2月16日のアニメ感想

弱虫ペダル GRANDE ROAD
　箱学内で真波の評価は思っていたよりも低い。普段は天然キャラで掴みどころが無く、レギュラーの座を賭けたレースに勝てたのも風のお陰だと思われている。しかし真波の強さは彼に敗れた者が一番良く知っている。黒田君、アニメに出られて良かったですね。しかも声優が野島健児さんとは。現在の原作では大活躍している彼、アニメでもその走りを見せてほしい。
　黒田が言うとおり、真波は恐ろしいまでの激走を見せる。風の流れを読み、自然を味方にして走る真波。御堂筋も強敵と認め、真波とデッドヒートを繰り広げる。この2人だけでも充分妖怪レベルなのですが、もう一人いるんですよねえ、妖怪が（笑）。
　ここへ来て更に回転を上げる坂道。最初は坂道に対して厳しい態度を取っていた巻島ですが、実は誰よりも坂道に期待し、今では誰よりも信頼している。最高の先輩ですね。回想シーンが多かったのは作画を節約したかったのではなく、巻島の今までの思いを表したのでしょう。多分。スタッフの真意は分かりませんが、いい演出でした。
　真波と御堂筋、そして坂道。3人の妖怪が揃いました。この局面で追い付いてくるとは御堂筋はもちろん、真波も思っておらず、坂道は2人の予想を遥かに超えた走りを見せる。自分の勝利の為に走る御堂筋には、坂道がここまで走る理由は永遠に分からないでしょうね。けど、それでいいのです。この3人はペチャクチャ話すより、自転車では知り合って競い合い、語り合うべし。


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