デンキ街の本屋さん
最終回。
1話目は酔っ払った先生ちゃんが海雄の家へ。「40秒だけ待ってて」と言って、本当に40秒で部屋を片付ける海雄スゲー。グッズの隠し場所は甘くてバレそうだったけど、この早さならドーラさんも納得ですね(笑)。頭撫で→膝枕→偶然押し倒すという18禁漫画ならそのままヤッちゃう展開だったのに、先生の胸ではなくお尻クッションを揉んだせいで台無しに。海雄、そのクッションは隠しておくべきだったな。同じ男として、あまりに哀れで不憫。
2話目はみんなでコスプレお花見。ソムリエに呼ばれたGメンさんと、海外から日帰りでつもりんも参加して、楽しいひと時になるかと思いきや、ソムリエと腐ガールは前回のキスのせいで気まずいったらありゃしない。しかしそれ以上に、酒豪な上に酒乱で強制的に飲ませるつもりんのせいで、花見は修羅場な飲み会に。つもりんをカントクが呼ばなかった理由が分かります。一番宴席に呼んじゃいないタイプだ。自分と同じようにみんなから一歩引いている海雄にアドバイスするカメ子。先生がいなかったら、この2人がくっついていたのかも。
ほのぼのとした雰囲気で2話目が終わり、ロングバージョンのED後に始まった3話目は本編初登場の店長による、うまのあなの酷い朝礼。店長はまともな人だと思ったら、むしろ今までで一番酷い人だった。この店、変態が多すぎる(笑)。まああの面々を雇っている人なんだから、普通の人である筈がないよな。こんな店に勤務したような、そうでもないような。某とらのあなもこんな感じなんだろうか?(さすがにそれはないかと)
総評。オタク系作品は大外れしないジャンルで安心して見られますが、この作品もそうでした。ギャグにラブコメ、ちょっとした社会風刺なども盛り込まれていて退屈しないアニメだったけど、カタギの人には見せられないなあ(笑)。いい意味で見る人を選ぶアニメでした。あと恋愛ネタですが、キスまでしたソムリエと腐ガールの関係ぐらいはきっちりやってほしかったけど、原作があるから進められなかったのかな。2期でやってくれると期待しましょう。
甘城ブリリアントパーク
残り3時間で、あと254人。少ないようで意外と多い人数を集めるべく、西也もいすずもモッフルも、いや全キャストがそれぞれの伝を頼って連絡しまくる。身内や友人はもちろん、ティラミーは浮気した女性とその旦那を呼ぶという荒業をやってのけました。ティラミー、お前、漢だぜ。恋愛面では最低だけど(笑)。
こういう大ピンチな時にこそ、今まで培ってきたものが問われる。いくら友達の頼み&タダとはいえ夜の6時過ぎに遊園地にまで来てくれる人なんて、そうはいません。そんな人達と絆を結んできたみんなのこれまでの努力は、決して無駄ではなかった。コミュ障気味の西也も、よく頑張りました。いすずも違う意味で頑張りましたね。あの幼稚園児達に救われるとは思わなかった。しばらくはいすずへのプロレス技かけ放題なサービスしますか?
ピザの配達人までカウントするという若干インチキっぽいやり方ではありましたが、ともあれ目標入場者数のノルマ達成! 売りに出していた土地の買い手も決まり、これでハッピーエンド…とはなりません。あの企画社員がラティファに呪いをかけた魔法使いだったとは。嫌味な役回りだったのも伏線だったんですね。おのれロリコンめ(偏見です)。
12時を回るとラティファの呪いが発動して、西也達と過ごした日々を忘れてしまう。そんなのは嫌だと初めて泣き顔を見せたラティファ。姫としてではない、普通の女の子の泣き顔でしたね。その思いに応えるかのように、咲き誇ったアニムスの樹が奇跡を起こす。何、魔法使いを倒していないのに呪いが解けるのってどうなの? こういう展開は読めていた? いいんだよ、この物語はハッピーエンドで。ラティファの泣き顔より、喜ぶ顔の方がいいでしょう? そういう事ですよ。脚本を書いた賀東先生も同じ思いなんじゃいかな。
ともあれラティファの記憶は失われず、西也も支配人を続ける事を決めて、甘城ブリリアントパークはいつも通りの日々を取り戻しました。いや、「いつも通り」と言っても昔に戻るのではなく、今度は遊園地としての魅力を高めて、お客さんを集めなければなりません。今後の展開が気になるところですが、次回の最終回は番外編っぽいですね。ちょっと過激なサービスシーンを期待してもいいのかな?
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12月18日のアニメ感想
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