探偵歌劇ミルキィホームズTD
最終回。
茉莉音の復活コンサートが行われる事になり、茉莉音や事務所はてんやわんや。美樹は事件の責任を感じたのか、休業して姿を消しました。寂しいけど彼女の出番は前回で終わりましたからね。ラストで元気な姿を見せてくれただけで良しとしましょう。
ミルキィホームズにコンサートの招待状が届きますが、こういう時に限って事件が続発。小衣の為に泥棒をするなんて、十津川さんもなかなかいいところがあるじゃないか。今シリーズでも彼女との決着はつかなかったけど、今後も怪盗帝国と共にミルキィホームズのライバルとして立ちはだかりそう。
その怪盗帝国が最終回で復活! しかもメンバー全員が登場! トゥエンティの変態ぶりでさえ、何だか嬉しくなりますねえ(笑)。G4の3人にも復帰してほしいなあ。トイズを使ってのミルキィホームズとの一戦、アルセーヌが本気ではなかったとはいえ、互角にやり合っていました。もうミルキィホームズはダメダメ探偵ではない。次のアニメシリーズでは壮絶な戦いを繰り広げ…ないですね、だってミルキィホームズだし。
怪盗帝国との戦いのせいでコンサートには間に合わなかった。でも茉莉音だけが待っててくれて、ミルキィホームズ達の為に歌うのかと思ったら、観客もスタッフも待っていたとは。実は怪盗帝国にも協力してもらったドッキリ大成功!だったりして。ラストはミルキィホームズと茉莉音の歌で締め。探偵だって歌ってもいいじゃない、むしろ現実ではそっちが本業なんだし(おいおい)。
総評。1期の頃と比べてパワーダウンしているのは否めず、今期もそれほど注目されなかったようです。しかし決して悪いアニメではなく、所々で1期のカオスっぷりを思い出させてくれました。アニサマへの出演も決まったし、ミルキィホームズ人気はまだまだ健在。5期も作って、真の復活を果たしてください。ファンの端くれとして、このまま終わってほしくはないのです。
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
最終回。
虚数の海、時空の狭間とも呼ばれる異空間。そここそがエンブリヲの住む世界であり、全ての始まりの地だった。エンブリヲ、研究者だった頃はまともだったんだろうけど、神の如き力を手に入れた事で変わっちゃったんだろうなあ。世界を自分の思い通りに作り変えられる力を手にしたら、誰だっておかしくなるか。それこそがエンブリヲが軽蔑する人間らしさであり、エンブリヲもまた人間であったという皮肉なオチ。
連れ去られたアンジュを助けたい。タスクの願いと涙にヴィルキスが応えてくれた。危ない危ない、もう少しでアンジュがエンブリヲに犯されるところでしたよ。スパロボに出演したら母艦ごとワープする展開になるんですね、分かります(笑)。
ジルの死を乗り越え、エンブリヲと戦うサリア。尚も彼女を惑わせようとするエンブリヲですが、サラにはその腐った性根を見抜かれています。そしてサリアはエンブリヲの支配を脱する。ジルが言うとおり、ジルと良く似ていたサリア。しかしこの瞬間、サリアはジルを越えて新しい自分を確立しました。このアニメの終盤はサリアの成長物語でしたね。尻を叩かれたりもしたけど、それもまた良し(笑)。
アンジュを浄化すると言いつつレイプしようとしたエンブリヲが男から見てもゲスで、だからこそタスクが彼と戦い、真っ二つにするシーンは爽快でした。そしてエンブリヲへのアンジュの罵倒も素晴らしい。憎しみと愛情は紙一重と言うけれど、アンジュはエンブリヲを憎むと言うより軽蔑しており、愛情なんてこれっぽっちも無い。「1000年引きこもりの変態親父」の遺伝子なんて、誰だってゴメンだわな。スパロボに出た際は他作品のキャラからも否定されるであろうエンブリヲ、ゲスだけど実に良い敵キャラでした。
全ては終わり、世界はあるべき姿に戻りました。逞しくなったシルヴィアは、あちらの世界の新たなリーダーになるでしょうね。そしてアンジュは自分たちの国を作る事を宣言。もうノーマと差別される者はいない、住み心地のいい国になるでしょうね。男はタスクしかいないけど。タスクのハーレム結成、にはならないでしょうね。タスクはアンジュ一筋だから、他の女を抱こうとはしないでしょう。女同士でも子供を埋めるようにしないと、世界滅亡しますよ。エンブリヲとの戦い以上の大ピンチかも?
総評。ガンダムSEEDファンとして福田己津央さんの起用に注目し、それを目当てで見始めた作品でしたが、思った以上に楽しめました。規制ギリギリ、いや限界を超えてしまった時もありましたが、エロい作画や声優陣の熱演で話を盛り上げ、異色作に見えて基本的なストーリーはむしろ王道っぽく、2クールを突っ走ってくれました。やつぱりアニメは、特にロボットものは分割方式ではなく一気に最後まで作るべきかと。
にほんブログ村
にほんブログ村
↧
3月28日のアニメ感想
↧