仮面ライダードライブ
ドライブの第3形態タイプテクニックの登場話。消防車やローラー車など特殊車両のシフトカーの力を引き出せるテクニックですが、変身するにはタイプワイルドとは逆にクールさが必要との事。おいおい、進ノ介とは最も縁遠い感情じゃないですか。これは変身するまで時間が掛かりそうだなあと思ったけど、いい意味で裏切られました。一方でクールさを意識するあまり、クールに成り切れない進ノ介には笑いました。そういうものですよねー。
町の各所で一斉に不審火が起きるという怪事件が発生。電気を操るボルトロイミュードの仕業で、町の発明おじさんに扮していました。そしてボルトの正体を知った輝彦という少年が大変な目に合ってしまう。親切だった人が実は…という展開は王道だけど、現実に起きたら子供にとっては悪夢としか言えない展開ですよね。いや、大人にとってもだけど。「悪い奴は天使の顔して、心で爪を研いでるものさ」byギャバンのOPの2番。
奇怪な装置で町中の電気を集めていたボルトは、その装置に輝彦とくっつけて、助けようとする進ノ介と霧子を嘲笑う。卑劣極まりないボルトに進ノ介の怒りの感情はホットを通り越して、クールに燃え上がった。なるほど、こういう形で進ノ介をクールにさせましたか。先程も書いたけど、1話で変身させるとは思わなかった。映画の公開とクリスマス商戦が近いから、タイプテクニックの活躍を早く見せたかったのかな? この時期はスケジュールの調整も大変ですね。
デザインモチーフはダンプカーですが、パワフルな戦い方をしたワイルドとは逆にテクニックはクールかつテクニシャンな戦いをする。機械を分析しながら後ろにいる敵をドア銃で撃つところは、なかなかカッコ良かったです。しかしローリングラビティを使った戦い方はクールさ必要無いでしょ(笑)。テクニックも非力って訳じゃないけど、あんな重い分銅を振り回すのはワイルドの方が向いてますって。ベルトさん、ちょっと設定ミスったのでは?
1話で新形態に変身して、ボルトとその仲間も倒しました。輝彦君に友情のエンブレムを渡して一件落着、今回は1話完結なのかと思いきや、まだ事件は終わっていないそうです。ボルトの仲間がハートに届けた「ラブレター」とは何なのか。ナンバーまで消えたボルトですが、そこから復活するのか、それとも同じ形態に進化したロイミュードがいるのか。ベルトさんの過去も明かされる次回が楽しみですが、その前に映画の前売券を買っておかないと(まだ買ってなかったのかよ)。
グリザイアの果実
いよいよ最後のヒロイン、天音の物語がスタート。彼女の過去も重要なようで、雄二の姉の過去とも密接に関係しています。ああ、だから天音が最後のヒロインになったんですね。凄く納得。
雄二に一目惚れしたと言い、彼の奥さんみたいに振る舞う天音。実は口が軽かった(直接喋ってはいないけど)幸からの浮気疑惑メールも、大人の態度でやり過ごす。しかし雄二とのキスが初めてのキスだったり、雄二の彼女になった事が嬉しくて立てなくなるなど、純情な乙女さも併せ持っている。間違いなく後者が本当の天音で、普段はかなり無理をしていたんでしょうね。実は色事には全く慣れていない、ぶっちゃけ処女な女の子が無理して男に迫るというシチュエーションは割と好きです(笑)。
天音が語る雄二の姉、一姫との出会いと彼女と過ごした最後の日々。最近のゲームやアニメではバスの事故率が高いなあ。これって深夜バスの事故が問題になってた時期に作られた作品だったっけ? あれから大きなバスの事故は起きてないけど。
普通の女学生とは思えないくらい冷静な一姫。突然の事故で左腕の骨にヒビが入っても、彼女は極めてクールに対応しており、場の空気を読む強かさも見せている。さすが雄二の姉ですね。こういう状況では頼もしい存在ですが、部長とは嫌い合っている関係なのが残念。みんなで団結すれば良いんだけど、性格の問題だから無理だろうなあ。部長からは「こいつと仲良くなるくらいなら死んだ方がマシ」と思われてそう。
他人と距離を置いていた一姫でしたが、天音の事は初めての親友として受け入れました。この頃の天音は眼鏡っ娘でどちらかと言えば陰気な性格でしたが、一姫のやる事に反論せず、むしろ素直に認めてくれた。それが一姫には嬉しかったのかな?
崖からバスが落ちた割には意外と多く生き残ったけど、この事故での生還者は天音だけなんですよねえ。他の面々は、一姫はどうなったのか。これはちょっと覚悟しておいた方がいいかもしれませんね。TVアニメの規制ギリギリな展開になりそうで怖い。
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12月7日のアニメ感想
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