ウルトラマン列伝
予想以上に長く続いているこの番組、今回でちょうど放送100話。記念すべき100話目なのにゼロとかウルトラマン達のカッコいい総集編ではなく、悪役のベリアルを主役にする。この番組のスタッフはいい意味で分かっているなあ(笑)。
という訳でベリアル陛下とダークネスファイブ(今は4人だけど)をナビゲーターにして、放送100話と百体怪獣ベリュドラにちなみ怪獣を百体紹介。初っ端が電波怪獣ビーコンとは、マニアックなのを出して来ましたね。ビーコンの着ぐるみはわざわざこの為に作ったのかな?
ナックル星人とブラックキング、ババルウ星人などはまだ有名な方だから紹介されてもおかしくないけど、ウルトラマンネオスから合体恐竜キングダイナス、ザ☆ウルトラマンから雲怪獣レッドスモーギという珍しい怪獣を紹介したのには驚きました。どちらもベリアルも認める程のレア怪獣ですが、特にザ☆ウルトラマンなんて、まさかこの番組の映像が放映されるとは思いませんでした。黒歴史という訳じゃないけど、ほぼ忘れられた作品なので。
専用の枠まで用意して進めた総集編でしたが、ベリアル陛下の紹介がスローすぎて13体目で放送時間が無くなってしまいました。さすがのスライも放映時間だけはどうにも出来なかったか(笑)。150話、200話の時に続きをやるのかな? 先は長いぞ、頑張れ陛下。
断裁分離のクライムエッジ
正義を撃ったのはゴシップの長、ヴァイオレット・ウィッチー卿の配下でした。そして無様に、かつ残酷に殺される正義。死刑判決を下す事を楽しむようになり、警察からも疎まれていた彼は、いずれこうなる運命だったのでしょう。切に同情を求めず、誇り高く死のうとした正義。彼に悔いは無かったのでしょうか? 取り敢えず合掌。
かつて女王に疎まれた魔女の末裔であるヴァイオレット。髪の女王と殺害遺品を粛々と監視するのが彼女の役目らしいですが、呪いを作ったのは女王ではなく魔女だと切に言われた時や、飛びかかってきた祝を見てかなり驚いていましたね。二人は彼女の予想とは違う行動をしているのだろうか? 黒幕っぽいヴァイオレットですが、何もかも彼女の思い通りではないようです。ラスボスではないのかな?
正義の死を知って涙を流す小桜。正義の事が好きなのかと思っていましたが、小桜にとって正義は弟みたいな存在だったそうです。小桜が正義の代償であり、この二人は恋人でもなく姉弟でもない奇妙な関係だった。二人の心がもっと近づいていたら、違う結末になっていたのかな。
初めて「人の死」を見た切、さすがにショックを受けています。殺害遺品を使う事を喜んでいた正義、その点は切とよく似ていました。しかし切には祝がいる。最初に肌ではなく髪を舐める切は、さすがの変態っぷり。こんなにエロい愛の告白は、18禁作品以外では初めて見たかも。しかし唇ではなくおでこが限界なところが、切の切たる所以か(笑)。これで切は絶対に死ねなくなりましたね。祝と本当のキスをする日まで頑張れ、青少年。
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5月29日のアニメ感想
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