新ウルトラマン列伝
ウルトラ10勇士シリーズ、今回はコスモス。主役俳優が警察に捕まり(あのニュースには本当にビックリしました。冤罪だったけど)、コスモスもしばらくの間TV放映を休止していたのですが、休止されていた間の話はTV放映されませんでした。第50話として放映される筈だった今回の話「怪獣密輸!?」もその1つで、初めて見る人も多いのではないかと。こういう形で放映されるとは思わなかったけど、試みとしてはいいものだと思います。
密輸業者の山井によって日本に持ち込まれた2匹の珍獣。山井はトカゲだと思って密輸したのですが、それはトカゲではなく怪獣の子供でした。違法ペットの問題は今でも時々新聞を賑わしますね。いや、ずっと昔から人間は珍しい動物に心を惹かれ、金を惜しまない人は大勢いた。可愛い犬や猫は私も好きだけど、法を犯してまで飼うつもりは無いなあ。ルールを守って楽しいペット生活をしましょう。
山井は怪獣の成長を抑える為に成長抑止剤HK9を打ち込みましたが、それが唯一体質に合わない毒素だった為、怪獣の子供は密輸怪獣バデータになってしまいました。子供の頃はまだ可愛げがあったけど、バデータの姿は凶暴怪獣そのもの。しかしバデータは薬のせいで幻覚症状を起こしているだけで、むしろ被害者なんですよね。悪い人間によって振り回されてしまった、気の毒な怪獣です。作品柄とはいえコスモスはそういう怪獣が多い。それを好むか、ワンパターンだと嫌うかは人それぞれ。昔の私は後者でした。
暴れるバデータを止める為にコスモスが奮闘。腕を噛まれても爪で引っかかれても、コスモスは怯みません。エクリプスモードになって厳しく躾けます(笑)。慈愛の勇者と呼ばれるコスモスですが、戦う時は容赦しない。優しさと厳しさを兼ね備えた立派なウルトラマンです。
コスモスによってHK9の毒素を取り除かれたバデータは大人しくなり、無事に保護され一件落着。怪獣を保護する事は人間の勝手な都合なのではと悩んでいたフブキですが、保護と密輸は全く違う。保護は動物や怪獣の為を思っての行動ですからね。保護活動と言って金だけ巻き上げるクズ野郎もいるけど。本当に人間って……。
暁のヨナ
ハクを仲間にしようとしたジェハですが、勧誘のやり方が下手だったせいで逃げられてしまいました。「君が欲しい」なんて男から言われたら、男なら誰だって逃げるわ。諏訪部順一さんの声だから妙な色気があるし(笑)。
勧誘に失敗した上、四龍の宿命からは逃れられずヨナ達と出会ってしまったジェハ。キジャに対しては主に盲目的に従う彼を非難しましたが、ヨナに対しては本能的に平伏してしまう。血に刻まれた龍の力も、ここまで来ると呪いですね。ジェハが否定したくなるのも分かります。でもキジャもシンアも四龍だからヨナに従っている訳じゃないんですけどね。いや、キジャはちょっと怪しいか。里で蝶よ花よと育てられ、龍の宿命をすんなり受け入れているからなあ。今更な気もするけど、彼が自分の宿命について悩む話はあるのかな?
不細工に描かれた自分達の手配書を燃やすハクとジェハとか、ツボに尻を突っ込んでしまい動けなくなったジェハとかコメディシーンも多かったけだと、阿波の町を覆う空気はそれでも晴れないくらいに重く暗い。子供が殺されるシーンをアニメで見たのは久しぶりだ……。自分達が守っている町の住人を、しかも子供を殺すとは、もうこいつらは兵士じゃないですね。ヨナと一緒に怒りを感じました。
ジェハの面倒を見ている海賊の元へやって来たヨナ達は、自分達を戦力として売り込みます。しかしここでヨナは、自分に何も出来ない事に気付かされる。戦闘はハクとキジャとシンアが、その他の雑務はユンがやってくれますからね。弓の腕もまだ達人と言える程ではないし。しかし何も出来ないからといって黙ってはいられない。この行動力こそがヨナの最大の武器ですね。美少女にして立派なリーダー、ジェハにとっては理想じゃね? 少なくとも若さでは船長より上だぞ(お前、殺されるぞ……)。
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ウルトラ10勇士シリーズ、今回はコスモス。主役俳優が警察に捕まり(あのニュースには本当にビックリしました。冤罪だったけど)、コスモスもしばらくの間TV放映を休止していたのですが、休止されていた間の話はTV放映されませんでした。第50話として放映される筈だった今回の話「怪獣密輸!?」もその1つで、初めて見る人も多いのではないかと。こういう形で放映されるとは思わなかったけど、試みとしてはいいものだと思います。
密輸業者の山井によって日本に持ち込まれた2匹の珍獣。山井はトカゲだと思って密輸したのですが、それはトカゲではなく怪獣の子供でした。違法ペットの問題は今でも時々新聞を賑わしますね。いや、ずっと昔から人間は珍しい動物に心を惹かれ、金を惜しまない人は大勢いた。可愛い犬や猫は私も好きだけど、法を犯してまで飼うつもりは無いなあ。ルールを守って楽しいペット生活をしましょう。
山井は怪獣の成長を抑える為に成長抑止剤HK9を打ち込みましたが、それが唯一体質に合わない毒素だった為、怪獣の子供は密輸怪獣バデータになってしまいました。子供の頃はまだ可愛げがあったけど、バデータの姿は凶暴怪獣そのもの。しかしバデータは薬のせいで幻覚症状を起こしているだけで、むしろ被害者なんですよね。悪い人間によって振り回されてしまった、気の毒な怪獣です。作品柄とはいえコスモスはそういう怪獣が多い。それを好むか、ワンパターンだと嫌うかは人それぞれ。昔の私は後者でした。
暴れるバデータを止める為にコスモスが奮闘。腕を噛まれても爪で引っかかれても、コスモスは怯みません。エクリプスモードになって厳しく躾けます(笑)。慈愛の勇者と呼ばれるコスモスですが、戦う時は容赦しない。優しさと厳しさを兼ね備えた立派なウルトラマンです。
コスモスによってHK9の毒素を取り除かれたバデータは大人しくなり、無事に保護され一件落着。怪獣を保護する事は人間の勝手な都合なのではと悩んでいたフブキですが、保護と密輸は全く違う。保護は動物や怪獣の為を思っての行動ですからね。保護活動と言って金だけ巻き上げるクズ野郎もいるけど。本当に人間って……。
暁のヨナ
ハクを仲間にしようとしたジェハですが、勧誘のやり方が下手だったせいで逃げられてしまいました。「君が欲しい」なんて男から言われたら、男なら誰だって逃げるわ。諏訪部順一さんの声だから妙な色気があるし(笑)。
勧誘に失敗した上、四龍の宿命からは逃れられずヨナ達と出会ってしまったジェハ。キジャに対しては主に盲目的に従う彼を非難しましたが、ヨナに対しては本能的に平伏してしまう。血に刻まれた龍の力も、ここまで来ると呪いですね。ジェハが否定したくなるのも分かります。でもキジャもシンアも四龍だからヨナに従っている訳じゃないんですけどね。いや、キジャはちょっと怪しいか。里で蝶よ花よと育てられ、龍の宿命をすんなり受け入れているからなあ。今更な気もするけど、彼が自分の宿命について悩む話はあるのかな?
不細工に描かれた自分達の手配書を燃やすハクとジェハとか、ツボに尻を突っ込んでしまい動けなくなったジェハとかコメディシーンも多かったけだと、阿波の町を覆う空気はそれでも晴れないくらいに重く暗い。子供が殺されるシーンをアニメで見たのは久しぶりだ……。自分達が守っている町の住人を、しかも子供を殺すとは、もうこいつらは兵士じゃないですね。ヨナと一緒に怒りを感じました。
ジェハの面倒を見ている海賊の元へやって来たヨナ達は、自分達を戦力として売り込みます。しかしここでヨナは、自分に何も出来ない事に気付かされる。戦闘はハクとキジャとシンアが、その他の雑務はユンがやってくれますからね。弓の腕もまだ達人と言える程ではないし。しかし何も出来ないからといって黙ってはいられない。この行動力こそがヨナの最大の武器ですね。美少女にして立派なリーダー、ジェハにとっては理想じゃね? 少なくとも若さでは船長より上だぞ(お前、殺されるぞ……)。

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