放課後のプレアデス
今回のヒロインは黒髪が美しい、いつきちゃん。非常に大人しい性格をしており、見た目と相まって深窓の令嬢という印象を受けます。演劇でも圧倒的な支持を受けてお姫様役に選ばれました。ちなみに王子役はあおいです。やれやれ、みんな見る目が無いなあ。裁縫が得意だったり、あおいは実は誰よりも女の子らしいのに。
自分の意見を口にしない、良く言えばお淑やか、悪く言えば積極性に欠けるところがあるいつき。その理由は彼女が幼い頃にした過ちのせいでした。自分が怪我をした事よりも、自分のせいで兄が叱られた事の方がいつきには辛かった。だから他人に迷惑をかけたくなくて、波風が立たないように過ごしてきた。これはこれで立派な「大人の処世術」なんですよね。でも、いつきはまだまだ若い。子供がそんな風に過ごしちゃいけません。
今回のエンジンの欠片は土星の輪の中にありました。ちょっ、幾らなんでも飛び過ぎだろ。空を飛び出し、月まで行き、今度は土星まで来てしまった少女たち。太陽系を飛び出すのも時間の問題だな、これは。最終回前には本物のプレアデスまで言ったりして。
いつきの臆病な心をすばるが開いてくれました。さすがは主人公。普段はむしろすばるの方が積極性に欠けているんだけど、やる時はやります。いつきは気にしていたおでこをみんなの前に出すまでに勇気を取り戻しました。そして劇でも念願の王子様役をゲット。うん、こっちの方が断然いい。あおいのお姫様も可愛いし、いつきの着替えシーンも見れたし、今回は眼福の一言に尽きます。すばるから夢扱いされたみなと君は、まあ頑張れ（笑）。
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