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コミックマーケット97・2日目の感想

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 2日目は中央線の始発でりんかい線の新木場駅に行き、始発組としてビッグサイトへ。このパターン、久々だなあ。

 今まで2日目はのんびり行ってたんだけど、今回は狙い目のサークルが割とあったので早めに行きました。着いたのが夜が明ける前だったので寒かったけど、昨日より風は吹いてなかったので体調を崩さずに済みました。

 

 朝日に染まるビッグサイトは、なかなかの絶景。

 

 始発で行ったおかげで、開催前に館内に入る事が出来ました。それから西館を中心に歩き回り、目的の本をほぼ入手。唯一、南3にあったサークルが販売停止になっており、無駄足を踏む羽目に。おのれ。

 

 気を取り直して、コスプレ撮影スタート。屋上展示場から正門プロムナード、昨日は行かなかった防災公園に行きました。

 今回から写真に修正を入れました。人の顔が入ると、コスプレイヤーの人達が目立たないので(面倒くさいので今までのはやりません。この怠け者め)。

 

 続いては青海展示錬へ。暑さに苦しめられた夏よりはマシだったけど、あの長距離を歩くのはやっぱり疲れます。重い荷物を持って往復する人は凄いなあ。

 品は買いませんが、企業ブースの賑やかさは嫌いじゃありません。我ながら良いのかそれで。

 

 コミケ後は大崎駅で途中下車して、無料でもらえるお汁粉を食べたり、即売会を覗いたりしました。こんな事をやる駅は大崎駅だけ!

 

 楽しかった2日目を思い出しつつ、3日目に向かいます。体力的に厳しいけど、もう1日あるので気を抜かずに頑張ります。


コミックマーケット97・3日目の感想

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 最初で最後となる4日間冬コミも後半戦。男性向けの本が多数売られる為、入場者数は昨日より上。私も気合を入れて行きました。

 新宿から中央線で東京駅へ。ここで京葉線に乗り換えて新木場に向かうのですが、新宿からの始発だと東京着は4時51分。京葉線の蘇我行きが4時55分に出るので間に合うと思った人、甘い。中央線から京葉線のホームまでとんでもなく離れているので(動く歩道が3ヶ所もあります)、普通なら間に合いません。中央線を降りたら全速で走り(朝早くで人が少ないので出来る荒業)、ギリギリ間に合いました。かなり疲れましたけどね。4日目もやるか、それともタクシーに乗るべきか迷う。

 

 5時22分に国際展示場駅に着いたけど、始発ダッシュに巻き込まれて並ぶまで大変でした。その上、この日は曇り時々雨という悪天候で、寒いのなんのって。

 まあ大雨にならなかっただけマシですけどね。コスプレイヤーの皆さん、雨に濡れてる上に寒いのに笑顔を振りまいて、本当にご苦労様です。

 

 始発で向かった甲斐はあり、11時前に狙っていた本は全てゲット。壁サークルはなるべく避けたし、数が少なかったので。でも4日目はこうはいかない。戦争が待っている……!

 

 本を買ったらすぐに帰ろうと思いましたが、雨の中でも頑張っているコスプレイヤー達を見て撮影に参加。プロムナードと防災公園で写真を撮りました。

 雨が酷くならない内に引き上げたけど、新宿に着いたら雲が散り出していました。この日の私は雨男だったようです。

 

 長いようで短かった4日間も、いよいよ明日でラスト。2019年の最後は、良い思い出が沢山のコミケにしたいものです。

コミックマーケット97・4日目の感想

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 令和初の冬コミもこれで最後。夏に続いての4日間に渡るお祭り、長いようで短かったです。

 4日目も先日と同じパターンで行くつもりだったのですが、新宿駅で電車が安全点検の為に3分ほど停車してしまい、東京駅にも3分遅れの4時55分に到着。はい、これで同時刻発の京葉線には乗れません。たかが3分、されど3分。

 仕方がないので東京駅からタクシーに乗り、ビッグサイトへ。始発組よりほんの僅か早く着けました。全然疲れなかったし、こちらの方が私には向いてますね。

 

 2019年最後の朝日を浴びるビッグサイト。初日の出をここで見るコミケはあるのかな?

 

 待機列は昨日より少し前でした。

 この日の東京は昼から暖かくなり、20度を越える場所もあったそうです。朝は寒かったけど、段々暖かくなっていきました。服、昨日より控え目にしておいて良かった。

 

 10時10分頃に入場し、そこからは本を買い漁りました。最終日は相変わらず凄い人混みだったけど、夏よりは遥かにマシでしたね。スムーズに買い進め、11時までに狙っていた本は全て買う事が出来ました。早っ。本を買うだけなら4日間コミケの方が楽かも。

 

 11時を過ぎても、まだまだ人は押し寄せてきます。相変わらず凄いなあ。

 

 早く本を買い終えたので、コスプレ撮影も楽しめました。大晦日は防災公園が閉鎖されるので、コスプレ撮影が出来るのは正面エントランスと庭園、屋上展示場のみ。狭くて大変でしたが、以下の皆さまを撮る事が出来ました。

 

 

 翌日の元旦は実家に帰るので、体を休める為に12時過ぎに帰宅。こんなに早く帰ったコミケは初めてかも。

 

 今度のコミケ98は夏ではなく、春のGWに行われます。申込みは既に済ませており、後は原稿を描き、当落結果の発表を待つのみ。連続して当選しているのは嬉しいけど、そろそろヤバい気も。ああ、コミケの神様、春コミも当選させてください、お願いします。

 ジャンプ6・7号の感想

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 2020年最初のジャンプ感想です。読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします。

 付録のカレンダーに記載されてるキャラクター性格診断、私はEの炭治郎でした。自分では無惨様の方が近いと思っているんですけどね(笑)。

 描き下ろし年始番外編は「鬼滅の刃」が最高でした。マッスル禰豆子は文字通りの悪夢。上司に恵まれなかった玉壺はまあその、強く生きろ(もう死んでます)。

 「Dr.STONE」は休載です。やはり去年の二作同時連載は無理があったか……。どうぞお大事に。

 次号から新連載がスタート。今年は早いなあ。始まるのは3作だけど、終わるのは多くないかも。

ONE PIECE
 嵐とのコラボポスター付き巻頭カラー。このポスターはファンなら一生モノのお宝ですね。
 ロジャーとおでんの冒険、懐かしいキャラも続々登場して盛り上げてくれます。オトヒメ王妃、反政府活動家扱いされてたのか。ここからどうやってネプチューンと親しくなったのか気になる。
 おでんはワノ国に一度戻っていたけど、冒険を優先して再び海へ。ろくでなしと言われても仕方ないけど、ここで彼が降りてたらロジャーの冒険も終わってたからなあ。
 そして彼らは遂に彼の地へ辿り着いた。秘宝ワンピースは単なるお宝ではないとは分かっていたけど、見た者が大笑いするお宝とは? ルフィ達がその謎を解き明かしてくれる事を期待。

 ちなみにラフテルとは「笑い話」という意味。冒険の終着点である島の名前にしては変だと言われてたけど、こういう意味があったんですね。尾田先生、凄い。

鬼滅の刃
 珠世さん、無惨の毒に対する血清も作っていたのか。抜かりありませんね。強さでは無惨が圧倒的に上回っているけど、策とか精神力では鬼殺隊の方が上。夜明けまであと1時間程だし、希望が見えてきました。
 それでも全員が死ぬ気で戦わなければ、無惨にダメージを与える事さえ出来ない。死の際の握力こそが勝利への鍵って気付いたけど、それって完全な死亡フラグですよね。伊黒は次回で倒れそうで怖い。

アクタージュ
 羅刹女の怒りと夜凪の怒りが見事なまでにシンクロしているけど、それはギリギリの領域。羅刹女が怒りを鎮める脚本を書いた花子さんでさえ、彼女が脚本通りに怒りを鎮めるのか分からない。役者に任せるにも程があるでしょ。
 でも白石さんがナイスな演技で助けてくれました。怒りによる醜さを羅刹女=夜凪に見せつける事で、自分の醜さに気付かせるとは。これはベテランでなければ無理ですね。流石はあの王賀美が認めた役者。頼もしい限り。
 次は若手達の番。単に羅刹女を倒して、力で抑え込むエンディングではない筈。夜凪と花子、2人の怒りと苛立ちにどう応えるのか、三者三様の解答を見守ります。

約束のネバーランド
 大僧正達の復活には成功し、これで鬼側は大丈夫だと思ったけど、敵の方が動きが早かった。人間を見下している鬼達を完全に掌握してしまうとは、ラートリー家の力を甘く見てました。
 ソンジュとムジカが逃れられたらまだ希望はあったけど、2人とも捕まってしまった。エマ達は助けに行けないし、鬼の中からムジカ達を助ける者が現れるとは思えない。人と鬼は再び戦うのか?

僕のヒーローアカデミア
 インターンを終えた学生達はみんなレベルアップしていた。頼もしくなったなあ。特に常闇はホークスがいないのに、かなり強くなってる。師匠がいなくても弟子は育つ、というやつかな?
 お茶子も強くなりました。出久との関係も友達以上恋人未満だけど良い感じだし、そりゃあクラスメイトも暖かく見守りますって(約一名除く)。
 出久も強くなったので、いよいよワン・フォー・オールの真髄に迫る事に。歴代の継承者達の記憶を一気に受け継ぐのでしょうか? 流石にそれは無理か。でも何人かの記憶は見れそう。

呪術廻戦
 センターカラー。
 なるほど、夏油の姿そのものが切り札だったのか。五条はまんまと封印されてしまったけど、殺されなかっただけでもマシかと。希望はまだ残っているし。
 にしてもまさか夏油が夏油でなかったとは。こいつも自然から生まれた呪いなのかな? 真人達とも仲良くやっていた理由がこれで分かったけど、夏油には生きててほしかったなあ。
 一方、真人に負けて死んだと思われたメカ丸は生きてた。でも、かなり小さくなりましたね。単なる連絡ユニットなのか、それとも悲しい理由があるのか気になる。

AGRAVITY BOYS
 クリスの女の子問題、まだ解決してなかったんですね。もう男の娘として見ればいいじゃん(そういう問題ではない)。
 少年誌なので女性の乳首は隠されます。でも男性の乳首はOK……だったのですが、クリスのは駄目でした。これから男の娘キャラはそういう扱いになってしまうのか。ガッデム!
 相変わらずバカバカしいオチがついたけど、ラストで怪しげな展開に。早くも通信が繋がったのかな? レギュラーの4人だけではそろそろ飽きてきたので、新キャラが登場しそう。

ハイキュー!!

 前哨戦というか、真面目にボケる選手達に宮侑が敗北。確かにこの面々が揃ったら、的確なツッコミ役は必要ですね。せめてツッキーがいてくれれば。
 って田中、結婚したのかよ! しかもお相手は潔子さんとは! 意外だけど祝福します。田中の方からガンガン攻めたんだろうなあ。一途な思いを実らせた田中も、それに応えてくれた潔子さんも素敵だと思いますね。
 そして始まる大決戦。かつてのライバルが仲間になり、最高のパートナーが最強の敵に。ラストマッチに相応しい熱戦を見せてもらいます。

狐日和の紺次郎
 「黒子のバスケ」の藤巻忠俊先生の新作読切は、まさかの時代劇。これには驚かされました。
 表紙だけでなく絵のタッチやストーリーも時代劇風になっており、少年ジャンプてはなくコミック乱(時代劇漫画の専門誌)に載ってもおかしくないレベル。勉強したんだろうなあ。
 現代風なギャグも交えて、ギリギリ少年漫画らしさを保っています。この辺りは賛否両論出そうだけど、私は好きです。新境地への挑戦、大いにやるべし。

チェンソーマン
 センターカラー。
 シャークネードやっちゃったデンジの存在が世界中に知られてしまった。むしろ今まで良く隠せてたなあ。公安の皆さん、悪魔退治だけでなくマスコミ対策までやってて、ご苦労様でした。
 デンジのチェンソーの音は、地獄の悪魔達を殺した時に聞いた音と同じだそうです。向こうの世界のデビルハンターだったのかな? 人間界に来たという事は、チェンソーの悪魔も地獄で殺されたのか。相手は銃の悪魔?
 世界中がデンジを狙い始めた・この世界にはソ連がまだあるのか。最初の刺客はアメリカから。どう見てもヤバい3人、デンジとパワーとアキで戦うのかな?

ZIPMAN!!
 ヒーローのスーツは意外と嵩張るのです。変身システムの単純化や変身用アイテムのコンパクト化を進めるべきですね。宇宙刑事シリーズの変身は画期的でした。
 私もコミュ障なので、鋼志郎のコミュニケーション講座はなかなか参考になりますね。心が痛くなる教えも多いけど(笑)。鉄芽も馬鹿じゃないから、気付くべきところはちゃんと気付いていました。今回の話は今までで一番面白かったです。

ブラッククローバー
 クローバー王国最強の金色の夜明けの騎士達が、たった3人の敵に蹂躙されてしまった。インフレの加速っぷりが激しいなあ。零域の魔法使いも珍しくなくなったし。
 ヴァンジャンスでさえ漆黒の使徒を率いるゼノンには負けそう。ユノも簡単に勝てる相手ではないでしょうね。今回は完全に負けるのか、ギリギリでピンチを乗り越えるのか。ユノの新たな力に期待。

お兄タマは猫じゃニャい!
 「Dr.STONE」の穴埋めは、赤塚賞受賞作家の内山貴先生のギャグ読切です。
 人間になれたけど猫である事を捨て切れないというか、無理だろとツッコミたくなる主人公が良いキャラしてます。あまり強くないけど、猫の可愛らしさで勝利するという展開も良し。
 新人の作品としては、なかなか良かったです。ギャグ漫画は新人としての未熟さも分かるんだけど、内山先生は大丈夫ですね。今年、飛躍してくれる事を願っています。

ぼくたちは勉強ができない
 スキー場へ卒業旅行。受験から開放されて活き活きしてるヒロイン達、みんな可愛い。特に真冬先生、演歌で萌えポイントを稼ぐとは……。恐るべし。
 でも一番気になるのは、うるかの告白の続きなんですよ。アニメはうるかENDっぽい終わり方をして、原作でもうるかが告白しました。原作もうるかが勝利するのか?
 と思いながら読みましたが、ううむ……。普通、好きな異性に告白されたら大喜びする筈。予想外の告白だったとはいえ、成幸はうるかの告白に誠実に答える事だけを考えていて、告白が嬉しがってる様子は無い。現時点でうるかを『愛する女性』としては見てませんね。
 うるかもそれに気付いているから、返事を急いてないのかも。知恵熱の果てに成幸が出す答えは……。うるかファンの人は覚悟だけはしておくべきかと。

夜桜さんちの大作戦
 新展開はスパイとしてのライバル登場。コメディではなくストーリー重視で行きますか。巻き返しを図るのなら、正しい判断です。在り来りだと言われても、ジャンプ読者はバトル漫画が大好きだし。
 太陽は昔より確実に強くなっているけど、プロのスパイから見ればまだまだ未熟。それでもベテランのスパイに負けたのなら納得できるけど、同年代に負けるのは悔しいだろうなあ。太陽、嫁の為ではなく自分の為に強くなれるか?

ゆらぎ荘の幽奈さん
 裸リボンは美少女がやるから絵になるんですよ。コガラシの裸リボンなんて、千紗希以外に誰が喜ぶのか……いや、喜ぶ人、意外と多そうだな(笑)。
 堅物で奥手な狭霧が、自分からデートに誘うとは……。コガラシへの恋心の大きさと強さが分かりますね。この子にも幸せになってほしい。
 他のヒロイン達に比べて、かなり出遅れてしまった千紗希。やはり同居してないというのは厳しいよなあ(普通の学生カップルは同居しません)。
 出遅れた焦りも手伝ったのか、遂に千紗希はコガラシに告白した。ごめんなさい、私は今まで告白してなかった事に驚きました。コガラシだって気付いているでしょう。何を今更な感じがするけど、だからこそこれからどうなるのか楽しみ。

ミタマセキュ霊ティ
 霊感ゼロで幽霊が見えないソウヤはこの状況をどう考えているのか気になってたけど、やっぱり見えてなかったんですね(笑)。にしてもまさか甲子園で投げていたとは。完全に職業選択を間違えましたね。まあ本人が満足してるのなら良いけど。
 レッグがソウヤに惚れそうな雰囲気になったけど、真の勝負はここから。単なる野球ではなく、幽霊を封じ込める敵チームから仲間を守れるか?という戦いになるのかな。この試合で連載終わるかもしれないので、熱い勝負を見せてください。

サムライ8 八丸伝
 弁形が何故、骨河改め三打を見下している癖に拘るのか分からなかったけど、彼を『いい奴』として甘く見ていたんですね。ペットを可愛がっているような感覚だったんだろうなあ。最後はまさに飼い犬に手を噛まれて、悪行の報いを受けました。三打は無罪で良かった良かった。
 一件落着して次回から新展開だそうだけど、新連載が始まる上に掲載位置も上がらないので、そろそろ終わりそう。ジャンプ編集部も見切りを付けたのでしょう。次回か、その次ぐらいでお別れかな?

ジャンプ8号の感想

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 2週間ぶりのジャンプ感想。久しぶりにジャンプが読めて大満足しました。何歳になっても私は週刊少年ジャンプが好き。

 遊戯王のカードプレゼント、今回は応募者全員サービス形式なのか。応募用コードを使わないと駄目とは、念が入ってるなあ。
 プレゼントされるカードはどれも懐かしい物ばかり。プラックホールが禁止カードじゃなくなる時代が来るとはねえ。古参ファンとしては色々複雑。

アンデッド アンラック
 新連載第1弾。昨年の9号に掲載された読切が帰って来ました。戸塚慶文先生、初の連載おめでとうございます。
 不死身の主人公と触っただけで相手を不運にするヒロインの設定や性格は、読切と変わってません。かなり好評だったんでしょうね。私も楽しませてもらいました。
 下半身露出シーンが多かったり、少年誌でセッ◯スとか言っちゃったり、なかなか攻めています。アクションシーンもド派手で、私はこういう漫画大好き。
 主人公アンディの過去や、彼を狙う敵組織など今後の伏線もきっちり張られている。第1話としては充分な出来です。今後の盛り上げ方に期待。

ONE PIECE
 ロジャーの船員は照れ屋が多いな。チョッパーのご先祖様かな?(笑)
 ロジャーはシャンクスに何と言ったのか? しらほし姫と共に生まれた王とは誰なのか? ジョイボーイとは個人の名前ではないのか? 謎が1つ明かされる毎に新たな謎が生まれるこの快感、嫌いじゃありません。
 おでんがいない間にワノ国は滅茶苦茶になっていた。国を乗っ取られた上、妻を傷付けられた。これでおでんが黙っている筈が無い。オロチを追い詰めるけど、こいつ生き延びるんだよなあ。ここで斬り殺しておけば……。カイドウが助けに来るのかな?

鬼滅の刃
 善逸達も来てたか。透明になって大人数で斬りつけるって主人公の仲間の戦い方じゃないけど、無惨が強すぎるので仕方ない。柱でもタイマンじゃ勝てない相手だもん。
 援軍の到来に赫刀、迫る夜明けと勝利への道は確実に開けている。しかしここまで希望が見えると、むしろこの希望を引っくり返してくれないかなあと歪んだ期待をしてしまう。ラスボスがやられっぱなしじゃ盛り上がらないし。

約束のネバーランド
 センターカラー。
 囚われたムジカとソンジュ。子供達を庇った兵士達が助けてくれないかなあと思ったけど、一介の兵士×2には無理か。子供達を助けてくれただけでも良しとすべき。
 ピーターは陰湿な本性を顕にして、捕らえた子供達を肉体的にも精神的にも苦しめる。こういう大人、現実にもいるから困る。ジェミマに刃を当てるピーターの狂気っぷりが怖い。エマ達にブチのめされる日が楽しみ。

Dr.STONE
 前号休んだので、ほぼ1ヶ月ぶりの本編ですね。今年もよろしくお願いします。
 クロム達の千空への信頼度の高さよ。今まで積み上げてきた信頼こそが逆転への布石となる、ジャンプ伝統の友情と勝利のドラマですね。熱いぜ!
 僅か数秒で石化光線への対策を思い付くだけでなく、その後の事まで考えていた千空。人間とは思えない思考能力だけど、実はかなり綱渡りしてる事が分かっているのでご都合主義とは感じません。話作りとかキャラの動かし方が上手いんだよなあ。

ハイキュー!!
 かつての仲間やライバル達の現状。今もバレーを続けている者もいれば、普通の社会人になった者もいる。千差万別だけど、みんな元気かつ楽しそうで嬉しくなります。
 影山がいるアドラーズは3年連続で優勝している強豪チーム。妖怪世代と呼ばれるお馴染みの面々以外にも、癖のあるベテラン選手が揃っている。ブラジル代表までいるとは凄いな。
 対する日向が加わったブラックジャッカルは、宮侑のツッコミが追い付かない(笑)人でなしの曲者揃い。こっちに影山がいたら、ストレスで倒れてたかも知れませんね。
 日本で久しぶりの一発を決めて、帰国をアピールした日向。影山のように待っていた読者も「遅ぇ」って感じですよ。さあ、その名を日本中に轟かせてやれ!

ぼくたちは勉強ができない
 センターカラー。OVA第2弾は5人のヒロイン達との妄想結婚式という、これまたラブコメの定番ネタ。でも見たいぞコノヤロー。
 風邪で倒れてしまった成幸。こういう時でも大人しく寝させてもらえないのは主人公の宿命ですね。あしゅみー先輩の膝枕と真冬先生のお尻プレスという天国のような地獄、いややっぱり天国で羨ましい。
 病状で成幸は、うるかを意識し始める。昔の彼は殆ど笑わなかった。そんな成幸を変えたのはうるかなんだろうか? だとしたら負けヒロインと思われていた彼女にも希望が……。
 と、ここで大本命の文乃が動いた! しかも成幸にキスしようとした現場を理珠とうるかに見られるというバッドすぎるタイミング! いや、彼女の恋心を2人に伝えるのにはこのタイミングしか無いのか。友情崩壊という重い展開にはならないだろうけど、いよいよ恋の戦い本格化か?

ZIPMAN!!
 学校に閉じ込められた生徒達を救う為、塔のような敵要塞を駆け上っていく。一昔前の少年漫画の定番ネタですね。「キン肉マン」の五重のリングとか「ドラゴンボール」のマッスルタワー戦は面白かったなあ。
 勇者を名乗りつつ、やってる事はどう見ても悪の魔王。倒す敵としては不足は無いけど、主人公だけで勝ち抜けるかな? 新たな仲間が来るかも。

チェンソーマン
 続々と紹介される世界各国のデビルハンター達。彼らにも夢とか野望とか、それぞれ背負っているモノがあるんですね。単なるヤラレ役にしないのは好印象。むしろハンター達の方が主役っぽい。
 心臓を狙われるデンジにとっては理不尽すぎる展開だけど、マキマとの旅行の為に皆殺しにする事決定。やっぱり悪魔だコイツ(笑。実際に悪魔です)。ポチタについてはずっと気になってたけど、今回の戦いで正体が明かされるのかな?

僕のヒーローアカデミア
 ワン・フォー・オール歴代の継承者達は優れた個性を持っていた訳でなく、むしろ個性は貧弱だった。だからこそ強大な力に選ばれたという逆説的な設定は良いですね。実にヒーローらしい。
 仲間達との楽しいパーティー、改めて自分が恵まれていると振り返る出久、先生達も色々と考える……と物語の機運が高まってきた所で、春の最終決戦スタート。この演出の上手さよ。
 ある日突然、街からヒーローが消えるという異常事態。今はまだ平穏ですが、これが超常解放戦線の仕業だとしたら、文字通り「嵐の前の静けさ」ですね。久しぶりに名前が出たステインも参戦するのかな?

アクタージュ
 王賀美の芝居でさえ夜凪の心には届かなかった。だけど武光の必死の演技で夜凪の関心を引き、彼女に役者としての心を思い出させた。普通の漫画ならこれでハッピーエンドになるんだろうけど、この漫画はそんなに甘くない。だから面白い。
 自分が役者である事を思い出した夜凪は舞台を円満に終わらせる為に感情を抑え、台本通りに動く。それは普通の役者なら間違っていないけど、夜凪景という異常な役者としては間違っている。そりゃあ千世子はブチ切れますよ。彼女は夜凪に勝つ為に苦しんでいるんだから。
 もう王賀美達に台詞は無く、夜凪を導く事は出来ない。彼女が自分で何とかするしかないんだけど、その傾向が未だ見えない。夜凪を救うのは他人なのか、自分自身なのか?

AGRAVITY BOYS
 インターフォン使ってもらえて良かったね、ババ。趣味の世界を広げているけど、そういうのは人それぞれだからなあ。オポチク星人がどんな姿してるのか気になる。
 なんでも欲しいものを貰えると聞いたら、誰もが迷い苦しむ。ババのように光と闇の人格に分かれる事も……ないかな(笑)。かなり翻弄されたけど、最後は勝って良かった。ババ、お前は確かに漢(オトコ)だった……!

ブラッククローバー
 金色の夜明けの団員、半分近く殺されたのか……。あの過酷なエルフとの戦いを生き抜いたのになあ。それだけ今回の敵が強くて容赦が無い、という事か。人間同士の戦争こそ一番怖い。
 冷酷で残忍なガデロアは、よく喋ってくれます。余裕の表れでもあるんだろうけど、口が軽い敵はどれだけ強くても小物なんですよ。お前は主人公によってブチのめされるだけの三下だ、ユノの怒りの刃を受けて眠れ!

呪術廻戦
 お、本物の夏油復活フラグが。脳を入れ替えられても自我が残っているとは凄いな。偽夏油(仮名)が言うように、この漫画では魂と肉体は1つの存在なんだろうか? この設定は今後の鍵になりそう。
 遂に五条が封じられてしまったけど、虎杖達は諦めたりしない。死してなお戦ってくれるメカ丸の為にも、ここで立ち止まってる場合じゃないですよね。強敵とはいえ、いや強敵だからこそサクサク倒して先を急ぎましょう。

ミタマセキュ霊ティ
 次号はセンターカラー。どうやら打ち切りは免れたみたいですね。鳩胸先生のセンス溢れる漫画は好みが分かれるので心配してたけど、週刊少年ジャンプの読者にも受け入れられたようで良かった。
 野球対決から強硬手段へ。BODY、なかなかの卑怯者だな。でも彼らの本来の仕事はこっちだからなあ。大人って汚いけど納得は出来ます。
 家族だと思っていた霊達が次々と封じられ、ハゼレナがキレました。あんな物騒な霊を沢山連れている彼女が、普通の人間である筈が無い。こうなるのは時間の問題だったのかも。
 次回でハゼレナを鎮めて、そのまま最終回になってもおかしくない流れですが大丈夫でしょう。センターカラーで最終回やらせてもらえる程、この漫画はまだ人気無いし(おいおい)。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 コガラシへのラッキースケベはもう慣れたから許すけど、本気のラブアタックは許せなかった。同じ人に恋する乙女として、狭霧の急接近は見逃せないですよね。狭霧は私も一番好きなヒロインだし。
 だけど千紗希だって可愛いし、このまま終わってほしくない。お邪魔虫の妨害を乗り越えて、コガラシにちゃんと「好き」と言ったシーンは感動的でした。恋する乙女はこうでないとね。次回からラブコメも大きく動き出すのかな?

サムライ8 八丸伝
 流石に今回では終わらなかったか。それでもあと2、3話で終わるだろうけど。単行本3巻は1・2巻よりかなり部数落としているそうだし。
 本格的に動き出した敵勢力、あっさり吹き飛ばされた星、新たなヒロインらしき女の子とイベント続出。主人公のパワーアップイベントもやって、色々忙しいですね。打ち切り前の最後の花火なんだろうなあ……。
 ダウンロード時の能力値、本当に細かい。設定をここまでしっかり考えていたんだなあ。でも設定を練り込んでいる=面白い漫画になるとは限らない。漫画って本当に難しい。

夜桜さんちの大作戦
 こっちは次回で終わりそうですね。割と好きな漫画だったので残念。
 翠の強さは別格で、今の太陽では逆立ちしても勝てない。だったら彼の強さを学ぶ為に尾行する。と翠に堂々と宣言する太陽の性格はスパイ向きじゃないけど、漫画のキャラとしては好感が持てます。
 結局、翠も折れてくれたけど……これ、翠を女の子にして、太陽に惚れさせて七悪と女の戦いやらせる展開にしても良かったのでは? いや、打ち切りが決まったのならそんな余裕無いか。つくづく残念な作品です。

ジャンプ9号の感想

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 日曜日が忙しかったので、今号の感想は超ショートバージョンです。

 「銀魂」の映画、クランクインおめでとうございます。ぶっちゃけ忘れてました(こらこら)。
 空知先生の無駄に長いお手紙もあり。この人は変わらないなあ。空知先生も読んでる「鬼滅の刃」、みんなも読もう(笑)。

マッシュル
 新連載第2弾。作者は新人の甲本一先生。
 魔法が全てという世界で、魔法が使えない主人公が活躍するというのは「ブラッククローバー」とダブっるけど、こっちはギャグなので問題ありませんね。楽しく読めそう。

呪術廻戦
 大声って便利だなあ。虎杖への殺意を漲らせる真人が良い。この戦いが決戦になりそう。

ONE PIECE
 おでん、オロチを倒せず屈辱の日々を送る。だけどいよいよ反撃が始まる。伝説の一時間、見届けさせてもらいます。

約束のネバーランド
 イザベラは本当にピーターに降ったんだろうか? 冷酷な振る舞いも演技に見える。

僕のヒーローアカデミア
 前回ラストの「街からヒーローが消えた」というのは全戦力集結という意味でしたか。でも裏を掛かれてそう。

鬼滅の刃
 センターカラー。
 異形の姿で復活した炭治郎。鬼である無惨の方が人間らしく見えるのは皮肉すぎる。でも異形のヒーローも良し。最後の戦いが始まる!

AGRAVITY BOYS
 常識人がたまに見せるポンコツっぷりは面白い。つまりボケもツッコミもこなせるクリスが最強。可愛いし(笑)。

Dr.STONE
 頭の良い敵は厄介だけど、千空の頭脳はその上を行く。小気味良い大逆転劇、最高でした。

アンデッド アンラック
 センターカラー&大増25ページ。
 組織に追われ続けるのなら、いっそ組織の一員になってやる。こういう割り切り方は嫌いじゃありません。むしろ気持ちいいです。

アクタージュ
 まさか王賀美が夜凪を救う役になるとは。実は気の良い彼らしいファインプレイでした。最後の風の快さよ。

ハイキュー!!
 バレーを辞めても人生は続く。宮兄弟はこれから一生喧嘩して、それでもずっと一緒にいるんだろうなあ。

ミタマセキュ霊ティ
 センターカラー。
 感動すれば良いのか分からない話だったけど、最後のハゼレナのテレ顔が可愛かったのでオールOK。

ZIPMAN!!
 掲載位置がじわじわ下がってきました。話は王道なんだけど、それだけじゃ駄目か。盛り上がりそうなタワー決戦で人気回復なるか?

ブラッククローバー
 クラウスの愚直さは彼らしくて好き。でも敵は強大。団長でさえ勝てない相手にユノ達だけでは厳しい筈。アスタの救援、間に合うのか?

チェンソーマン
 本当にこの漫画は、あっさり人を殺すなあ! でも面白いので許す。

ぼくたちは勉強ができない
 文乃がようやく本心を明かして、いよいよクライマックス近し。成幸はうるかの幸せを思って身を引くのか、それとも……。

夜桜さんちの大作戦
 りんと凶一郎、類は友を呼ぶってやつですね。変人ばかりに好かれる六美は大変だけど、太陽がいるなら大丈夫ですね。あと2回ぐらいで終わりかな?

サムライ8 八丸伝
 うーん、よく分からん! 作者が伝えたい事が山程あるけど、読者には全く伝わらない。この漫画の問題点そのものとも言える話でした。次回で終わりそう。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 貴重な男性キャラ達を女装させてサービス、サービス。ミウラ先生のネタ袋は尽きる事が無いのか!

ジャンプ10号の感想

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 今年も早くも1ヶ月経ち、ジャンプも2桁台に突入。時が経つのはあっという間ですね。長期連載もいつかは終わるし。

 付録の「ONE PIECE」のカスタマイズシール、メッセージ付きのはちょっと小さくて読み難い。私の視力が更に落ちただけ?

 「約束のネバーランド」は休載です。

魔女の守人
 新連載第3弾。作者は新人の坂野旭先生。昨年はジャンプGIGAで「炎獣のアラン」というファンタジー漫画を連載してました。「ブラッククローバー」の田畠先生のアシスタントをしていたそうで、絵柄が似てるのも納得。
 ストーリーはファンタジー漫画としては割とよくあるお話。横暴だと思っていた姫が実は優しくて、悪人に命を狙われているのを助けて一緒に逃げる。うん、正しいまでに王道のファンタジー漫画だ。
 でもこの1話でほぼ完結しており、読切としてはともかく連載作品としては苦しそう。主人公が単なる「剣の達人」というだけでは厳しい。今後の主人公の成長次第ですね。

ONE PIECE
 なるほど、おでんが敗れたのはこういう策を使われたからか。オロチを焚き付けた事といい、あのババァ……! 既に死んでいるのはルフィ達にとってラッキーだったかも。
 奮戦虚しく囚われたおでん達は、釜茹での刑に。民衆は彼らの戦いを知らされておらず、未だにおでんを軽蔑している。でも現代ではおでんは英雄として影で語られている。「奇跡の一時間」とは釜茹でに耐えた時間かな? そこでおでんの意地を見た人達が感動する流れと見た。

鬼滅の刃
 ヒノカミ神楽は十二の型を繋いでいく事で、十三の型が現れる。なるほど、これは上手い設定。
 縁壱に助けられた竈門家は、代々日の呼吸を伝えてきた。その伝統は炭治郎に受け継がれ、無惨に止めの一撃を与えようとしている。最終決戦、盛り上がってきました。次回の巻頭カラーで早くも決着かな?
 でも、本当にこれが最後の戦いなのかな? まだ何かありそうな気がするんですよねえ……。未だに姿を見せない上弦の伍とか、こちらに向かってる禰豆子とか。

ハイキュー!!
 日向はブラジルでのビーチバレーの経験に加え、身体も成長した事で高校時代より格段にパワーアップしてます。彼を見てきた人達から高く評価されているのが嬉しい。
 日向以外のキャラもその実力を見せます。ウシワカは日本の主砲と言われているし、サーブで全部決まってもおかしくない高レベルの試合、選手も観客も楽しいだろうなあ。気持ち悪いくらいのハイレベルな試合、そりゃあ影山は喜ぶわ。ドSでもありドMでもあるし(笑)。

僕のヒーローアカデミア
 ホークスからの情報は的確で、最終決戦はヒーロー側が先手を打ちました。ドクター、完全に不意を突かれた表情してますね。超常解放戦線、早くもお終いか。
 ……とはならないでしょうねえ。死柄木の復活は一ヶ月後だけど、他のメンバーが黙って捕まる筈が無い。このまま一件落着したら出久達の出番無いし。このヒーロー勝利間違い無しの展開がどう引っ繰り返るのか、かなり楽しみ。

Dr.STONE
 悪知恵に秀でて力もある、しかも準備も万全に整えている。イバラ、最初に出た頃は単なるチンピラっぽい小物だったのに、こんなに手強い奴だったとは。彼より頭が良い千空でなければ負けてましたね。いや、千空でも1人だけじゃ勝てなかったでしょう。
 「自分が賢いと思っている奴ほど簡単にハメられる」というイバラの言葉は、まんまイバラに当て嵌まりました。ドローンと無線が勝利のアイテムになるとは、これぞまさに科学の勝利。1人じゃないからこそ掴めた勝利、最高でした。

アンデッド アンラック
 この漫画の能力者「否定者」の設定を説明。単なる超能力ではなく、何かを否定する事が能力なんですね。死を否定するアンディ、幸運を否定する風子ちゃん。分かりやすいかな?
 敵を1人倒して円卓の椅子を空けたけど、もう1人は倒せず。だけど彼が仲間を売ってくれたおかげで、アンディもチャンスを得ました。仲間殺しを勧めるとは、この組織かなりブラックだなあ。入っても地獄を見そうだけど、それはそれで面白いか。
 股間丸出しがデフォになりつつあるアンディと、何だかんだ言ってるけどアンディの事が好きになりつつある風子。面白いコンビになってきたので、今後が楽しみ。

チェンソーマン
 単なる食事シーンでさえ、それぞれの思惑と呪いのような悪魔の力が交錯している。もうモブギャラがデンジ達の傍を通るだけでハラハラしますよ……。緊張感のある漫画で好き。
 暴力の魔人は意外と優しい。でも、本性は絶対に凶暴なんだろうなあ。スプラッターな戦闘シーンを見たコベニの顔が、恐怖で染まるのが今から楽しみ(笑)。

MASHLE
 センターカラー&大増25ページ。
 後ろの2人、何やってんすか(笑)。つーかこの2人、今後も出るんですね。おっさんと爺さんがレギュラーキャラになって誰が喜ぶんだか。でも、ギャグとしては悪くないので許す。
 厳しい試験をパワーで押し通るマッシュの無双っぷりを楽しめるか否か、それでこの漫画の評価は決まります。私は楽しんでいるけど、他の読者はどうだろう? 画力があまり高くないのが残念だけど、今後伸びるかもしれないので期待。

アクタージュ
 波乱だらけのサイド甲の公演は幕が下りました。花子だけが爽快なラストシーンを迎えられなくて「ざまぁ」とか思っちゃ…良いか。彼女のせいでみんな振り回されたんだし。花子の闇は晴れてないので、もう一波乱ありそう。
 サイド甲の演技は賛否両論だけど、人の心に響く演技だったのは事実だったし、千世子は戦う前から負けてる心境。だけどここで黒山が動く。勝つ気満々ですね。主人公の最強の敵が、今まで主人公を支えてくれた恩人というのは燃える。

AGRAVITY BOYS
 今回は朝のドタバタからスタート。ババのパンツは確かに誰も欲しがらねえな(笑)。高次元的存在からも全力で拒否られるとは凄いな。同性愛者ならワンチャンあるかも。
 船内の潜入者はかなり小さいらしく、マスコットキャラかな?と思ったら不穏な事態に。この漫画初の連続ストーリーでしたか。この星の原生生物だとしらた、凶暴な怪物だったら今後の展開はハードなものになりますね。鬼が出るか蛇が出るか、それとも意外と可愛い天使が出るのか。

ミタマセキュ零ティ
 今期の打ち切りは免れましたね。おめでとうございます。
 ジャンカが再登場した上にバゼレナに弟子入りしたり、ハゼレナが伝説の憑きもんマスターらしかったり、長期連載に向けて体制を整えてきた感じ。でもその前に、封霊球のデザインとか憑きもんマスターとか、任天堂に怒られそうなんですけど。ディズニーとあの会社は怒らせてはダメ絶対。

ブラッククローバー
 ヴァンジャンスをも倒したゼノン。敵の最高幹部の1人だけあって当然強い。ユノも勝てないだろうなあ、でも危ないところでアスタとか助っ人が来て助けて……くれませんでした。
 おいおいおいおい、ユノ負けちゃったよ! しかもクラウス達は殺されちゃったし、ユノも死んで……はいないだろうけど、瀕死の重傷レベルですね。田畠先生、時々こういうとんでもない不意打ちをやってくるから困る。ユノのファンが絶叫してそう。

ZIPMAN!!
 相変わらず絵は良い。週刊誌レベルとは思えない上手さです。アクションシーンのコマ割りなども悪くなく、最後まですんなり読めました。
 でも肝心のストーリーがなあ。卑怯な方法を使って狡猾に攻めてくる敵を一蹴する話は悪くない。その筈なのに、どうも盛り上がらない。こういう展開の話を見過ぎたせいもあるんだろうけど、この漫画の独自性が感じられないのも事実。うーん、評価に困る。

ぼくたちは勉強ができない
 おや? おやおやおや? この流れはうるかと結ばれるルートに入ってませんか? うるかは最初に告白したので振られるという私の予想は大外れ? 賛否両論を巻き起こしたアニメのうるかENDは大正解だったのか?
 いや、私はうるか派ではないけど、こんな過去があったら成幸はうるかとくっつくのが自然でしょう。成幸が1番辛かった時に励ましてくれた大恩人ですよ。これでうるかを好きにならないのだとしたら、余程の理由が必要です。筒井先生、難しい読者を納得させる程の理由を考えているのかな? 期待と不安が入り混じっています。

呪術廻戦
 掲載位置が急降下してます。入稿が遅れたのかな?
 夏油の肉体を求めている少女達は、昔の夏油に助けてもらった双子ですね。確かにこんな外道との約束を信じるようでは呪霊より馬鹿だと言われても仕方がない。でも逆襲してきそう。人間に対しても呪霊に対しても一歩引いたように接する夏油(の中身)は何者なんだろう?
 五条悟の封印は、日本の呪詛世界のバランスを崩す事態。この機に乗じて怪しい連中が動き出しました。真人だけでなく、こういう悪党も相手にしないといけないのか。ハード過ぎる展開になってきたけど、虎杖と伏黒なら何とかしてくれるでしょう。おっと、猪野君も忘れちゃダメだね。先輩の力、見せてもらいます。

夜桜さんちの大作戦
 あまりにも親しすぎて逆に怪しくない、でもやっぱり真っ黒だった黒百合義正。こういう政治家が今後現れない事、そして民衆がこんな馬鹿を信じて投票しない事を願います。現実の日本の政界を見ると、黒百合の劣化版みたいな連中がゴロゴロいるんだよなあ……。安倍総理、ご苦労様です。
 見事な女装をして敵陣に潜り込んだ太陽、久々にスパイものらしい話になってきたけど、やっぱり見抜かれていたか。大爆発に巻き込まれてしまったけど、無事だと思うので次回から反撃開始ですね。この事件がラストエピソードになるのかな?

ゆらぎ荘の幽奈さん
 いきなりクライマックス! いや、狭霧がデートを申し込んだり、千紗希が告白したり、考えてみたら伏線は張られていました。いよいよこの時が来たかと思う反面、ちょっと寂しい気もする。この漫画とも長い付き合いになるからなあ……。
 みんなに後押しされた事もあり、コガラシに告白した幽奈。勿論これでハッピーエンドではなく、むしろ最終章の幕開けって感じ。あのクソ親父が動いているそうだし、このタイミングで幽奈が過去を思い出し始めたのも気になる。彼女の過去は悲劇か、それとも純愛の物語なのか。

サムライ8 八丸伝
 只でさえ設定が過剰なのに、一気に説明したせいで大混乱。ちゃんと読んでる私でさえこうなんだから、立ち読みで流して読んでる人は訳が分からなくなってる筈。でも、分からなくても良いかな。流石にそろそろ終わるでしょうし。
 探していた鍵が見つかったり、新キャラが向こうからやって来たり、話のテンポが上がってきて終わりが近いのが分かります。それでもなかなか終わらないのは、単行本のページ数との兼ね合いとかかな? 大人の事情って複雑怪奇。

ジャンプ11号の感想

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 「ONE PIECE」の休載は予告されてたけど、「ハイキュー!!」までお休みとは。恐らくこれが最後の試合、古舘先生は無理せず、だけどきっちり最後まで描いてください。お願いします。

 「ハイキュー!!」の代原として、番外編と4コマが掲載。こういうのは地味に嬉しい。どっちもなかなか面白いし。

鬼滅の刃
 渾身の力を振り絞る炭治郎。本当にこの子は頑張るなあ。頑張り過ぎて、鬼との戦いが終わったら早死しそうで心配。
 本来であれば無惨の方が圧倒的に強くて、炭治郎も柱の面々も瞬殺されてもおかしくない。だけど珠世さんがやってくれてた。1人の力だけでは絶対に勝てない、だけど皆と力を合わせれば奇跡は起こせる。死んでも尚、無惨を追い詰める珠世さんは美しい。
 九千年で老いるという事は、鬼の寿命は千年ぐらいかな? 不老の存在でないのが災いしましたね。ヒノカミ神楽も完成しつつあるし、決着の時は意外と近いかも。

Dr.STONE
 長かった戦いもようやく終了。終わってみれば千空達の完全勝利でした。ハグし合う千空とコハクが尊くて感動。いやもう君達、そのまま結婚しても良いよ許す。
 謎のホワイマン、再び。完全に千空達の敵である事が判明したけど、彼の声は千空と同じ!? 千空のクローンでもいるのか、それとも時空を超えたもう1人の千空なのか。この謎、千空じゃないけど唆られますね。

僕のヒーローアカデミア
 ドクターの偽名の件についてはノーコメント。集英社はビビリ過ぎだと思いますけど、厄介事を避けたい気持ちも分かるので。でも、うーん……。
 オール・フォー・ワンの右腕にしては狼狽えすぎ&弱すぎだと思ってたけど、地上のドクターは分身だったか。この用心深さ、長年ヒーロー達の捜査の目を逃れてきただけはあります。
 だけどヒーロー側も今回は本気中の本気。地下にも既に追手を放っており、ドクターは逃げ場がなくなりました。死柄木もこの病院にいたのか。このままドクターが捕まれば死柄木も終わりだけど、そうすんなりと行くかな? 脳無達が大暴れしそう。

ぼくたちは勉強ができない
 センターカラー。真冬先生の水着姿、色合いが際どくて裸だと思いました。ちっ、残念。
 ふうむ、完全にうるかルートに入ってますね。死んだ父親に自分の気持ちを気付かされる展開なんて、むしろこれでうるかの事が好きじゃなかったら読者から怒られますよ。
 だけど他のヒロイン達もそれぞれ成幸とのフラグを積み重ねてきた。だけど彼女達は成幸に告白したり、きっちり振られてもいない。このままうるかEDで連載終了、というのは不自然な気がします。
 もしかしたらですが、5人のヒロインそれぞれのEDを見せるつもりなのかな? 1番手がうるかで、彼女の話が終わったり理珠、次はあしゅみー先輩…という恋愛ゲームみたいな感じで。私の予想、当たりかハズレか?

MASHLE
 大増23ページ。
 試験をクリアしただけでなく、ヒロインのハートまで攻略していたとは。マッシュ凄いな。連載が長期化したら、どこまで上り詰めるのやら。
 校長からの過酷な試練にも自分を曲げたり怯えたりせず、信念を貫くマッシュはカッコいい。甲本先生の画力はぶっちゃけ低いけど、ストーリーとコマ割りが良くて読み易い。この漫画、気に入ってきたかも。

約束のネバーランド
 敵は大軍。しかも人質を取られている。不利過ぎる状況でもエマ達は全く臆さない。何もかも計画の内と言われたら、読者は見守るしかありませんよねえ。
 敵陣から逃げるのではなく、逆に立て籠もるとは。ここが勝手知ったる懐かしきGFだからこその戦術ですね。でも籠城戦は救援の目がある時にこそ有効な戦術で、援軍が期待できないこの状況ではエマ達が不利。それとも更なる秘策がある?

魔女の守人
 センターカラー&大増25ページ。
 ううむ……。決して悪い漫画ではないんだけど、面白いとも思えない。漫画の中ではドラマチックな展開をしているんだけど、全く気持ちが上がらないまま読み終えてしまった。つまらなくはないけど面白いとも言えない、微妙な漫画です。
 面白くない原因は幾つかありますが、まずは主人公が単に強いだけで彼ならではの特技や特殊な能力がある訳ではない事。強いだけの主人公なんて見飽きてるんですよ。口は悪いけど根は優しいという性格も、女の子を助けるという目的も見飽きてるし。
 次はヒロインがあまり可愛くない事。画力の否定はしたくないんですが、事実なので仕方がない。もう少し独自性を出しても良かったと思います。ストーリーも盛り上がらなければ、次の改編期で打ち切りかと。頑張れ!

チェンソーマン
 久しぶりにブーッ!と吹き出してしまった。パワー、おま、おま、お前なあ! 褒めるべきなのか笑うべきなのか、買ったばかりの新車を事故車にされてしまったコベニに同情すべきなのか迷う。よし、取り敢えず笑っておこう(酷い)。
 予想外すぎる兄の死に様に、弟はプロだけど吐いちゃいました。でもそのおかげで生き延びれたんだからプラマイゼロか。こういう形で生き残った奴は一生逃げ続けるか、逆に吹っ切れて強くなる。ゲロ弟はどっちの道を行く?

呪術廻戦
 結界というかパリアを張るのならバリアの中にいた方が絶対に安全。だけど結界は単なるバリアではなく呪術なので、リスクを上げた方が強度が増す。「HUNTER×HUNTER」の念もそうですが、こういう設定は上手いですね。
 こういう知恵比べでは呪霊より人間の方が厄介。とはいえ伏黒も虎杖ももう未熟な学生ではないので、この2人ならベテランっぽい狸ジジィが相手でも勝てるでしょう。猪野も大丈夫かな? 覆面姿は変質者っぽいけど(笑)。

アンデッド アンラック
 アンディを捕獲した女とは相性が悪くて戦いたくなかったけど、そういうのはフラグです(笑)。案の定、来ちゃいましたね。性格はヤンデレっぽくて、アンディに惚れてるみたい。風子をライバル視しそう。
 風子は単に痛い目に合わせたり、不幸にするのではなく、女子として恥ずかしい目に合わせた方が反動が大きくなる。この漫画がお色気重視路線だったら、地球終わってたかも。ある意味最強?

アクタージュ
 懐かしいなあ、デスアイランド。この頃の千世子の絶対王者っぷり、今とは別人かと思える。千世子にとっても、この漫画にとってもデスアイランド編は大きなターニングポイントでした。ここで人気が上がったおかげで連載続けられたし。
 千世子の演技について各々が議論する、こういうシーン私大好き。自分の演技について社長や監督にアレコレ言われるなんて、私だったら頭抱えたくなる。役者に向いてないな、私。
 阿良也が千世子を引き寄せたり、彼女の演技をちゃんと評価しているのを見ると嬉しくなります。はいはい、カップル厨ですよ、すいません。でもこの2人、割と良い組み合わせだと思いません?

ゆらぎ荘の幽奈さん
 うわお、分かりやすいくらい最終回に向かって一直線な展開。自分の肉体を捨ててまで挑んできた敵の爺さん、もう少し持ち堪えさせても……と同情してしまう。これで完全に死んだみたいだし。
 自分の肉体より、自分に惚れてくれた女性達を守る為にコガラシは消滅した。これは幽奈と同じ幽霊になって、2人で成仏するED? いや、死んだコガラシを幽奈が復活させるけど、その代償として彼女が…という展開になるかな? ううむ、先が読めなくて楽しみ。

ブラッククローバー
 ヴァンジャンスの世界樹魔法のおかげでユノ達は助かったけど、それでも半数の団員が死んでしまった……。クローバー王国最強の魔法騎士団がここまでやられるとは、敵の強さ半端なさすぎ。黒の暴牛も何人か死ぬかも。
 ダーク・トライアドの進撃は続く。次の標的はハート王国の女王とヤミか。ロロペチカは命を奪い、ヤミはその身柄を押さえるつもりか。この2人なら、特にヤミは大丈夫だと思うんだけど油断は禁物。急げアスタ!

将棋道中膝栗毛
 新人の千木チキ先生による読切。手塚賞の準入選作で、あの鳥山明先生が大絶賛したそうです。
 ジャンプは今まで何度も将棋漫画を連載し、尽く短期で終わってます。私見ですがその理由は将棋のルールが知らない人には小難しく、退屈なルール説明や状況の説明が多くなって漫画が面白くなくなるからだと思います。
 この漫画はその欠点を、未熟ながらも克服しています。将棋のルールなんて最低限だけ説明すれば良い、漫画として面白ければ良いんだよ!と割り切った感。こういう潔さ、嫌いじゃありません。確かに鳥山先生が気に入りそうな漫画です。
 手放しで褒められる作品ではありませんが、作者のセンスを感じるのも確か。このまま伸び続けたら、将来のジャンプを支える逸材になるかも。編集部は大切に育ててください。

AGRAVITY BOYS
 クリスを助ける為、必死に駆ける3人。おかしい、友情の為に主人公達が頑張っている熱いシーンな筈なのに、妙な下心を感じるぞ。10倍ドーピングまでやったゲラルトは普通に熱いのに何故だ。今までが今までだからか(笑)。
 この星にも知的生命体がいました。凶暴なのでなくて何より。未知の星で4人だけで頑張るというこの漫画の根幹を変えてしまったけど、そろそろ変えるべき時期だったのも事実。掲載位置が落ちてきたのが気になるけど、まだ大丈夫ですよね?

ミタマセキュ霊ティ
 ミタマを遠ざけるハゼレナ。絶対に深刻な理由じゃないだろという予想はピタリ的中。バレンタインデーか、すっかり忘れてたぜ……(涙)。
 幽子のチョコケーキは大き過ぎるけど、ハゼレナの手作りチョコは普通に食べたい。テレた顔も可愛くて、ハゼレナがヒロインらしくなってきました。このままのんびりまったりした展開で行くのか、それとも?

夜桜さんちの大作戦
 やはり太陽は死んでおらず、赤青黄はあっさり雇い主を見限り、黒百合も逮捕されました。序盤で決着をつけるとは不自然だと思ったら、やはりどんでん返しを仕掛けてましたか。やりますねえ。
 しかしここで太陽の両親について語るとは。そういえば太陽自身についての掘り下げはまだゃってませんでした。単なる一般人と思われた彼、短期間の特訓でここまで成長したのには理由があるのか? 実は人間じゃないとか。

サムライ8 八丸伝
 えっ、まだ終わらないんだ。新キャラがアンに接近したけど、アンの心はこの程度では揺るがないでしょう。それでも不安になってしまう八丸、男って精神的には女性より弱いんです。
 アタも動いており、決戦の時は近そう。どうやらアタと決着をつけ、物語は終わらせる方向のようです。打ち切りが決まっているのだとしたら、かなりの温情判決ですよ。岸本先生、まだまだ厚遇されてます。

ZIPMAN!!
 掲載位置が急降下したけど、そんなに驚きません。私の好みには合わない漫画だったので。特撮ネタを使ったり、作画は良いんだけど、肝心のストーリーや設定がイマイチなんだよなあ。
 強い強いと言われてた3人目の敵、戦闘シーン無しで倒しました。うわお、これは連載終了に向かってる流れ。「あと2話ぐらいで終わらせて」と編集部から言われたのかな? せめて有終の美を飾ってください。


ジャンプ12号の感想

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 次号は土曜日発売。いつもより早く読める反面、感想書くのも早くしないと…って、別に仕事とかではないんだから自分のペースで書けば良いんですけどね。そうと分かっていても早めに書きたい損な性分。

 「ブラッククローバー」は休載です。

アクタージュ
 連載2周年突破。マガジンやサンデーならともかく、良くも悪くも少年漫画の王道を行くジャンプでこういう漫画が2年も続けられたのは、時代が変わったという事か。個人的には嬉しい。
 花子の身勝手な演出に翻弄されたのに、自分が悪いと謝る夜凪。花子は真実を伝えたのかな? 黒山が活を入れてくれたおかげで、吹っ切れた花子による夜凪の再逆転フラグが立ったのは良かった。
 その前に千世子の芝居を見せてもらわないと。うわー、これは美しい。それに前日とは別人のように自信を漲らせています。黒山はどんな魔法を使ったのか、かなり楽しみ。アキラ君、この舞台を生で見れなくて後悔しそう。

ONE PIECE
 お湯ではなく油による釜茹でって、普通の人間なら落ちた奴のように焼け死にます。おでんが耐えられたのは覇気を使っているから? 確かにこれを耐えきったら、奇跡の1時間だ。
 オロチの目的はワノ国の支配ではなく、黒炭家を虐げてきたこの国そのものへの復讐だった。ううむ、これはオロチの方に分があるかな。極悪非道の犯罪者でも、その親族にまで罪を問うのは間違っている…と考えられるようになったのは近代からなんだよなあ。日本の歴史の闇は深い。
 おでんがバカな踊りをしていたのにも理由があった。復讐者の約束を信じたのは、おでん痛恨のミス。でもオロチはバリバリの実に守られているし、カイドウも強いからおでん達だけじゃどうにもならなかったか。まだ生きている白ひげが助けに来てくれてたら…と考えてしまう。

鬼滅の刃
 茶々丸も鬼になっていたのか。生きていたのは良かったけど、首を切られてもジタバタしている絵は怖い。アニメ化されたらトラウマになりそう。
 伊黒、お前、眼が……! 無惨の攻撃を見切る鏑丸が凄すぎる。こいつ絶対に普通の蛇じゃない。鬼の血を飲んだスーパーな蛇だったりして。
 老化に加えて治り切っていなかった傷跡と、無惨に弱体化バフが掛けられまくってますねえ。そうでもしないと勝てないからなんだけど、ここまでバフされてる無惨様に同情してしまう。ゴメンね、君が強すぎるのよ。

Dr.STONE
 センターカラー。
 千空と同じらしいホワイマンの声は合成音声でしたか。石化装置はホワイマンが作った物じゃない? 次々と新しい謎が出て来て飽きさせない、この漫画の面白さを再発見させられました。
 新キャラの松風によると、石化装置はある日、空から大量に降ってきたそうです。そしてホワイマンは月にいる事が判明。まさかの宇宙人!? いや、宇宙人なら石化装置ぐらい作れるよなあと納得させられてしまう(笑)。今、宇宙に居るであろうレイとも出会うのかな。うーん、ワクワク。

魔女の守人
 大増23ページ。
 具体的な目的と、分かりやすい強敵が現れて少し面白くなってきました。騎士が魔女の魔法を使って戦うという、この漫画らしいバトルも見られそうだし。
 世界の光景や村の様子など、一昔前のRPGっぽいですね。坂野先生、こういうデザイン好きなのかな? 変装のレベルが低くてすぐにバレそうで心配。

ハイキュー!!
 日向のサーブ、カッコ良く撃ったけどギリギリで入らず。入ってくれたらカッコ良かったのになあ。ここで決められないのは、まだまだ未熟だという事か。影山君は挑発しないの(笑)。
 ニコラス・ロメロが止まらない。日向と影山や顔馴染みのキャラばかりに注目してたけど、これが世界のエースか。こんな凄い選手と一緒にプレイできるなんて、味方としても敵としても得るものは大きいでしょう。良き手本を前にどんどん成長しろ、若人達よ。

僕のヒーローアカデミア
 「とにかく蹴る、話はそれからだ」なんて感じで突き進むラビットヒーロー・ミルコ。頼もしいんだけど、どっちが悪役だか分からん暴れっぷりですな。正義と悪は紙一重。
 命令されなくてもドクターを助けたモカちゃん、ドクターを慕ってたんだろうなあ。その頑張りは報われ、悪の反撃開始。苦戦しそうなヒーロー達には悪いけど、話としてはこうなった方が面白い。ヒーローも敵も頑張れ!

MASHLE
 気弱なルームメイトに意地悪な同級生、そして親の権力を傘にした性格悪いエリートと、こういう学園ものの定番をやってますね。あえてそうしているんだろうし、それで充分面白いのは主人公がユニーク過ぎるからか。今は読者に主人公の力を見せ付ける時、個性ある脇役をぶつけるのはまだ早い。
 ほうきのタイム測定、マッシュは魔法は使えないけど頭は悪くない事が証明されました。単に眼にも止まらないスピードで走っただけと勘違いしてゴメン。でも悪役相手だからといって、約束を忘れるのはどうかと思うよ。次回はキャベル君に謝ってから殴りましょう(殴るのは決定なの!?)。

ぼくたちは勉強ができない
 冬山への卒業旅行以来、出番が無かった理珠と文乃は成幸の背中を押す役をさせましたか。確かにうるかルートでは、この2人はこうするしかありませんよね……。2人のファンは複雑な心境だろうなあ。
 これで成幸とうるかがくっつく事はほぼ決まりましたが、問題はその後です。2人のハッピーエンドで連載終了なのか、それとも別のヒロインとのEDを見せてくれるのか。まだまだこの漫画を楽しみたいので、出来れば後者であってほしい。

アンデッド アンラック
 世界一深い湖・バイカル湖でスケッチとは、贅沢な事をやってるなあ。これ戸塚先生の願望だったりして(笑)。
 ポニーテールの少女ジーナは敵だと分かっていたけど、不変を望む彼女は変化を受け入れた風子とは正反対なんですね。そりゃあアンディとは気が合わないわ。同じ変化を望まないキャラとして、「鬼滅の刃」の無惨様とは気が合うのでは?
 ジーナは間違いなく強い。でも彼女を殺さないと組織には入れない。ヤンデレっぽい性格な上に強いという、厄介極まりないキャラ。手の内を知られているであろうアンディより、風子の不運が勝敗の鍵を握りそう。

ミタマセキュ霊ティ
 ミタマも霊に慣れたんですねえ。人は環境に合わせて成長するんだなあ。ブラック企業に馴染んでしまったようにも見えるけど(気のせいです)。
 ああ、そういえばこんな奴いたっけ。シャケ次郎君、サーモン帝国の建国よりクリスマスにシャケをばら撒いた方が喜ばれますよ(byルパパト)。
 水に浸かるとリアルになるシャケ次郎。DHAはドコサヘキサエン酸の略称だって知ってる人、いるかな? 取り敢えずみんな、熊も大好きなシャケは安くて美味しいからバンバン食べよう(思考放棄)。

約束のネバーランド
 エマ達にとって、GFは目を瞑ってても走り回れる程に慣れ親しんだ場所。地の利は完全に彼女達にある上、ハッキングまでされたら鬼達は後手に回るしかありませんね。敵の狙いが読めないのも辛いな。頑張りが報われない鬼達がちと哀れ。
 これは守備ではなく攻撃。エマ達の狙いはGFに籠城し続ける事ではなく、施設を掌握してピーターを討つ事だった。兵力差がある以上、大将首を狙うのは的確であり必然。ピーターもそろそろ気付くだろうけど、彼は女王のように強くはない筈。早くも勝負あり…にはならないだろうなあ。そういえばママはどこ行った?

呪術廻戦
 時間が限られているのに、思ったより敵が強くて粘る。虎杖達には厳しい状況ですね。何発殴っても相手がノーダメージというのは、地味に堪えるだろうし。
 でも猪野の相手はもっと厄介だった。婆ちゃんはイタコで、死んだ人間の霊を孫に憑依させたのか。しかもかつて五条にも勝った伏黒パパを呼ぶとは。こいつは呪術師にとっては天敵中の天敵。猪野は生き延びられるのか?

チェンソーマン
 続々とやって来る殺し屋達。こいつらは流石に前回のようなギャグ展開にはならないでしょう。女の子を沢山連れたクァンシは、多分デンジの怨敵になるだろうなあ。
 中身はアメリカの殺し屋三兄弟の末弟である黒瀬、友達を殺すんじゃないかとハラハラしましたが、彼は彼で覚悟を決めたようです。いやいや、いきなりプロ意識に目覚めないでください。仕事を全うしなくても良いんだよ。こいつも厄介な敵になりそう。
 しかし一番危ないのは、ドイツのサンタクロース。無関係な無数の人々を下僕にして、デンジに何を届けるつもりなのやら。次の敵は誰が来ても激闘必至か。

MY LITTLE MARS
 新人の踊場ゆう先生の読切。初めて描いた長編漫画をスカウトキャラバンに持ち込んだら、その漫画が新世界漫画賞を受賞して本誌にも即掲載が決定。つまりこの漫画の事です。いやあ、天才っているもんですねえ。
 初の長編漫画とは思えないくらい構成が上手くて、主要登場人物は僅か3名と少ないのに全く退屈せず最後まですんなり読めました。いや、これは凄いぞ。素人が描いた漫画とは思えない完成度です。
 絵も悪くない、いや淡々と進むストーリーに実に良く合っている。踊場先生は自分の特徴というか、漫画家としての武器を分かってますね。こういう天才がいきなり現れるんだから、この世界は侮れない。次回作に超絶期待。

夜桜さんちの大作戦
 打ち切り間近と思ってたけど、次号センターカラーとは。何とか生き残ったかな?
 黒百合はおっさんだけど普通に強い上、情報収集力に長けているし、賢く、何より執念がある。娘の復讐という大義を持っている限り、この男の心は絶対に折れないでしょう。
 逃げたと思われた3人組も戻ってきて、太陽だけでは苦しいと思ってたので、助っ人が来てくれて良かった。心が強いのは太陽も同じ。揺るがない願いを持つ者同士、スパイには不釣り合いだけどきっちり決着をつけましょう。

AGRAVITY BOYS
 じわじわと下がり続けてますが、漫画の内容はまだまだ元気。ここが踏ん張りどころですね。
 高次存在でさえ「酷い」と言い切る程に酷い事になってたゲラルト。前回使ったドーピングの副作用ですか。寝たきりって、こんな形の寝たきりは疲れそうで嫌過ぎるな(笑)。
 友を救う為にサガが走る。異種族とのコミュニケーションは大変ですね。でも正しい思いは種族を越えて伝わる。ゲラルトは助かって良かったね。サガも助かったみたいだけど、ババは……大丈夫か。だって無駄にタフなババだし(酷い。けど真実)。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 タイトルを見て「!?」と首を傾げ、読み進めていくとますますおかしくなっており、狭霧のハッピーエンドを喜びたいけど違和感の方が強くて、結末を見て「ああ、やっぱりな…」と納得。狭霧を応援している身としてはかなりガックリしたけど、幽奈を見捨てて幸せになるなんて狭霧は納得しないので、これで良いのだ。
 しかしこの状況はどうなっているんだろう? コガラシが消滅する直前で時間が止まっている? この幻の世界はその影響かな? 他のヒロイン達は何を見ている? ううむ、分からない事が多くて次回が楽しみ。

ZIPMAN!!
 盛り上がりそうな最終決戦でしたが、1話で終わらせました。勇者気取りのボスキャラはムカつく奴だったけど、上司に見捨てられて殺されたのは可哀想でした。鋼志郎の魂を封じるなんて余計な事をしなければ、決戦が長く続いていたら、鉄芽と和解して味方になったかも。
 学校のみんなは救えたけど、鉄芽は鋼志郎を失ってしまった。最初から最後まで無言のジップマンは、まさに魔王の風格。次回からの新展開は会長との最終決戦突入かな?

サムライ8 八丸伝
 終わりそうでなかなか終わらないこの漫画、それでも次の改編期まででしょう。八丸には主人公としての魅力が無いし。
 いや本当に今回の八丸にはガッカリしました。気になる女の子が他の男と親しくしてたらイライラするのは分かるけど、もう少しアンを信じてほしい。嫉妬の仕方もギャグっぽさは無く、ジメジメしてて印象悪いし。
 まあそのアンも、八丸と兄を重ねているんですけどね。この2人のすれ違いっぷり、子供のカップルらしくはある。でもこの漫画にそういうリアルさを求めてはいないんですよ。作者が描きたい事と、読者が求めているものの違い。それが分からなかったのが、この漫画の敗因なんだよなあ……(まだ終わってないけど)。

ジャンプ13号の感想

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 表紙は「ONE PIECE」と日進カップヌードルとのコラボ。そしてアオハルCMが縁を結んだ特別対談、尾田先生と窪之内英策先生の特別対談。豪華すぎて読むのに困る。

 今年も土曜日発売号の感想はショートバージョンです。日曜日に休む為、土曜日に働く。何だかおかしい? 社会人とはそういうものです。

 「僕のヒーローアカデミア」は休載です。

ONE PIECE
 おでんの最期は言い伝えられていたとおり豪快でした。随分待たされたけど次回から現代に戻るかな? あー、続きが気になる。

恋するワンピース
 ジャンプ+で連載中の「ONE PIECE」のスピンオフ作品が出張してきました。絵柄が全然違うから、タイトル見ないとスピンオフとは分からないでしょう。それもまたこの漫画の味か。

鬼滅の刃
 確実に追い詰められていく無惨ですが、ここで禰豆子が来ちゃいましたか。勝利の女神か、絶望を呼ぶ魔女か。どちらにもなり得るのが怖い。

約束のネバーランド
 大人を舐めるなと言わんばかりのピーターの反撃。だけど彼の心は子供より幼い。これ程の悪行をやってきて、自分をパパと言いますか。「鬼滅の刃」の無惨に匹敵する自己中っぷり、良い悪役です。

ハイキュー!!
 自分自身を囮として使うようになった日向。最初の頃の彼とは精神的にも技術的にも別人のように成長しました。期待が高まるけど次号は休載。うう、残念だけど古舘先生、お大事に。

Dr.STONE
 新たな仲間を加え、月へ向かう前に司を復活させます。随分と待たせてしまったけど、これで戦闘面では何の心配もいりませんね。月へ行くまで長そうだけど。

ぼくたちは勉強ができない
 真冬先生とあしゅみー先輩も最後の花道を飾り、クライマックス近し。うるかの話は次回かその次で終わりそうだけど、問題はその後。そのまま連載も終わるのか、それとも……。

チェンソーマン
 センターカラー。
 殺し屋達の中で一番ヤバいドイツのサンタが攻撃開始。戦いは数だと言わんばかりの物量攻撃は、シンプルなだけに厄介。他の殺し屋はどう動く?

アンデッド アンラック
 否定者の能力を探る頭脳戦は「ジョジョ」を思い出しました。今後もこういうバトルになるのかな? 今のジャンプなら珍しいので生き残れるかも。

ブラッククローバー
 ハート王国と黒の暴牛のアジトへの2点同時攻撃。しかも相手はボスキャラクラス。アジトの方にはアスタがいるけど、ヤバいなこれは。助っ人が来るか、それともユノのように屈辱を味わうのか。

ミタマセキュ霊ティ
 センターカラー。
 今号は2本立て。どちらも面白かったです。銭湯では静かにしましょう。バイトの面接はぶっつけ本番でやった方が良いです。

魔女の守人
 ううむ、村長の話はする必要があったのだろうか? 余計な話はせずに、さっさと追手とのバトルを始めた方が良かったかと。

呪術廻戦
 五条にビビって大人しくしていた小悪党どもなんかに負ける訳にはいきません。あれだけの事で相手の術を見抜いた伏黒、頼もしいぞ。蹴散らしてやりましょう。

MASHLE
 約束をすっぽかしたのはマッシュが悪いけど、友達をバカにされて黙っていたら男じゃない。こうなる事は分かっていたけどスカッとしました。恨みを残さないよう、いっそヤッちゃいましょうか(こらこら)。

夜桜さんちの大作戦
 センターカラー。
 家族が作ってくれた武器や会得させてくれた技で太陽、逆転勝利。黒顔を殺した暗殺者はいずれ敵として現れるのでしょう。長期連載に向けて体制を整え始めたかな?

AGRAVITY BOYS
 ここで新キャラを4人も投入するとは。掲載位置が落ちているのでテコ入れかな? でも可愛い女の子は出さない。うん、この漫画はそれで良い。クリスで充分だし(笑)。

アクタージュ
 ここまでの話は全て黒山のシナリオ通り。そう言われても納得する程の演出。闇を利用し、国民的スターの千世子の顔を見せず観客の恐怖と興味を高まらせる。上手すぎて怖くて、だからこそ楽しみ。

サムライ8 八丸伝
 八丸とアン、すんなり仲直りしてくれて良かった。残り話数が限られているので、ウダウダした展開はやりたくても出来なかったんだろうけど。今回の戦いがラストバトルかな?

ゆらぎ荘の幽奈さん
 みんながそれぞれコガラシと結ばれた夢を見てるのか。この幸せな悪夢から抜け出すのは難しいぞ。約1名は抜け出す気が全く無いし(笑)。恋する乙女は強くて厄介。

ZIPMAN!!
 この掲載位置に急展開する話、これは最終回に向かって一直線してますね。第1話を読んだ時からこうなるかもと思っていたけど……。新しい年になっても漫画の世界は厳しい。

ジャンプ14号の感想

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 今号の感想もショート版の予定だったけど、新型コロナの影響でヴェルディの試合が中止になったので感想をじっくり書けました。AnimeJapanも中止になっちゃったし、早く沈静化してくれないかなあ。

 「ハイキュー!!」は予告通り、「ONE PIECE」は予告に無かった休載。どっちも続きが楽しみなのになあ。次号は載ってますように。

Dr.STONE
 石化の治療薬の名前にまでなるとは、この漫画のタイトル汎用性が高いな(笑)。
 遂に人類最強の男、司が復活! 思えばこの物語は千空と大樹と彼から始まったんだよなあ。それから対立して、別れて、それぞれの勢力を築き上げて、戦って、和解して……。ここまで長かった分、「獅子王司が仲間になった!!!」という一文には感動させられます。
 司でさえ呆気に取られる程に無謀な月への旅立ち。それでも千空はやり遂げるだろうし、司もそれを信じてる。知と武の最強が手を組めば怖いものなんてありません。心強い仲間たちもいるしね。待ってろよホワイマン!

鬼滅の刃
 禰豆子、人間に戻った!? こうなったら無惨が吸収しても太陽を克服できませんね。彼女の回想に笑顔の善逸がいるのが嬉しい。
 珠世によって尽く野望を阻止されてしまった無惨。禰豆子を人間に戻された上、自身も追い詰められている。しのぶといい珠世といい、この漫画の女性は死んだ後の方が怖いな。
 どんどん追い詰められていく無惨が、むしろ哀れに見えてきました。自業自得ではあるんだけど、このまま負けたら情けなさ過ぎるので何とか一矢報いてほしい。無惨様、頑張れー!(苦笑)

しろすぎ! アクノソシキ
 「ONE PIECE」の穴埋めとして、去年の49号に掲載された畠山達也先生のギャグ読切が復活。前回の評判が良かったのかな?
 自分で言っているように前回から絵が上手くなってますね。そしてギャグの切れ味もアップしてる。改造手術する2人、普通のマッドサイエンティストと思わせてからの真面目な医師ドラマな展開には笑ってしまいました。こういうの卑怯だぞ。
 絵もギャグも成長しているので、いずれ正式に連載されるでしょう。特撮ヲタとしても楽しめる漫画になりそうで、期待しています。

僕のヒーローアカデミア
 ミルコが止まらない。ヒーローランキング5位は伊達じゃありませんね。圧倒的な画力で描かれる大活躍。巻末コメントでも語られていますが、堀越先生が楽しんで描いているのが分かります。
 ドクターと死柄木が脱出する手段は無い。ハイエンド脳無が時間を稼ぐ間に死柄木の改造を完成させるしかありませんが、一気に作業を進めた弊害が現れるでしょう。そこが死柄木の弱点になりそう。

ミタマセキュ霊ティ
 掲載位置が一気に上昇。「アクタージュ」や「呪術廻戦」もそうだったけど、最近こういう作品多いな。諦めの悪い漫画って大好きです。
 背後霊達と仲良くなってるジョー。本人は威厳を示そうと真剣なのに、読み返してみたら普通に遊んでいるのが面白い。そりゃあ霊達からも感謝されますわ。
 ハゼレナを悲しませたくないから除霊しないのではなく、ジョー自身がしたくないから…に変わりつつありますね。それがまた良い。不器用な男は魅力的で面白いぞ、と。

約束のネバーランド
 センターカラー。
 実写映画のイザベラとクローネ役が発表されました。よーし、クローネ役に渡辺直美を選んだ人は手を上げなさい。怒ったりしません。むしろ褒めてあげます。
 父親気取りで勝ち誇っていたピーターでしたが、結局子供達にしてやられました。うーむ、情けない末路だ。女王と違って本人の戦闘力ゼロだからなあ。姑息な策士はジャンプ漫画では輝けません。
 敵か味方か分からなかったイザベラは、エマ達の味方でした。こうなると期待してましたが、ピーターを裏切ってくれてホッとしました。これでハッピーエンドへの道程が見えましたね。後は王都の方を何とかするだけ。ムジカ達を救え!

呪術廻戦
 猪野は相手が悪すぎた。伏黒父は一度は五条にも勝ったんだもの。降霊術の精度もかなり高いみたいだし、これに負けても恥にはなりません。生きていられるだけでもラッキーかと。
 面白い髪型のおっさんの術式はあべこべ。相手の強い術を弱くして、弱い術を強くする。これは見抜けなかったら無敵と言ってもいい術ですね。伏黒がいてくれて助かったし、意外と器用な虎杖もナイス一撃。この2人、良いコンビになってきて嬉しい。

MASHLE
 教頭お気に入りのエリート生徒をブン殴っちゃったので、教頭は蹴り飛ばそう。そして埋めよう。ってこらこらマッシュ君、そんな外道プレイは少年漫画の主人公がやる事じゃないぞ。スカッとしたけどね!
 本来なら退学ですが、校長は人格者だったので助かりました。だけどこれでマッシュは何が何でも神覚者にならなければならず、早くも最初の試練が。ホウキを使ったスポーツはハリポタから定番になったなあ。また超ジャンプで誤魔化す?

チェンソーマン
 センターカラー。
 触れただけでも人形になってしまう人形軍団も厄介なのに、クァンシ達も来ちゃった。彼女が連れてる女性はみんな魔人で、クァンシ自身も強い。斬られたのに気付かず死ぬのは漫画以外でも良くある演出だけど、ここまで大規模にやるとは凄い。圧倒されます。
 天使も斬られるかと思ったけど、何とか助かってくれた。しかしこの強敵にはデンジが戦わないと駄目そう。嫌な事って一気に来るんですよねえ。どうするどうなる?

アンデッド アンラック
 ジーナは不変の能力を持つけど、自分の肉体を不変にする事は出来ないのか。胸が成長しないのは素だったんですね。尻の肉が垂れている事に気付くアンディ、なかなかの観察眼ですな(笑)。
 変わりたくないジーナと、変わる事を望むアンディ。フルチンでの口説きはカッコ良いのか悪いのか分からなくなるけど、ジーナの能力の弱点は見つけた。正反対の生き方をする2人、決着はどちらの死か、それとも……。

アクタージュ
 千世子にあって夜凪には無い武器。それは彼女に対する民衆のイメージ。天使のイメージか強い千世子にこんなに妖しく、そしてワイルドな演技をされたら誰だって注目します。黒山は敵に回したら本当に厄介だなあ。
 阿良也も千世子に負けない存在感を出してます。孫悟空は猿だから、本物の猿の演技をするのは理に適っているけどここまで獣っぽくするとは。その演技に合わせる千世子も凄い。序盤戦は完全にこのペアの勝ちですね。しかし本番はこれから。造花は自然の花より美しく咲き誇れるか?

魔女の守人
 騎士と魔女のコンビによる戦闘は、なるほどこうなるのか。魔女の魔法によって強化された騎士が戦うのね。騎士と魔女の関係次第ではとんでもない能力が生まれそう。
 魔女を武器だと考えているゲンと、正義を執行する為に自分自身を道具として使う決意を固めているルゥリ。2人とも心も体も強いけど、ここで負ける訳にはいかない。自分も戦う決意をしたマナスファ、ヒロインらしくなってきました。
 だけどイマイチ盛り上がらないなあ……。掲載位置も順調に下がっているし、このスタートダッシュの遅さが致命的なものになりそう。

ブラッククローバー
 敵のボス・ダンテはバネッサの事を気に入ってプロポーズしてきました。何言ってんだこのヒゲヤロー。フザケる訳ではないそうだけど、だとしたら不憫な。ダンテさん、あなた既に失恋決定してますぜ。
 アスタの攻撃を避けまくるダンテに対して、ゴーシュの鏡魔法とのコンビネーションでダンテの逃げ場を無くして一斉攻撃! 普通の敵ならこれで勝利なんだけど、相手はラスボス級の強敵だからなあ。アスタ達は地獄を見るかも。

ぼくたちは勉強ができない
 うるか編クライマックス。うるかの夢の邪魔をするかもしれない、でも邪魔をさせてくれと覚悟を決めて告白した成幸。うん、文句無しの漢っぷり。君はもっと自分勝手になるべきだった。泣きまくるうるかも、待望のキスシーンも素晴らしかったです。失恋の痛みに泣く文乃達が不憫だけど、美しい。
 これでうるかとのハッピーエンドは決まりましたが、問題はその後。次号のセンターカラーで連載終了なのか、それとも別ヒロインのルートになるのか。「泡沫の人魚姫編最高潮」という予告文から、連載はまだ続くと思うんだけど……。

AGRAVITY BOYS
 グリスロウ、クリスの正体に気付かないまま話は進む。「アグラビティボーイズ」というチーム名から全員男だと分かりそうなものなんだけど、人間って自分にとって都合の悪い事には目が向かないからなあ。20年後の地球にはサガ達の詳しいデータは無いようです。
 勘違いしたまま面白い人になっていくグリスロウ。こいつは冷静沈着がモットーの宇宙飛行士とは思えないくらい、感情豊かなキャラだなあ。クリスにベタ惚れしちゃったけど、真実を知った時の反動が怖い。
 まあクリスも悪いんですけどね。こんなに可愛いリアクションされたら、俺だって惚れそうになるわ。男だと分かっていてもこれですよ。女だったらマジで惚れてた。いや、こんなに可愛い子が女の子の筈が無い。つまり今のクリスに惚れてもOK(意味不明)。

夜桜さんちの大作戦
 不動室長、かなり面白いキャラになってきました。作中最強のシスコン兄貴を唯一止められる人だし、性格も悪くない。兄貴と結婚してずっと抑えてくれませんかね?(彼女にも選ぶ権利があります)
 六美が久しぶりにヒロインらしい事をやってくれました。ほっぺにキスしたくらいで照れたり、同時まくるこのバカップルが可愛すぎ。そりゃあ兄貴も血の涙流すわ。結婚式やったら死ぬかもしれんな。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 サブヒロイン達も頑張ってました。しぶとく生きていた上に暴走してしまった醸之介を、力を合わせて抑え込んでくれます。マトラと呑子の戦闘モードは目の保養だけど、チビッコ達は自重してください、お願いします。こっちも見たくなかったよ!(涙)
 天狐流禅って、修学旅行の時に出た占い師ですね。その前にも出てましたっけ。未来を予測する彼女が、このタイミングでこの場に現れたのは偶然とは思えません。まさかのラスボス?

ZIPMAN!!
 最終決戦、会長の元に行く前に4体の最高幹部を倒さなければ駄目らしいです。ならば倒すまで。10万馬力vs1000万馬力、非常に分かりやすい力の差での戦いは悪くはないけど、子供騙しとも思える展開で評価に困ります。それって、この漫画そのものへの評価だよなあ。
 会長の隣にいるのは弟君ですね。敵に洗脳されてしまったか。幹部達はサクッと倒して、弟を助けて会長と決戦、かな?

サムライ8 八丸伝
 師匠コンビはあっさり封じられ、八丸とアンはアタに囚われてしまった。何という急展開。本来ならもっと強くなった八丸がアタにあっさりやられて、読者を絶望させたかったんだろうなあ。岸本先生、やりたかった事を全部やるつもりみたいです。
 大ピンチの八丸を救いに来たのは、3話以来の登場となるナナシ。ごめん、君の事完全に忘れてた。かなり強くなったみたいですが、1人ではアタには敵わないでしょう。八丸を助けて2人で挑むのでしょうね。それがこの漫画のラストバトルになるかと。

ジャンプ15号の感想

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 今号で「ブラッククローバー」は連載5周年。アニメの監督がお祝いのイラストを描いてくれました。
 アニメは悪魔との戦いが終わり原作に追い付きそうで心配してたけど、アニメオリジナル話で続けるみたいですね。アニオリは当たり外れが大きいので不安。

 春アニメ「エグセロス」のニュース記事に「AnimeJapan2020にメインキャストが全員出ます」とあるけど、そのイベント中止になったんすよ……。修正が間に合わなかったのね。

ブラッククローバー
 連載5周年記念巻頭カラー。
 という記念すべき回で、主人公達の敗北と文字通りの悪魔堕ちを見せるとは。田畠先生、読者にも作中のキャラにも容赦しませんね。だが、それが良い。
 重力を操り、圧倒的な強さを見せ付けるダンテ。ゴーシュを傷付けられたアスタは怒りのままに悪魔化。ううむ、同じ悪魔の力ではダンテには勝てないと思いますね。ヤミ、早く来てくれ!

鬼滅の刃
 追い詰められていく無惨。だからこそ彼も必死で、今まで以上の攻撃を繰り出す。だけど鬼殺隊だって必死。誰一人諦めている者はおらず、全員が命を捨ててでも無惨を倒そうと立ち上がる。壮絶過ぎる戦いです。
 非常に盛り上がっているし、無惨に死亡フラグが立ちまくっているけど、無惨を倒してハッピーエンドで連載終了するとは思えないんですよねえ。青い彼岸花とか、未だに姿を見せない上弦の伍とか気になって仕方がない。鳴女もまだ死んだと決まってないし。
 無惨を倒した後で何かが起こる。そんな気がしてならないんですよ。むしろそうなる事を期待している。この極上の漫画を、まだまだ楽しみたいので。

ONE PIECE
 おや、過去編はまだ終わってなかった。でも今度こそ終わりかな? 色々な謎が明らかにされたし。
 イヌアラシとネコマムシの仲が悪かった理由は、お互いがおでんを死なせたと思い込んだからか。2人のせいじゃないし、本当は分かっているから今になって仲直りしたのでしょう。モモの助の前で彼の父親を理由に喧嘩なんて出来ないでしょうし。
 居眠り狂死郎の正体についてはネットで語られていたけど、本当に傅ジローだったのか。すっかり人相が変わっており、彼の怒りの凄まじさが分かります。
 丑三つ小僧の正体も狂死郎だったとは、傅ジロー働き過ぎだぞ。狂死郎に斬られた日和が生きていたのも、これで納得できました。今の窮地も狂死郎が助けてくれるのかな?

Dr.STONE
 ロケットの材料は日本だけでは集まらない。という訳で、いざ世界旅行へ!……この漫画のトンデモ展開には慣れてきたけど、それでも驚かされる。でも「そうするしかないよなあ」と納得させられるのが凄い。
 大勢の人間を復活させたら、必ず揉め事が起きる。でも司の武力とゲンの悪知恵があれば何とかなる、とまたも読者は納得させられる。キャラの扱い方も上手いんだよなあ。
 まずはコーンを手に入れる為、アメリカへ。野生の環境でどれだけコーンが繁殖しているのか、とその前に太平洋を越えないといけないのか。人類にとってあまりにも大き過ぎる海、大航海中にも何か起きる?

ハイキュー!!
 かつての(一部は「今も」)ライバル達が日向に注目しているのが何だか嬉しい。彼らとしても、自分と戦った選手がここまで成長したのは嬉しいだろうなあ。こんなに凄い奴と戦ったんだ、そしてこれから戦えるんだ、と。
 最強の囮として、相手を翻弄しまくる日向。今まで培ってきた全てが、ここで発揮されてます。チームに勢いを与え、自分も点を取る。今の日向は日本代表に選ばれてもおかしくありません。さあ、選んでみろよ。そう言える選手こそ、どんなスポーツでも代表になって活躍するのだと思います。

ぼくたちは勉強ができない
 センターカラーで、うるか編完結。
 数年後のみんなが元気そうで何より。関城さんは病院行けと思ったけど(笑)。妹ちゃんも大人っぽくなって嬉しいような、少し寂しいような。

 成幸からうるかへプロポーズしてくれたのは男らしくて良かった。うるかファンは大満足の最終回だったでしょう。アニメのEDの続きを原作で読めて、何となく得した気分。
 そして私の予想、見事に的中! やはり各ヒロイン毎のパラレルストーリーをやりますか。恋愛ゲームでは珍しくないけど、漫画としては私が知る限り今作が初めてですね。賛否両論あるだろうけど、私は支持します。筒井先生は5人のヒロインのハッピーエンドを描きたかったんだろうし、私も見たかったので。
 という訳で次回からは理珠編。その次は文乃、あしゅみー先輩、そして最後は真冬先生です。まさかメインヒロインの2人ではなく、先生がトリを飾るとは。楽しみ楽しみ。

僕のヒーローアカデミア
 奇襲に成功したけど、それでも敵勢力は強大。ヒーロー側も気を抜いてはおらず、まだ正式なヒーローにはなっていない学生も前線に出しています。重圧に潰されそうだった上鳴ですが、友達の為に頑張る。ヒューヒュー、熱いねえ!
 ホークスとトゥワイス。ヒーローと敵でなければ親友になれていたかもしれない2人ですが、戦いの火蓋は切って落とされた。ホークスはやる気満々みたいですが、トゥワイスはまだ動揺している。でも、このままこの男が終わるとは思えません。この2人の戦いは文字通りの死闘になりそう。

約束のネバーランド
 イザベラには分かっていた。自分達は選ばれたエリートなどではない、単なる家畜なのだと。それでもそうやって生きていくしかなかった。だけど鬼に従う以外の道を、彼女が育てた子供達が切り開いてくれた。だったらピーターなんかに従う理由はありませんね。ゲス野郎を裏切っても、良心の呵責なんて感じる必要ありませんし。
 エマとイザベラが一緒にピーターに銃を向けるシーンは、この漫画の集大成とも言える名場面でしょう。昔は互いを出し抜こうと激しい知恵比べをしていた2人が、今は同じ道を歩こうとしている。エマだけでなく、みんな嬉しいだろうなあ。
 だけどピーターもしぶとく逃走。部下は全員捕まり、彼自身には何の力も無い。それでも何かやらかしそうですね。こういう小悪党ほど生かしておくと厄介なのです。きっちり止めを刺したいところですが、さて?

チェンソーマン
 3号連続センターカラー、今回でラストです。
 最強のデビルハンター・岸辺が到着。デンジとパワーを圧倒したこの男にかかっては、クァンシの部下の魔人も赤子同然。4人の魔人に勝っちゃう岸辺が異常なんだけど。
 無気力キャラに見えた岸辺でしたが、実はマキマを殺そうと考えていました。マキマ、敵多いなあ。クァンシは岸辺を殴ったけど、彼女だってマキマを殺した方が良い筈。岸辺を殴ったのは、マキマの目を誤魔化す作戦なのかも。

アンデッド アンラック
 大増23ページ。
 ジーナは生き延びて、アンディ達に協力してくれるかと思ったけど死んでしまうとは……。惜しいキャラでしたが、この漫画が良い意味で甘くない事が分かって満足。「鬼滅の刃」の大ヒットで、ジャンプでもこういう漫画が増えてきましたね。
 ジーナの死によって組織の席が2つ空き、その席にはアンディと風子が座りました。だけど組織の他の面々は、簡単に仲良くなれそうにはありません。彼らはアンディ達の敵となるのか、味方になるのか。ここからが物語の本番、盛り上がってきて今後が楽しみ。

呪術廻戦
 おいおい、伏黒父が自我を得て復活しちゃいましたよ。現場に残った恵との再会、そして親子対決ありそうですね。ある意味夢の対決か。
 各地の呪術師は次々と倒され、帳もどんどん上がっていきます。釘崎は懐かしい顔の敵と遭遇。久しぶりにヒロインの戦闘を見せてもらいましょう。呪え呪え。

魔女の守人
 マナスファは強大な魔力を秘めているけど、ずっと施設に助けられていたので使いこなせない。魔法を使った戦い方が出来ないファフナとの凸凹っぷりと、そこからの逆転は王道的で悪くなかったです。
 次回は大増23ページ。うーむ、掲載位置はそんなに上がってないし、ネットでの評価も良くないけど、アンケートでは割と人気あるのかな?

夜桜さんちの大作戦
 久しぶりの殺香、今まで出番が無かった分を補うかのように変態っぷりとスパルタ教官っぷりを発揮。太陽も随分強くなったけど、プロから見たらまだまだ未熟。その事を改めて教えてくれて、ありがとうございます。
 また殺香にもフラグを立ててしまった太陽。まあ怖いお兄さんと、殺香が六花の事も好きなので修羅場にならないのは良い事だ。次号はセンターカラーで、人気も安定してきた様子。これまた良かった良かった。

MASHLE
 何故、足をバタつかせたら空を飛べるのか。…………あまり深く考えてはいけませんね。疲れるだけです。単純に考えたら力こそパワー、筋肉万歳。
 40点差を引っ繰り返した点の取り方は、ルール上OKなのか。邪魔したくても、ボールが速くて邪魔が出来なかったんだろうなあ。やはりパワーこそ正義か。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 「ぼく勉」はマルチエンディング方式を選びましたが、こちらのEDは1人分だけ。でも各ヒロインがコガラシと結ばれたら…という疑似EDは見せてくれるみたい。残念だけど、それでも嬉しい。
 特に私の一押しで、今回のヒロインである狭霧はコガラシとは結ばれないだろうと思っていたので、こういうイチャラブが見れるだけでも大満足ですよ。あー、やっぱりこの子はエロいなあ! そして可愛いなあ!
 待望のキスシーン、コガラシの方からキスしてくれたのは良かった。「ぼく勉」の成幸もそうだけど、こういう場面でしっかり決めれるのが良い男なのです。私? そもそもヒロインがいないので(涙)。

ミタマセキュ霊ティ
 今回は大笑いしました。作中でも言われているように誰もが黒歴史と言える恥ずかしい時代があるし、私にとっては現在進行系とも言える。でもミタマのは別格ですって。ストライプさん、あんたミタマを殺しに来たのか(笑)。
 体中にバンダナを撒いたり、一人称が余だったりするのまではまあ分かる。でもオリジナルの詩を朗読して、その動画を好きな子に送るってのはヤバいよヤバ過ぎるよ。若き読者の皆さんは、ミタマの真似は絶対にしないように。大人になったら死にたくなるぞ。

アクタージュ
 美しく弱さが許される場面では天使の、強く凶暴な感情が要求される場面では悪魔の演技をする千世子。彼女に刺激されて、共演者達の演技も研ぎ澄まされていく。和歌月さんはこの舞台で大きく成長するのでしょうね。黒山さん、舞台監督としても超一流か。恐ろしい敵だ。
 役者だけでなくカメラの場面まで計算して、見事な演劇を見せる黒山。何もかも彼の計算通りで、少し腹が立つくらい。あ、「本番で覚醒するのではなく稽古で変えろ」というご意見はごもっとも。漫画としては面白くなくなるけど。
 このラウンドを自分達が取る事も、夜凪が奮起して頑張る事も黒山の計画の内で、千世子はいずれ夜凪に抜かれると見切っているのか。クールだなあ。全てを犠牲にしてでも夜凪を主役にした映画を撮りたいという、彼の執念が怖い。

AGRAVITY BOYS
 グリスロウとクリスって、名前似てるよね(関係ありません)。クリスへの気持ちがどんどん高まっていくグリスロウは怖いけど、同時に凄く可哀想で見てられない……。ああ、彼が真実を知る日はいつなのか。その日が来るのが楽しみ、もとい…いや、やっぱり楽しみだ。
 まあクリスの裸を期待していたのに、むさい男どもの裸を見せられたらグリスロウがブチ切れるのは分かる。私だって同じ男の裸ならクリスの裸を見たい(落ち着け)。おちんちんだって見たい(本当に落ち着け。冷静になれ自分)。

サムライ8 八丸伝
 アタは箱の場所を知る為に、カーラに従っているみたいですね。箱を開ける時にカーラを裏切り、彼の言う「私利私欲の為」に箱を利用しそう。
 心が引きこもりかけていた八丸を七志が元気づける展開は、普通の漫画なら熱い場面なんだろうなあ。でも、やっぱり台詞が多くて読み難く、どうにも盛り上がらない。あと何話で終わるのかな?

ZIPMAN!!
 今回は敵の方が正しかったですね。自分の命を捨てて他人を守るのは、ヒーローとしても人間としても間違っている。敵だけでなく仲間も否定してくれてホッとしました。
 本来なら主人公だけで4人の敵を順番に倒していくんだろうけど、仲間達も手伝ってくれるみたいです。終わりが近いからでしょうね。次回で会長戦、その次で連載終了かも。

ジャンプ16号の感想

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 「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」のアニメの2期は予定通り放映するみたいですね。今のこの状況、夏には戻っていると良いなあ……。

 編集後記にて、タンメンとチャーハンの名店でどちらを食べるか悩んで、結局両方食べた門司さん。太りますよ。
 いや、編集の仕事はハードだから、これで丁度いいのかも。どうもご苦労様です。

ハイキュー!!
 連載8周年+19日で「ハイキュー」記念巻頭カラー。8大コラボ企画といい、色々考えてるなあ。
 姿を見せなかった西谷、どこに行ったのかと思ったら日本を出ていた上、バレーをやってないとは意外過ぎる。でも楽しそうで何より。西谷にとってバレーもカジキ釣りも同じくらい楽しいもので、重要なのは「人生を楽しむ」事なんだろうなあ。ザ・人生の達人って感じ。
 硬軟組み合わせた攻撃で、第1セットはBJがゲット。伸び伸びとプレイする日向が楽しそうで、楽しんで生きている西谷と重なりますね。でも楽しい事の後には苦難が付き物。このラストバトルがこのまま終わる筈が無い。影山達の反撃に期待。

ONE PIECE
 やはり裏切り者はカン十郎だったか。いや、実は随分前から怪しいとは思ってたんですよ。こいつだけおでんの仲間に入る前の過去が明かされてないし、作中でも言われているけど専用のビブルカードがないと来れないゾウにジャックが来たのは、あの時ゾウにいたメンバーの中に内通者がいたって事だし。
 絵が下手というのも嘘だったのは厄介だな。上手い絵で描かれた物が実体化してしまう、その気になれば無限の兵力を生み出せるし武器も作り放題。今回のような絡めても使えるし。
 絶体絶命のモモの助達でしたが、救い主ならぬ救い海賊達が来てくれた! ルフィとローだけでなくキッドも来てくれるとは、このツンデレめ(笑)。どうやってここまで来たのか種明かしが楽しみ。モモの助達を助けて、さあ、鬼退治だ!

鬼滅の刃
 炭治郎だけでなく伊之助も善逸も、命を捨てて必死に戦う。やはり最後の戦いはこの3人ですね。最初の頃から考えると強くなったなあ。頑張れ、かまぼこ隊!
 勿論、柱の面々も戦います。ここで戦わなければ一生悔いを残す。甘露寺さん、ここで怪力を発揮するとは燃える展開だ。ずっと忌み嫌ってきた力で仲間を救い、未来を切り開くという素晴らしさ。
 無惨も必死で抗うけど、遂に夜明けが訪れた。このまま日が昇るまで無惨を縛り続ければ勝利だけど、無惨のしぶとさは半端じゃないのでもう一波乱ありそう。ヒノカミ神楽もまだ完成させてないし。
 でも、これで本当に終わるんだろうか? こちらに向かっている禰豆子の事も気になるし、無惨を倒してハッピーエンドで連載終了とは思えない。未来で待っているのは歓喜か、それとも絶望か。

ぼくたちは勉強ができない
 センターカラーで理珠編スタート。正式には理珠&関城さん編、もしくは関城さん大勝利編ですね(笑)。
 仕切り直しとも言える新章、どこから始めるのか気になっていましたが、まさか高校卒業後からやるとは。文化祭の直後からやるとは思ってなかったけど、未来から始めるとは斬新で面白い。
 関城さん、喜び過ぎて出血多量で死なないか心配。もう理珠にプロポーズしてもおかしくないくらいの熱愛っぷりだけど、成幸と理珠が結ばれる事を願っているのが尊い。ある意味、読者の代弁者ですね。
 真冬先生を苦しめた、あの子供の幽霊が再登場。人の縁って、思わぬところで結ばれてますね。寝る幽霊って新鮮だ。
 2人きりになったら名前で呼ぶけど、成幸と理珠はまだ恋人関係ではないんですね。でも成幸の気持ちはほぼ決まっており、あとは時間の問題。次回からは2人の不器用だけど微笑ましいラブコメが始まりそうで、なかなか楽しみ。

僕のヒーローアカデミア
 万全の体制を整えているヒーロー陣営は強い。確実に追い詰められていく超常解放戦線に同情したくなります。私、悪役好きだし。
 信じた人間に尽く裏切られ続けてきたトゥワイス。だけど敵連合の仲間達は彼を裏切らず、だから何よりも大事な仲間になった。ホークスともそんな関係になれると信じてた。だけど……。ヒーローとヴィランの悲しき宿命、読んでて辛くなるけど面白い。
 ホークスだってトゥワイスを騙したくなかった。だから彼が罪を償ってくれたら、やり直してくれたら…と願う。だけどトゥワイスにとって、彼は卑劣な裏切り者。もうこの2人の対決は避けられないし、どちらかが死ぬまで終わらない気がする。本当に辛いけど面白いので困る。

約束のネバーランド
 まさかまさかのレウウィス再登場! そういえば彼の死体は描かれませんでしたね。エマ達に殺されかけたのに人間を恨まず、むしろ王家が隠蔽してきた真実を明かし、エマ達を間接的に助けてくれるとは凄い大物っぷり。エマやゴールディポイントの生き残り達は複雑な心境になるだろうけど、レウウィスを密かに応援してた私は大満足。
 ムジカ達も助かり、ピーターも追い詰めた。エマ達の勝利は目前ですが、ピーターも諦めない。いや、これは単なる悪あがき、子供の腹いせだな。エマが死んだら、むしろ最悪の事態になりそうなんだけど。ノーマンとレイ、急いで来てくれ!

夜桜さんちの大作戦
 センターカラー。
 殺香ちゃん連続出演。性格もポジションもオイシイ子なので、レギュラー入りしてほしいキャラです。主人公の師匠にしてヒロインの恋敵にして友人というポジションに加え、今回みたいに太陽と六花の間を掻き乱す役も出来るし。
 勘違いオチは読めていたけど、プレゼントの相手が凶一郎だったとは。普段あれだけ痛い目に遭わされているけど、それでも太陽にとっては愛する六花の兄であり、家族の一員なんですね。ほっこりしました。自爆、もとい自縛した凶一郎の顔がちと怖いけど良し(笑)。

魔女の守人
 大増23ページ。
 掲載位置が割と上昇。人気あるのかな? いや、次号で急落するかもしれないけど。
 ストーリーは極めて王道というか平凡。ヒーローとヒロインの協力攻撃で敵を撃退したけど、ヒロインが傷つき、困っているところへ新キャラ登場。多くの漫画で見てきた展開で、この漫画が読者に飽きられないか心配になります。
 あと気になるのは大ゴマの多さ。折角の大増ページを持て余している感がします。1ページ丸々使った絵は確かに迫力あるけど、何回も使ったら効果は薄れますよ。

Dr.STONE
 遠征メンバー、キリサメもいますね。金狼とくっつくフラグが立ってるけど、肝心の金狼にその気はゼロ。この航海中に進展なるか?
 だだっ広い太平洋を渡るだけでも大変なのに、航路を巡ってリーダーと船長が対立。作中でも言われているとおり、どっちの理屈も正しいから困る。コーンを手に入れないと航海する意味そのものが無くなるけど、船員に無理を強いるのもねえ。海の上では何が起こるか分からないし。
 どちらも正しい時は、運と頭脳の勝負で決めるべし。という訳でギャンプル対決。ゲンと龍水のタッグなんて強すぎるだろ!と思ったけど、千空も妻もといコハクと組んで条件は互角。普通なら主人公が勝つけど、この漫画はどうなるか分からないのでワクワク。

マッシュル
 ランス襲来。マッシュの事をやたら敵視してますが、目障りなライバルになりそうだからというだけではなさそう。こういうキャラは悲しい過去を背負っているものだし。
 ストーリーはそんなに悪くないけど、絵がちょっと……。みんな足が長い上に細すぎて、特にランスの体型なんて人間離れし過ぎてギャグになってます。甲本先生、疲れてきたのかな?

チェンソーマン
 今回のアクションはアニメで見たいなあ。またも車が壊れたコベニちゃん、お気の毒だけど自分が殺されるよりはマシだと思おう。レッツ・ポジティブシンキング。
 クァンシだけでも厄介なのに、デンジが大変な事に。キリストを思わせる十字架貼り付けだけど、肝心の十字架が不気味過ぎる。タイトル通りメチャクチャな状況になってきて、流血シーン多くて盛り上がってきました。

アンデッド アンラック
 組織の全容とその目的が明らかになりました。彼らも理不尽な運命と戦っており、ジーナと同じく根っからの悪人ではない。アンディは殺す気満々だけど共闘できそう。ロボのタチアナは中身は絶対美少女だろうし(下心丸出し)。
 黙示録から押し付けられる課題はUMAの捕獲や討伐、そして否定者の捕獲。報酬も払ってくれるけど、任務を達成できなかった罰は重いらしい。今回の罰は新しいUMAがいる銀河に繋がって、UMAに襲われるリスクが高まるって事かな?
 組織での地位を上げれば、組織のリーダーになれる。だったら話は早い。報酬は最高だけど、やらない方が良いと言われた任務に飛びつくアンディ。巻き込まれたシェンは気の毒だけど、こういう無理難題をこなしてこそ主人公。困難から逃げず、立ち向かえ!(なおシェンの意思は無視)

呪術廻戦
 この修羅場で酒を求めるジジィの度胸に感服しますわ。いざとなったら戦ってくれると信じます。
 野薔薇をあしらう敵呪術師、なかなか強いな。剣も普通の剣じゃないみたいだし、何より心がイカれてる。そういう奴だからこそ呪霊に手を貸しているんだな。妙に納得。
 七海先生は自分の不甲斐なさに腹を立てた事は無いそうです。つまり敵に腹を立てるんですね、分かります。そしてボッコボコにするんですね。調子に乗ってる悪党に遠慮は無用、思いっ切りやっちゃってください。

ブラッククローバー
 アスタに憑いている悪魔は、最上級悪魔のルチフェロでさえ知らない悪魔だそうです。下位の低俗な者と侮ってますが、これはその逆ですね。最上級悪魔でさえ出会った事がない、伝説レベルの大悪魔と見ました。でなければアスタはダンテに勝てない。
 ダンテが侮ってくれた事もあり、アスタがようやくダメージを与えられました。だけど傷を受けたダンテは、ここからは容赦しないでしょう。敵はラスボス球の強さで、アスタは暴走するギリギリ。みんなを守りきれたら御の字だな……。

アクタージュ
 花子の演出を上回る黒山。作家としては優れていても、花子は舞台の演出家としては素人同然。プロの演出家である黒山の方が一枚も二枚も上手なのは当然か。
 黒山の怖いところは、格下の花子の演出さえ優れた点は認めて、取り込んでいる事。敵であるチーム甲の失敗さえ補う完璧っぷり、花子は敗北感が倍になった気分でしょうね。自分の物語を自分以上に理解されてしまった感じ。
 勿論、夜凪も花子もこのまま終わる訳がない。むしろここから反撃開始するでしょう。ラストの静かに燃えている夜凪のカッコ良さ、間違いなく彼女はジャンプ漫画の主人公です。

AGRAVITY BOYS
 リーダーは馬鹿だったけど、他の隊員はまともそうに見えた新入り達でしたが、やはりこいつらも馬鹿だった。今回で馬鹿と判明したのはアルだけだけど、他の3人も問題ありなんだろうなあ。天才と変態は紙一重。
 何しろ馬鹿のお手本が、すぐ近くにいますからね。ゲラルトもババもツッコミ役がいないとアクセル全開で突っ走るタイプなので、現実から目を背けるのも限度がある。アルがババを憎むのは分かるけど、ゲラルトも充分変態だからね。でも痔はしっかり治そう。
 高次元の存在、またも掻き乱しに来ました。暇なんだろうなあ。今度は舞台を移して、宇宙一の歓楽街へ。うーん、地球人の好みのタイプはいるのかな? 異種族レビューが必要な星っぽくて、出てくる女の子の姿によっては戦争になるかも。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 今回は雲雀ENDで、霊装結界の強化に取り組みます。地道な作業なのにエロいイベントになるのは、流石というべきか。この異常なエロサービスに慣れてしまった自分が怖い(笑)。でもキスシーンは2人の愛が伝わり、素直に良かったです。
 コガラシと付き合えた上、胸も大きくなっており、雲雀にとってはこの夢は最高の世界でしょう。目が覚めた時に大泣きしそうで辛い……。

ミタマセキュ霊ティ
 久々に出た探偵少年・江戸一コジメ、またも厄介な状態になってました。今度は獣っ子ですか。一昔前なら「けものフレンズ」がネタ元にされたんだろうなあ。どうしてああなったのか。
 今回の話、「ライオンキング」のミュージカルを見た人は大爆笑してるのかな? そっち方面には詳しくなくてゴメンナサイ。でもシャケ次郎が動き回ってくれて面白かったです。扱い易いキャラだ。

ZIPMAN!!
 やはり鋼志郎は会長に洗脳されており、最強の敵として立ちはだかってきました。こういうヒーローものでは王道だけど、同時に飽きられてもいる。だから作者の力が試される展開なんだけど、この漫画の場合は…言うまでもありませんね。残念です。
 鋼志郎を正気に戻すのは間違いないだろうけど、そこで最終回なのか。それとも2人で協力して会長を倒すまで続くのか。つまらないからどっちでも良い? まあまあ。

サムライ8 八丸伝
 もう岸本先生も割り切ったらしく、難解な話にしてきました。死を超越した存在になった八丸は凄い…と言うべきなのか迷います。こうなったらもう何でもありな気がするし、実際そうなりつつあるし。
 岸本先生が伝えたい事は何となく分かるけど、それが漫画として面白いかと言われると全然面白くないのです。作者が描きたい事と読者が読みたい事は違う。それが分からなかったのが、この漫画の敗因の1つですね(まだ終わってないぞ)。

朝から晩まで京都を楽しんできました

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 18日に京都に行って来ました。ヴェルディと京都サンガの試合を見に行くつもりだったのですが、新型コロナのせいで試合は中止。既に高速バスの予約をしており、キャンセル料を取られるのも馬鹿馬鹿しいので行く事に。京都の新スタジアム、見たかったです。

 

 サッカーのアウェイ遠征ではない、純粋な旅行は超絶的に久しぶり。以前から生きたかった寺社に行き、7年ぶりの京都を楽しんできました。

 

 龍安寺。

 

 金閣寺(正式名称は鹿苑寺)。

 

 大徳寺の総見院。

 

 晴明神社。

 

 三十三間堂。

 

 東寺。

 

 7年前にも来た清水寺。

 

 下鴨神社。

 

 夜の伏見稲荷大社。予想以上に長く険しい道程で、頂上は断念しました。

 

 新型コロナの影響で日本への観光客が減っていますが、確かに平日とは言え京都の人では少なかったです。祇園の花街も殆ど人がいなかったし。

 個人的にはゆっくり楽しめて良かったのですが、観光都市・京都としてはこの状況が続けば死活問題になるでしょう。Jリーグだけでなくコミケにも影響ありそうだし、早く解決してほしい。

ジャンプ17号の感想

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 「BLEACH」の企画が一斉に発表されました。千年血戦篇のアニメ化も「BURN THE WITCH」の連載&アニメ化も本当に嬉しい。
 でもこれ、本来なら中止になったAnimeJapan2020で発表する予定だったんだろうなあ。関係者の皆様、挫けずに頑張ってください。

 表紙裏の広告、ZIIIROの新型時計。針や字からではなく絵柄で時間の経過を読み取る時計とは、何て言うか凄いな。こういうチャレンジ精神は好きです。
 えっ、「でも普通の時計の方が読み易くて便利じゃね?」 しーっ、私もそう思ったけど、こういうのは作るのが大事なの!

約束のネバーランド
 ピーターとの最後の対決は思わぬ展開に。いや、エマだったらこう言うよね。賢いからこそ誰よりも優しくて、そして強い子だし。
 エマだって今まで多くの大切なものを失ってきた。ピーターを憎む心はある。だけど悪い敵を殺してハッピーエンドだ!と喜べる程、彼女は愚かではない。鬼にもピーターにも事情があると分かってしまうから、手を差し伸べてしまう。賢すぎるんですよ、エマは。
 エマの考えには賛否両論あるでしょうけど、ここから先はピーターの問題。素直にエマの手を握り真の平和を選ぶのか、大人の意地を見せて救いようのない悪として散るのか。父親を名乗るのなら、父親らしい決断力を見せてほしい。

鬼滅の刃
 肉を増やし、赤子のような姿になって逃げようとする無惨に対し、鬼殺隊は文字通り総力戦で逃亡を阻止する。ボスとの最終決戦としては珍しい展開で、だからこそ面白い。
 最後の最後に炭治郎が決めて、遂に陽の光が無惨を照らす! この悪鬼の体が砕け散る時が来ました。次号の巻頭カラーで無惨の最期、そしてハッピーエンド…になるのでしょうか? 吾峠先生がそんな単純に終わらせるとは思えない。無惨、まだ悪あがきしそう。

ONE PIECE
 やってくれたぜ傅ジロー! 救援に来てくれただけでなく囚人たちまで解放してくれたとは。ヒョウ五郎達も無事だったし、これで戦力は整った。一気呵成に鬼ヶ島に乗り込むのみ!
 あの絵にはそんな意味があったのか。錦えもん、読者まで騙すとは…と感心したら面白いオチが。お前も勘違いしてたのかよ! 絶対に油断しない策士のオロチを、天然ボケで欺いた錦えもん。この抜け作っぷり、割と好き。

呪術廻戦
 センターカラー。
 ブチ切れななみん怖い。好き放題やっていた敵に同情してしまう程の殴りっぷり。クールに見えて実は人情肌ですからね、彼。怒りのままに暴走するキャラではないけど、ここまでキレてると心配になります。
 虎杖は渋谷駅へ潜入。こういう集団戦では狗巻の術は役立つなあ。頼りになる先輩のおかげで敵地に一番乗りしたけど、待っているのは強敵ばかり。ここからが本当の戦いです。まだまだ先は長いけど退屈しませんね。

Dr.STONE
 イカサママスターのゲンvs半端なイカサマはすぐに見抜くコハク。実質この2人の戦いかと思ったけど、やはり最後に決めるのは千空ですね。こういうトリック対決なら科学者の方が有利だし。
 かぶれ過ぎな千空が勝った事で、航路はハイリスク・ハイスピードな方に決定。犠牲者ゼロで着けるかな? 漫画だから大丈夫…な気がしないんだよなあ。思わぬハプニングが起こるかも。

ハイキュー!!
 影山の過去話。生まれた時からバレーボールが大好きで、競技のバレーも楽しくて、どんどん実力を上げていった。祖父という最大の理解者がいたのがラッキーでしたね。どんなに優れた才能も、磨かれなければ輝かない。
 幼い頃の影山はバレーを長く楽しむ為、相手に合わせて手を抜いていた。だけど祖父の言うとおり、勝ち進めば進む程、強い相手は出てくる。温い環境で自分を弱くする必要なんて無い、強さに貪欲になっても良い。影山のエゴイストっぷりは、ここで生まれたんですね。爺ちゃんの教育、今も生きてます。
 最強の味方が最強の敵に。日向が感じている喜びを、影山も感じてきた。こうなったらもうこの2人は止まりませんよ。盛り上がるしかない第2セットは、影山の反撃に期待します。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 センターカラー。カラーの見開きは正統派のエロくて、ごっつぁんです。大奥って男のロマンですよねえ……。
 本編は触手プレイ全力全開。単純に美少女と触手を絡めるのではなく、顔だけ元に戻ったマッスル美少女に、黙っていれば美形の男達まで触手の餌食にするとは。ミウラ先生、気合い入れ過ぎでは? つまり最高。

マッシュル
 大増23ページ。
 ランスはやはり悪ぶっていただけか。でも堂々と自分はシスコンだと宣言したり、卑劣な手は使わなかったので読者も受け入れるでしょう。マッシュとも良い感じになったし、再登場した時は味方になってくれるでしょう。
 だけど相変わらず絵は…下手というか、独特のセンスに溢れているというか、評価に困ります。ストーリーはそんなに悪くないので余計に惜しい。画力とは簡単に上がるものではないけど、それでも頑張ってください。

僕のヒーローアカデミア
 前半は成長した常闇の活躍と彼がホークスを慕っているところを見せて、後半はホークスとトゥワイスの哀しい戦い、そして情に流されたホークスの敗北という過酷な結末を見せる。堀越先生エグいっす。でも最高です。
 読者が仲間の為に戦うトゥワイスに感情移入するのも、すぐに止めを刺さないホークスの甘さに哀しくなるのも、救援に駆け付けた荼毘のカッコ良さに痺れるのも全部計算の内なんだろうなあ。素晴らしい。漫画のお手本を見せてもらった気分です。

ブラッククローバー
 何気にゴーシュと関わる事が多かったグレイ、そういう理由があったんですね。仲間に素顔を明かしていなかった頃も、影からゴーシュを見てドキドキしてたんだろうなあ。うーん、青春。シスコンだけど実は結構モテるゴーシュはシネ。いや生きろ。
 ボクシングにも長けていたダンテによってアスタも倒され、黒の暴牛は壊滅寸前。しかしここで千両役者が登場! ヤミの救援は頼もしいけど、ダンテの標的はヤミだったよなあ。という事は対策も万全な筈。この戦い、今までで1番キツい展開になるかも。

アンデッド アンラック
 アンディ=モザイクというイメージが付いてしまい、作者も気にしていたみたいだったけど、ようやく服をゲットしました。本来なら敵であるUMAを服にするとは、なかなか面白いじゃないですか。クローゼスことクロちゃん、アンディへの良いツッコミ役になりそう。あとムイさんはレギュラー入りしてほしい。チャイナ服万歳。
 UMAを1体捕まえただけで昇格できるとは、円卓って意外と緩いのか、それとも下はそんなに点差が無いのか。厄介なUMAらしいスポイルを捕まえたら、一気にランク上がりそう。その分、キツいクエストなんだろうけど。

ぼくたちは勉強ができない
 幽霊少女まで惚れさせるとは、成幸のモテモテっぷりは相変わらずだなあ。浮気なんて絶対にしないから安心してるけど。
 高校の頃より積極的になった理珠。スタイルが良くなった分、成幸も読者もドッキドキです(笑)。関城さん、除霊してもらった方が良いですよ。
 成幸と理珠、付き合ってないのがおかしいくらいのイチャイチャっぷりですが、どうやら2人の付き合いは「ゲーム」だそうです。そういえば理珠はレトロゲーム好きだった。その辺と関係あるのかな? そして「ゲーム」なら相手がいる筈だけど、誰と競っているのか? 正統派のラブコメだったうるか編とは違い、かなり捻ったラブコメになりそうで楽しみ。

魔女の守人
 ドレイクは師匠役になりますか。単なる優しい師匠ではなく、なかなか厳しい出だしにしたのは好感が持てます。ファフナが弱くて、ハードトレーニングで強くしないと話にならないし。
 だけど、どうにも話が単調というか、予定調和であまり面白くないんですよ。そろそろ読者の期待を裏切る展開を入れないと、生き残るのは厳しいかと。

チェンソーマン
 トーリカの師匠、敵の中では1番まともそうに見えたけど、一番ヤバい人でした。ドイツのサンタクロースさえも操り、デンジ達を地獄に引き入れましたよ。マキマさんといい、この漫画の女性は怖い人ばかりか。パワーが癒しキャラに思える(苦笑)。
 新たな戦いの舞台、地獄は随分と穏やかな場所でした。勿論、見た目で判断するのは馬鹿です。空一面のドアから化け物が現れるぐらいは考えておいた方が良いでしょう。デンジ以外の面々は誰か死にそう。
 今回は絵が抽象的で、漫画というより絵画の展覧会を見ている感じでした。藤本先生、こういう絵を描かせたらジャンプで1番かも。まだまだ底が見えず、侮れない人です。

アクタージュ
 全てを失っても、悔しさだけは残ってくれた。それでこそ花子さん、負けっぱなしで終わる程優しい女じゃありませんよね(笑)。むしろこういうタイプの女性は怒らせたら怖い。でも娘に父親への恋話を迫られて赤くなる花子さん、可愛い。
 上演はどんどん進められ、夜凪達のサイド甲が圧倒的に不利。共同稽古は互いのレベルを高めるけど、差を縮めてはくれない。千世子が崩れる事なんてあり得ないから、天知がサイド乙の勝利を革新するのも分かります。
 だけど夜凪景という役者は、追い詰められる事で成長してきた。今回は今までで1番追い詰められており、そして1番燃えている。千世子も夜凪も更に化けそうで、千秋楽は大波乱必至ですね。すっごく楽しみ。

ミタマセキュ霊ティ
 待望のバイトを始める事が出来たハゼレナですが、バイト先にはちょっと危険な先輩が。でもこの漫画は18禁ではないので、ご安心を。まあ18禁だとしても、こんなチャラ男にハゼレナが靡く筈ありませんけどね。この子、将来が心配になるくらい恋愛には鈍感だから。
 それに彼女には頼もしい守護霊、いや背後霊がいる。それもぎっしり。あといつもの3人も。こいつら何だかんだいって仲良いな。スタンド使いならぬ霊使いなのに加え、保護者が3人もいるハゼレナ。無敵か?
 チャラ男に取り付いていた悪霊、コーヒー豆で顔を作るとは器用だなあ。彼女に限らず悪霊って、生前よりも器用になりますよね? プラモデルとか作らせたら神レペルのを作っちゃうかも(笑。怖いわ)。

夜桜さんちの大作戦
 外見はロリ可愛いのに出番が少ない二刃。まあ女性キャラは目立たせすぎると正ヒロインの六美の影が薄くなり、この漫画の存在意義が失われますからね。恋のライバルにしたくても太陽は六美一筋だし、少年漫画で姉妹で男を取り合うのはちょっと、ねえ……。
 それでも今回の話で二刃ファンは増えたと思います。しっかり者で強いロリ少女が、実は幽霊嫌いで、その理由は「力の通じない敵に家族を奪われたくないから」という愛に溢れたもの。これで人気が出ない方が変ですよ。凶一郎を止められる数少ないキャラだし、二刃の出番が増えると良いなあ。

AGRAVITY BOYS
 すっかり馴染んだコージさんが宇宙一の歓楽街へ招待してくれたけど、こいつがそれだけで終わる筈なかった。後続キャラがやって来た時からこうなる日が来るとは思っていたけど、まさかのナンパ対決とは。この漫画は私の予想の斜め上を行きますね。結構結構。
 しかし敵はグリスロウ以外は侮れない。ヴォルクのカッコ良さは男でも惚れるわ。まあ相手の事を気にする以前に、ババとゲラルトは問題外なんですけどね。クリスを出した方が勝率高いと思います。
 そしてサガは、まさかのロボッ娘とフラグ立てやがりましたよ。流石ですね。その無自覚なナンパと人間外にモテそうな性格、それでこそこの漫画の主人公! 次回はホテル直行ですね(入っても何も出来ないけどな!)

サムライ8 八丸伝
 最終回。1年持たなかったか……。いや、その方が良いですね。このまま続けても誰の得にもなりませんし。
 八丸復活!と思ったけど、結局散体しちゃいましたか。でも体は失っても、八丸の心は生きている。アンが八丸の跡を継いだのは意外でしたが、悪くない結末でした。それでも来週にはこの漫画の事は綺麗サッパリ忘れてるでしょう(確信)。
 総評。1巻と2巻を同時発売、しかも「鬼滅」に刷るという編集部も大ヒット間違いなし!と期待していた作品でしたが、結果はご覧の通り。集英社の倉庫には返本が山のように積まれたんだろうなあ。
 過剰な上に分かり難い設定、書き込みは凄いけど見辛い作画、そして盛り上がりそうで盛り上がらないストーリー……。ベテランの原作とは思えない、典型的な「打ち切り漫画」でした。岸本先生、2作目のジンクスに見事に嵌りましたね(「BORUTO」は「NARUTO」の続きで、純粋な2作目ではないと考えてます)。
 素人でも分かる欠点ばかりで、普通なら編集が訂正させるのですが、相手が新人ならともかく大ベテランとなると編集部も口出しし辛い。だから作家が好き放題に描いてしまう。でも作家が描きたい漫画と、読者が望む漫画は必ずしも同じではない。この漫画の失敗は漫画家と編集、双方に責任があると思います。
 ともあれ岸本先生、大久保先生はお疲れ様でした。岸本先生は「BORUTO」に専念し、大久保先生はオリジナルの新作を描いてください。あと編集部は、たとえ相手が大ベテランでも言うべき事は言うように。

ZIPMAN!!
 兄と弟、お互いの事をよく知っているからこそ手の内を読み合い、弟が一歩先を行った。だけど今の兄には仲間がいるし、弟を助ける為なら何でもやる。兄弟の愛は過去を乗り越え、未来を掴みました。
 …と普通なら燃える展開なんですが、打ち切り間違いなしで最終回へ一直線しているので盛り上がりに欠けます。この決戦もどこかで見たような話で、オリジナリティが感じられません。この漫画の欠点は最後まで治らないみたいで残念。


ジャンプ18号の感想

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 「食戟のソーマ」のアニメ、朝陽の声優は福山潤ですか。イメージに合い過ぎて怖いレベルのナイスキャスティング。

 「ONE PIECE」は休載です。

鬼滅の刃
 特大サイズのシール付きでの巻頭カラー。連載200話記念も兼ねてるからなのか、気合入ってますねえ。
 戦いは終わった。しかし犠牲も大きかった。悲鳴嶼が、甘露寺が、そして恐らく伊黒も……。ずっと見続けてきたキャラ達の死は何度見ても哀しいものです。特に好き合っている者同士の死は。伊黒と甘露寺は来世でこそ結ばれてほしい。
 一方で生き残った者達もいる。黒死牟戦から死亡フラグが立ちまくっていた実弥、生命力も獣並みな伊之助、そして善逸…は死ぬ筈ないと思ってたので驚かない。お前は長生きするタイプだ。
 義勇も生き延びたけど、まさかの犠牲者が。主人公の死も珍しくはないけど、炭治郎が死ぬのは駄目だぞ。禰豆子の力で復活するのかな?
 戦いは終わった。しかし…………無惨は本当に死んだのでしょうか? ここまで好き放題に暴れてきた悪の元凶の死にしては、あまりにも呆気ない。謎もまだ残っているし、新たな敵が現れるのか、それとも……。

Dr.STONE
 今回登場したカクテル、実際に作って稲垣先生は飲んだそうです。どのカクテルもアルコールが入ってないので、子供でも飲めるのは優しい。
 コーラに酒、カルピスまで作るとはねえ。カクテルに興味が無い私でも、それぞれのキャラのイメージに合ったカクテルは魅力的に見えます。稲垣先生、考えるの楽しかっただろうなあ。
 茶番劇にも見えたギャンブル対決、やはり裏にはゲンの思惑があった。だけど千空との勝負はガチで、やはり千空は科学者としても詐欺師としても一流なんだなあ。頼もしきリーダーに率いられて、いざ北米大陸へ!

僕のヒーローアカデミア
 荼毘はホークスの本名を知っていた。最初から信用していなかったのは、彼の素性を知っていたから? だとしたら荼毘とホークスには因縁があり、今後は宿敵として盛り上がりそう。
 トゥワイス、運に恵まれなかった人生を送ってきましたが、最期は大好きな仲間の手の中で逝けました。誰も彼を責めず、トガちゃんからはお礼まで言われた。ヒーロー側から見たら彼は不幸な敵だったのかもしれないけど、トゥワイス本人は間違いなく幸せだった。合掌。
 ヒーロー側を悪役っぽく見せる演出が冴え渡り、トゥワイスと敵連合に完全に感情移入してしまいました。堀越先生、更に成長しているようで凄い。

約束のネバーランド
 ピーターにとって兄は一族の裏切り者で、でも1番尊敬していた人で、大好きなお兄さんだった。兄が真実を知らなかったら、この兄弟はずっと仲良く暮らしていけたんだろうなあ。でも、それだとエマ達は鬼に食われていた。誰かの幸福は誰かの不幸の上にある。
 兄を殺して世界を守ろうとしたピーターでしたが、兄の自分への愛を知り覚悟を決めた。彼の言う通り鬼よりも人間の方が邪悪で怖い。人間の世界に行った後の話もやるのかな? ピーターの遺言がエマ達を支えてくれる事を願います。

チェンソーマン
 前回以上にシュールで不思議な世界で、地獄のような殺戮劇が繰り広げられる。いや、ここが地獄だった。
 人々に恐れられる銃の悪魔でさえ、地獄の悪魔達と比べたらまだまだ小物なのか。こいつらが人間の世界に来たら、人類滅亡待ったなしで怖い。
 そんな強大な悪魔が、チェンソーマンの心臓を求めていた。それ程の力がチェンソーマンの心臓にはあるのか? だとしたら悪魔の手に渡すのはヤバい。でも逆転の兆しが見えない。地獄からの脱出なるか?

ハイキュー!!
 流石は影山、やられっ放しじゃ終わらない。むしろ試合はこれからが本番だ。そう言わんばかりに活き活きとプレイしています。腹立つぐらいタフだなあ(笑)。
 まあ影山の心が折れるなんて事は無いんですよ。敵だろうと味方だろうと、バケモノ級の選手達と試合が出来る事自体が楽しいんだから。目立たないようで自分の見せ場はきっちり作る、そういう男ですよ影山は。君の貪欲で負けず嫌いなところ、割と好き。

ぼくたちは勉強ができない
 季節は夏、夏と言えば女の子の水着。文乃も来てくれて何だか嬉しい。彼女と理珠の友情は永遠に不滅ですね。あ、文乃の胸の大きさについてはノーコメントで。次のエピソードでは文乃が輝くから!
 理珠が提案した「ゲーム」の相手は成幸で、内容は成幸が理珠に恋をするか、それとも好きにならずにいられるのか。いやもうこれ、理珠は成幸の事が好きだと言ってるようなものじゃないですか。成幸も半ば気付いてるんだろうなあ。でも、あと一歩踏み込む切っ掛けが無いのでしょう。困った困った。
 その切っ掛けを作ったのは、まさかのみさおちゃんでした。恋のキューピッドが幽霊だなんて理珠が知ったら、即座に気絶するだろうなあ。無人島(正確には違うけど)に2人きりというラブコメの典型的なシチュエーションで、くっつく事がほぼ決まって2人がどんな一夜を過ごすのやら。……エロい展開は無いな、うん(何を期待してるんだお前は)。

マッシュル
 3つの寮……。某ハリポタは4つでしたね。流石にそこは自重したかな?
 意外と教え上手だったランス。見事なまでのツンデレっぷりまで発揮して、読者(主に女子)人気を狙いに来ましたか。ここまであざといのは嫌いじゃありません。
 そんなランスでさえ、シュークリーム作りの名人マッシュは矯正できなかった。マッシュは菓子職人を目指すべきでは? フィンに続いてランスまでツッコんだ展開は古典的だけど笑ってしまった。悔しい!
 ラストではエリード気取りのレアン寮の面々が動き出す。あー、これはまたマッシュのパワー(魔法ではない)に潰されるんでしょ。分かりますよ。でも、この漫画はそれで良いのだ。

アクタージュ
 センターカラーで人気投票の結果発表。王賀美は時期が悪かったかな。千世子は現実でもトップで流石。七生と雪は大健闘ですね。次の投票では伸びるでしょう。
 千秋楽の劇は見せず、愉快な打ち上げに。展開が早いけど、決着はあえて見せず街の人々の反応で分からせるのか。なかなか味な事をしますねえ。
 負けたけど夜凪の評価と人気はグーンとアップし、黒山の計算通りの結果になりました。でも花子さんとの仲は悪いままで、この2人は幹事とかには向いてませんね。困った大人達だ。ルイとレイはこの大人達を見習っちゃ駄目だぞー。
 世紀の女優モノマネ対決をあゆみちゃんは見た! 千世子と夜凪の百合ップルのじゃれ合いを楽しく見てたら、何故かお互いに王賀美を演じる事に。この2人、生粋の演技馬鹿だなあ。そこが好き。

アンデッド アンラック
 スポンジもといスポイルはゾンビを作るUMAか。アンブレラ社が欲しがりそう(ネタが古い?) 調査員もかなり犠牲になったみたいですね。ハードな仕事だなあ……。
 アンディはまだ実力を出していなかった。いや本当に。今までの戦いで戦勝の神(ヴィクトール)と言われる程の力を出さなかったのは、相手が昔の知り合いだったから? 全力で戦ったらリスクがあるのかも。
 ゾンビ軍団vs不死身のアンディ。数が多くても所詮は歩くだけの死体、アンデイの敵じゃない。完全なゾンビと、まだゾンビになり切ってない奴の区別の仕方が大雑把で彼らしくて好き。

呪術廻戦
 五条と夏油がグルになって…って冥さん、怖い事を考えるなあ。もしそんな事になったら、この世界の人類絶滅しますぜ。
 特級特定呪霊は、流石の冥さんでも簡単には倒せない。倒される事はないだろうけど、時間は稼がれそう。キュンキュンしてる場合じゃないぞ、ショタっ子。
 一方、虎杖は脹相と遭遇。弟の仇と敵意剥き出しにする脹相は間違いなく強敵。虎杖だけじゃ、しかも左腕を殆ど使えない状態ではキツいな。援軍が来るまで持ち堪えられるか?

ミタマセキュ霊ティ
 センターカラー。
 読者から募集した背後霊を、オーディション形式で発表。こういう企画は「キン肉マン」の超人を思い出すけど、あっちは本編に出た超人はかなり少ない。でもこの漫画は1話で沢山出たので、採用してもらった読者は嬉しいのでは?
 しかし読者投稿の霊、どいつもこいつもツッコミどころ満載だな! いや、そういう狙いで送ってきたんだろうけど。最優秀賞の3霊はどれもイカれてて、送ってきた人の精神状態が心配になります。生類憐みの霊は見た瞬間に笑ったぞ。私からもアイデア賞として投げキッスをあげよう(いりません)。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 今回のヒロインは朧。超加速した世界に取り残されてしまったコガラシと彼女の孤独な、だけど優しいラブロマンス。
 コガラシとの子を設ける事が使命としてきた朧ですが、もう使命とか関係なくコガラシとの子が欲しいそうです。実はゆらぎ荘の面々で1番自分を偽ってきた朧、ようやく本心をさらけ出しました。彼女の泣き顔にグッと来た人は多そうだけど、性癖歪みそう(笑)。
 朧の話は唐突に終わった感がするけど、これ以上進めたら18禁な展開になるだけだから正解。そういうのは同人誌で見ましょう。次のコミケは中止になっちゃったけどね、チクショー!!

ブラッククローバー
 待っていたぞヤミ! そんな読者の期待に応えるかのようなヤミの暴れっぷり。ラスボス級の敵さえも一刀両断にするとは、ヤミ本当に強いな。強すぎて作者が扱いに困るキャラになってきました。いや、この漫画は主人公より強い味方キャラが多すぎなんだけど。
 敵がヤミを始めとする冥域の魔法使い達を狙う理由が判明。現世と冥府を繋げる鍵なのか。冥府にいる悪魔達を大量に呼び出し、この世界を滅ぼすつもりなんだろうか? 人類の存亡を懸けた戦いはまだ始まったばかり。ヤミは生き残れるのか?

AGRAVITY BOYS
 流石に主人公の相手をアンドロイド(しかもロボ顔)にはしなかったか。賢明な判断だけど、少し残念かも。
 ババもゲラルトも馬鹿なので(相手側はグリスロウ)、頼りになるのはクリスだけ…と思わせて、サガに大逆転させたのはお見事。かつて助けた少女が自分達を助けてくれるとは、まさに情けは人の為ならず。これは全宇宙共通なんですね。
 地球は既に滅びており、最悪の未来を変えるにはタイムマシンが必要。宇宙版「銀魂」ではなく「Dr.STONE」だったか。人気が伸びないので路線変更するのかな?

魔女の守人
 掲載位置が急降下。うむ、可哀想だけどこの結果は妥当ですね。ここまでの話、そんなに面白くなかったし。
 今回の話も……悪くはないけど人気が上がる程、面白くはなかったですね。魔女と騎士は力を合わせて戦うもので、ファフナとマナスファの絆が深まる事で強くなる。それは分かるんだけど、まどろっこしくもあるんだよなあ。ここから盛り返すのは厳しいけど頑張れ。

銀杏ガールズ
 今まで何度もギャグ読切が掲載され、「約束のネバーランド」のスピンオフ作品「お約束のネバーランド」を描いた宮崎周平先生の新作読切です。
 宮崎ギャク漫画ではお馴染みの顔の珍子達のボケと、可愛い顔したいいんちょのツッコミが冴えています。キバミは何で珍子の友達をやってるんだろう? キャッチャー役はイジメだと思うぞ。
 と油断してたらキャッチャーもネタに使いやがった! 「お約束」で経験を積んだからか、今までの漫画より面白かったです。そろそろ巻末で連載しそう。

夜桜さんちの大作戦
 スパイ一家のショッピングは単なるお買い物ではない。つーかこういうヤバいグッズを、普通の市民が来るショッピングモールで売らないでほしいっす。武器が出るガチャポンは、間違えて一般人が出しそう。
 地下一階が無法地帯とは、従業員用の着替え部屋とか休憩室はどこにあるんだろう? このモールで働いている人達は苦労してそう。今回みたいな事態も珍しくないだろうし。

ZIPMAN!!
 弟との対決、和解、そして共闘……。普通なら熱くなる展開なのに、この漫画だとそういう気持ちにはならないんですよねえ。
 答えは分かってます。この漫画、色々な特撮やアニメをネタにしているけど、原作に対するリスペクトが感じられない。単に「面白そうだから」「自分ではアイデアを思い付かないから」ネタにしてるだけ。パクリと言うには安直で、パロディと言える程面白くない。実に困った漫画です。
 次回で終わりそうだけど、総評は厳しいものになるでしょう。私、こういう漫画は好きじゃありませんから。この漫画が好きだという方は、次号の感想は読まない事を忠告します。

ジャンプ19号の感想

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 4月30日発売のジャンプGIGAに「新米婦警キルコさん」の平方昌宏先生の新作が掲載されます。巻頭カラーとはかなり期待されてますね。連載なるか?

 次号から新連載がスタート。今期は3作です。
 でも3作目は24号からと少し間が空いてますね。終わらせる作品の都合かな? だとしたら終わるのにもう少し時間が掛かる作品という事か。まさか……!?

ONE PIECE
 モモの助、攫われてしまったか。カン十郎との決着も鬼ヶ島へ持ち越しで、なかなか盛り上げてくれる。ルフィだけモモの助の本音を分かっているのは何となく嬉しい。
 しぶとく妨害する敵船を沈めたのは、最後にして最強の助っ人。ジンベエ、キターーーーーーーッ!!!! あの状況からどうやって生き延びたのか(しかも五体満足で)凄く気になるけど、今は喜ぼう。ジンベエを操舵手にして、いざ鬼ヶ島へ!

鬼滅の刃
 まさかあの無惨が「自分が間違っていた」と反省して、炭治郎に思いを託す展開になるとは。こいつ本当に鬼舞辻無惨なのか?と疑ってしまった(苦笑)。死の際だったとはいえ、人は変われるんですねえ(無惨は人じゃなく鬼です)。
 だけど無惨が託した思いは、人間への敵意と殺意。その思いを受け継がされた炭治郎は最強最悪の鬼になってしまった。日光でも死なない鬼の王。なるほど、こういう展開にしましたか。吾峠先生、流石です。エグいっす。
 善逸の言う通りみんなボロボロで、戦えるのは伊之助だけ。だけど伊之助が炭治郎を殺せる筈がない。唯一の希望は禰豆子か。早く来て、お兄ちゃんを説得してくれー!!

ハイキュー!!
 昔の影山は彼だけがレベルが高いせいで周りの選手達がついて行けず、仲間達に合わせてレベルを落としたプレイをするしかなかった。いくら彼が天才でも、バレーは1人だけじゃ勝てませんからね。
 しかし烏野の選手達は影山の無茶な要求に応え、彼を成長させた。トッププレイヤー達には遠慮しなくて良い。枷を解かれた影山、そりゃ活き活きとするわ(笑)。敵に回したらこんなにも怖い王様になるのか。おのれ影山。でも海外では頑張れ。

Dr.STONE
 ビールも作ってたのか。千空、未成年なのに気が利くなあ。私はお酒を飲まないのでビールの美味しさは分からないけど、好きな飲み物を飲めるのは嬉しい。飲み過ぎてアル中になる人が現れない事を祈ります。
 松風のかつての主は誇り高い人だった。銀狼とは全然違いますね。「人間を舐めるなよ」という彼の最後の台詞は、この漫画のテーマの1つかと。この星を舐めるなよ!(byジュウオウジャー)
 氷月に続いて、懐かしのほむらとそんなに懐かしくないモズも復活! これでこちらの戦力はは万全になりました。でもこれから戦う相手は大自然。海の大波は最強の人間さえ簡単に飲み込む。頑張れみんな、特に銀狼。

ブラッククローバー
 ダンテ達の目的は冥府とこの世界を繋げて、悪魔を呼び寄せる事。昔から碌でもない事をやってたらしいダンテ、悪の大ボスとして相応しくなってきました。女癖も悪いみたいで妙に納得。
 クローバー王国も無策ではなく、敵国にスパイを送り込んでいた。黒の暴牛の一員で影魔法の使い手って……誰? まだ姿を見せていない彼とか?

僕のヒーローアカデミア
 センターカラー。
 荼毘は涙は流さない、いや流せないのか。相当に過酷な経験をしたらしく、ホークスの本名も知っている。でもホークスは彼の事を知らない。荼毘の正体はホークスが過去に助けられなかった子供とか? かなり衝撃を受けたみたいだし。
 ミルコも常闇も、そしてエンデヴァーも最後まで諦めないし油断もしない。ヒーローって敵に回したらこんなにも厄介な存在なんだなあ、と敵側に感情移入してしまった私。ミルコのキックが決まれば死柄木は終わりだけど、決まるかな? ギガントマキアが動き出しそうなのが気になる。

約束のネバーランド
 自分達を裏切った大人達さえ許すエマ。それは他の子供達も同じで、特にレイが許してくれるのならイザベラは受け入れるしかありませんね。震えながらもイザベラを許そうとする子供達が尊い。
 ピーターは倒れたけどまだまだ敵はいる。気を引き締めるエマ達の元へと届けられた通達は……さぞやビックリするだろうなあ(笑)。よりにもよってあのレウウィスに助けられという運命の皮肉。GP出身者達の反応が怖いけど楽しみ。彼も変わったので許してあげて。

ぼくたちは勉強ができない
 無人島で2人きり。この絶好のシチュエーションで理珠が動く。この匂いフェチめ(笑)。関城さんが来なかったらキスしてましたね。鼻血で海を汚してるけど、気にせず喜んでください関城さん。でも後で病院に行こう。
 文乃とうるかは理珠の「ゲーム」と、彼女の本心を知っていた。うるか編もそうでしたが、この漫画では先に動いた方が圧倒的に有利なんですね。文乃編では文乃が最初に動くのかな? 静かに諦めたうるかと、恋敵を応援し続ける文乃。どちらも良い子だ……。

奈落の仔
 14歳の頃から担当編集に見守られ、2017年に「グリム・リーパー」という読切を描いたジャンプ期待の新人・辻田大誠先生の新作。49ページの剣戟アクション漫画です。
 大ボリュームですが最後まで飽きる事無く読めました。絵も以前より格段に上手くなっており、編集部が期待するのも分かる才能を感じさせます。
 主人公のキャラクターが少々弱いのが気になりますが、これはワザとかな? 長編とはいえページ数が限られている読切では、あまりキャラを掘り下げられないし。
 アクションシーンは今すぐ連載してもおかしくないレベル。連載するのもそんなに遠くはないでしょう。その時を楽しみにしています。

呪術廻戦
 センターカラー。
 弟達の最期を聞いて闘志を燃やす脹相。意外と熱血キャラで人間以上に人間らしくて、敵でなければ虎杖と話が合いそう。では殺し合おうか。
 厄介な攻撃をする特定呪霊も、冥冥と憂憂の敵ではなかった。2人で1人、いやそれ以上の力を発揮する最強コンビ。バードストライクの弾はまだまだあるし、相手が普通の呪霊なら負ける事は無いでしょう。相手が普通なら、ね。いよいよ夏油の体を乗っ取っている奴の正体が明かされるかな?

マッシュル
 またまた新キャラが登場。10週打ち切りは無くなったので、作品の人気固めに入ったのかな? 正しい判断ではあるけど、ここでキャラの設定を誤ったら致命傷になります、正念場だぞ、頑張れ!
 新キャラの1人目はモテたくてしょうがない熱血馬鹿、2人目はヤバい感じを隠さない上級生。「無意識のうちに他人を見下している」のはお前だろとツッコみたい。熱血馬鹿と協力して上級生と戦う展開になりそう。でも熱血馬鹿君、その女は危ないと思うぞ。騙されるな!(多分無理)

アクタージュ
 モノマネ対決かなり期待してたのに、シャトーブリアンステーキで流されてしまった(涙)。まあ仕方ありませんね。夜凪はこういう子です。扉絵には和ませてもらったので許します。
 この舞台対決も、影山にとっては前哨戦でしかない。取り敢えず千世子と王賀美はその気にさせました。この2人は夜凪が出るなら、どんな映画にも出てくれるでしょう。夜凪に膝枕してもらってるカメレオン君も。ええい、羨ましい。
 情熱を、怒りを出し尽くしてすっきりした花子さん、美人だなあ。彼女と違って黒山はまだまだ燃え尽きていない。燃え尽きる事は、クリエイターにとって終焉ではあるけど幸福でもある。黒山が燃え尽きるのは映画を撮ってからか、それともそれでも終わらないのか。
 新展開は星アリサのエプロン姿でスタート。予想の斜め上から攻められてビックリしたけど、アキラの復帰と新キャラのロリっぷりには大満足。夜凪はスターズのやり方に付いていけるのか心配だけど期待。

チェンソーマン
 ああ……、またこの漫画はどんどん、そしてあっさりキャラを殺していく。読者が彼らに愛着が湧いてきたのを見計らって、これ以上ない絶好のタイミングで殺すんだ。藤本先生の意地悪! ドS! でも好き。
 パワーやデンジまで殺されるとは驚きを隠せません。闇の悪魔、強過ぎて怖い。地獄に落ちてからは全部幻覚だったって事にならないかな? 闇の悪魔を倒したらみんな復活するとかでも良いですよ。マキマさん、早く来てくれーーー!!

ゆらぎ荘の幽奈さん
 今回はかるらの回。地球外妖怪なんて物騒なのがいるのか。そして、そんな危険な奴らが来るぐらいの異変が起きない限り、かるらがコガラシとくっつく事は無い……。まあ最初から不利な立場だったし、他のヒロイン達と比べたらかなり出遅れましたからねえ。キャラとしては魅力的なんだけど。
 コガラシのラッキースケベっぷりは封印しないと収まらないレベルなのか。某リトさんに匹敵しますね。恋人としては複雑な気分になるのは分かる。かるらは吹っ切れたけど、そう思わないとやってられませんよね。現実世界でコガラシとくっつく子も苦労しそう。モテル男の彼女は大変だ。

夜桜さんちの大作戦
 かなりお茶目な性格をしてる夜桜家の祖父、万さんが登場。名前覚えやすいなあ(笑)。女にモテる為なら機密情報も喋るって、スパイに向いてないにも程がある。体の柔らかさを活かしてサーカスとか、芸の世界に入った方が良かったのでは?
 若い頃の万爺さんはカッコ良かったし、奥さんの京子さんも美人でお似合いだった。こんな女性と死に別れたら、女狂いになっても仕方ない…と思わせて、実は生きてましたというオチ。よくあるパターンなのに騙されたぞチクショー。この老バカップルめ、末永くお幸せに!

ミタマセキュ霊ティ
 きのこたけのこ戦争もそうですが、人はどうでもいい事で争ってしまうのです。食べ物の事に関しては特に。ちなみに私は、どちらかと言えばたけのこ派です(戦争開始)。
 ハゼレナとソウヤ、性格も合わないけど食べ物の好みも合わなかった。ミタマが「どっちでもいい」という意見は正論だけど、それで止まるのなら人は戦争なんてしません。ちなみに私は(パート2)、ポップコーンはキャラメル派です。でも高いので外では塩を食べます。
 オパチュニティの不意打ち登場には笑わせてもらった。こいつ卑怯だわ。ワクワクしすてる姿はちと可愛くて、妙に腹立つ(笑)。ちなみに私は(パート3)、うどんもそばも好き。

アンデッド アンラック
 あらら、掲載位置が……。いや「鬼滅」や「アクタージュ」もこの辺りまで落ちた事がある。大事なのは今後です。
 傍若無人に振る舞っているけど、自分が悪かった時は素直に謝る。アンディは意外と知恵が回るところが魅力的。そんな彼に慣れてきた風子も面白い。逞しくなりましたねえ。
 ゾンビと結婚式をする主人公なんて、アンディが初では? 単にウェディングドレスを着たかったからとはいえ、花嫁(仮)の願いは聞き届けないとね。それにこんな事をした外道を許す訳にはいかないし。ぶっ壊しちゃえ! そして後で怒られよう。

魔女の守人
 ファフナとマナスファ、初めての共同作業。ファフナが自分を守る為に苦しんでいる事を、マナスファはずっと後悔していた。守られているだけのか弱い女の子じゃないのです。もっと早くから、こうして気持ちが通じ合っていたら……。
 知恵を巡らせるより、バカ正直に突き進む方が良い事もある。ようやくドレイクに一矢報いました。でもここから面白くなるのかな? 今回のルール説明は複雑で、先に打ち切られた「サムライ8」を思い出しました。複雑すぎる設定は打ち切りフラグ、これ漫画界の常識。

ZIPMAN!!
 最終回。
 会長は倒しましたが、厄介な着ぐるみスーツは残り、今も事件を起こしている。でも、それを止めるヒーローもいる。会長の正体が謎だった事を除けば、悪くない最終回だと思います。その他の点に興味を持てないだけかも知れませんが。
 総評。絵は良かったけど、それだけの漫画でした。ヒーローものとしては「僕ヒロ」と被っている上、主人公の良さが伝わらず、むしろ重度のブラコンぶりにイラッとしました。死んだ弟が生きていた展開も萎えましたし。
 あと特撮ヒーローもののネタが多かったけど、単にネタとして使っているだけで、原作に対するリスペクトを感じなかった。私のような特撮ファンを取り込みたかったんだろうけど、見事に逆効果でした。むしろ敵に回したんじゃないかな。
 ともあれ芝田先生はお疲れ様でした。これでツーアウト、ここからの飛躍は難しいけど頑張ってください。

AGRAVITY BOYS
 いよいよ最後尾まで落ちてしまった。次に終わるのはこの作品かな?
 でも打ち切りが迫っている割には、漫画の内容から悲壮感とか焦りは感じられません。いや、吹っ切れたようにも見える。「もう終わるのは決まったんだから恐れるものは無い。むしろ俺の好きな話を描いてやる!」と開き直ったかな?
 囚人から宇宙海賊として名を挙げたバカ3人、ババは脱走した後で何やったんだよ(笑)。地球人の恥晒しだぞ、この淫王め。でも面白いので割と好き。

ジャンプ20号の感想

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 編集部員が新型コロナウィルスに感染していた為、来週のジャンプは急遽合併号に。遂にジャンプにまで押し寄せてきましたか……。合併号が出る頃までには収束してると助かるんだけど。
 本当に急な発売延期だったので、来週号の予告記事は変更されてません。気付かずに来週買いに来る人も多そう。情報のチェックはこまめにやろう。

 夏から放映されるアニメ「エクスアーム」の広告記事が掲載。原作を読んでいるので楽しみなアニメです。
 でも春のアニメが次々と放映延長しているので、このアニメもそうなるかも。おのれ新型コロナ。

森林王者モリキング
 新連載第1弾は「青春兵器ナンバーワン」の長谷川智広先生の新作ギャグマンガです。って表紙のタイトルロゴーーーッ!!! 只でさえセガに怒られそうなタイトルなのに、許可取ってるの!?
 いきなりやってくれましたが、漫画の内容もなかなか飛ばしてます。何故か人間の姿になったカブトムシが昆虫の王様で、性格は良いけどやっぱり虫だし、姿は人間だけど空を飛べるし、虫とは戦う前から勝っているし、勝子の傷すぐ治ってるぞオイとツッコミどころ満載で笑って疲れた。長谷川先生、勢い衰えてません。
 こういう主役がボケまくるタイプのギャグ漫画はツッコミ役が肝心なのですが、勝子はなかなか優秀です。初めて抱っこされた相手がイケメンの虫という不幸っぷりも良い。「ボーボボ」のビュティに継ぐヒロイン兼ツッコミ役として頑張ってください。

ONE PIECE
 ジンベエが来てくれたのは私も嬉しい。でも、どうやって生き延びたのか凄く気になって宴会どころじゃねー(笑)。魚人海賊団の面々も生きているらしいし、一体どんな奇跡が起きたのやら。
 作戦をもう1つ考えていたとは、流石はオロチも認める程の切れ者、錦えもん。私も騙されました(笑)。ローが言わなくても錦えもんは同じ作戦を考えていたでしょう。多分、きっと、恐らく。
 ジンベエ加入で勢いづく今のルフィ達は止まらない。でもカイドウの軍勢も強者揃い。えっ、カイドウには息子がいたのか! 飛び六胞も全員集合。ドレークは裏切ってくれるだろうけど、他の5人は強敵だろうなあ。ワクワク。

Dr.STONE
 センターカラー。
 バイキングもそうだけど、大昔の人達って時に現代人をも凌ぐ知恵を発揮しているんですよねえ。お宝とかを求める欲望が奇跡を起こさせたのか。他の動物は日々の食べ物さえ得られれば満足してるけど、人間はそれで満足しない。人間の強さは欲望の強さ! これもまた人間賛歌。
 千空は運悪いかな? 普段は悪いけど、ピンチの時には豪運を発揮しますよ。まあ海上ではピンチになるだけでヤバいんだけど。
 方解石はそうやって使うのか。こんな凄い石が天然で誕生しているとは、まさに地球の神秘。アメリカ大陸にあっさり着いたのは、これからが本番だからだろうなあ。待ち受けるのは希望か、難敵か。

鬼滅の刃
 禰豆子にも食らいつく炭治郎。しかし彼の心はまだ消えていない。ふうむ、前回までは絶望的な状況でしたが、これはむしろ奇跡が起こるフラグ。妹の説得に耳を傾けないお兄ちゃんなんていません!
 そしてここでカナヲが輝く。この漫画のヒロインで炭治郎に恋しているんだけど、炭治郎と一緒に戦ったのは無惨戦が初めてで、意外とフラグを立ててない。でも今回の活躍で一気にフラグを積み上げましたね。次回で炭治郎復活、そして大団円かな?

ハイキュー!!
 第2セットはアドラーズに取られましたか。勝ち誇る影山と、闘志を燃やしている日向の対比が素晴らしい。これぞ主人公vsラスボス。
 日向と影山が目立っていますが、エースはこの2人だけじゃない。宮侑、学生の頃も凄い選手だったけど、プロになって更に成長してます。二刀流から三刀流のサーバーになったって、「ONE PIECE」のゾロかよ!と自分自身にツッコミ入れてそう。

約束のネバーランド
 おや、レウウィスが新しい王になるんじゃないのね。新しい王にはムジカが選ばれました。民衆の掌返しが凄いけど、レウウィスと同じ王族であるソンジュが王になる訳にはいかないし、妥当な結論ではある。たった1日で追われる身から女王様になるとは、ムジカの出世ぶりが半端なくて本人も戸惑ってるのが可愛い。
 ともあれこれで鬼と人間の関係は変わり、食用児もいなくなります。エマ達が望んでいた未来が訪れました。あとは人間の世界へ行くだけですが、エマがどんな約束をしたのかまだ明かされてない。最後の最後で何か起こりそう。

ブラッククローバー
 ハート王国は陥落寸前。精霊守も決して弱くはないらしいけど、それでも「悪魔憑き」ではなく「悪魔憑きから力を貰った」者にさえ勝てないのか。ダンテと互角に戦えているヤミが凄いんだなあ。
 助けに来たラックvs漆黒の使徒スヴェンキン。敵の攻撃に応じて体の固さを変えられるとは、地味に強いな。ラックにとっては相性最悪の相手で、スピードだけでは勝てない。「スピードだけ」ならね。ラックよ、魔法騎士としての誇りを胸に、新たな力を見せてくれ!
 今回はページ数がちょっと少なく、穴埋めとして田代弓也先生の4コマが掲載。早速ネタにされてるダンテ、悪のボスの宿命として受け入れたまえ(笑)。

ぼくたちは勉強ができない
 センターカラー。
 理珠が作ったゲーム、このまま出していたら酷評の嵐だったでしょうね。販売する前のお試しプレイは必須。うどんを題材にしたのは面白いんですけどね。理珠はブラッシュアップが苦手なタイプか。
 いいお尻してる関城さん、彼女も成幸とフラグを重ねていくようで少し不安だったけど、お母さんから帰宅をお願いされてOKしちゃいました。彼女にとっては天国とも言えるルームシェアを止めるとは……。自分が居ると理珠と成幸の関係が深まらないから? 理珠が悲しむ結末だけは止めてください、お願いします。

呪術廻戦
 懐かしき三兄弟。っておいおい、大丈夫なのかこの扉絵。表紙の「モリキング」のロゴといい、今号のジャンプは攻めてるなあ。
 虎杖vs脹相、呪術士の戦いとは思えない程の肉弾戦を繰り広げてます。芥見先生ノッてるなあ。今回のバトルはアニメで見たい。
 槍のように撃ち出されたり、散弾のようになったりと脹相の血は本当に厄介。人間じゃないから、血を流しすぎてアウトにもならなそうだし。メカ丸は私も忘れてた(笑)。勝利への緒を掴ませてほしい。

僕のヒーローアカデミア
 見た相手の個性を消すイレイザーヘッドの個性は、こういう乱戦では最高の効果を出しますね。しかしハイエンドもなかなかやる。今までの脳無と違い、知恵が回る様になったのはかなり厄介。地力もあるし。
 死柄木弔のヤバさを感じ取ったミルコの一撃は、ガラスは壊したけど死柄木本人には届かなかった。敵的にはナイス触手。75%の完成度で死柄木が目覚めるかどうか、それが分かれ目ですね。もし目覚めたらギガントマキアも動くでしょう。ベテランヒーロー達の奮闘は実るのか?

マッシュル
 センターカラー。ここ最近の新連載では1番人気みたいですね。まだまだ未熟な面が多い漫画だけど、だからこそ今後の成長を期待しています。
 COOL言うな(笑)。この女の子、魔法を使ってツンツン頭を惚れさせたのか。そんな魔法使わなくても、彼はあなたに惚れたと思います(断言)。そしてマッシュにそんな魔法は通じない。絶対に(断言パート2)。
 性格悪いけど魔法は強力。シルバは調子に乗るのも分かるくらい強い奴です。だけど彼は竜の逆鱗に触れてしまった。食べ物を粗末にする奴、特にシュークリームを駄目にする奴は死あるのみ。マッシュ君、このバカをボコボコにしたれ!

ニューロ秒速点火
 新人のギャグ漫画家を見出す、第1回GカップBURST受賞作。作者のツカダバル先生は17歳の高校生だそうです。賞金の44,7500円は大切に使ってください。
 6ページの4コマギャグ漫画からは、確かにセンスを感じます。でも……私は笑えませんでした。うーん、私が年を取ったからなのか、Gカップの作品のレベルが全体的に低かったのか。それは今後のツカダ先生の成長次第ですね。一応期待してます。

アクタージュ
 可愛いけどちょっと生意気、だけどプロ意識は夜凪より遥かに上。皐月ちゃんは良いキャラですねえ。今回の話だけで惚れるロリコン読者多そう。私もその1人だ!(お巡りさーん)
 皐月との仕事はCM撮影。映画とも演劇とも違う、僅か15秒(長くても30秒)で全てを表現しないといけない。しかも表現するのはスポンサーの商品についてのみで、その商品を悪く言う事は絶対に許されない。今までの仕事とは違い過ぎて、夜凪が戸惑うのも分かります。素直な性格でアドリブが多い彼女には、1番向いてない仕事だし。
 夜凪の拘りは役者としては取り柄だけど、CMは予め決められた事を決められたとおりに演じなければならない。本当に夜凪に向いてないな。でも活路はあるそうです。アリサを信じてやるしかありませんね。CMの常識をブッ壊すくらいのスーパーなCMを作ってほしい。

ミタマセキュ霊ティ
 久しぶりにセキュ霊ティらしい仕事のお話。こんな暗い店長がいるカラオケ店、私でも入らないわ。結局問題は解決してないし、店長の未来が少しだけ心配。
 セキュ霊ティの決めポーズは「タイムボカンシリーズ」を思い出しました。はいそこ、お前何歳?とか言わない。ハゼレナが自分からこのポーズをする日は来ませんね、多分。
 幽霊とのカラオケという難しいネタ、どういうオチにするのかと思ったら、お前なあ!(笑) ぽいずん♪って何だよこの歌。割とクールに決めてるミタマが、ハゼレナまでこんなに崩れるなんて恐ろしい歌だ……。この漫画がアニメ化されたら、絶対に本物の歌にしてください。しなかったら怒る。

チェンソーマン
 デンジ達を助ける為に「(自分を)呼べ」と言い切るマキマ様がカッコ良い。まあ死体の山の上に座ってるんですけどね。危険だけど魅力的な女性。
 剣で貫かれた時はマキマさえも……!?と焦ったけど、何とか生きてて安心。闇の悪魔の力を手に入れたサンタクロース、調子に乗ってるけど復活したデンジは強いぞ。惚れた女に助けを求められたら応えないとね! 命がけだけど。

AGRAVITY BOYS
 最後尾から少し浮上。今期は生き残れるかな?
 ようやく共同会議。変態を抱えているチーム同士という事で、連帯感が出たようです。その変態達はイカれたままなんですけどね! 会議の邪魔すんな! でも面白いので許す! ゲラルトは次回で頭を抱えてそう。
 タイムマシンを「作る」のではなく「見つける」もしくは「買う」と考えたのは、なかなか良い展開。作ったら「Dr.STONE」の二番煎じですからね。そしてそういう展開にしたら、あちらの方が格段に上。大人気作と正面から戦う必要はありません。この漫画の個性を貫いていきましょう。変態化もまた個性。

アンデッド アンラック
 2週続けて低位置……。うーん、これは厳しい。今期は持ち堪えても、次の改編期はヤバいぞ。
 保育園の子供達、まだゾンビになっていないのはカウントを増やす方法を知ってたから。不安になると減り、希望を抱くと増えるのか。でもこの状況で希望を抱くは難しい。おのれスポイル、意地の悪い設定にしやがって。
 アンディと結婚したゾンビ、良い先生だったんだなあ。生きている内に会いたかったけど、最期に一矢報いる手伝いが出来て良かった。じゃあ止めを刺そうか。行くぞスポイル!

夜桜さんちの大作戦
 仮面の巨漢で末弟の七悪、実は美少年でした。チッ、こういう展開はお約束なのに考えていなかった。私もまだまだ甘いな。
 体調を、というか体そのものを崩しやすい七悪は、なかなか不気味な姿になってしまう。フォローする太陽は大変だけど、兄貴なら弟の恋路を応援しないとね。
 七悪の恋の相手・りんねは人間に興味が無い。でも七悪の事は気にしている。同じ部の仲間、ってだけじゃないですよね? ラブコメになりそうだったけど危険な空気が。次回は怪獣大決戦になる?

ゆらぎ荘の幽奈さん
 今回のヒロインは千紗希。彼女とコガラシとの幸せな未来は既に見せているので、どんな話をするのか興味がありました。
 なるほど、以前の未来とこうやって結びつかせましたか。愛する人と同じ苦しみ、同じ記憶を見る事を選んだコガラシはナイスガイ過ぎる。最後のキスシーン、かなり感動しました。あとシャワーシーン、エロかったです(台無し)。

魔女の守人
 遂に最後尾に。ここから動かないまま終わると見ましたが、果たして?
 新キャラのクロード、融通がきかない堅物と見せて、実はそんなに悪い人間ではないとしてのは古典的だけど良い。こういう面白いキャラとの戦いは、普通に盛り上がるし。
 問題はここからです。今までのこの漫画の戦闘は、はっきり言って面白くなかった。修業で強くなり、主人公ペアのコンビネーションは向上した筈。この戦闘次第では奇跡の生き残りもある。ギリギリの踏ん張りを見せられるか?

ジャンプ21・22号の感想

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 2週間ぶりのジャンプ感想。新型コロナのせいで娯楽が少なくなり、私も退屈な日々を送っています。なので早くジャンプを読みたくて読みたくて、待つのが辛かったです。
 でも次号はまた合併号で、発売日はGW後……。待たせ過ぎいいいいいっ!! いや待ちますけどね!

 遊戯王ラッシュデュエル、暗黒騎士ガイアのカードが付いてました。アニメのあらすじまで載せるとは、かなり力を入れてますね。
 おや、22・23合併号の付録と書かれている。本来は次号の付録だったのか。訂正する間も無かったとは、編集部も大変なようで。ご苦労様です。

 「約束のネバーランド」は休載です。合併号を挟んでの休載は長すぎる……。

ボーンコレクション
 新連載第2弾。作者は新人の雲母坂盾先生。去年の39号に掲載された読切が連載になりました。
 主人公は妖怪の力を使って戦う、ヒロインは大妖怪がしゃどくろという基本設定は読切と同じ。妖怪の存在が一般人にも知られており、妖怪と戦う陰陽師も普通の職業として扱われているのは面白い。
 読切版は絵がはっきり言って下手だったのですが、以前より上手くなってますね。勿論まだまだ未熟な面はありますが、絵は連載を重ねていけば成長するでしょう。多分。
 気になるのはストーリー。第1話という事で読み易さを重視したのでしょうが、良く言えば王道、悪く言えば在り来りな話になってしまった。今後の話でインパクトの弱さを補えるのか、見守らせていただきます。

鬼滅の刃
 死んでいった人達が炭治郎の背を押して生き返らせてあげる演出が、もう、ね。あえて顔を描かず手だけを見せるという、吾峠先生のセンスに改めて惚れました。
 無惨よ、何故に炭治郎がお前の言う事を聞くと思った? 「生きていてはいけない存在」とこの世で1番軽蔑されてるんだぞ、君は。普段から好感度を稼がなかったからこうなるのだ。見事なまでのGAME OVER。
 炭治郎は人間に戻り、カナヲも生きてて文句無しのハッピーエンド。次号は巻頭カラーで最終回……なのかな? これで終われば美しく終われるけど、あまりにも美し過ぎてこのまま終わるとは思えない。私の考え過ぎかな?

ONE PIECE
 船を沈めて退路を断った侍達の覚悟や良し。カン十郎は既に島に着いてると思ったんだけど、嵐のせいで遅れているのかな? ルフィ達にとってはラッキー。
 クイーンは相変わらずノリノリだなあ。百獣海賊団では1番好きなキャラです。そして飛び六胞も全員顔見せ。女性が2人もいるのは意外でしたが、強いんだろうなあ。ナミやロビンと戦うんだろうか?
 うるティはなかなか面白いキャラですね。カイドウ相手にも物怖じしない、誰にでも噛み付く怖いもの知らず。トラブルメーカーであろうお姉ちゃんに振り回されてるぺーたん、頑張れ(笑)。

森林王者モリキング
 センターカラー&大増25ページ。
 モリキングハウス、1日で作ったのか。こんなデカいアクリル板を5枚も持っていたとは、藍川家は普段何やってるのか気になる。いや、そうでもないか(どっちだよ)。
 初めての彼氏がカブトムシ(美形)という事にされそうな勝子ちゃん、男運が悪い上にこの漫画で唯一のツッコミ役なので今後も苦労するでしょう。応援します。
 家長なようで蔑ろにされてるパパは無視され、影の王様であるママのお許しを得てモリキングは藍川家の一員に。こういうボケ役が多い漫画の母親って強いですよねえ。人類はこの強さを見習うべきかも。

Dr.STONE
 いよいよアメリカ大陸へ上陸。海岸の惨状が凄まじいですね……。改めて絶望の光景を見せられて凹むゲンの気持ち、分からなくもありません。千空がタフ過ぎて頼もしいんだよ。
 コーン探索チームには最強オールスターがいるので、何の不安もありません。冒険モノとしてはワクワクしませんが、この探検の目的は冒険ではなくコーンの探索。上流にある事も分かったし、次回は製作回かな?

僕のヒーローアカデミア
 ヒーロー側の猛攻が続く。煽り文では悪を撃て!という感じで盛り上げようとしているけど、出久達があまり活躍していないし、ついこの前まで死柄木達の奮闘を見せられたので敵側に感情移入してしまうんだよなあ。ヴぃらん、がんばれー!!
 まあそういうのも堀越先生の狙い通りなんでしょうけどね。ラスボスが死んだまま終わる筈が無い。壮絶なまでの大逆襲を期待してます。オールフォーワンも参戦するか?

チェンソーマン
 センターカラー。
 マキマの目的はデンジを守る事じゃなかった。強敵に追い込んでもらい、デンジにもっと強くなってもらいたかったのかな? だとしたら本当に冷酷で怖い。怖いヒロインとしてはジャンプ1かも。
 最初のデビルハンターだったクァンシが手を貸してくれるのは心強いけど、敵の意地悪さも半端じゃない。人形にした人達の人格を戻して、デンジに向かわせるとは……。残虐だけど悪人ではないデンジにはキツい戦いになるでしょう。これもマキマの狙い通り?

ハイキュー!!
 おにぎりを美味しそうに食べる宮侑の表情がグッド。この天然女殺しめ(笑)。古舘先生、グルメ漫画を描いてもイケますね。
 「やらなきゃならない」のなら励ますけど、「やりたい」のなら勝手にやれ。全くもってそのとおりで、苦しんでもいつか必ずやってしまうのが宮侑という男なのです。こういう男がいるチームは強いし、どんどん伸びていく。相手にしたら厄介極まりないなあ。
 思い出なんか無い。過去よりも現在、今ここで楽しいバレーをやっている。宮侑の割り切りっぷりは本気で言ってるから凄い。頼もしい男だ。

ぼくたちは勉強ができない
 娘さんのパンツを見せてくれるなんて、良いお母さんじゃないか…と笑ってもいられない関城家のハードな家庭事情。紗和子が理珠に過剰な友情を抱くのも、何だか分かる気がします。子供を愛する事と、腫れ物扱いするのは違うんですよ……。
 寂しくないふりをする必要なんてありません。完全に紗和子がヒロインになっているけど、彼女を助ける事で成幸と理珠の関係も進展するんでしょうね。紗和子との両手に花ENDでも良い気がするけど(笑)。

マッシュル
 ツンツン頭、そんなに馬鹿じゃなかった。最初は浮かれてたけど、時間が経つにつれて疑うようになったのでしょう。それでも女の子の涙を信じて意地を貫いた。立派な男です。
 そんな男の誇りを嘲笑う外道ども。大好きなシュークリームを放り投げるとは、マッシュは今までで1番怒ってますね。うむ、今回は女を殴っても許す、このゲス共に思い知らせてやれ!

アクタージュ
 センターカラー。表紙の皐月ちゃんが可愛過ぎるんですけど。このロリコンホイホイめ。
 最高の演技をして監督がOKを出しても、スポンサーが納得しなければやり直しになってしまう。CM撮影で求められるのは演技力ではなく、商品を魅力的にアピールする事。うーん、これは役者の仕事じゃありませんね。阿良也は絶対にやらないだろうなあ。
 だけど夜凪はどんな仕事にも全力で、そして前向きに取り組む。この逞しさもまた彼女の武器ですね。「商品を好きになりたい」と言われたら、スポンサーは黙るしかありませんよねえ(笑)。夜凪だけでなく皐月も成長させるつもりとは、アリサ社長の強かさも頼もしい。みんな頑張れ!

呪術廻戦
 脹相の術が加茂と同じタイプで、メカ丸が対策を考えられたのはラッキーでしたね。虎杖だけだったら積んでましたよ。術の相性悪すぎだったし。
 血は水に弱い。なるほど、確かに血は水に混じりやすいですもんね。こういう普段使わない知識が学べるのも、漫画の良いところ。私も無駄な知識が増えてます。
 勝負は接近戦へ。これで虎杖にも勝ち目が見えたと思ったら、まさに油断大敵。脹相強いなあ。もっと戦闘経験を積んだら、真人より厄介な敵になりそう。ここから逆転なるか?

ブラッククローバー
 またまた少し減ページ。田畠先生、大丈夫なのかなあ……。
 マグナはやはり魔力の低さが弱点になりましたか。こればかりはどうしようも無い。アスタのように便利な武器を手に入れるか、魔力とは違う強さを身につけるか。マグナはどんな形で強くなる?
 スピードを高め続けた結果、ラックは自らを雷に変えた! どんなに硬い体でも雷光のスピードと威力には耐えられない。見事な逆転勝利でした。でも敵はまだ残っている。次はマグナの番だと期待。

夜桜さんちの大作戦
 太陽が良いお兄ちゃんになってくれて、安心して見てられます。腐った目で見ると太陽×七悪を考えてしまうけど。いや、逆もありかな(こらこら)。
 北里さんが一般人とは思えないくらい逞しくて、これなら七悪と結婚しても大丈夫ですね(気が早すぎ)。

ミタマセキュ霊ティ
 ハゼレナのお母さん登場。仕事ではバリバリ優秀なキャリアウーマンだけど、家庭のママとしては天然っぷりが大爆発してしまう。うむ、私の好きなタイプのままキャラです(笑)。マザコンで悪いか! 男はみんなマザコンなんだよ!
 まあ今回の勝負はハゼレナ母が駄目だったのではなく、ミタマのお母さんパワーが凄すぎたんですけどね。面倒見の良さがこういう方向に行ってしまうとは、連載初期には考えられなかったなあ。結婚したら主夫になりそう。
 おや、ハゼレナの父がセキュ霊ティだったのか。ハゼレナ母が霊に理解があったのは、こういう理由もあったんですね。ハゼレナの霊媒体質は父が関係しているのかも?

アンデッド アンラック
 この漫画、TYPE-MOONの奈須きのこ先生もお気に入りとの事。でも掲載位置は低め。生き残ってほしいんですけどねえ。
 フェーズ2に成長したスポイル、その力はもう「腐らせる」なんてレベルではなく、破壊神と言ってもいい存在になってしまった。近づくだけでも腐ってしまうとは、接近戦オンリーのアンディには最悪の相手ですね。シェンの武器は腐らないんだろうか?
 神の如き力と傲慢さを振るうスポイル。だけど風子の心は折れない。今までずっと不幸だったからこそ、確固たる夢を持っている。この強さは素晴らしい。神を気取った怪物め、人間を舐めるな!

ゆらぎ荘の幽奈さん
 いよいよメインヒロインの幽奈ルートへ。姿が見えなくなっても、触れる事が出来なくなっても、コガラシの気持ちは変わらない。この2人の関係は、もう幽霊とか人間とかそういうレベルを超えているんですね。流石はメインヒロイン。
 そしていよいよこの漫画最大にして最後の謎、幽奈の未練が明かされます。幼い流禅の可愛らしさにドキッとしたけど、幽奈に残された時間は少ない。残り一ヶ月を切った時点で何が起きたのか? やはり彼女の未練は「恋をしたかったから」とか?

魔女の守人
 ううむ、辛い逃避行なので味方を増やしたいのは分かるけど、魔女も騎士もこの場所を離れられないのでは意味が無いのでは…と思ったら、作中でもちゃんと指摘していますね。良かった良かった。
 いかにも悪役な司祭が現れ、クロードもスピカも悪人ではない事が改めて知らされ、これで和解ルートの目星は立ちました。少々安直な展開ではあるけど、悪くはありません。打ち切り決定までまだ間がある筈、この戦いで人気回復なるか?

AGRAVITY BOYS
 ゲラルトがどんどんおかしくなっている。いや、元々おかしかった気がするけど(笑)。遂にネカマになってしまったか……。これ、バレた時は相手に軽蔑されるので私はやりません。私は正真正銘の男でおっさんです。
 まあゲラルトもネカマの虚しさは分かっていたので、最終的には上手く纏めました。相手の子が警察だったのは驚いたけど、追う者と追われる者のラブロマンスは王道なので大丈夫でしょう。外見的にはゲラルトのどストライクだし。
 心配なのはババですね。騙されているのなら止めるけど、騙されていると分かってて落ちるのではどうしようもありません。貯金がゼロになる日も近いな。恋に溺れた者の末路は悲しい。

ジャンプ23号の感想

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 巻末コメントを見ると、漫画家の皆さんもコロナ対策に苦労しているのが分かる。あの「ゴルゴ13」さえ休載する異常事態だもんなあ。新作が読めるだけでも感謝しないと。
 それでもつまらない漫画にはキッパリ言いますけどね。それはそれ、これはこれ。好きなものだからこそ拘ります。

 付録は「鬼滅の刃」のアニメとのコラボポスター。こうして比べてみると、キャラデザインは結構違うんですよねえ。でも同じ漫画の絵という事は分かる。これが出来てないアニメが案外多いんですよ。「鬼滅」は良いスタッフに恵まれました。

鬼滅の刃
 多大な犠牲を払ったけど、悪い鬼は全て滅びた。無事ではなかったけど炭治郎は生き残れたし、禰豆子も人間に戻れた。炭治郎とカナヲの関係も深まり、文句無しのハッピーエンド。伊之助はアオイと、善逸は禰豆子と結ばれるでしょう。いや善逸は微妙だな(笑)。
 そして舞台は現代へ。次回から炭治郎達の子孫や、死んだ面々の生まれ変わりキャラが登場するのでしょう。蛇柱と恋柱は絶対結ばれるべし。あ、義勇は結婚できたのかな?
 って現代編って、キメツ学園じゃん! あのギャグ漫画は番外編ではなく本編だったの? だとしたら、やってくれるなあ吾峠先生。ラストページの作画ミスも許します。
 次回のセンターカラーか、それでなくてもあと数話で終わりそうな流れだけど、ジャンプ編集部がこれ程の人気作をそう簡単に終わらせるだろうか? 青い彼岸花の謎もまだ残ってるし。ジョジョみたいに第2部開始でも良いよ。

Dr.STONE
 川に流れていたコーンを見つけて順調過ぎるぐらい進んでいましたが、やはりすんなりとは行かなかった。来ましたよ、今までで最強・最悪の敵が。
 千空達が求めているのがコーンだと見抜き、それを使った罠を張る知能。マシンガンという圧倒的な火力。そして人殺しを楽しむかのような悪意と殺意。ホワイマンと繋がっているかもしれませんね。
 敵が同じ科学使いなら、絶対に負ける訳にはいかない。人類の未来と科学者としてのプライドを懸けた戦い、絶対に盛り上がる筈!

ONE PIECE
 切れ者のオロチが、まだこちらの侵入に気付いていないのは有り難い。モモの助がカン十郎を少しでも足止めしてくれれば、勝算は更に高くなる筈。頑張れ未来のワノ国の将軍。
 カイドウの息子の名はヤマト。カイドウが手を焼いており、飛び六胞からも「手強い」と言われるとは相当強いのか、それとも弱いけど手に負えない程のワガママ馬鹿息子なのか。逃げ出した理由はシャーロット家との政略結婚を嫌がったからとか?
 食べ物を粗末にする百獣海賊団の下っ端どもにルフィが怒る。私もおしるこ大好きなので怒る気持ちは分かるけど、今は暴れちゃ駄目だぞ。落ち着けルフィ。そしてゾロはどこだ?

ボーンコレクション
 センターカラー&大増25ページ。
 アクションとお色気シーン多めで、2話目としては手堅い作り。ですが雲母坂先生の画力はまだまだ低くて、お色気サービスから色気を感じないんですよ。雲母坂先生には色々あったみたいだけど、だからこそもっと画力を上げてから連載してほしかった。
 ストーリーも特に光るものは無くてガックリしていたのですが、最後のオチには笑った。兄貴がこれ程の変人だったとは……! でもカザミに兄を尊敬させていた方が、兄への失望感が増してもっと面白くなったかも。

ぼくたちは勉強ができない
 ボードゲーム即売会の雰囲気、コミケを思い出させる……。冬コミこそ開催されますように。そして理珠と紗和子のメイド服サイコー。
 紗和子を素直にさせる為、理珠との友情をテーマにしたボードゲームを制作。これは卑怯なくらい有効な武器だわ。最初の頃は単なる顔見知り程度だったのに、理珠から「自慢の親友」と思われるようになった。紗和子ファンでなくても心揺さぶられますね。
 これで紗和子の家庭の問題は解決したと見て良いでしょう。残るは成幸と理珠の方ですが、こちらもいよいよ成幸が理珠を意識して動き出しそう。理珠編はここからが本番かな?

僕のヒーローアカデミア
 やはりあっさりとは終わらなかった。死柄木弔、名実ともにオール・フォー・ワンの後継者として覚醒。まさかオール・フォー・ワンの個性を宿していたとは……。他人の個性を取り込む事も出来るようになったのなら、ヒーローの大群は死柄木を強くする糧になりますね。何という逆転劇。
 覚醒しようとする死柄木を家族のイメージが止めるけど、既に彼らの事を吹っ切っている死柄木は止められない。父の手を粉砕した死柄木は、男の人生の壁である「父親」を超えた巨悪となった。ここからヴィランの反撃が始まる。クライマックスを盛り上げる為、まずば絶望を見せてもらいましょう。

HEAVY METAL YANKEES
 「火ノ丸相撲」の川田先生によるサイバー不良アクション読切。53ページの大作です。
 川田先生、こういう漫画が描きたかったんだなあ。先生の熱い思いがしっかり伝わりました。
 ストーリーは不良ものとしてはよくある話だし、キャラクターも新鮮味は無し。でも最後まで楽しく読める。「王道」と「在り来り」の違いを見せ付けられた感じですね。世の漫画家志望の方々は、この漫画を読むべきかと。
 なかなか面白い漫画だったけど、このまま連載作にするのは厳しいですね。主人公の個性とギミックにもう一捻り欲しい。川田先生、連載復帰待ってます。

森林王者モリキング
 大増21ページ。
 姉弟とモリキングで町へお買い物に。モリキングの仰向けポーズに妙な色気を感じた私は狂ってるのかな? そりゃあカブトムシは好きだけど。
 王冠隠して角隠さず。帽子を被ったモリキング、どこかで見た事あるんだよなあ……。思い出した、何とかクリニックの広告だ。モリキング剥けてるなあ(安直な下ネタあぁぁぁっ!)。
 迷子になった犬を見つけたり、勝子の言う事は素直に聞いたり、モリキングは性格的にもイケメン。種族の違いさえ無ければ勝子もデレデレだったでしょう。愛で種族の差は埋まらない。悲しい現実ですね(そんなに深い話ではない筈。多分)。

ハイキュー!!
 宮侑も止まらないけど、木兎も止まらない。どちらもチームに勢いを与える選手なので、どちらも止まらなくなったら更にヒートアップして大激走する。相手にとっては悪夢だろうなあ。いや影山はむしろ燃えるタイプだけど。
 単純に力でブチ破るのではなく、ちゃんと周りも見えているのが木兎の凄いところ。私もビームしたくなる程のスーパープレイ連発で、見てて楽しい。いつも元気な選手は精神的にも強くて尊敬します。
 どんなボールも打ち切るのが普通のエースだそうですが、巻末でも言われてるけどそれは「普通」レベルの選手じゃないぞ。梟谷の面々も楽しんでいるようで何より。でもそろそろ影山達の反撃開始かな?

約束のネバーランド
 センターカラー。
 成長したフィルとの再会。取り敢えずフィル自身が無事で良かった。あの幼い子供が随分と大人っぽくなって……。色々と苦労したみたいだけど、エマ達と再会できて良かった。白井先生も出水先生も、ずっとこの場面を描きたかったんだろうなあ。
 ママ達との壁はまだあるけど、ともあれこれでハッピーエンド…にはならなかった。イザベラ、まさかこんな形で死ぬとは(まだ死んでません)。愛する子供を庇っての最期は、ママとしては本望でしょう。実の息子であるレイに何か言い残してほしい。

マッシュル
 痛快!

 うんうん、こういう展開を待っていた。それなりに強いけど性格はゲスでクズなカス野郎を、圧倒的な力で打ちのめす。古今東西多くの作品で使われている古臭い展開だけど、それでも燃えるんですよ。甲本先生、クズを描くのが上手いなあ(褒めてます)。
 力の差を見せ付けられた先輩、これでマッシュが魔法を使えないと知ったら更にショックを受けるだろうなあ。女の方は殴れないけど、クズ男がボコられる場面を見せ付けて絶望してもらいましょう。この2人に対してはドSになっても良いですよね? あと8回、打ちのめされてくださいねー(ニッコリ)。

呪術廻戦
 虎杖に一撃与えた脹相ですが、彼もダメージは大きい。どちらかが一方的に勝つのではなく、こういう互角の戦いは見応えあります。完全に格闘漫画になってるけど、呪術は使っているし面白いのでオールOK。
 自分は捨て石になっても構わないと覚悟を決めた虎杖も、自分の身の安全より虎杖を倒す事を優先した脹相も強いな。壮絶な攻防は脹相が勝利したけど、何か起こるようです。存在しない記憶とは、弟達の記憶かな? 両面宿儺の影響で虎杖の体の中に宿っていたとか?

ミタマセキュ霊ティ
 ジャンカ、悪い大人に育てられてたんだなあ。意外と重い過去と家庭の事情を背負ってたけど、ファンはこういうギャップに弱いんですよ。一気に人気アップしそう。
 ミタマは幽霊には弱いけど(セキュ霊ティとしては失格。って今更か)、人間には強い。そりゃあ殴っても通じない幽霊より、殴れば倒れる人間の方が楽でしょうね。たまにこういうカッコ良いところを見せるからミタマは評価に困る。取り敢えず兄貴と呼ばせてください(こらこら)。

ブラッククローバー
 ハート王国の精霊守さえ倒す強敵出現。レオも苦戦したけど、終わってみたら相手を手の内で踊らせていた感のある完全勝利。強くなりましたねえ。兄も姉も強すぎるから目立たなかったけど、そろそろレオも活躍しないとね。アスタ達の世代の代表になれる逸材だと思う。
 徹底的に遠距離からの攻撃を仕掛けてきた敵の戦法は、全然悪くなかった。相手がレオでなければ勝っていたでしょう。眼魔法は戦闘より偵察や諜報に使うべきでしたね。レオの言う通り、傷つく覚悟が無いのなら戦場に来ない方が良いですし。適材適所は国の基本。

アンデッド アンラック
 掲載位置が少し上がり、次号はセンターカラー。どうやら打ち切りは免れたみたいですね。単行本の売上が良かったのかな?
 シェンが否定するのは相手の行動。相手がやりたかった事とは逆の事をやらせるという、とんでもないチート能力です。でも「対象を好きになる事」という枷が設けられているから、そこいらのチート能力者みたいな理不尽さは感じない。こういうバランス感覚が最近の作品には欠けているんだよなあ。
 アンディも再び動きます。決戦の舞台は宇宙ですか。確かにそこなら腐る心配はありませんね。スポイルも無重力の世界では、今までみたいに好きには動けないだろうし。
 最後にアンディが「勝てよ」と言ったのは、本気を出して暴走した自分をシェンが倒してくれる事を望んでいるのかな? 本気のアンディ、スポイルより強いんだろうなあ。怪物みたいになりそうだけど、風子には受け入れてほしい。

チェンソーマン
 流石のデンジも人殺しにはなりたくないし、やりたくもない。でも襲ってきたらしょうがないから殺る。殺した後の僅かな沈黙は、デンジの優しさですね。悪魔の力を身に着けた正義?のヒーロー、それで良いのだ。
 夜が訪れ、闇の悪魔は更にパワーアップ。やり方も悪どくなり手に負えなくなってきたけど、デンジだってやられっ放しじゃない。闇には光、これ世界の常識。どちらかと言うと炎属性ですけどね。殺れれば良いのさ!

AGRAVITY BOYS
 クリス可愛いよクリス。まあ彼の可愛さならアイドルになって当然、むしろ遅すぎたぐらいですよ。宇宙人にも男の娘文化が分かるんだなあ。言葉ではなく、魂で理解した!(嫌な魂だなオイ)。
 とにかくクリスの可愛さを全面的に出して、ギャグ漫画としても萌え漫画としても一級品に仕上げてます。番組の出来が素人レベルじゃなくなっていくのがリアル。危ない危ない、メイド服クリスには私も課金しそうになったぜ。現実にこんな子がいたら全財産注ぎ込むかも。クリスに怒られそうだけど、それはそれで幸せなので問題無し!
 にしてもこんなに可愛いクリスでさえ四天王の一人でしかないとは、銀河は広いなあ。四天王の残り3人は登場するんだろうか? もっと連載が続いて、ぜひ出てほしい。

アクタージュ
 イメージだけで汗だくになれるようになった夜凪、人間辞め始めてませんか? 役者としてのエゴを通した上で、CM撮影を見事にやり切りましたね。難しい課題を成し遂げて、更に成長した感じがします。そりゃあ皐月ちゃんも惚れ込むわ。
 スタジオでの撮影でもその実力を発揮し、夜凪を起用したCMはヒット連発。本物の芸能人として、知名度は鰻登り。もう素顔では街を歩けませんね。
 そしていよいよ天知が動きますか。ここまで有名になった夜凪は逆に動かし辛いと思うんだけど、更なる仕掛けを用意しているんだろうか?

夜桜さんちの大作戦
 スパイって免許制だったのか。いや、無免許でも凄いスパイも沢山いるんだろうけど。「あの」凶一郎が免許を持っているのには激しい違和感。まあシスコンだけど、仕事は真面目にやる奴だもんなあ。
 シスコン凶一郎と並び称される程の危険人物、星降月夜が登場。老若男女に相手が既婚者でも構わない上、直接手を出す事もあるとは無敵か。顔はハンサムだから、嫌う人は多いけどファンも多そう。人間、美形なら大抵の事は許される。
 おや、六美にとっては新たなライバル登場なのに、太陽が月夜に抱かれても嫉妬してませんね。太陽が合格した事がそんなに嬉しいのか、月夜に何か秘密があるのか。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 感動的な話でも、出だしはサービスシーンから。しかも美青年の。歪んでいるけど、この漫画はそれで良い。むしろそうでなくては。
 幽奈の過去、改めて見ると不幸なんてもんじゃありませんね……。幻流斎という名の実験動物として扱われ、自由な時間も寿命も奪われていた。白叡は割と感動的な退場をしたけど、今なら許さんぞオイコラ。
 謎だった幽奈の未練は、コガラシと暮らす事だった。何という細やかな、だけど悲しくて、そして愛おしい夢……。流石メインヒロイン、圧倒的な存在感を出してくれました。早くコガラシを復活させて、ハッピーエンドを迎えましょう!

魔女の守人
 うーん……。前回、理由は説明されたんだけど、それでも追われている身で敵の本拠地に乗り込んでまで魔女を説得する展開は無理があるなあ。これなら戦闘の最中に説得しても良かったのでは? スピカの着替えもそんなに色気無いし(おいコラ)。
 掲載位置は最下位だし、話も面白くならない。このままだと次期での打ち切りは間違いありませんよ。次回からの戦闘が少しでも面白いものでありますように。

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