公表されました。このハプニングを利用してボーダーへの追求を上手く躱した城戸司令、なかなかの老獪さです。遠征に行く為には最低でもA級に上がらねばならず、修の試練はまだまだ続く。しかし彼も遊真もこの試練をクリアするでしょう。むしろ遠征に参加してからが本番です。本当の戦いに行く為に、まずは目の前の山を制覇しましょう。
斉木楠雄のΨ難 ★★★
斉木の両親の出会いが僅かに変わっただけで、バタフライ効果によって世界は崩壊してしまった。これでは迂闊に過去には行けませんね。今後タイムスリップネタを多用しない為の伏線なのかな。
歴史が変わっても鳥束は変わらなかった。外見はかなり変わったけど、中身は以前のままです。こんな世紀末救世主伝説が広がっていそうな世界でもマイペースを保つとは大したものです。モヒカンは全く似合ってないし、人気は上がらないだろうけど。
世界を滅ぼした原因は自分の兄で、自分はこの世界では死んでいた。さすがの斉木もこの展開には動揺しています。本当に傍迷惑な兄だけど、弟を生き返らせようと思って作ったタイムマシンが原因だからあまり責められないか。おかげで問題も解決したし。教訓、親の惚気話は一度ぐらいはちゃんと聞いておこう。
ニセコイ ★★★
うーん、やっぱり慣れ親しんでいるキャラがメインになると、話の完成度が跳ね上がるな。羽先生はもっと早く登場していれば……。
閑話休題。今回のヒロインは鶫。この作品で私が一番気に入っているキャラなのですが、今回もその魅力を爆発させてくれました。料理も家事も卒なくこなせるとは、主婦スキルが高いなあ。よし、私の所に嫁に来い、いや来てください(おいこら)。
「鶫」という名は千棘が付けたものだった。姉妹のように育った間柄な上、名付け親みたいな存在でもあるのか。そりゃあ鶫が千棘を命懸けで守っているのも当然だわ。そんな彼女に「一緒に千棘を守ってもいい」と認めさせた一条も大したものです。
正確には「認めさせた」のではなく鶫に自分を「惚れさせた」んだけど、男として認められた事に変わりはない。意外と美味しいらしい親子丼ラーメンを引っ提げて、鶫の将来は千棘のボディガード兼一条の愛人か? うん、本人が幸せならそういうルートもありかと。
えっ、お気に入りの女の子キャラなのに、男とくっついてもいいのかって? いいですよ。私が願っているのは彼女の幸せのみ。彼女が幸せになるのなら、どんな男とくっついても祝福します。そして心の中でちょっとだけ泣いた後、新しい嫁を探すのです(こらこらこら)。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
ナイトサバイバルゲームですか。やる方は楽しいだろうけど、近所でやられた住人は大迷惑ですね。だから今では出来ないんだろうけど、こっそりやってる馬鹿はいるかも。「誰にも迷惑をかけていないからいいだろ」という理屈は、人が多い大都会では通じません。いつどこで誰が道を通るか分からないのだから。
でも決められた場所でルールに従ってやるのならOK。夜の戦いはスコープの性能と闇夜のアクシデントにも動じない冷静さが勝敗を決める。虫や蛇などには全く動じない両さんの独壇場ですね。白い線と黒い背景で描かれた闇夜のシーンは、なかなか面白い表現でした。
サバゲー愛好家としては凄腕の両さんですが、プロの軍人相手では分が悪い。スコープみたいな補助系の装備品は同じ物を使うくらいのハンデが必要です。しかし麗子のお色気を使った作戦で勝利。麗子、こんな作戦をよく引き受けたなあ。ラジコン修理の貸しがあるからだけど、何だかんだ言っても両さんの事を信頼しているという事で。
ジュウドウズ ★★★
あちゃー、前期の新連載陣が揃ってここまで落ちましたか……。他の2作はともかく、この漫画は生き残れると思ってたんだけど。
逃れる術は無いと言われた華の裸絞めを、足の力のみで逃れた斗賀。こいつ足の関節まで弄っているんじゃないだろうか? そして遂に斗賀が手を使う。手で相手の重心を崩した上で、受け身の取れない鋭すぎる足技を使う。なるほど、この技なら並大抵の奴になら勝てたでしょう。我治があっさり負けたのも当然の強さです。
しかし最強の兄を間近で見続けてきた華の強さは、並のレベルじゃない。足には足を、いや足の指を使って斗賀を投げ飛ばし、脳天を地面に叩きつける! 脚の力そのものは華が斗賀を上回っていましたか。上には上がいる、という訳で華が快勝しました。男らしい豪快な決着は良かった。これで人気が上がればいいんだけど……。
ハイファイクラスタ ★
海外から密輸されるHi-Fiを探して、車がひしめく港にやって来た六攻特課。こういう地味な捜査では、ぺーたの能力が役に立ちますね。一番捜査官向きの能力なのに一番地味というのはお気の毒としか言えませんが。
密輸されたHi-Fiには既に適合者がおり、彼らと一緒に入国してきました。車を運転している男が景観モグラの一味で、寝ている子供は無理やり連れて来られたみたいですね。一体どこから連れて来られたのか、そしてどんな能力を持っているのか。敵にはならないだろうけど、運転手に利用されて厄介な事態を引き起こしそう。
さらわれた女の子を救出する話になりそうなのに、どうも盛り上がりに欠けるなあ。燃えるシチュエーションとはいえ使い古されたパターンだからなのか、ここまでの話がつまらなかったので期待していないからなのか。いい意味で私の予想を越えてほしいけど、無理かなあ。
Sporting Salt ★
相変わらず変な構図で見難いし、絵はまだまだ書き込みが足りないし、ストーリーは全然面白くない。感想を書くのが辛い作品なんだけど、全ての連載作品の感想を書くというのが私の決めたルールなので書きます。ええ、書いてやりますとも。
とはいえ感想に書く程の内容は無いんですよねえ。野生児だった太陽がその運動能力を存分に発揮して勝利した、ただそれだけの話。当初はバスケのルールを知らない為に苦戦していたけど、あっさり勝ちました。塩谷のアドバイスは大して役に立っていないし、今回の話だけ見ると主役って太陽だっけ?と勘違いするくらい目立っていません。それでいいのか主人公。
私は太陽が心が折れるくらいの敗北を経験して凹んでしまい、それを塩谷が立ち直らせるという話にした方が分かりやすかったと思うのですが、太陽はその問題行動を全く改める事なく終わってしまった。だから塩谷の影が薄くなってしまい、話も印象に残らない。せめて塩谷のアドバイス時に、もっと大きなコマを使って印象に残させるぐらいの工夫をしてください。久保田先生、打ち切りが決まってやる気を無くしているのかも。
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