13日発売のジャンプNEXT!で「べるぜバブ」が真の完結。番外編も面白かったので、田村先生の新作がまたジャンプで読める事を願っています。
「ワールドトリガー」のアニメ、アフトクラトルの面々の声優陣が発表。佐々木望に古川登志夫、島崎信長に中博史とは豪華メンバーだなあ。各人のコメントまで取っており、熱の入れようが伝わります。
「ドラゴンボール」の映画、一足先にTVで公開されたフリーザの新形態がジャンプでも発表されました。ゴールデンフリーザってそのままだな。こういうのは映画館で初めて見たかったんだけど、商品展開とか色々と都合があるんだろうなあ。商売って大変。
ONE PIECE ★★★★
ミホークの黒刀って覇気をまとわせていたのか。同じ黒刀を使えるようになったという事は、ゾロはミホークに匹敵する強さを得つつあるのか。まだまだ頂点には遠いだろうけど、いずれ見られるであろう世界最強剣豪決定戦が楽しみ。
状況は悪くなっていく一方なのに、トレーボルは余裕。マンシェリーが奪還された事を知ったらどういう反応をするのか、こちらも楽しみ。ちょっと悪趣味かな?(笑)
ルフィとベラミー、男の意地を賭けた哀しい喧嘩も決着がつきました。かつてルフィにパンチ一発で沈められたベラミー、あの頃よりも大きく成長しましたが、だからこそ男の意地として退けなかった。昔と同じ決着だったけど、その内容は全く違う。ルフィの怒りの叫びは悲しみの叫びでもある。ドフラミンゴとの決戦に向けて盛り上げてくれます。
しかしドフラミンゴの口から衝撃の言葉が。いや、ローが死んだなんて思っていませんよ。人気キャラだし、今まで何度も死ぬような目に合ってるのに生きているし、まだまだ活躍してもらわなきゃ困るキャラだし。でもボロボロにされたんだろうなあ。尾田先生のロー虐めはまだまだ続く?(笑)
暗殺教室 ★★★★
茅野の姉、雪村あぐりの死について妹の視線から語られました。この様子だと殺せんせーが直接殺した訳ではないけど、死の原因には関わっていそうですね。触手を制御しきれず暴走させてしまったのかな? しかし教師と研究員の二足のわらじを履いていた雪村先生、一体何者なんだろう? シロが茅野を妹扱いしていたけど、シロと雪村先生は結婚しており(つまりシロと茅野は義理の兄妹)、その筋から研究に関わっていたのかな?
姉の復讐の為に姿を変え、心を偽り、今までの全てを捨ててE組にまで落ちてきた茅野。触手の激痛を堪えながら殺意という名の牙を研ぎ続けてきたその執念は、そう簡単には揺るがないでしょう。最凶の殺し屋は口先だけでは止められない。殺せんせーの説得と手段に注目です。
ハイキュー!! ★★★★★
死闘、遂に決着。冒頭の日向のガッツポーズが全てを語っていますね。勝った烏野は本当に素晴らしいプレイを見せてくれた。影山は勝った気がしないみたいだけど、彼は文字通り日向の影として頑張っていた。この2人の力無くしてこの勝利はありませんでした。
勝ったチームより負けたチームをしっかり描いてくれるのが、この漫画のいいところ。今回も素晴らしき敗者の姿を見せてくれました。エースなのに最高のチャンスで決められなかった岩泉は、このミスを一生悔やむかもしれません。けれど監督の言うとおり君達は「よく戦った」。後悔はしても恥じる必要は無い。高校でのバレーが終わっても、バレー選手として終わった訳じゃない。岩泉も及川も大学やプロで頑張ってほしい。
長かった宮城県大会も、残るは決勝戦のみ。絶対王者として君臨する白鳥沢、牛若は自分達の勝利を微塵も疑っていませんが、及川の言うとおり烏野を、日向と影山を侮ってはいけないぞ。この決勝戦は宮城の高校バレーの歴史を変える一戦になるでしょう。勝てよ烏野!
Ultra Battle Satellite ★★★
センターカラー&大増25ページ。
百地桜ことももっち、ヒロインなので大会のナビゲーターとか、主人公の祭矢を戦いに導く役回りなのかと思っていたけど、まさかバリバリのファイターだったとは。しかも主人公と戦うとは。こういう現実に近い設定のバトル漫画では男女の戦いというのはほとんど無いので、この展開は予想外。次回のバトルの中身が面白ければ、この漫画は生き残れるかもしれませんね。
ストーリーが面白くなってきた反面、U・B・Sというイベントの設定については在り来りで期待外れだったかな。世界的規模のギャンブル格闘大会って、漫画ではよく見る設定ですからね。正直かなり飽きています。設定はよくあるパターンだけど、ストーリーは独特で面白い。そんな漫画になってくれればいいんだけど、さてどうなる事やら。
火ノ丸相撲 ★★★
前回の掲載位置から大きくジャンプアップ。まだまだ人気は健在なようで安心しました。
ワカメ漁から始まった桐仁のトレーニング方法は、通常のトレーニングとはかけ離れているけど部員達の能力を大きく伸ばそうとしている。部員達にその考えが伝わっており、みんなが不満を言わずにトレーニングをしているのがいいですね。損な役割を押し付けられたレイナはちょっと気の毒だけど。
部全体のトレーニング以外にも、各々の個性を磨く個別特訓も行われます。佑真は昔通っていた空手道場へ。空手の経験を相撲に取り込んでいる佑真にとっては最適な方法だけど、道場をサボっていた佑真は後ろめたい様子。そういう精神面の弱さも鍛えようとしているのかな? 桐仁、侮り難し。
食戟のソーマ ★★★
漫画みたいな(漫画なんだけど)豪華な車に乗せられて、慌てふためく恵が可愛い。えりなと恵はいい友人になってほしい。そしていずれは創真を巡る恋のライバルに……なるのは当分先の話かな。えりなが創真にデレるのはいつの日なのやら。
秘書子はえりなの忠実な部下になるべく頑張ってきたけど、えりなは秘書子とは普通の友達になりたかった。この気持ちのズレが解消されないまま、現代まで来てしまったのか。このままだったら2人の気持ちは永遠に交わらず、えりなは寂しい気持ちを募らせていたかも。直接的に秘書子を、間接的にえりなを救った創真はナイス助言。秘書子の最後の笑顔も素晴らしかったです。
次の創真の研修先は、日本に戻ってきた四宮の店でした。先輩、久しぶりですねえ。合宿での食戟の結果、料理人としての恵と創真の事は認めてくれたけど、店のオーナーとしては創真にどんな評価を下すのか。厳しい研修になりそうだけど、創真の成長に繋がる内容であってほしい。
改造人間ロギイ ★★★
大増23ページ。
ストーリーの内容は普通なんだけど、絵柄というか作品から感じられる雰囲気が独特で、三木先生ならではの個性を感じさせます。これは非常に強力な武器になるので、大切に磨き上げてください。
改造部品の本体の処分を頼まれたロギイ。会社へのユニークな潜入と暴れっぷりは爽快だったけど、改造部品の本体とはメカニック的なものではなく何らかの生物、しかも人間みたいですね。かなりエグい話になりそうですが、だからこそこの作品にとっては飛躍するチャンスでもある。三木先生の真価を見せてもらいましょう。
僕のヒーローアカデミア ★★★★
2号連続センターカラー第1弾。いよいよ主力級の扱いになってきましたね。この勢いなら、今年中にアニメ化しそう。
質問に答えた相手を言いなりにする心操の個性は、自他共認めるように非常に強力なものです。こんな凄い個性を悪用しなかった彼の精神も大したもので、入試で落とされたとはいえヒーローになる資格は充分にあります。だけど一般人レベルの出久より体力が劣っているのでは、ハードなヒーロー稼業は務まらない。合理的じゃなくても入試で落とされたのは、妥当な結果だと思います。
洗脳されて敗北寸前だった出久ですが、受け継がれた個性に宿る先人達の意志が彼を目覚めさせた。人との出会いに恵まれた出久と、孤独に戦い続けてきた心操。2人の勝敗の差は個性によるものではなく、人生そのものの差と言えます。願わくばこの敗戦で心操にとって、いいものでありますように。出久と友人になってくれたら心強いんだけど。
カガミガミ ★★★
ここ最近のスローペースを払拭するかのような、壮絶なバトルが繰り広げられました。本人同士が戦う前に分身に戦わせて、羅生丸とコダマの強さを見せたのは式神バトルものらしい展開です。操る式神が快勝した事で、彼らを操る白天丸の強さがよく分かったし、ホローラビットを一撃で粉砕した力にも説得力が感じられました。この構成の上手さは、さすがベテラン。
バトルの内容についても、三者それぞれの個性が出ています。敵の動きを見切り、カウンターで倒した羅生丸。可愛い姿から三体合体して力で捻じ伏せたコダマ。そして一発の拳で勝負を決めた白天丸。みんなカッコ良くて、バトル好きな読者の子供心をワクワクさせてくれます。こういう展開が続けばこの漫画も安泰なんだけど。
銀魂 ★★★
今まで沈んでいた分を取り戻すかのような銀さん達の暴れっぷり。壮絶な剣戟を挟みつつ、お馬鹿なノリのギャグを入れる。そうそう、これだよ、この面白さこそが「銀魂」らしさだよ。長く待たされた分、銀さんと土方のタッグ攻撃にはスカッとしました。
見廻組も来たし、こちらのチームワークはいいんだか悪いんだか分からない危うさがあるけど、それでも作品から漂う雰囲気は明るくなり、小銭形と同じように頼もしく見守れます。しかし佐々木の思惑が読めないな。奈落と手を組んでいる訳ではなく、彼には彼なりの考えがあるらしい。対戦相手は土方になると思うけど、壮絶で哀しい戦いになるかも。
磯部磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
センターカラー&久しぶりの二本立て。仲間先生、働き過ぎです。倒れたりしませんように……。
1話目は幻の花魁を追いかける青少年達の姿を面白おかしく、だけど切なく描いています。「スラムダンク」の名台詞を使ってまで授業を抜け出し、美人の花魁を見ようとする磯兵衛達は確かに馬鹿です。でも同じ男としては共感するしかないのです。美女と巨乳を見たがるのは男の、特に性欲旺盛な少年期なら仕方がないんですよ。結局見られなかった磯兵衛、お前は泣いてもいい……!
2話目は磯兵衛の道場に大八っつぁんが殴り込み。しかし予想通り、いや予想以上に悲惨な結果になってしまいました。子供の作った落とし穴に嵌るなんて、剣豪としてはあまりにも恥ずかしい末路。しかもライバル視している男の前で。大八、立ち直れるのかなあ。ご愁傷様です。
トリコ ★★★
四天王総掛かりでも、猿王の体に傷一つ付けられないとは……。猿武を体得してかなり強くなった筈なのに、それでも八王とはここまでの差があるのか。互角に戦えるようになるまで、あとどれくらい掛るのやら。
猿王の猛攻に加え、サンドリコの花粉症まで食らって大ピンチ。泣きながら死に抗うトリコの前には小松が、トリコ達を食らおうとする猿王の前にはかつて愛した恋人、いや恋猿バンビーナの姿が。これは幻覚みたいだけど、どうしてそんなのが見えるようになったんだろう? そしてあんなに頑強だったペアがなぜ落ちたのか。まだまだ分からない事が多いけど、希望が見えてきたのは確か。次はカカとの対決かな?
ブラッククローバー ★★★
ううむ、新連載陣で一番落ちてるなあ。先に始まった「カガミガミ」より下というのは、ちょっとヤバイんじゃ……。
そんな不吉な空気を弾き飛ばそうとしているのか、本編はハイテンションに突き進む。不良っぽい先輩から手痛い洗礼を受けるけど、それを跳ね返して認めてもらうという王道な展開。ようやく現れた正ヒロインっぽい子も、典型的なツンデレキャラっぽいですね。
王道的な少年漫画としては非常に安定しているんだけど、王道とはイコール使い古されている展開でもある。だから扱いが難しいんだけど、この作品の場合はちょっと危険な域ですね。今回のアスタの逆転劇もシンプルなのはいいんだけど、分かりやすすぎて物足りない面もある。ここから独自色を出せるかどうか、その見極めがこの作品が生き残れる鍵になりそう。
斉木楠雄のΨ難 ★★★
前回の雪辱を晴らすべく、才虎家がリフォームされました。よくイメージされる金持ちの家ではあるんだけど、実際にこんな家を目にしたら私でもテンション上がるだろうなあ。サイバー感に溢れる扉だけでノックアウトされて入れないかも(それじゃあダメだろ)。
斉木にはこういう手は通じないだろうと思ったけど、斉木の弱点も調べていたとは。今回の才虎は本気でしたね。初めて本気で頑張った才虎。今回の事で傲慢な金持ちキャラから一歩前進した感じがするし、今後は出番が増えるかも。金持ちキャラって動かしやすいし。でもその前に燃堂を楽しませてあげて。今回は流石にちょっと不憫だから。
ニセコイ ★★★
千棘救出作戦、スタート。鶫の頼みを迷う事無く引き受ける一条はさすがの男っぷり。これは誰でも惚れるわ。本人は気付いていないけど、一条の気持ちはもうほとんど決まっていますね。この展開で千棘以外のヒロインとくっついたら、鶫派の私でも怒る。
千棘が閉じ込められている部屋の前にまで来たけど、クロードには全て読まれていました。今まではへっぽこぶりが目立っていたクロードだけど、こういう時はさすがに優秀ですね。千棘の事を心配しているのは一条と同じだけど、一条とクロードとでは决定的な違いがある。クロードは組織の跡継ぎとして千棘に幸せになってほしいけど、一条は千棘を一人の女の子として見ている。擦れ違う男達の意地と好意、過保護なクロードの心を打ち破れ、一条!
ワールドトリガー ★★★
荒船の攻撃手引退にショックを受けていた村上。かなり繊細な心の持ち主だったんですね。彼の過去を知れば当然の心境だけど、荒船が攻撃手を辞めたのは全てのポジションを極める為だった。大きな理想を持つ荒船も、立ち直って最強の座を目指す村上もカッコ良い。この2人と一緒に遊真が戦う時は凄く盛り上がるだろうなあ。その時が楽しみです。
しかし今は未来の共闘より、これからの戦いが大事。美人揃いの那須隊が指定したフィールドは暴風雨の河川敷。これで攻撃手の動きはほぼ封じられ、狙撃手が主体の那須隊が圧倒的に有利になってしまいました。作戦で一歩リードされてしまったけど、修達が真の強さを身に付けるいい機会でもある。これぐらいの不利を乗り越えられなければ、A級なんて夢のまた夢。那須隊の女性陣に負けない奮闘を期待。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★
ブームに敏感な秋本先生が「妖怪ウォッチ」に触れないのは何か理由があるのかと思っていたけど、ようやくネタにしましたか。随分と待たせましたねえ。出版社の壁を超えても構わない真の人気作になるまで様子見していたのかな?
何でもかんでも妖怪のせいにしてしまう子供が増えていると問題になっているそうですが、そもそも妖怪ってそういう存在ですからね。分からない事や理屈に合わない事、不運な出来事の原因を自分以外の何かに求めた結果、人は妖怪を考えた。かまいたちとかだって今では自然現象だと分かっているけど、昔の人にとっては本当に怖くて不気味なものだった。未知への恐怖と興味が妖怪を作ったのです。
だからと言って、両さんみたいにサボったり酒を飲む理由まで妖怪のせいにしてはいけません。それは妖怪のせいではなく、単なるダメ人間です。「ゲゲゲの鬼太郎」などでは妖怪を利用する者は相応の罰を受けますが、両さんも例外ではなく厳しい罰を受けました。まあ両さんが妖怪みたいなものなんですけどね。妖怪ウォッチで召喚されたら、持ってるメダルを奪われそう(笑)。
BLEACH ★★★
封印されていても圧倒的な力を見せる藍染。腕を消された奴は気の毒だけど、こんな危険人物に迂闊に近づいた奴が悪い。つーか昔より強くなってないだろうか? 京楽も出来れば出したくはないんだろうけど、今の状況では使える戦力は全て使わなければならない。本当に世界が滅びますからね。しかし藍染がすんなり協力してくれるとは思えない。状況は更に混沌としそう。
霊王の死は防げたけど、ユーハバッハの脅威は去った訳ではない。いよいよ決戦が始まりますが、全知全能とも言えるユーハバッハの目に対して、一護はどう挑むのか。まだ石田とハッシュヴァルトもいるし、先行きは不安だけどそれでも頑張れ一護。
卓上のアゲハ ★★
最下位からは脱出したけど、打ち切り間近なのは変わらない。あと何話続くのかな?
才能で圧倒する春介に対して、アゲハは卓球の基本プレイで攻める。生まれ持った能力だけに頼ってきた春介と、努力を積み重ねて力にしてきたアゲハの差が出ましたね。努力は才能に勝る、漫画的な展開ではあるけど悪くはありません。
才能に頼ってきた春介は、一度崩れると脆かった。しかし勝利を求める執念はアゲハと変わらず、最後に意地を見せようとする。次回で決着つきそうだけど、それでこの漫画も終了かな? いや、さすがにそれはまだ早いか。新連載も始まったばかりだし、あと2、3回は続くかも。
学糾法廷 ★★★
あらら、遂に最下位になってしまったか。まあ初期の出来は本当に悪かったから仕方ないか。小畑先生の絵を持ってしても、ストーリーに難があれば生き残れない。ジャンプは本当に厳しい戦場です。
今回の謎解きは悪くなかった。いや、私が抱いていた疑問に全て答えてくれて、かなり好感が持てる内容でした。子供が公的に訴えても誰も聞いてくれない、だから学級裁判に持ち込むというピカソとダビンチのやり方も、子供ならではという感じで良かったです。
犬神と猿飛の和解にも成功したし、鬼ヶ島小学校の日々も明らかにされた。次回辺りで三舌の最後の一人を出して、クライマックス突入かな? ううむ、最近の新連載は本当に不作だなあ。それでも手を抜かず、いい話を描いてください。
にほんブログ村
にほんブログ村
↧
15号の感想
↧