ガーネット(以下ガー)「はい、それでは!」
仁虎(以下ニコ)「皆さん、ご一緒に!」
ギアボルト(以下ギア)「この2人の浮かれっぷりを見て、お分かりだと思いますが、それでも宜しければ私達に続いてください。せーの、」
3人「「「祝、東京ヴェルディ、今期初勝利!」」」
ガー「あー、本当に良かった。今だから言うけど、私、この試合でも金沢戦みたいな不甲斐ないプレイをしたらヴェルディのサポーターを辞めるかもしれないって思ってたの。それぐらいあの試合は情けなかったから」
ギア「それは残念。うるさい人と離れられて、一人静かに試合を見られる筈だったのに」
ガー「もー、ギアちゃんってば、そんな心にもないジョークを言っちゃって♪」
ギア「割と本気なんですけど、まあいいです。日曜に金沢で惨敗した東京ヴェルディ。このまま勝てず、去年と同じように下位に沈むのか。負けたからこそ去年との違いを見せなければいけません。まだ第3節ですが、早くも正念場になってしまいました」

ニコ「今年から東京ヴェルディと水戸ホーリーホック、そしてFC岐阜の3チームの対戦は、いずれもアニメとコラボした経験がある事から『アニ×サカ!!』という共同企画として行われる事になりました。アニメファンの僕達にとっては、非常に嬉しい企画ですよね」
ガー「水戸は今年はパンツのスポンサーにもなった「ガールズ×パンツァー」、FC岐阜は「のうりん」とコラボしているわね。ヴェルディは去年は「とある科学の超電磁砲」とコラボしたけど、今年は「甘城ブリリアントパーク」とコラボする事になったわ」
ギア「甘城ブリリアントパーク、略して甘ブリという作品については、このブログの読者は見ている人が多いと思うので省略します。去年の「超電磁砲」とのコラボが大好評だったので味をしめたらしい東京ヴェルディ。今回もかなり力を入れた内容になっていました」
ガー「入口の歓迎の弾幕も、ちょっと変えてあるわ。フロントだけでなくサポーターもこの企画に協力してくれるのが伝わってきて、嬉しいわね」

ニコ「入場すると、甘ブリキャラの立て看板と一緒にこのお三方が出迎えてくれました。左から甘ブリに登場するモッフル卿。2014年のベルマールクイーンで今年からヴェルディのステージイベントに出てくれる橘杏さんこと、あんぽむ先生。そしてお馴染みのヴェルディ君です」
ギア「あんぽむ先生はアニオタとしても有名で、今回は千斗いすずのコスプレをしてくれました。素人カメラマンが群がり、コミケの撮影会みたいになっていました」
ガー「甘ブリは稲城市をモデルにしている事から、稲地市のグッズが販売されたり、稲城なしのすけも来てくれたわ。本当に前より可愛くなったわね」
ギア「限定グッズとして、ヴェルディのユニフォームを着たいすずの缶バッジが売られていました」
ガー「この缶バッジは試合前に売り切れたわ。アニメは放送が終わったけど、まだまだ凄い人気があるみたいね」
ギア「他にも中野のコロッケ西郷亭というコロッケの専門店が、ラティファの缶バッジ付きコロッケセットを売る予定だっのですが……」
ガー「都内の渋滞に巻き込まれちゃって到着が遅れちゃったのよ。試合が始まってから販売したから、前半が終わって買いに行った時はもう売り切れてたわ……。いくらヴェルディサポが少ないからって、100セット限定じゃ少なすぎるわよ。岐阜戦ではもっとたくさん作って、お願い」
ニコ「買いそびれた時、ガーネットさん本気で凹んでいましたよね。不運な負けフラグじゃなくて良かったです」


ガー「水戸側も大洗町の物産ブースが出展されたり、水戸ホーリーホックとガルパンのコラボグッズが販売されたわ。どちらも水戸サポだけでなく、ヴェルディサポも集まっていたわ」
ニコ「場内のBGMも甘ブリのものだけでなく、ガルパンのBGMも使用されていました。同じコラボ企画をしている仲間として、自分達だけでなく相手チームのサポーターも楽しませる。いい試みですよね」



ギア「キックオフセレモニーはモッフルが行いました。また試合前とハーフタイム、そして試合後には西也といすず、ラティファの新録メッセージが流されました」
ガー「選手紹介も西也がやってくれたわ。手の込んだ映像だったわよ。次の岐阜戦でも使われるそうだから、その時はしっかり写真を撮るわ」
ギア「突然ですが、ギアボルトの味スタグルメ紹介コーナー。今回はBUTCHER,S STANDのローストビーフサンドです。ローストビーフとポテトサラダを挟んだサンドイッチで、お値段は600円。味良しボリューム良しの逸品です。私は三本食べました」
ニコ「水戸のサポーターの皆さんです。ショウエイさんが販売している東京V強緑ギフトセットを買ってくれたサポーターもいました。本当にありがとうございます」
ガー「今年の水戸のアウェイユニはピンクなのね。セレッソと間違えそう」

ギア「今までのコラボ試合と同じく、フリーキックやコーナーキックなどでは特別な画面が映されました。後半はホームゴール裏の方に攻め込んでくるヴェルディを勢いづける画面も映されました」
ニコ「ハーフタイムでは、次のアニ×サカである岐阜戦に可児江西也役の内山昂輝さんと、ラティファ役の藤井ゆきよさんの来訪が発表されました。お二人が喜んでくれる試合にしたいですね」
ガー「それじゃあ試合の感想を始めるわよ。まずは下の公式記録を見てね」
公式記録
ガー「結果的にはヴェルディが勝ったけど、前半はどちらのチームも動きが悪かったわ。チャンスが無い訳じゃなかったんだけど、歯車が噛み合っていないというか慎重になり過ぎてて、ペースを掴み切れないままで終わった感じだわ」
ニコ「そうですね。正直、退屈な前半でした。前半だけで帰った人がいない事を祈ります」

ギア「ですが後半はヴェルディがペースを掴み、試合を優位に進めました。そして後半の14分、中後雅喜のコーナーキックに井林章が頭で合わせて、今季初得点を決めました」
ガー「アニオタJリーガーとして有名になった井林が、アニ×サカの試合でゴールを決めるなんてねえ。持っているとしか言えないわ。キャプテン、頼りにしてるわよ」
ニコ「水戸も反撃しますが、前線の選手の息が合わずミスを繰り返します。そして時間は流れて39分、試合の終わりも見え始めた頃、今季新加入のブルーノ・コウチーニョ選手が交代直前で決めてくれました!」
ギア「相手の選手に当たってコースが変わった、オウンゴール気味の得点でしたけどね」
ガー「それでもいいわよ。味スタで2点取るなんて久しぶりで感動したわ。つーか、ちょっと信じられなかった」
ニコ「初出場のコ・ギョンジュンがイエロー2枚で退場になるハプニングもありましたが、2点を守り切ったヴェルディがそのまま逃げ切り試合終了。2-0という複数得点での完封という最高の形で、今季初勝利を決めました」

ガー「久しぶりの勝利のラインダンス、最高だったわ。あんぽむ先生やモッフル、なしのすけも参加して盛り上げてくれたし」


ガー「ヒーローインタビューは富樫監督と井林選手よ。2人とも嬉しそうね」
ギア「井林選手は今年もコトブキヤとのフィギュアパートナー契約を結んでいます。得点を決めたので、好きなフィギュアを貰えますね。二重の意味でおめでとうございます」
ニコ「メインスタンドに挨拶する前に井林選手がゴール裏に来て、今後の奮闘を約束してくれました。長崎は手強い相手ですが、頑張ってほしいですね」


ガー「勝利を祝う映像を横目で見ながら、味スタを後にしたわ。モッフルとヴェルディ君、あんぽむ先生に見送ってもらったわよ」
ニコ「去年まで初勝利するまで時間が掛かりましたが、今年は3節で勝てましたね。しかも複数得点で。やっぱり今年のヴェルディには期待してもいいんじゃないでしょうか?」
ギア「いいえ、楽観は出来ません。今年のヴェルディはとにかくカードを貰い過ぎです。退場になったコ・ギョンジュンだけでなく、井林とこの試合は出場しなかったウェズレイも既に2枚イエローを貰っています」
ガー「そうなのよねえ……。今年から3枚イエローを貰ったら出場停止になるから慎重にやらないといけないのに、去年と同じ感覚でプレイしているのかもしれないわ。今日の勝利だって水戸の不調に助けられた部分も多いし」
ニコ「確かに楽観は出来ません。でも悲観しすぎる事も無いんじゃないでしょうか? 勝利の喜びを胸にして、今年もヴェルディを応援していきましょう。せーの、」
3人「「「頑張れ、東京ヴェルディ!」」」
ギア「ちなみに、このブログの作者はこのゲーフラを掲げてヴェルディを応援しています。旗の隅に井林選手のサインが入っているこのゲーフラで、今年は応援し続けるそうです。まあ去年も使っていたんですけどね。絵を描いてくださったあずまさんに、この場を借りて感謝」
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東京ヴェルディvs水戸ホーリーホックの感想
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