12月22日のアニメ感想

弱虫ペダル GRANDE ROAD
　荒北の脱落を切っ掛けに始まった壮絶なスパート合戦。箱学も総北も持てる力の全てを出して、総合優勝を狙います。虎視眈々と機を伺っている御堂筋が不気味。今回は彼の出番はありませんでしたが……。
　チームワーク抜群の総北は、6人全員で走り続ける。たとえこの先誰一人脱落しなくても、この6人でレースを走るのは今日この時が最後。自分達を導いてくれた先輩達をゴールさせる為に3人でローテーションを組み、大馬鹿な走りをする1年生達。こんなに素晴らしい後輩がいるなんて、先輩冥利に尽きるでしょうね。
　しかし箱学は、総北とは正反対の走りをする。荒北の次は泉田が切り離されました。筋肉の限界をも越えた激走でチームを引っ張り、後を託した泉田。新開に憧れ、彼と一緒に走りたかった泉田にとって、ここでの脱落はむしろ本望。残った4人に優勝の夢を預けた彼も荒北と同じく立派な男でした。
　総北を1km以上突き放して、山に入る前に勝負を決める。その為に福富は、まるでロケットのように次々と仲間を切り離していく。非情なように見えますがロードレースとはそういうものであり、ここで友情を選べば判断ミスに繋がってしまう。箱学の走りからは、何としても総合優勝を取るという気迫が感じられます。
　ならば総北も動くしかない。坂道達は自分達を犠牲にして金城達を先に行かせようとしましたが、逆に3年生が前に立ちました。でも、これは決して間違った判断じゃない。田所はまだ回復し切っていないし、巻島は2日目で無理をしているし、金城も疲労が溜まっている。限界が近い自分達より、まだ余力がある坂道達を行かせた方がいい。自分を捨ててチームの勝利の為に走る、これもまた立派な作戦です。
　まあ作戦ミスの代償は、Cパートの食べ放題チャレンジで思い知らされましたからねえ。高校生に2万円以上の出費はキツい。太った人や体の大きな人がたくさん食べてくれるとは限らないのです。むしろ痩せている人の方がたくさん食べたりします。皆さんも友達と食べ放題に行く時は気を付けましょう。


にほんブログ村

にほんブログ村