Quantcast
Channel: 決闘王F.Kのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

22・23号の感想

$
0
0

 ゴールデンウィーク前の合併号という事で、付録や特別記事も充実。校章ステッカーは欲しい学校といらない学校の差が激しいなあ……。
 ジャンプ特製日本地図ポスター、我が故郷・愛知県の担当はアゲハですか……。今週号で終わる漫画のキャラは使わないでほしかったきもするけど、これはこれで貴重かな。

 ドラゴンボールZの映画「復活の「F」」の重大ネタバレ情報が掲載されていますが、大体みんな見当は付いていただろうから重大ではないか。私も映画を見た時、そんなに驚かなかったし。

 いよいよ次号から新連載がスタート。横田卓馬先生、貴方の事は忘れていません。ジャンプで連載してくれる日を待っていました! 超絶級に期待しています!

ONE PIECE ★★★★
 ルフィの新形態ギア4(フォース)。ギア3は骨に空気を入れて膨らませていましたが、4は筋肉に空気を入れて弾力をアップした上、武装色の覇気で皮膚を固めて張力をアップ。その結果、ドフラミンゴの糸さえ弾く程強くなった。ここまで好き放題にやって来たドフラミンゴがボッコボコにされるのは、スカッとしますねえ。ローがこの光景を見たら喜んだだろうなあ。
 パワーと弾力ばかりに目を奪われますが、風船と化した体は非常に扱い難い筈で、それを使いこなしているルフィは大したものです。動物の名を関した技はまだまだあるだろうし、これは本当に強力な形態。しかしギア3に小人化のリスクがあったように、4にもそれなりのリスクがあるかと。リスクが出る前にドフラミンゴを倒せるか? 鳥カゴの糸も迫っているし、思ったより早い決着になるかな? なってくれたら嬉しいけど。

暗殺教室 ★★★★
 実験の影響と雪村先生との親交を深めた事によって、死神は体だけでなく心も変わっていきました。変幻自在の触手が死神の心を表す鏡となり、素直になっていくのが微笑ましい。雪村先生が言う死神の本当の姿は、殺せんせーそのもの。死神が変わったと言うより、殺せんせーの性格こそが死神の本当の姿なのか。人の本質とは本人も分からないものみたいです。
 極細の触手を使っての死神と雪村先生の触れ合いのシーンは、幻想的なまでに美しく、そして哀しいシーンでした。だってこれがこの2人にとって最初の、そして最後の幸せな光景なのだろうから。悲劇の時間まであと6時間、いよいよ次回が「その時」か。覚悟して見守ります。

ハイキュー!! ★★★
 万能ぶりを見せ付ける牛島、彼の活躍によって第1セットは白鳥沢が取りました。1人で11点も叩き出すとは凄いな。しかしこの結果は烏野も予想していた。牛島に球が集まる事を前向きに捉え、それを疑わない精神的な強さを見せる。技術だけでなく心も強くなっているのが分かり、頼もしく見えます。
 日向が牛島を意識しているように、牛島も日向の事を覚えていた。特定の選手を「嫌いだ」と言うのは、牛島としては珍しいそうです。嫌い嫌いも好きの内、というやつでしょうか(多分違います)。根拠の無い自信は嫌いだそうだけど、日向がその自信に見合う活躍をした時の反応が気になります。その時は、そんなに遠くないだろうし。
 牛島のワンマンチームに見える白鳥沢ですが、他の選手も決して劣ってはいない。むしろ牛島のプレイを支える重要なファクターになっている。曲者っぽい天童が早くもその力を発揮、センスと経験の差を見せつけます。変幻自在のプレイで相手を翻弄するタイプ、と見ていいのかな。こういう選手は厄介なんですよねえ。接戦になったら牛島より手強いかも。

NARUTO-ナルト-外伝 ★★★
 連載が終わってもまだまだ続く「NARUTO」の世界。岸本斉史先生によるナルト達の子世代の物語が、短期集中連載として描かれます。
 主役はナルトの息子ボルトではなく、サスケとサクラの娘サラダでした。卒業試験を間近に控え、忍者という進路について悩むサラダ。まだまだ父親に甘えたい盛りですが、父サスケはまったく家に戻って来ず、サラダの心は枯れ果てている。ボルトやチョウチョウ、シカダイ達が父親と仲良くしている姿を見せて、サラダの孤独っぷりを強調していますね。こういうところはさすがベテランの岸本先生、いい意味で容赦しません。
 サラダとサクラが似ていないのは気になっていたし、サクラより香燐に似ているから香燐の娘だったりして、なんて冗談で思ってたけど、まさか本当にそうなのか? そういえば香燐と水月、重吾の行方は明らかになっていないんですよね。彼らとサスケの間に何があったのか、帰国したサスケの口から語ってほしい。親子の仲が切り離されるようなヘビーな過去でない事を願います。

火ノ丸相撲 ★★★
 大学のレスリング部に特訓に行く筈だった國崎でしたが、赤点を取ってしまった為に補修で居残り。これはさすがの桐仁も予想外だったか(笑)。そして火ノ丸と佑真が成績優秀で、桐仁が赤点ギリギリというのも予想外。桐仁は相撲以外の事は不得手なのかな? 相撲部屋への挨拶に出向いたり、色々と忙しかったんだろうけど。
 部に残った國崎の前に、石神の秘密兵器が現れる。なるほど、新キャラは國崎のライバルですか。総合格闘技で頂点を取るという同じ夢を抱き、性格も同じような格闘バカタイプ。中学の柔道日本一とは、力士としても充分通じる強さですね。しかし國崎もレスリングを極めた男、このままでは終わらないでしょう。あと一ヶ月でどこまで強くなるのか、男の意地を見せてもらいましょう。みんな強くなれ!

僕のヒーローアカデミア ★★★★
 息子が自分の力を使ってくれた事に狂喜するエンデヴァー。ここだけ見たら単なるバカ親なんですけどね(苦笑)。ヒーローとは思えないくらい自分の事しか考えてませんねえ。精神的には息子の方が大人に見えます。
 轟に本気を出させてしまったのは、勝負的に見れば出久の大失策です。2人の実力差を考えたら、負けるのは当然の結果でしょう。出久は轟に本気を出させるべきではなかったし、頭の良い出久ならその事は分かっていた筈です。それでも彼は轟を本気にさせたかった。父親の呪縛に捕らわれ、自分を見ようとしない轟の目を自分に向けさせたかった。馬鹿だけど男の子らしいプライドです。
 オールマイトが言うように、ヒーローとは基本的にお節介なもの。ヒーローの本質に誰よりも近づいた出久は、敗れはしたものの立派なヒーローです。轟の晴れ晴れとした表情が、それを物語っていますね。精神的にも肉体的にも、出久はもっと成長する筈。頑張れ主人公!

ブラッククローバー ★★★
 2週連続センターカラー。作画のクオリティも上がっており、田畠先生がノッて執筆しているのが分かります。アスタが魔法帝になるより先に、ジャンプの柱になるかも?
 魔法を題材にしたファンタジー系作品では恒例とも言えるダンジョン探索。背景の書き込みが凄いですね。トラップだらけの危険な迷路に、バトルマニアのラック先輩という組み合わせは安全なようでリスクが大きい。案の定、アスタ達を放って行っちゃった。なるほど、他の騎士団に入れなかったのも分かります。チームプレイにはまったく向かないタイプですね。騎士団に所属させるより、単独で行動させた方がいいかと。
 植物にノエルが捕らわれたシーンは、ちょっとしたサービスかな? アスタが捕まったシーンは嬉しくも何ともなかったけど(笑)。この危険な迷宮でユノとの再会とは、なかなか魅せてくれますねえ。久しぶりのユノはかなり腕を上げているそうだし、彼の仲間たちも強そう。ラックが感じ取った強い敵はユノの事? だとしたら厄介なトラブルが起きそうだけど、他にも誰かいるのかも。アスタとユノの共闘もあるかな? 

トリコ ★★★
 第2陣がエリア7に到着。安全になってから来るというのは分かっていますが、それでも今頃来ても……という感がしますよね。今まで活躍したキャラ達が助っ人ではなく驚き役、そして解説役になっているのは勿体無い気がします。でも、彼らのレベルではグルメ界では足手まといになるだろうから、今のままでいいのか。なかなか複雑な心境。
 愚衛門は死んだのではなく、ノッキングされていたのか。そしてノッキングと再生屋の話から、鉄平の真意へと繋げられました。これはなかなか上手い流れ。鉄平も本心から裏切ったのではないみたいで、こちら側に戻ってくるフラグが立ちましたね。トリコは厳しい事を言っているけど、鉄平が戻って来たら一発だけ殴って、その後はすんなり受け入れるでしょう。小松が許しているのだから、トリコが怒る理由は無いし。
 猿王の恋人じゃなくて恋猿だったバンビーナが、ゾンゲにそっくりだったというオチでエリア7での冒険は終了。サンドリコをフルコースの前菜にしたココがスルーされたり、ペアを手に入れてからは明るい話が続きましたが、次のエリアは更にハードな旅になる筈。実は魂だったカカが、次のエリアについて助言してくれるのかな? あとゾンゲ様は猿王とお幸せに(笑)。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 賞金100万円のゴミ拾いイベントに参加する事になった斉木。斉木のツッコミどおり100万円使って業者を雇った方が早いし、仕事もきっちりやってくれるだろうけど、主催者は退屈なゴミ拾いをお祭りとして盛り上げたかっんだろうなあ。だとしたら立派な考えです。でも、金の亡者も集まる事も計算に入れるべきだったかと。
 海藤だけでなく善人だった前回の優勝者までも金に狂い、単なるゴミ拾いが騙し合いの頭脳戦になってしまった。煙草の吸殻がダイヤモンドに例えられるなんて、このイベントだけだろうなあ。悪い事をしている訳じゃないけど、どうもすっきりしない。斉木が吸い殻を燃やしてくれた時はスカッとしました。
 で、結局欲にまみれた連中に神様は微笑まず、純心な一家が賞金ゲット。ついでにツチノコの死骸を見つけた栄誉もゲット。これ、学術的にも凄い発見だぞ。谷口一家は当分TVに引っ張りだこですね。正直者が報われて良かった良かった。では皆さん、賞金が貰えなくてもゴミはきちんと片付けましょうね。虚しいけど面白いオチでした。

カガミガミ ★★★
 恭介と開斗のナイスコンビネーションで謎の怪物を撃破。お互いに大切な友人であり、ライバルだと意識し合っている2人。いい関係だけど、ここまで完成されていると後々盛り上げられないよな。やっぱり開斗が恭介を裏切る展開になりそう。裏切る理由はまだ分からないけど、敵に洗脳されるというのが王道かな?
 まあ先の展開の予想は置いといて、今回の事件にもホローラビットが関わっていました。今までホローラビットが作り上げた即席式神つかいそのものが、爆弾みたいなものだったのか。今回のような事件はこれからどんどん増えていくという事か。ホローラビットを倒さない限り、敵の増殖は止まらない。ホローラビットとの決戦のタイミングによって、この漫画が生き残れるかどうか分かるでしょう。すぐに決戦だとしたら、ちょっと危ないかも。

銀魂 ★★★★
 いくら訓練を受けているとはいえ、子供に暗殺をさせるのは正しい事とは言えませんよ。迷う事無く人を殺す子供も、それをやらせる大人も間違っています。そんな当たり前の道理が通じない闇の道を歩くしかない佐々木。真選組を助けたのは、彼なりの武士道を貫いたのでしょう。彼らしく目立たないけど的確なサポートでした。
 しかし奈落の計画を潰した佐々木には、残酷な鉄槌が下されてしまった。佐々木と信女の関係がよく分からなかったけど、こういう事でしたか……。生まれる筈だった自分の娘の名を、妻と娘を殺した少女に付けた佐々木。その心境はまったく分かりませんが、この後に佐々木と信女の心を揺り動かす何かが合ったのでしょう。次回が楽しみ。
 過去でも現代でも佳境を迎えつつあるこの戦い、佐々木にとってはどうなるのが最良の結果なのか。真選組と和解してハッピーエンド、という展開だけは無いだろうなあ。悲劇の結末の覚悟だけはしておきます。

食戟のソーマ ★★★★
 特別読切と合わせての評価です。
 特別読切は、アニメ放映中の作品のヒロイン達が大集合してサービスシーンをお披露目。あれ、「暗殺教室」のヒロインって渚じゃ…という冗談は置いといて、千佳ちゃん以外はセクシー系で固めてきたのは分かっているなあ。そしてリアクションの見せ方もお見事。本編では最近見られないセクシーなリアクションを描けて、附田先生も満足しているでしょう。私も堪能させてもらいました、本当に有難うございます。この読切、単行本に収録されるのかな?
 本編はまだまだ続くかと思われたスタジエールが、意外とあっさり終了。四宮とのやり取りで、もう描くべき事は全部描いたからかな。これ以上描いても創真の無双っぷりを見せるだけだし、それなら本編を進めた方がいい。その判断は支持します。
 創真以外の面々も、レギュラー陣は順調にクリアしていました。ただクリアするだけでなく、自分を追い込み更に成長しようとしている者もいる。彼らはまだまだ伸び盛り、ここで妥協しているようでは話になりませんからね。創真と一緒にもっともっと成長しないと、これから現れる強敵たちには蹴散らされるのみでしょうから。
 今までは同じ1年と戦ってきましたが、過酷な選抜を生き残った創真たちは上級生からも狙われる立場になった。力無き者は学園から去り、力ある者だけが残った。これからが本当の戦いですね。しかしそれこそ創真の待ち望んでいた環境。精神的に大きく成長した創真なら、上級生が相手でも簡単には負けないでしょう。どんどん戦って、更に成長しよう! 目指せ十傑!

Ultra Battle Satellite ★★★
 改めて飛鳥の強さを実感する陣。戦いの動画が見られるというのは、なかなか嬉しいサービス。飛鳥はバカだけど実戦経験をかなり積んでおり、その強さは本物。空手の技に実戦経験が加わったら、そりゃあ強いわな。
 同じ空手を使っていたら、陣は飛鳥には敵わないでしょう。ならば別の格闘技を学び、強くなるしかない。ももっちは忍術使いでしたか。こういう格闘漫画で忍術を出してくるとは、なかなかの変化球。しかし悪くはない、いや、この漫画なりの個性が出て良いと思います。しかしももっち、婿取りではなく単なる勧誘とは期待外れだな。ここはその体を使って陣を籠絡させてこその忍者だろうに(偏見です)。
 なお作中で語られている戸隠流忍術は実際の忍術で、かつて特撮ヒーロー番組「世界忍者戦ジライヤ」で主人公が学ぶ忍術として設定されました(「とがくしりゅう」ではなく「とがくれりゅう」でしたが)。今年の戦隊も忍者だし、「NARUTO」が終わっても忍者ブームはまだまだ続くようです。

ニセコイ ★★
 一条と小野寺さん、ここまでフラグを積み重ねているのに、それでも告白しないのか……。手を繋げただけで大喜びしている小野寺さん、キスなんてしたら失神するんじゃないだろうか。春が心配しているように、こうもスローペースだと誰かに持って行かれますよ。そんな気配が早くも漂っているし。
 過去の思い出か、これからの関係か。鍵と小野寺さんを選ぶ展開は一条にとって重大な選択になると思ったのですが、結局鍵も戻ってきました。あの緊迫した展開は何だったんだか、と呆れつつも次回が楽しみなのは、ここ最近静かだったマリーが大きく動きそうだから。千葉県のYさんは大喜びしているでしょうねえ(笑)。盛り上がるようで盛り上がらない展開が続いているので、マリーには大きな嵐を起こしてほしい。

ワールドトリガー ★★★
 レプリカがいなくても、遊真にはレプリカと過ごした月日の長さがあり、たとえこの場にいなくてもレプリカは的確な助言をしてくれる。2人の絆の強さが伺えますね。その助言に基づいた作戦で、難敵村上に勝利! 自分にとっても不利になりそうな水中戦に持ち込むとはねえ。スコーピオンの特性も計算に入れた、見事な勝利でした。
 2人の隊員を失ってしまった鈴鳴第一、勝利したものの遊真も離脱しそうな玉狛第二、そして隊長が孤軍奮闘している那須。誰が勝ってもおかしくない状況になりました。しかし切り札を先に出してしまった那須さんが不利かな? 修だけでなく千佳もいる玉狛が有利だけど、このままでは終わらないか。誰がどんな攻撃をするのか、まったく読めず面白い。
 面白いんだけど、次号はまたしても休載……。葦原先生、かなり無理をしているのかな。この際、しばらくじっくり休んだ方がいいかも。とにかく、お体は大切にしてください。

BLEACH ★★★
 おや、藍染は霊王ではなく、ユーハバッハを敵視していたのか。彼の言うとおり、藍染を必死になって止めた一護が藍染より先に霊王宮に乗り込み、藍染が狙っていた敵と戦っているというのは、何とも皮肉な運命。最初から目的を語っていたら、違う未来の形も合ったのかも。
 気絶はしたけど無事だった一護。気絶の原因になったコンに制裁をして(笑。こいつはじっとしてた方がいいと思うけど、意外な局面で活躍するのか?)、再び霊王宮を目指す。その前に現れたのは懐かしのグリムジョー。まあ再登場フラグは立っていたから驚かないけど、よく生きていたものです。人間と死神と滅却師、そして虚まで手を組む最強の連合軍が結成されそうで、盛り上がってまいりました。打倒ユーハバッハ!

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
 世界中の人から愛されているコーヒー。日本人にとっても特別な飲み物で、私が子供の頃はコーヒーを飲めるようになったら大人という感じがしました。お酒やビールよりはハードルが低いけど、それでも子供が飲むには苦い飲み物だったので。今でもそうなのかな?
 コーヒーチェーン店の増加に毎週のように発売される新しい缶コーヒー、更に100円のコンビニコーヒーにブルーボトルの上陸など、コーヒーの勢いは留まるところを知りません。しかし原料となるコーヒー豆は限られた地域でしか生産されていない。私たちが飲んでいるコーヒーは、コーヒーベルトで働いている人たちの汗と涙と努力の賜物なのです。感謝しつつ飲みましょう。私はストレートではなく、砂糖を入れて飲むけど。ミルクまで入れません、コーヒーの味が完全に変わってしまうので。
 不況知らずのコーヒー業界に両さんが加わろうとしない筈がありません。常識を変えてまでコーヒー豆を作ろうとしたその熱意が、奇跡のコーヒーを生み出しました。徹底的なまでに苦い男のコーヒーですか。ブラックよりも苦いのでは、普通の人は飲めないんじやないだろうか? 更に新種は10倍のカフェインが含まれているそうで、もう危険な薬物レベル。作中では売れたまま終わったけど、すぐに飽きられそう。日本人って極端な食べ物や飲み物には飽きやすいから。何事も程々が1番です、はい。

改造人間ロギイ ★★
 雰囲気に流されて、自分の弱点を教えてしまった川松。それを聞いて活き活きと反撃に出るロギイ。攻守交代したら、どっちが悪役なのか分からなくなりました(笑)。このロギイは警察に追われても仕方ない感じがしますね。
 倒れても尚立ち上がるという男の意地を見せた戦いは、両者KOで終了。ドグは捕まったものの郁が折れた事で、今回の件は無かった事にされました。やれやれ、この戦いは何だったんだか。新キャラの顔見せにしては、ちょっとグダグダな感じでしたねえ。盛り上がりそうで盛り上がらなかった。今期で打ち切り終了だとしたら、間違いなくこのシリーズのせいかと。

学糾法廷 ★
 七星を執拗なまでに追求する喜嶋。無敗の検事としてのプライドもあるのでしょうけど、因縁の赤鬼を追い詰めているという興奮が彼女のドSっぷりをパワーアップさせているようです。分かりやすいぐらいの敵キャラ化だけど、あまりにも分かりやす過ぎて安っぽく見えます。まあ彼女に限らず、この漫画のキャラって安っぽいんだけど。そこがこの漫画が打ち切りになった原因の1つなのに、最後まで改善されなかったなあ。
 解きほぐされていく事件の謎。七星の秘密とは何なのか、真犯人は誰なのか、そいつこそが赤鬼なのか…と盛り上げようとしているのは分かるんだけど、空回りしているなあ。台詞が多い上に状況がややこしい事になっており、分かり辛い。これもこの漫画の欠点なんですよねえ。法廷ものだから複雑な話になるのは仕方ないけど、複雑な話を分かりやすく伝えようという工夫が足りなかった。
 恐らく次回で終わるだろうけど、七星の無罪がほぼ確定しているから、イマイチ盛り上がりに欠けるんだよなあ。ここへ来て欠点が顕になったこの漫画、最終回もイマイチな感じになりそう。

卓上のアゲハ ★
 最終回。もう1話ぐらい続くと思ったんだけどなあ。切る時はバッサリ切る、それが週刊少年ジャンプ。
 次号から新連載スタート、いきなりのエース対決という事でこうなるんだろうなあとは思ったけど、最強の敵との試合については一切語られず、アゲハ達が全国制覇したという事実のみが語られて終了。うーむ、見事なまでの打ち切りエンド。見事すぎて感想が書けん……。
 総評。読切から連載に昇格した時は期待したのですが、結果はご覧のとおり。打ち切られた理由は色々あるでしょうけど、私が見た限りでは主な理由は2つ。
 1つはテンポの悪さ。地上最速の球技とも言われる卓球はスピードが命。当然、卓球漫画にもスピードが要求されます。が、この漫画はとにかく説明的な台詞が多くて、話のテンポを自ら壊してしまった。卓球を知らない人の為に詳しく説明したいのは分かるんですけど、この漫画の場合はやり過ぎでした。まあ過剰な説明というのは、漫画に限らず創作者がよくやる事ですが。私も割とよくやっちゃうし(苦笑)。
 2つ目の理由は主人公アゲハの性格設定。卓球に対しては真剣に取り組みますが、女の子には弱い年相応な一面もある。この性格は真剣なスポーツマンらしさとムッツリスケベのギャップを狙ったのでしょうけど、どちらも中途半端なものになってしまい、アゲハそのものが中途半端なキャラになってしまった。卓球漫画の主人公なら卓球に真剣なのは当然なのだから、真面目なら真面目、スケベならスケベ、どちらか一方に絞り込むべきでした。
 絵もあまり上手くない上、話のテンポもキャラクターも悪かったら、そりゃあ打ち切られますよ。古屋先生、お疲れ様でした。この悔しい経験を糧にして、次回作に取り組んでください。

磯部磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
 美形だけどお馬鹿な三味線弾き、源光彦が登場。滅亡に追いやられた一族の再興を目指しているそうですが、三味線でメジャーデビューして一族を復活させようという発想からツッコミどころ満載だし、大切な三味線をあっさり壊すドジっぷり。加えて磯兵衛の事を立派な武士だと勘違いしてしまうという大チョンボ。まあこれは磯兵衛自らが治してくれたけど(笑)、源君はかなりのドジっ子キャラみたいですね。磯兵衛に振り回されている中島とはいい友人になれるかも。
 ちなみに史実の源一族は本当に武士の名門で、鎌倉幕府を開いた源頼朝や弟の義経など、歴史に残る偉人を多く出しています。徳川家康も源の血を引く新田氏の子孫だと自称しており、源の名は伝説レベルにまでなっています。ですが頼朝の直系は息子の代で途絶えており、また身内で争う事が多く、悲劇の一族とも言われています。光彦も家族とは仲が悪かったりして?

にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ
にほんブログ村


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

Latest Images

Trending Articles