ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
セト神のアレッシーとのバトルその1。個性派揃いのエジプト九栄神、その中でもアレッシーは一番の卑怯者。相手を弱い子供にして、それをいたぶる事を楽しみにしている自他共に認める変態です。「自分の事を変だと思っている奴は変な奴じゃない」って、それは全然違うぞアレッシー。子供を虐める奴は現実でもフィクションでも絶対悪のクズ野郎です。
そんな変態アレッシーのスタンド能力は、影に触れた人間を若返らせるというもの。ほんの一瞬でも触れてしまったポルナレフは、一気にチンチンの小さな子供になってしまいました。体だけでなく記憶も子供レベルになってしまうのが怖いな。卑怯で卑劣なアレッシーの心そのもののような能力で、非常に厄介です。影だからどこにでも入り込めるし。
子供になってしまったポルナレフは大ピンチ。しかし子供の頃からスタンド能力を使えた事と、親切な女性のおかげで助かりました。この女性、原作では名前が不明だったのですが、アニメではマレーナと名付けられました。アン(家出少女)に続いての命名、おめでとうございます。名無しで終わらせるには素敵なキャラクターですからね。ポルナレフにとっては忘れられないであろう女性だし。
甲斐田裕子さんが演じるマレーナと、藤村歩さんが演じる子供ポルナレフの風呂場でのやり取りは、第三部屈指のサービスシーン。アニメでもやってくれて大感謝です。つーかマレーナお姉さん、原作より色気あるなあ。ポルナレフが羨ましくなったけど、そのすぐ後にアレッシーの恐怖のシャンプーが。この落差もまたジョジョの魅力です。
マライア戦とアレッシー戦ではまったく活躍していないイギー、アニメでは上手く補完しました。マライア戦を見ていたのにまったく興味を示さず、クールに去っていくところは実にイギーらしい。ジョセフが知ったら怒るだろうけど。
ガンダム Gのレコンギスタ
海の穴を塞いで死んだキア・ムベッキの意志を継ぎ、ジット団の面々はフルムーン・シップに乗って地球へ向かいました。フルムーンはクレッセント・シップと同じくらい美しい艦ですが、乗っている面々は静かな狂気に支配されているようにも見えます。自分達を止めようとするテン・ホムリスの中にもレコンギスタに賛同している者がいるとか、本当なんだろうか? 戦う理由を死んだキアに押し付けて心の安定を図っているようにも見えます。
クンパ大佐は金星人で、美青年に見えたラ・グーは実はヅラ&オーバーボディ(byキン肉マン)で、地球に戻って来たら色々あってとベルリ達と同じくらい視聴者も混乱気味。現状はクンパの思惑をも越えているそうですからね。混乱して当然か。法皇を救出したというマスクの活躍は、外伝として漫画や小説などで書かれそう。
母と再会したベルリですが、母は相変わらずタブーを破る事を拒む頑なな人でした。ベルリの事を愛してくれているのは分かるんだけど、ベルリの今の気持ちとズレてしまっていますね。そのズレを象徴するかのようなパーフェクト・パックの超絶兵器。あまりにも強力すぎて、人を殺さないように戦っているベルリには無用の長物ですが、いずれフルパワーで使う事になるかも。
最終回が見えて来ても、まだまだ出て来る新型機。G-ルシファーはラライヤとノレドの二人乗りですか。それなら裏切る心配はありませんね。レックスノーはさすがにお役御免か。その代わりダーマ、トリニティ、ユグドラシルにマズラスター等の新型が続々登場。ダーマとトリニティはアメリア軍に渡すみたいだけど、アメリア軍では懐かしのモンテーロが量産化されていました。地味に嬉しいけど、クリムは今どこにいるんだろう?
そして新型機の1つ、一本足の巨大MAジーラッハに乗って、マニィがマスクの元に戻ってしまいました。裏切り者……ではありませんね。マニィがベルリ達と一緒にいたのはほとんど成り行きによるもので、彼女の心は常にマスクの、いやルインの元に向いていた。ルインの名前が二人の愛の絆となる光信号のシーンは、富野監督らしいロマンを感じました。
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2月27日のアニメ感想
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