新ウルトラマン列伝
ウルトラマンギンガS最終話「明日を懸けた戦い」を放映。長かったヒカルとギンガ、ショウとビクトリーの戦いも、遂に終わりです(まだ映画があるけど)。
マナがシェパードンのスパークドールズを取り戻してくれたけど、ビクトルギエルの力は絶大。しかもダークルギエルまで復活してしまい、ギンガとビクトリーも敗れました。しかしヒカル達は諦めない。千草と健太、メトロン星人も降星町から応援してくれます。最終回に相応しいオールキャストですね。これで盛り上がらない筈がありません。
キサラ達ビクトリアンも全員地上に来て、全ての人が手を取り合います。しかしルギエルも黙ってはいない。ルギエルのエージェントだった宇宙人達が襲って来ました。敵もオールキャストで、更に盛り上げてくれます。レギュラー陣のアクションシーンは見てて楽しかったです。女王様も強いな。
ビクトリアンから託された結晶の力で、ヒカルとショウは再び変身。ビクトルギエルとの最終決戦に挑みます。ギンガの影の存在であり、生命の時間を停止させてスパークドールズにする事が幸福だと考えるルギエルに対して、歩み続けて成長する事こそが永遠の生命の証だとマナは言う。生命無きアンドロイドであるマナの方が生命の本質を知っているとは、なかなか皮肉で面白い。彼女も立派な主人公でした。
ビクトルギエルの体内からマナがシステムを掌握し、ギンガとビクトリーのダブル光線によってビクトルギエルは倒されました。みんなで力を合わせて町を復興させ、ヒカルとショウの冒険はまだまだ続く。来年の初回はギンガSの総集編だし、映画もありますから商業的な意味でもギンガの物語は続くでしょうね(笑)。やはりTVシリーズで見るウルトラマンはいい。
暁のヨナ
岩山を繰り抜いて作られていた青龍の隠れ里に入ったヨナ達ですが、村人は「青龍など知らない」と惚けています。キジャが間違えているとは思えないので、村に留まる為に一芝居したヨナ。なかなか賢くなりましたね(笑)。
迷路になっている村の中を、青龍を探して歩きまわるヨナパーティー。ゲームっぽい探索シーンには不意を打たれましたよ。ファミコン風にアレンジしたOP曲もツボに嵌まりました。こんなに短いシーンの為にわざわざ作ったのか。スタッフの皆さん、ご苦労様です。
可愛いリスを追って、隠し通路に入ったヨナはみんなと逸れてしまいました。怪し気な男に襲われましたが、隠れていた青龍に助けられました。あの男は何者なんだろう? ヨナを姫だと知って狙った刺客ではないみたいですね。単に女を犯そうとしただけのクズ野郎なのか。だとしたら命知らず過ぎる。ハクやキジャが知ったら、この村滅ぼされるぞ。冗談抜きで。
この隠れ里には未婚の者は仮面で顔を隠すという、奇妙な風習があります。しかしそれは表向きの理由で、真の理由は青龍の眼の力を封じ込める為の風習でした。見ただけで相手の神経を麻痺させ、一人で多数の敵を殺す事が出来る眼は確かに恐るべき力。村人が恐れるのも分かります。
そう、大切に育てられたキジャとは違い、青龍は村人から恐れられていました。先代の青龍に厳しく育てられましたが、彼は青龍の力を呪いと呼び、死ぬ間際まで忌み嫌っていた。宮本充さんの名演によって先代青龍のアオの怒りと悲しみ、そして幼い青龍に力を託して逝かなければならない苦しみがよく伝わりました。いい人だったんだなあ。ヨナのような主と出会っていたら、幸せな人生を送れたのかもしれません。現代の青龍はアオの悲しみを受け継ぐのか、それとも……。
にほんブログ村
にほんブログ村
↧
12月23日のアニメ感想
↧