5月3日のアニメ感想

仮面ライダードライブ
　剛と霧子の父親は、ロイミュードを作った蛮野博士だった。しかしこの事を知るのは剛のみで、剛は霧子に話すつもりは無い。なぜ霧子がこの事実を知らないのか、その理由は今回は語られませんでした。うーむ、気になるなあ。話題に出ていない母親が関係しているのかも?
　進ノ介の謹慎処分は、お芝居感丸出し（笑）な作戦で解決しました。仁良課長がプロトゼロに迫られたシーンでは、もう本当に始末した方がいいんじゃね?と思ってしまった私は正義の味方になる資格は無いですねー。プロトゼロになってまでお芝居に付き合ってくれたチェイスに感謝。
　ライドブースターと合体したトライドロン、初の空中戦。ライドブースターは単独で飛べるけど、2機でトライドロンを飛ばしているから、1機だけだとバランスを崩して墜落するところが妙にリアル。今回はドライブとチェイサーのコンビでしたが、3人のライダーが共に戦う日は来るんだろうか?　やるとしても終盤だろうなあ。
　驚くべき敵の正体と、シーカーロイミュードの真の目的が明らかに。頼子には私も完全に騙されました。赤の他人である私でさえこうなんだから、元々シスコンで情緒不安定だった剛が騙されるのも当然か。しかし西堀光也の名がこんなところで出るとは。娘としては剛ではなく、チェイスの方を倒したかったんじゃないかな。犯罪芸術家を気取っていたけど、実は父に近づきたかっただけっぽいし。
　剛に人を殺させるというシーカーロイミュードの作戦は失敗しましたが、001の作戦はむしろこれからが本番。嫉妬という感情を覚えたブレンは、チェイスへの嫉妬で大失敗をしてしまった剛にとっては共感できる相手になるのか。強すぎる使命感で目的を見失いつつある剛、彼を救うのは進ノ介か、霧子か、それとも……。運命の相手を見つけて幸せそうなりんなさんではないな、絶対。

グリザイアの楽園
　冒頭のダニーの葬式にはビックリしました。死亡フラグを立てつつ、生き残るキャラだと思っていたのになあ。娘さんは可愛かったけど、泣かせちゃ駄目だろダニー。そしてOP後の本編は彼が生きていた頃から始まったのでちょっと混乱。どうしていきなり葬式から始めたんだろう?
　銃の腕は超一流レベルだけど、人を殺せない欠陥スナイパーである雄二。ダニーとミリーも戦場にはあまり向いていない性格をしており、軍人としては落ちこぼれかもしれない。そんな面々が集ったヤブイヌ小隊は、なかなか面白いチームになっています。J少尉は絶対にヤバい薬をやっているんだろうなあ。ロビーは別の意味でヤバくて、規制が厳しくなった最近の日本製品を見たら幻滅しそう。まともなのは雄二を尊敬しているエディだけだけど、あまり目立っていないのが逆に不穏。後に敵になったりして。
　J少尉にマインドコントロールされるような形になったけど、人を殺せるようになった雄二のお陰で小隊は過酷な任務をこなしていく。ダニーはともかく、雄二までヒャッハー!な状態になるとは思いませんでした。クールな彼でさえ壊れかける程、厳しい日々だったという事か。そんな戦場で培われた小隊の仲間の絆はかなり強い筈。特にミリーは雄二にまだ未練がありそう。美少女たちに囲まれた今の雄二を見たら、どう思うやら。ブルブル。
　軍人としては大きく成長した雄二ですが、精神的にはまだ歪なところがあります。麻子の事が好きだからとはいえ、自分の人生を彼女に与えるような事を言っていますが、麻子に残された時間は少ない。今の雄二は麻子の言葉に縋って生きているだけの存在でしかないのでしょうか?　だとしたらヒロイン達の敵は雄二の心に残っている麻子の思い出かも。男も女も、一番最初の相手は忘れられないって言うしね(おいおい)。


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