Quantcast
Channel: 決闘王F.Kのブログ
Viewing all 2443 articles
Browse latest View live

ジャンプ01号の感想

$
0
0

 2018年のジャンプの背表紙、妙に古臭いなと思って調べたら、創刊号と同じでした。週刊少年ジャンプ創刊50周年イヤーの始まりを飾るに相応しい。
 でもこの背表紙は今号だけなのかも。50周年なら50パターンの背表紙がありますからね。次号にも注目。

 来年は創刊50周年という事で、背表紙だけでなく連載陣にも気合が入っています。7号からの新連載がこんなに早く告知された上、何と「HUNTER×HUNTER」が9号から連載再開。冨樫先生、予想以上に早い復帰です。
 他にも久保帯人に古味直志、西尾維新に椎橋寛に島袋光年など錚々たる面々が読切を掲載するそうです。これは本当に気合入ってますね。来年も私達を楽しませてくれると超・期待。

 付録は「ぼくたちは勉強ができない」と「ゆらぎ荘の幽奈さん」のスペシャルコラボポスター。予想通りとはいえ裸だらけのポスターで、これは部屋には飾れんな(笑)。普段は裏の「斉木楠雄」の方を飾りましょう。

 第12回金未来杯は眞道雅興先生の「除冷師 煉太郎の約束」が受賞しました。納得できる結果ですね。斬新さは無かったけど、漫画の完成度は一歩抜けてました。今後の成長を期待しています。

ハイキュー!! ★★★★
 試合のペースは完全に稲荷崎が握った。烏野の面々が精神的にここまで追い込まれたのは初めて見る気が。宮兄弟が好調で、この2人に影響されて他の選手も頑張る。腹が立つくらい良い循環してます。
 このまま稲荷崎がペースを握ったまま勝利するかと思われたその時、日向がやってくれました。得点を決めた訳ではない、でも影山が認める程のナイスレシーブ。これをやる為に日向がどれ程の努力をしてきたのか、読者はみんな知っているから感涙ものです。豪快なスパイクではなく、地味なレシーブから試合の流れを変えるというのも良し。さあ、反撃開始だ!

約束のネバーランド ★★★
 なるほど、密猟者とは「こっそり隠れて獲物を狩るハンター」ではなく、「秘密の猟場で獲物を狩る者」の意味でしたか。これは上手い。
 天国のような農園から、異形の怪物が追いかけてくる地獄の庭へ。こんな状況になったら、大人でも何が何だか分からずに殺されるだけだろうなあ。鬼が認める程に戦ったオジサン達はむしろ良く頑張ったかと。
 もちろんエマも簡単に殺されたりはしません。他の子供達と協力して、鬼達と戦う展開になりそう。だけど鬼の中には手強い奴もいる。エマとレウウィスの知恵比べになるか?

ONE PIECE ★★★
 自分が変形した事もあったし、ベッジはキャタピラが好きなんですね。「ガルパン」を見たら大喜びしそう。
 オーブンは思ったよりも馬鹿な男だった。キャタピラに轢かれるのはまだしも大切なケーキを載せた船を沈めようとするなんて、ビッグ・マムを止められなくなっても良いのかよと。頭に血が上ると暴走するのは、母親と良く似ているなあ。
 ようやく娘に祝福の言葉を送れたパウンド。父親としてこんなに幸せな最期は無いんじゃないだろうか。尾田先生、結婚したから「父親の気持ち」ってのが分かるようになったんだろうなあ。尾田先生はまだまだ成長する…!

鬼滅の刃 ★★★
 4対2と数の上では炭治朗達が有利になったけど、妓夫太郎と堕姫のコンビプレイは完璧で押されっぱなし。というか4人で戦ってなかったら宇髄も殺されてます。流石は上弦の鬼、強いです。この2人より強いのがまだ5人もいるのか……。
 宇髄の奥さんの援護のおかげで、ようやく一矢報いました。だけど妓夫太郎は余裕の表情。妹と同時に首を撥ねられなければ死なないからでしょうね。炭治朗が首を斬りそうだけど、あっちの2人はタイミングを合わせられるか?

Dr.STONE ★★★★
 センターカラー。
 クロムのレンズによるる着火作戦はマグマが動いたらアウト。千空のハッタリだけでは限界があると心配してたらゲンが登場。ハッタリならばマジシャンである彼の十八番、最高の演技をありがとうございます。
 千空とクロムとゲン、この3人が力を合わせたら結果はもう見えています。金狼戦で体力を消耗していたマグマに勝ち目はありません。ゲス野郎が報いを受ける決着は、何度見ても良いものです。クロムは愛する人とお幸せに(気が早いぞ)。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 まるで「ジョジョの奇妙な冒険」、いや今は「ジョジョリオン」か。ともかく荒木飛呂彦先生の漫画のような頭脳戦が繰り広げられました。麻生先生、なかなかやりますね。
 空助と鳥束に利用された上、痛い目にあった一流格闘家は気の毒だったけど、彼のおかげで斉木は体を取り戻せた。自分が利用していた奴にやられるなんて、鳥束にとっては屈辱だろうなあ。彼には相応しい結末だけど(笑)。斉木も一発ぐらい殴っても良いぞ。
 しかし切り札の筈の鳥束を倒されたのに、空助は全く動じていない。最初から捨て駒のつもりだったか。次回はいよいよ兄弟直接対決?

ブラッククローバー ★★★
 ペン入れされていないコマがかなり多いなあ。田畠先生、年末進行で悲鳴を上げてそうで心配です。
 圧倒的な戦力で攻める王撰騎士団。しかし敵はまだ本気を出していないようです。「真の姿に生まれ変わる」とは、白夜の魔眼の面々は全員エルフで人間からエルフに戻るのかな?
 三魔眼最後の1人、ライア。本来ならばボスクラスの強敵なのでしょうが、メレオレオナの方が強かった。もうこの人だけで良いでしょと思えるけど、本当の戦いはこれからでしょうね。ライアは何か仕掛けていそう。

ゴーレムハーツ ★★
 おや、割と上位だ。1話のアンケート結果は良かったみたいですね。次号から一気に落ちるかもしれないけど。
 クールっぽいライバルキャラの登場、新人が挑むにはハードな試験など、どこかで見たというか見飽きた展開で逆に凄い。作者のオリジナル性を殆ど感じない。漫画と言うより、漫画のパッチワークを見せられている気がします。
 こんな作品がジャンプで生き残れるとは思えないけど、ここから盛り返す場合もあるからなあ。もう少し様子を見ます。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 自分が捕まった時の為に新戦力を用意していたとは、オールフォーワンの周到さは半端じゃないですね。ギガントマキアは名前通りの巨人だけど、このままでは町中で目立ちすぎるな。大きさを変えられる個性を持っているとか?
 個性を失っても、師を失ってもミリオは挫けない。良き先輩として出久を導いてくれました。しばらく出番は無さそうだけど、今後はヒーロー以外の立場で後輩達を支えてください。
 長かった戦いは終わり、爆豪と轟はヒーローの仮免講習へ。今度こそ貰えると良いですね。いや、この2人はメンタル面の課題がまだ解決してないから、思ったより手こずるかも。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 センターカラー。ポスターに続いてカラー扉でも温泉に入ってます。先生のブラは黒のレース、これは忘れてはいけません(力説)。
 3年生にとっては最後の水泳大会、もちろんうるかも参加しておりぶっちぎりの優勝候補です。インタビュー慣れしているうるかは確かに別人みたいだったけど、ページを捲ったらいつも通りで一安心(笑)。
 うるかは個人では日本最強レベルだけど、メドレーリレーは彼女だけで勝てる競技じゃない。だからチームも結束してたけど、最後の最後で…。実力不足で負けたのならともかく、ミスで失格なんて残酷な結末だなあ。でもうるかの言うとおり、池田さんはこれをバネにして来年は頑張るでしょう。勉強でもスポーツでも仕事でも、人は失敗を糧にして成長するのです。
 自分は精一杯頑張ってタイトルを手にし、後輩のミスを責めずに励まし、友達の事も考えている。今回のうるかは完璧なまでのヒロインです。ここで一押しすれば成幸を落とせそうだけど、うるかだからなあ。色々な意味で心配になります。

食戟のソーマ ★★★
 創真が作ったのはいなり寿司。私も大好きです。もちろん単に甘いだけの寿司ではなく、酢飯ではなくバターで炒めたピラフを使い、餅をホワイトソースにするという凄いアイデアを使っています。相手の強さが分かってから、更にアレンジを加えてきたのか。流石です。
 普通に考えたら後で料理を出した上、アンさんを脱がせた創真の勝ちだけど、恵の件もあるからまだ分かりません。久我達の前に現れた人物は誰? 今回の勝負の鍵を握る重要キャラかも。

フルドライブ ★★★
 後輩にケンカを吹っかけられても動じず、大人の対応をする先輩達が頼もしい。もちろん全員がそうではなく、やる気満々な奴がいるのも良い。それぞれの個性がしっかり出ています。
 試合前から威圧感を出してきた菅。「ナンセンス」を口癖にする、敵でも味方でも選手の欠点を黙っていられないタイプだそうです。正確なプレイといい、頭の良いキャラとしては典型的なタイプですね。この試合で更に個性を出せるか?

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 センターカラー。こちらもみんなで温泉に。雲雀ちゃん、胸大きくなったる?
 アニメの声優、コガラシ役は小野友樹さんに。ジャンプアニメでは常連になってますね。女性陣はジャンプフェスタで発表されるそうです。
 フェスに全力投球していた為、全く勉強してなかった雲雀。大好きなコガラシと勉強すればテンションが上がって成績も…とはならず、むしろ悪化。好きな人と一緒に勉強するなんて、確かに緊張してそれどころじゃないよね。未経験な私にも分かります。
 透明&裸になって女の子の股間に顔を埋める羽目になったコガラシ、羨ましいけど同情する気持ちにもなります。男キャラがこういう目にあっても読者を嫌な気分にさせない、最近のラブコメ漫画にはこのバランス感覚が必要なのです。

銀魂 ★★★
 誰も虚を止められない。間違いなくこの漫画で最強のキャラです。神楽と神威の兄妹コンビも相手にならず、普通の人間では近づくだけで殺されそう。お前本当に「銀魂」のキャラなの?と言いたくなる程の人外っぷりです。
 虚を死そのものと知りつつも、心は逃げなかった新八。立派だけど実力差は歴然、遂に新八までも…と思ったら奇跡が起きました。定春がやってくれたみたいですね。龍脈の暴走が収まったのなら勝機はあります。でも定春はどうなった?

火ノ丸相撲 ★★★
 「外国人力士に向けられる目はより厳しくなる」という由美さんのお言葉、現実でもシャレにならない状況です。作中で外国人力士をフォローしてきた川田先生は心苦しいだろうなあ。「日馬富士のバカー!!」と叫んでいそう。
 大横綱を尻に敷く由美さん。どんな仕事でもそうだけど、ホステスって頭も心も逞しくないと一流にはなれませんからね。彼女から力士の嫁の心構えを学ぼうとするレイナ、火ノ丸の嫁になる気満々じゃないですか(笑)。
 食事の席でも刃皇に臆さず、優勝宣言をする火ノ丸。すわ激突かと思いきや、横綱は堂々と断りました。こんな所で戦ったら大問題になるから、という訳ではなく、相撲への愛の問題みたいです。火ノ丸、愛の試練が始まる?

ROBO×LASERBEAM ★★★
 人生初のOBをやってしまったロボ。彼らしくないミスだけど、そんなに動じていないというか冷静に分析しているのは救いか。でもムキムキになるのは止めた方が良い(笑)。
 テクニックなんぞ知らん! 力こそパワー!と言わんばかりのドリアンの豪快なショット。これは見てて楽しいゴルフだ。観客やスポンサーを喜ばせるタイプの選手ですね。常に調子が良ければ、世界の頂点にも立てるでしょう。
 ドリアンの好調ぶりとは裏腹に不調なロボ。不調の原因を掴まない限り、逆転は無いでしょうね。自分とは正反対のドリアンのプレイに影響されているのか、それとも……。

クロス×アカウント ★★
 真麻は振られたけど、友達に恵まれているから立ち直るでしょう。彼女が思うとおり、振った大地の方がキツいのだから。アイドルへの本気の恋なんて、普通なら絶対に叶いません。
 菜乃花は海外へ行きそう。アイドルとしては大きなチャンスだけど、その前に大地をきっちり振るつもりで会うそうです。うん、それ絶対に無理。菜乃花だって大地の事が好きなんですからね。正体を明かして大地を振ろうとするけど、大地が引き止めてカップル成立かな?

青春兵器ナンバーワン ★★★
 私が通っていた学校の校長は、小中高全てそんなに長くは話さなかったけど、長く話す人は本当に長いそうですからねえ。春や秋ならともかく夏や冬は地獄だろ。話している校長は倒れたりしないのか、長年の疑問です。
 零一達の作戦が尽く失敗するのは、いつも通りですね(笑)。案の定グダグダになってどう終わらせるのか謎だったけど、最年少のユウをブチ切らせましたか。これは正当な怒りです。子供にここまで言われる大人は情けないけど、今回は言い返せませんね。もっと頑張れ大人達(学生もいるけど)。

シューダン! ★★★
 いきなり帰郷したナナセ。女子の日本代表になれる逸材だと思ってたけど、怪我だけでなくレベルの高い環境で苦労しているようです。こういうところはまだ高校生の女の子ですね。
 ナナセの悩みをソウシは何となく察しているけど、的確な助言を言えない。これも当たり前か。口が上手い奴じゃないし、サッカー選手としてはナナセの方が上手いので引け目も感じているんだろうなあ。
 落ち着かないソウシの前に現れたヤマト。スリムになったなあ。夜のランニングをしているという事は、スポーツをやってない訳ではないみたいですね。浜西の主将としてみんなを率いていた彼は何を語る?

トマトイプーのリコピン ★★★
 今週号からは巻末のみになるそうです。
 期末テストという現実と戦うめめ。しかしそう上手くはいかない。やらなきゃならない場合に限って余計な事をしたり、気を散らせたりするのは良くありますね。タイトルに合わせて成幸に教えてもらう?
 リコピン達がエクストリームパンストファイテングをやつたり、池の水を抜いたりしたせいで勉強が進みませんでした(責任転嫁)。しかしテストは意外と良い結果になりました。教科書より漫画で知った知識がテストで役に立つってのも良くある事です。私も歴史マンガにはお世話になりました。


ジャンプ2・3号の感想

$
0
0

 今号の背表紙、前号とは違っています。創刊2年目の背表紙で、毎号変えていくみたいですね。私がジャンプを読み始めた頃の背表紙は、春以降かな?

 スターウォーズの新作映画がいよいよ今週の金曜日より公開。ジャンプでも特集が組まれ、堀越先生描き下ろしのポスターが付録に。力入ってるなあ。私は見に行く予定は無いけど、こういうお祭り騒ぎは好き。

 特別企画として、本誌連載の13作品の番外編が書き下ろされました。
 個人的には「BORUTO」と「リコピン」がツボでした。母親がカードになるって、複雑な気分だろうなあ。次号のジャンプに「リコピン」が載ってなかったら、編集長の性癖をバラしたペナルティでしょう。キャバクラもホストクラブも程々に。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 第3回人気投票の結果発表。爆豪強いなあ。ベスト10に敵連合のキャラが入らなかったのは、悪役好きとしては少し寂しい。
 激闘を乗り越えた出久達を暖かく迎えてくれる級友。普段着の八百万さんが可愛いというか無駄にエロくて困る(笑)。
 黒霧を捕まえられたのは大きいけど、新たな敵が連合に加わってしまった。黒霧の個性は便利すぎるから、絶対に奪還に来るだろうなあ。敵連合との新たな戦いはすぐに始まりそう。
 父親に勉強見られる上に、一緒にやる奴らはどうも苦手な人ばかり。轟に少し同情するけど、傍から見たら面白そうなメンバーが集ったので楽しみ。ケミィ、本物はコギャル系だったのか。轟と爆豪の強力なライバルになる?

ONE PIECE ★★★★
 巻末コメントより。尾田先生、「響」は私も読んでます。クールそうに見えても実は誰よりもホットでデンジャラスな主人公には毎回ドキドキさせられてます。
 ビッグ・マムが正気でないのでホーミーズの統率が取れず、マム自身も弱くなってきている? これは朗報、と思ったら大艦隊による包囲陣。なかなか安心させてくれません。
 しかし満月を見たキャロットが神々しく変身。ビッグ・マム海賊団からも恐れられる程の強さを発揮しました。これは本当に美しい。キャロットの人気、今回で一気にアップしそう。
 これで希望は見えたけど、相手にはまだまだ幹部格がいるし、将星スムージーもいる。油断できない状況は続いています。せめてマムの足さえ止められれば……。

鬼滅の刃 ★★★
 雛鶴さんはここで死ぬと思いました。戦闘中の回想は死亡率高いから。上弦の鬼を倒したら……とか、普通の漫画なら遺言になる事言ってるし。
 しかし炭治朗が死亡フラグを引っくり返した。水の呼吸では妓夫太郎には及ばず、ヒノカミ神楽は体に負担が大き過ぎる。だったら2つを合わせれば良いというシンプル・イズ・ベストな考え。今までの教えを無駄にしないという決意と合わせて、炭治朗らしい戦い方で良し。
 これで決着…とはならないだろうなあ。堕姫の首も同時に撥ねないと。善逸達はどうなっている?

Dr.STONE ★★★★
 クロムがマグマを倒して、残るはクロムと千空と銀狼のみ。ならば味方同士で八百長やれば…と簡単には行きませんでした。銀狼の暴走はともかく、クロムの疲労が激し過ぎた。流石の千空も人間の体力の限界までは読めなかったか。
 銀狼が敗れ、クロムが不戦敗になってしまった為、千空が優勝してしまいました。何ともおかしな結果になってしまったけど、村を掌握する事を考えたら悪くない。ルリとの結婚は千空が口八丁で何とかするでしょう。他人の女を寝取る趣味は無いだろうし(まだクロムとルリは付き合ってません)。

約束のネバーランド ★★★
 センターカラー。
 狩りと言う名の殺人ゲーム。鬼がハンターで、子供達は無力な獲物。この覆しようがない現実にエマは臆さず挑む。この精神力は流石です。今まで多くの修羅場を潜ってきましたからねえ。自分の価値を利用して、オトリ役になる決意もお見事。
 だけど今回の相手は、力任せに戦う粗暴な鬼ばかりではない。特にレウウィス大公と呼ばれる鬼はかなり賢く、命懸けの知恵比べになりそう。子供達は何人生き残れるのか、厳しいサバイバルになるだろうなあ。エマはしんどいだろうけど漫画としては面白くなる筈。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 夜、懐かしの中学を探検する成幸とうるか。変則的だけど、これはかなりハイレベルなデートですね。後藤先生、怖そうな顔してるのに結婚してて羨ましい。
 この中学にはうるかの恋の思い出が詰まっている。成幸と一緒の高校を選び、そもそもうるかが水泳を続けていられるのは成幸のおかげ。この頃に告白しちゃえば良かったのにね。親友の恋を見守り続けて、同じ高校にまで来てくれた海っちと川っちが素晴らしい。
 成幸もうるかに救われていた。そして演技とはいえ、うるかが成幸に告白する。ここまでやって、どうしてこの2人は付き合ってないんだろう。ここまでやって成幸がうるか以外の女性とくっついたら、読者から怒られるぞ。筒井先生、どんな結末にするつもりなんだろう?

銀魂 ★★★
 無敵にして不死身を誇っていた虚でしたが、遂にその限界が見えてきた。いや正確には限界を「作った」のか。定春だけでなく、銀さんも一刺しやってたのか。抜け目ありません。
 再生力が狂い始め、エネルギーも補給できなくなった虚。銀さん達もボロボロだけど、希望が見えてきた事で闘志は燃え上がっている。ここからが本当の最終決戦ですね。宇宙の方は何とかなる筈、心置きなく虚を倒せ!

ブラッククローバー ★★★
 あらゆる魔法を真似て使えるライア。普通だったらラスボス級の強敵ですが、こっちにはボスよりも怖い女性がいた。いや、メレオレオナ強すぎでしょ。プロフィールといい戦い方といい、まさに野獣そのもの。マナゾーンなんて凄い域に達しているそうだし。
 もうメレオレオナに全部任せれば良いんじゃね?と言いたくなるけど、これで終わる筈が無い。白夜の魔眼メンバーが全員真の姿になったら、彼女だけでは厳しい。アスタ達の出番はそれからでしょうね。この戦いで得た教訓を活かしてほしい。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 楠雄の制御装置、片方は楠雄の正体を全世界に報じる起爆スイッチだった。普通に暮らしたい弟の望みを全否定してるけど、他人事として見るなら間違ってはいないんだよなあ。人類全体の発展を考えるのなら楠雄の超能力はみんなに知らしめるべきでしょう。楠雄の人生は滅茶苦茶になるだろうけど。
 鳥束だけでなく自分自身さえも人質にして、楠雄に迫る空助。作戦は完璧だったけど、もう1人の超能力者の存在に気を配らなかったのは迂闊でした。しかし諦めの悪い空助は最後の切り札を出す。ここまでしぶとく戦うのは、これが最後の兄弟喧嘩だからでしょうね。この漫画、来年で終わるのか?

パートストーリーズ ★★★
 2018年はジャンプ創刊50周年という事で、様々な企画が立てられています。そのトップバッターがこの読切。西尾維新先生と河下水希先生のスーパータッグによる学園ミステリー&ラブコメものです。
 学校の廊下の掲示板に三つ編みが磔にされるという怪事件が発生。事件を解決すべく生徒会の美少女3人娘と、科学部の変人トリオが協力?して謎を解く話。犯人の正体はすぐに分かったけど、動機はちょっと見抜けませんでした。恋する乙女はストレスが溜まるのです。
 西尾作品にしては意外なくらいのハッピーエンドで、正直違和感が(笑)。ぜひ連載を、と言いたいけど西尾先生も河下先生も忙しいみたいだからなあ。西尾先生、「十二大戦」は毎週楽しみにしています。

火ノ丸相撲 ★★★
 「酒飲んで酔っ払ってるのに相撲なんてやったら大問題になるだろ」という刃皇の返事は至極ごもっとも。どんんな相手にも闘志を向けるのは火ノ丸らしさではあるけど、そろそろ大人にならないと。横綱って品格も問われるし(日馬富士……)。
 横綱の奥さんから厳しいダメ出しをされたレイナ。奥さん怖いなあと思ったけど、火ノ丸を焚き付ける為だったのか。こういうのは女性にしか出来ませんね。レイナに支えられていた事を改めて実感した火ノ丸、一気に告白するか? 今のレイナなら即落ちするぞ(笑)。

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 センターカラー。扉絵が怪獣映画のポスターっぽくて、新作の読切かと勘違いしました。藤巻先生は割とこういうネタをやる人です。
 絶好調なドリアンに対して、ロボは絶不調。その理由が判明しました。やっぱりドリアンへの友情でしたか。ずっと孤独だったロボにとって友達はとても大切な存在で、だから戦えなかった。甘いところがあるけど、ロボはまだ若いからね。自覚して吹っ切ったし、これから精神的に成長するでしょう。
 ドリアンに叩いてもらって気合を入れ直したロボ、ここからが本当の勝負です。差がかなり開いているので思い切った事をやるのは分かるけど、ホールインワン宣言とは凄い。でもロボならやれるでしょう。復活の狼煙は派手に上げるべし。

ハイキュー!! ★★★★
 日向の起死回生のレシーブで勢いづいた烏野の反撃が始まる!…と大半の読者が思っただろうに、その期待を裏切らせる古舘先生はドSだなあ(苦笑)。でも作者は、自分のキャラに愛を注ぎ過ぎない方が良いんですよね。作者がキャラを、特に主人公を愛し過ぎてる漫画って、作者の自画自賛が感じられて面白くないのです。
 稲荷崎の強さを見せ付けられて、挫けそうになった烏野。普通のチームなら、選手ならこれで終わっていたでしょう。だけど日向は落ち込まない。失敗しても次に上手くやろうと考えている。究極のポジティブ・シンキングだけど、日向にとってはごく当たり前の考え方なんだよなあ。怖いぐらいに前向きで頼もしい。この逞しさこそスポーツ選手にとって何より大事な素質。ここからが本当の勝負だ!

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 この漫画ではトップクラスの貧乳(でもそれが良い)ヒロイン、紫音ちゃん。コガラシと千紗希をくっつけようと今回も頑張りますが、彼女もコガラシの事が気になり始めている。うんうん、ラブコメもののお約束ですね。最初見た時は男だと思った先輩のように応援したくなります。
 シャワークライミングに限らず危機的状況を乗り越えたカップルはラブラブになるって言うけど(いわゆる吊り橋効果)、別れるのも早いと聞きます。それに沢は滑って危険なので、カップルがイチャつく場所としては危険。今回のイベントは中止になって正解だったかと。
 今回は裸よりも着替えのシーンの方がエロかった。裸は素晴らしいけど、水着や下着の方が良い時もあるのですよ。コガラシと一緒に着替えるという禁忌的なシチュエーションもグッド。

ゴーレムハーツ ★
 うーむ……。ダメだ、この漫画はやはり面白くない。
 そう感じる理由は幾つもあるけど、1番の理由は戦闘シーンに緊張感が無い事。絵やコマ割りはイマイチなのは新人なので仕方ないけど、それ以前に戦闘そのものがつまらない。敵のゴーレムの能力も在り来りだし。
 そもそもゴーレムのデザインがなあ。味方はともかく敵のゴーレムまで、ちょっと可愛いデザインにする必要があるんだろうか? ソドム独自の技術で作ったり、邪悪な心で作ったゴーレムは凶悪な姿になるという設定にしても良かったのでは? こんな可愛いデザインの敵を倒してもカタルシスを感じません。次号の掲載位置はどこまで下がっているのやら。それとも…?

青春兵器ナンバーワン ★★★
 正義の秘密組織としてはダメダメすぎるMAPPO、今回はビーチバレー大会を開きます。零一達が脱走しまくったせいでナンバーズの動きが無くなって暇なのかな? 真面目にやっているのが怖くて不安だ。
 武器の使用もOKとの事で、それもうビーチバレーじゃなくて戦争だよ!というツッコミと共に北斗も参加。MAPPOのダメダメな面を象徴するかのようなアンヌに代わって、ユウがやってくれました。前回といい頼りになる子だ。人類の未来は彼女に託すべし。

食戟のソーマ ★★★
 創真達の奮闘の影には美作の頑張りがあった。タクミがあれ程までに叡山の手を完璧に予想していたのは、これが理由だったのか。料理人としてもトレーニング相手としても優秀な美作、本当に便利なキャラです。
 自分一人の力だけでは斎藤には敵わない。そう考えた創真は、今まで戦ってきたライバル達から学び取った技術や食材で対抗しました。形振り構わぬ戦い方こそ創真の真骨頂、料理版のアンリミテッドブレイドワークスですな(by Fate)。
 結果は創真の勝利。単なる1勝ではなく、遠月の全学生の心も動かす程の1勝です。遠月で学び得た全てを注ぎ込んだ料理は、マニュアルで作られた料理しか作れない薊の方針では絶対に作られない品です。次はいよいよ司との決戦か?

フルドライブ ★★
 こちらの漫画も面白くない、いやストーリーは悪くないけど、それでも「面白い」とは言えない。
 理由は簡単、絵に魅力が無いから。背景の書き込みが足りない上、あえて背景を白くしたコマが多くて臨場感が伝わらない。漫画の完成度が低いんですよ。
 アシスタントを雇えないとか、作者にも事情があるのでしょう。でも読者はそんな事情を察してはくれません。面白くない漫画は打ち切られるのみ。ここからの復活は難しいけど、諦めずに頑張ってください。

シューダン! ★★★
 ナナセの心を救う為、ヤマトに発破をかけられたソウシはかつての仲間を集める。青春してるなあ。みんなそれぞれ忙しかっただろうに、それでも駆け付けた絆の強さにちょっと感動。少年時代の友情は尊い。
 ナナセを助けるべきか迷うソウシは、昔の彼とは別人のよう。彼にとってナナセがそれ程までに大きな存在なのが分かります。茶化したりからかったりしなかったヤマトは空気が読める良い子だ。その内、リバウンドで太りそうだけど。

クロスアカウント ★★★
 アイドルと一般人の学生が付き合うなんて現実味が無いというツッコミは、作中でやってくれて安心しました。それでもこの状況はツッコミどころ満載なんだけど、漫画だからと割り切りましょう。
 遂に正体を明かした菜乃花。大地と両想いだと分かって本当は喜びたいのに、それを押し殺して大地と別れようとしている。大地も憧れのアイドルが親友だったなんて、冷静でいられないか。これは真麻が2人の後押しをする事になりそう。

トマトイプーのリコピン ★★★
 恋する乙女だっためめちゃん、可愛いねえ。リコピン達が彼女の初恋を邪魔するような話にならなくて良かった。リコピンはそれ以前に自分の女性関係を何とかすべき。あと大石先生、時事ネタは程々に。マジで連載打ち切られるかも。
 カロちゃん、リコピンの事を振り回している悪女なイメージか強かったけど、恋する乙女としては先輩なところも含めて今回は好印象。
 そして、めめ父がキュートピアに来るとは思わなかった。来るとしても最終回間近ではないかと。記憶を消されて人間界に強制送還とか?

ジャンプ4・5号の感想

$
0
0

 2018年は戌年という事で、連載漫画の主人公達が犬のコスプレ。犬そのものになってるキャラもいるけど気にするな。

 付録は「鬼滅」「ロボ」「ネバーランド」「Dr.STONE」のシールと、「鬼滅」と「ソーマ」のリバーシブルポスター。
 シールに選ばれた4作品が、来年以降のジャンプの看板作品になるのでしょう。来年は「鬼滅」がアニメ化するかな?

 新人達による「ONE PIECE」のショート漫画集。平方先生と伊原先生の作品が面白かったです。

Dr.STONE ★★★★
 2017年最終号の巻頭カラーを、まだ40話目の新作が担うとは。本当に人気があるようで何より。
 ルリと結婚した千空。そして即・離婚。成田離婚ってレベルじゃない高速離婚だけど、クロムがいなかったら本当に結婚してたかな?
 サルファ剤作りもクライマックス。酒と酢をゲットした事で、一気に工程を進められました。流石に難易度が高かったけど、ここでしぐじるような千空じゃない。きっちり完成させてくれて良かった。
 ついでに作ったコーラを飲んで、涙を流すゲンの気持ちが分かる。そしてルリにサルファ剤を飲ませる絵が妙にエロく見える。私の心が捻くれてるから?

ONE PIECE ★★★
 ケーキに毒を仕込もうとするベッジの企みをクリームの美味さで押し切るサンジがカッコ良い。料理に毒を入れるなんて料理人のプライドを砕くような所業、サンジがやる筈ありません。でもビッグ・マムは信じてくれないだろうなあ。どうやって食べさせる?
 腹を空かせすぎて、家族でさえ今まで見た事が無い姿になったビッグ・マム。プロメテウスとゼウスも来ちゃったし、これはかなりヤバい。ケーキが着くまでまだ時間が掛かるけど、キャロットはもう戦えない。ジンベエ1人に頼るしかないのか?

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 ねこ戦車、姿は間抜けだけど兵器としての性能は高い。それでも楠雄の敵じゃないけど、空助は「弟は自分を殺せない」という弱点を的確に突いてきた。楠雄も言ってるけど、本当に紙一重でしたね。良い知略戦でした。
 制御装置を取り戻して、これでまたいつも通りの日常に…と思ったら、楠雄が右側の装置を取った!? 平凡な人生を送りたかったけど、それを諦めて超能力者である事をみんなに明かすのかな? この漫画、来年で完結しそう。

ハイキュー!! ★★★
 月島は体力が無い訳じゃないけど、それでも疲れは隠せない。この状況でも元気一杯な日向の体力底無しっぷりが凄い。
 ちょっとヤバい雰囲気になったけど、旭主将のサーブが決まって再び烏野が勢いを取り戻す。まるで決勝戦のような熱戦に観客もヒートアップしてますね。見応えのある試合です。
 仲間を守ろうとする北と、全員で点を獲る気満々な旭。どちらかが正しいのではなく、どちらも正しい。今回は旭が勝ったけど、次は分からない。勝敗の読めない戦いって燃えますよねえ。

ブラッククローバー ★★★
 センターカラー。
 メレオレオナはライアを圧倒し、ユノもガンガン突き進んでいる。このまま行けばアスタ達の圧勝で終わるけど、迷宮の奥では何かの鼓動が。いよいよ白夜の魔眼の反撃が始まる?
 一方、黒の暴牛のアジトを白夜の魔眼の別働隊が襲撃。動いたのはこちらだけではなかったのか。かつてアスタ達と戦った敵3人がいますが、リヒトも居たりして。ヤミとリヒトの頂上対決になったら面白そう。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 全国模試で全教科Eという、最低すぎる成績を出してしまった理珠。なので今回は彼女を真面目に指導する話かと思ったら、文乃をイジメる話でした(苦笑)。大丈夫だ文乃、女性の魅力はおっぱいの大きさだけじゃないぞ。大抵の男がおっぱい星人なのは事実だけどね!(笑)
 アンジャッシュ系コントは見慣れたけど、ここまで胸の大きさのみで突っ切るとは。理珠、勘違いしたとはいえ胸を触っても良いって、成幸にデレッデレじゃないですか。あと一押しすれば落ちると思うけど、そうなったら連載も終わるので無理か。理珠派は残念?

約束のネバーランド ★★★
 エマの目付き、もう子供のじゃないですね。多くの修羅場を潜ってきた猛者の目だ。実際、ここまで来るのは大変だったもんなあ……。
 だけどこの世界は冷酷で残酷。助けたかった命を助けられなかった。エマのトラウマを的確に刳りますね。他の子供達はまだ頼りになるかどうか分からないから、このままだとエマだけで鬼と戦わなければならない。もちろんそうなればエマも死ぬので、子供達をその気にさせないと。人間は殺されるだけの獲物じゃない事を見せてやれ!

鬼滅の刃 ★★★
 2人同時に首を撥ねるのではなく、2人の首がくっつかない状態にすれば良いと見抜いた善逸は凄いな。寝ている時の彼は本当に頼りになります。
 主人公トリオが力を合わせて、堕姫の首を落としました。兄には遠く及ばないけど、堕姫だけでも下弦の壱よりは強い筈。それを3対1とはいえ倒せるようになったのか。3人とも成長したなあ。この戦いが終わったら、柱の有力候補になりそう。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 ヒーローになるのに子供の世話? 爆豪でなくても「何でだよ!?」と言いたくなるけど、ヒーローとは単に強ければ良いってものじゃないですからね。人命救助はもちろん、敵に怯える人の心も救わなければならない。なかなか大変な仕事です。普通にブラックな仕事だよなあ……。
 そんなヒーローの頂点に立っていたオールマイトと、その後を追い続けていたエンデヴァー。息子を応援する姿は完全に親バカだけど、こいつそんな奴だったっけ?と疑問に思ってたけど、やはり以前とは心境が変わっていたようです。自分がNo.1ヒーローになった事でその重さと、平和な時代の崩壊を感じている。新たな平和の象徴になれるのか?

BORUTO ★★★
 委員長はボルトの事が気になっているそうです。アニメではかなり助けられましたからねえ。そしてサラダもボルトの事を意識し出した? 今はまだ恋とは言えないけど、いずれはそうなるのかな? 弟子が義理の息子になるかもしれないなんて、サスケはどう思うやら。
 科学は使う者によって神にも悪魔にもなる。科学忍具もその宿命からは逃れられない。カタスケの忍具はボルト達を救ったけど、青が持つガトリングガンのような忍具はボルト達を苦しめるでしょう。お約束だけど、最も恐ろしいのは人の心。

食戟のソーマ ★★★
 圧倒的に有利だと思われていた薊陣営も、残りは僅か3人。第4戦で全員が敗れたら全てが決します。薊の心境が気になるところです。余裕ぶってそうだけど、それは司達が負ける筈がないと信じているからなのか、それとも更なる切り札を隠しているのか。
 そして遂に正ヒロインのえりなが出陣! 創真の言うとおり、ここまで彼女は一度も食戟をやっていません。しかし末席とはいええりなは十傑に選ばれる程の逸材、弱い筈がありません。ももは気の毒だけど、えりなの引き立て役になるでしょうね。えりな、恵の仇を取ろうと燃えてるし。この美少女料理人対決、激戦は必至!

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★
 アニメの声優も続々と発表され、作品そのものにも勢いがあります。お色気シーンもラブコメ描写も多くて満足しました。
 2人きりでの温泉旅行。幽奈が幽霊でなければ、あるいはコガラシの我慢度が低かったら、やる事やっちゃってたかもしれませんね。それ程までに今回の幽奈は可愛かった。メインヒロインの面目躍如ですな。
 しかしラブコメの波動を振りまいた直後に怪しい影が。天狐幻流斎とは幽奈の本名? 女の子っぽくない名前だけど、幽奈は名門の家の出らしいから代々受け継がれている名前かな? 新キャラの狐っ娘は天狐家の現当主? 今度の話は長くなるかも。

火ノ丸相撲 ★★★★
 次号で重大発表があるそうです。いよいよアニメ化ですか? 現実の相撲業界が大変な事になっているけど、この淀んだ空気を吹き飛ばすアニメになってほしい。
 「幽奈さん」に続いて、こちらもラブコメ。でも主人公もヒロインも不器用極まりないので、付き合うかどうかは相撲で決める事になりました。うーん、実に相撲漫画らしい(笑)。火ノ丸がわざと負けるなんて、これが最初で最後でしょう。見てた人達には結婚式でネタにされそう。

銀魂 ★★★
 定春が「おかえり」と吠えてくれる万事屋こそ、銀さん達の帰るべき場所。地球を、定春を救う為に。みんなでいつも通りの万事屋に帰る為に虚と戦う3人。やはりラスボスと戦うのは、この3人でないとね。
 息の合った攻撃で虚を追い詰め、あと一歩のところまで迫った万事屋トリオだけど、ギリギリで間に合わなかった……。定春が消滅したとは思えないけど、何かあったのは間違いなさそう。最悪の結末は無いだろうけど、みんなが笑っているハッピーエンドにはならないのか?

ROBOT×LASERBEAM ★★★★
 正確無比なショットを打つロボにも、伸び悩んでいた時期があった。集中力が凄すぎて全てのショットを集中して打っていたとは、そりゃあどんなにタフな選手でも疲れるわ。ましてや体力的にはまだまだ未熟な学生ですからね。どんなに凄いショットを打っても、ゴルフというスポーツに関しては初心者だったロボ。気付かなかったのも分かる弱点です。
 だけど今のロボは、その弱点を克服している。的確に集中できるようになったロボは、レーザービームのようなショットで、ホールインワンを決めた! この漫画のタイトルって、このショットを指していたのか。奇跡なんてもんじゃない、神のような精度ですね。スコアはまだリードされているけど、ロボが負ける確率はかなり下がったかな?

青春兵器ナンバーワン ★★★★
 藤さん、持ち込みから僅か半年で金未来杯にエントリーされる程になったのか。間違いなく天才ですね。長谷川先生とは雲泥の差だな、と前担当の斉藤さんはツッコミ入れているでしょう(こらこら)。
 プロのアシスタントでもやっていける委員長、ゆっくりだけど丁寧な作業している零一に対して、北斗はダメダメどころか居ない方がマシなレベル。どんな人間にも苦手なものってありますからね。零一に負けるのは人間として屈辱だろうけど。
 藤さんが倒れてしまった為、零一と北斗だけで執筆する。本を読んただけで上手く漫画を描けるなら、誰も苦労しませんって。無言でアシスタント作業に戻る委員長が頼もしくて悲しい。

クロスアカウント ★★★
 遂に菜乃花の正体を知った大地。だけど彼の恋は呆気なく砕け散った……という気にならないのは、私達が菜乃花の本心を知っているからです。菜乃花の気持ちは隠しておいた方が良かったんじゃないかなあ。
 この漫画は年内に打ち切られると思っていたけど、予想を裏切り来年まで続きます。新連載がダメダメだというのもあるんだろうなあ。おかげで良い絵が見れたので得しました。ラストの菜乃花の絵は、額縁に入れて飾っても良いかと。

シューダン! ★★★
 悩むナナセに、懐かしい仲間達と久しぶりにサッカーをやらせたソウシ。サッカーを続ける事は決して楽しい事ばかりじゃない。むしろ辛い事の方が多い。ソウシはそれを分かっているからナナセの気持ちに気付けたし、こういう形で励ます事が出来た。良いカップルじゃないですか、この2人。遠距離恋愛もありじゃないかと。

フルドライブ ★★
 掲載位置がブービーにまで下がりました。卓球漫画は難しいなあ。
 作画の悪さに加え、主人公の弾にイマイチ感情移入できないのが大きなマイナスポイントですね。大口を叩く主人公は「テニスの王子様」のリョーマが代表格だけど、言うだけの実力を持っていないとカッコ良くない。弾は決して弱くはないけど、上級生と互角以上に戦える程の強さは無い。キャラとして中途半端なんですよ。突き抜けるのなら、とことんまでやらないとダメ。

ゴーレムハーツ ★
 こちらは実質的な最後尾。ああ、良かった。この漫画がつまらないと思っていたのは私だけじゃなかった。でも次号では増ページするそうです。何故?
 キャラの顔(特に目)が殆ど同じ、盛り上がりに欠けるストーリー、ゴーレムの魅力が全く伝わらない…などなど数え上げればキリがない。主人公がゴーレムである事の意味が、あまり感じられないのも問題です。読切は面白かったけど、連載になると駄目な作品でしたね。来年の打ち切りのトップバッターになりそう。

トマトイプーのリコピン ★★★
 めめちゃんのお父さん、割とキュートピアに馴染んでますね。いや、裸のおっさんを素直に受け入れるキュートピアの面々が凄いのか。露出狂のおじさんにとっては天国だな(笑)。
 サンタクロースを知らないリコピン達の為にサンタになってあげたお父さん。うん、その優しさは良かった。でもサンタって、よく考えたらこっちの世界でも不審人物だよね。夢は夢のままにしておくべし。

コミックマーケット93・1日目の感想

$
0
0

 前日の設営を楽しんだ後、家で一眠りしていざ、コミケ93の1日目へ。

 この日は特に買いたい本は無かったので、のんびり出発。10時20分頃にビッグサイトに着きました。

 いつもならこの時間には待機列がほぼ片付いており、スムーズに入場できるのですが、今回は妙に多くて11時過ぎまで待たされました。初日の来場者数は18万人との事。そりゃ多いわ。艦これとFGOと東方Projectの人気、恐るべし。

 

 「手ぶらで帰るのもなあ」と場の空気に流されて、FGOの本を4冊ほど買った後はコスプレ撮影へ。エントランスに東ホールの裏手、防災公園を歩き回りました。以下がその成果です。

 

 快く撮影させてくれたコスプレイヤーの皆様には、この場を借りて感謝を。

 写真を取り続けていると、逆光とか写真の色合いとか気になりますね。その道に入ると戻れなくなるので自重してますけど。

 

 さて、いよいよ2日目。私はあずまさんと共にサークル参加します。本、一冊でも売れると良いなあ。

コミックマーケット93・2日目の感想

$
0
0

 2日目はサークル参加。いつも通り国際展示場駅の前であずまさんと合流し、8時頃に会場入り。設営にもすっかり慣れて、9時前には全て終わらせました。

 

 今回の本は500円で売るつもりでしたが、ページ数が増えてしまいやむを得ず値上げしました。40ページぐらいの予定だったのに、纏めてみたら56ページ。ヴェルディが好調だったので、執筆に熱が入り過ぎました……(苦笑)。

 

 本の売れ行きは出だしから好調で、午後2時過ぎに完売しました。嬉しいけど、もう少し刷っても良かったかなあと少しだけ心苦しくもあり。今回は書店委託しないので、尚更そんな気持ちに。でも余らせたくはないからなあ。この悩みは永遠ものですね。

 

 本を売る傍ら、他所のサークルを見たりコスプレ撮影をして楽しみました。以下、2日目のコスプレイヤーの皆様です。

 

 2日目の入場者数は16万人。昨日よりも少なく、おかげで穏やかな1日を過ごせました。いや、人の数そのものは凄いんですけどね。感覚が麻痺してるなあ。

 

 そしていよいよ3日目。冬コミ最終日にして、2017年の最終日でもあります。予算は充分、あとは体力の続く限り買いまくるだけだ! ちょっと風邪気味だけど大丈夫、コミケが終わるまでは死なないし倒れたりしない!

コミックマーケット93・3日目の感想

$
0
0

 コミケに通い始めて10年。以来ずっと年末はビッグサイトで迎えました。

 今年、いや去年も例外ではなく、新宿駅から始発に乗って東京駅へ、そこからタクシーでビッグサイトにというお馴染みのコースで、5時半頃に会場入り。暗闇の中で寒さに震えながら10時の開場を待ちました。

 

 朝食は東駐車場のケータリングカーで売られていた年越しそば。コミケオリジナルのかまぼこがチャームポイントだそうです(笑)。

 

 

 前日までは晴天でしたが、この日はご覧の通り完全無欠の曇り空。それどころか9時過ぎには雨、いや雪が降ってきました。

 雪のコミケなんて初めてだと驚いたけど、それもその筈。コミケで雪が降ったのは10年ぶり、つまり私がコミケに来る前だそうです。すぐに止んで良かった。

 

 3日目はこれまたいつも通り、本を買い漁ります。しかし今回は例年よりもターゲットを絞り込んでおり、13時までには全て買い終わりました。新刊を出してないサークルが多かったのもありますけどね。仕方がない、年末は忙しいからなあ。

 にしてもFGO島の混雑ぶりは凄まじかった。TYPE-MOONは少し前までは絶滅寸前だったジャンルなのに、完全に息を吹き返しました。私が来年の夏に出すのもFGO本だし、この勢いはまだまだ続くでしょう。

 

 時間が取れたので、コスプレ撮影もやりました。1日目、2日目より少ないけど、寒い中で頑張っていたコスプレイヤーの皆様の勇姿をどうぞ。

 

 個人的にも、コミケそのものにも大きなトラブルは無く、コミケ93は無事終了。鉄道島恒例の三本締めに参加して、引き上げました。

 

 ビッグサイトのお土産店の大熊手。幾らぐらいするんだろう?

 

 さらばビッグサイト。また来年の夏に来ます。

 

 帰り道で遭遇。ミッギーはヤバいと思うぞ。お正月からお仕事の方は、まあその、頑張ってください。ちなみに私は3日までお休みです。ぐーぐー。

ジャンプ6号の感想

$
0
0

 2018年最初のジャンプの付録はキャラクター花札。トランプとかでないのが渋いですねえ。今の若い人って花札やるのかな?

 次号から早くも新連載開始。今期は2作+「HUNTER×HUNTER」。新年最初の連載が10週打ち切りになりませんように祈ります。

 新人+仲間りょう先生による新年ショートギャグフェスタ。仲間先生はお元気そうで何より。新人達の作品は、私にはちょっと合わなかったかな。みんな絵は上手いんですけどねえ。

ONE PIECE ★★★
 痩せても強い、いや痩せた方が強いビッグ・マム。でも人の話を聞かないところは変わってない。いや、聞いてはいるのか。でもジンベエ達の言葉を信じたら息子を殺さなくちゃならないから聞いてくれない。息子思いではあるけど怖い。ペロスペローは生きた心地がしないでしょう。
 強すぎるビッグ・マムを倒すのは無理。船から追い出すだけでも命懸けですが、何とかやり遂げました。ジンベエ強いなあ。ゼウスは今後、ナミにこき使われそうですね。レギュラー入り出来るかもしれないよ、おめでとうゼウス(笑)。

Dr.STONE ★★★★
 今回の千空は科学者としてのDr.ではなく、医師としてのDr.。そういえば「石」と「医師」って同じ読みですね。偶然なのか、それとも狙ってこのタイトルなのか。
 抗生物質でも治せない病気はある。肺炎もヤバい病気だけど、結核よりは遥かにマシ。千空もルリも運がありました。勝利を確信した千空の静かなガッツポーズが格好良い。
 ルリを救い、村の長になった千空。しかしこの村の名前は彼の名字から付けられており、ルリも昔から千空の名字を知っていた。千空の知り合いがこの村を作ったのか? だとしても何故、千空の名字を村の名にしたのか? 謎が深まり、2018年も面白くなりそう。

約束のネバーランド ★★★★
 2人も死なせてしまった事に苦しむエマ。表情が女性キャラのじゃないな。本気で怒らせたら男より女の方が怖い、というやつですね。分かってはいたけど1番怒らせちゃいけないタイプだ。
 真実を知って、鬼どもと戦っている子供達もいた。殺すか殺されるかのバトルサバイバルなので味方が増えたのは嬉しいけど、単純な戦いにはならないでしょうね。裏切り者が潜んでいたりして。
 子供達に真実を教えたのは、オジサンの仲間だったルーカス。死んだ筈の男が何故生きているのか。そしてミネルヴァの秘密とは。こちらも謎が謎を呼び、盛り上がっています。つまり今年も楽しめるぞ、と。

ブラッククローバー ★★★★
 どんなに大人しい人間でも、自分の大切な居場所を荒らされたら怒る。自分を好きになれなかった2人が、自分を受け入れてくれた場所や人達を守る為に立ち上がる展開は熱い。少年漫画の王道ですね。
 妹以外にも守りたい人が出来たゴーシュ。良いじゃないですか。でも敵の「ゴーシュだけは生かしておけ」というのはどういう事だろう? 彼の魔法を利用するつもりなのか、ゴーシュの知り合いが白夜の魔眼と繋がっているのか?
 元・魔法騎士団長の死体(それも2人)から作り上げた怪物、ミカエルカエサル。その力は3人を遥かに上回る。大ピンチだったけど、アジトには切り札?が隠されていた。戦力にはなるだろうけど、また性格に難ありなキャラだろうなあ。ゴーシュが苦労しそう。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 クソ生意気な小学生達には、ヒーロー候補のエリート達も大苦戦。このくらいの子供って大人ほど賢くもないけど馬鹿でもないから、非常に扱いにくいんですよねえ。こういう子達の面倒を見ている親や先生たちは大変だ。本当にご苦労様です。でもイナサへのツッコミには大いに納得(笑)。
 結局、爆豪の言うように力を見せつけた方が早かったのね。子供は強い大人、賢い大人に憧れて成長するものです。現実の大人達ももう少し頼りになるところを見せないとね。私? 無理です駄目ですゴメンナサイ。

鬼滅の刃 ★★★★
 センターカラー。
 堕姫の首を取って勝機が見えたと思ったら、妓夫太郎強すぎ。これが上弦の鬼の強さか……。こんな奴があとまだ5人もいるとは絶望的過ぎるでしょ。そりゃあ柱も敵わないわ。宇髄さん、生き延びられるかな?
 善逸と伊之助、頼りの宇髄も倒され、禰豆子も戦えない。助けが来る気配も無い。私が炭治郎だったら絶望して、妓夫太郎の誘いに頷いていたでしょう。だけど炭治郎は諦めない。それどころか反撃の機を伺っていた。このしぶとさ、諦めの悪さこそ炭治郎の、人間の強さですね。
 遂に妓夫太郎の首に刃を当てたけど、堕姫の首は戻っているからこれでは死なない。やはり炭治郎だけでは倒せないですね。誰か立ち上がってくれ!

ぼくたちは勉強ができない ★★★
 サブヒロインの先生の妹、つまりサブのサブヒロインが登場。キャラがどんどん増えてきましたね。賑やかになって嬉しい半面、レギュラーヒロインの出番が減るし、全てのヒロインに見せ場を用意できるのか少し心配。長期連載ラブコメの宿命的な問題ですね。
 家ではズボラな先生と違って、妹の美春はきちんとしているというか潔癖で、異常なまでに思い込みが激しい。ヤンデレの素質がありますね。嘘をついて凌ぐしかないのは分かるけど、1つの嘘でどんどん泥沼に沈んでいくんですよねえ。これもまたラブコメのお約束。
 美春はフィギュアスケートの名選手で、先生はその妹から天才と言われる程の選手でした。しかし深い理由があって辞めた様子。教師になりたくてスケートを辞めた訳ではなさそうで、先生の過去も掘り下げていきそう。話がどんどん広がっていくなあ。やっぱり少し心配。

食戟のソーマ ★★★
 4th BOUTの初戦は、えりなとももの美少女料理人対決。テーマは黒糖でももに有利な食材。そしてももが先攻。うん、えりなの勝利フラグがバンバン立ってますね。これで負けたら怒られるレベルです。
 苛立ちながらもロールケーキの巨城という、とんでもないデザートを作り上げたもも。こういう大きな料理って見た目重視で味は二の次だそうですが、もものお城は食べても絶品。可愛さの神童の本領を発揮しました。逆に言えば、これがももの『底』だという事。ならば、もう恐れる必要はありません。えりながどう勝つのか楽しみ。

eの原点 ★★★★
 「ニセコイ」の古味直志先生の新作は、eスポーツを題材にしたゲーム漫画です。ラブコメの印象が強い古味先生にしては意外なジャンルを描いてきたけど、デビュー作の「island」はファンタジー漫画で、初連載の「ダブルアーツ」はバトル漫画でしたからね。色々なジャンルを研究して漫画にするのも漫画家の才能の1つです。手塚治虫先生なんて、その極地だし。
 勉強もスポーツもイマイチだけど、ゲームには自信がある主人公のトモ。一昔前だったら落ちこぼれの人生を送っていただろうけど、彼は時代と人との出会いに恵まれていた。プロゲーマーなんて昔は漫画だけの存在だったけど、今では普通に居ますからね。良い時代になったものです。
 eスポーツそのものは日本ではまだまだマイナーだけど、世界的に広まっているし、プレイ動画を配信したりすれば世界に広められるので問題無いでしょう。ちなみに私が応援しているJリーグの東京ヴェルディも、eスポーツのチームを抱えています。選手のプレイを見た事があるけど、素人とは雲泥の差があります。どんな職業でも1つの道を極めた人間は凄いし、尊敬します。
 夢を諦めたヒロインにもう一度夢を見てもらう為、主人公が頑張るという話は王道でグッド。美菜原への感情を愛ではなく友情止まりにしたのも良し。連載になってもおかしくない、良い読切でした。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 「人間なんてどうでもよくない?」という空助の変心には大いに納得。こいつはそういうキャラだよねえ。何だかんだ言っても弟思いな兄なので、人類の為に弟を犠牲にするなんて絶対にやらないでしょう。天才の気まぐれって厄介で困る。
 完全に超能力を消す装置を作っていたとは、恐るべき天才・空助。これで楠雄は普通の人間に戻れるけど、今戻っても1年後には日本が滅びる結末に変わりはない。それどころかループが出来なくなり、滅亡が決定されてしまう。しかし空助との決着をつけた以上、こちらの問題も解決させるでしょう。今年中に終わりそうだなあ。TVアニメと同時に終わらせたりして。

銀魂 ★★★
 こちらも今年で終わるでしょう。大団円になりそうで安心しました。
 定春が消滅し、龍脈が回復して虚のダメージも癒えてしまった。銀さんの腹が貫かれたシーンは衝撃的でした。普通なら即死しそうだけど、その程度でジャンプ漫画の主人公は死なない。虚はさっさと首を落とすべきでしたね(「鬼滅の刃」の鬼扱いかよ)。
 半霊体になっても存在を留めている定春。それは江戸のみんなの命を、願いを受け取っていたから。「ドラゴンボール」の元気玉を思い出しますね。今まで銀さん達が関わってきた全てのキャラが協力しているんだろうなあと思うと感動。長期連載の強みですね。

ハイキュー!! ★★★
 格下のチームに逆転されても全く動じない稲荷崎。それどころか奮起して逆王手を仕掛ける。本当に強いなあ。これでも全国の頂点に立てないとは、この世界の高校バレーのレベル高すぎ。
 だけど烏野だって黙ってはいない。「もっと頑張れ」という声援、いや願いは読者の思いとシンクロしましたね。調子がいいからこそ「上げる本数を減らしてくれ」と言ってきた田中の願いを断る影山。何か考えがあるようですが、あるなら再逆転の切っ掛けになりそう。田中と影山で新たな攻撃の起点になるのか?

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 前回が割とシリアスな終わり方だったので今回はシリアスな話になるかと思っていたら、これは上手いフェイント。幼女の意地の張り合いって良いですよね。いやロリコン的な意味じゃなくて。
 ミリアは決して弱くはないけど、ゆらぎ荘に集まっている面々はもっと凄くてビビっちゃいました。コメディなのでほんわかとした空気になっているけど、能力的には日本を揺るがせる面々が揃っているんですよね。バトル漫画になっても対応できます(笑)。

火ノ丸相撲 ★★★
 センターカラーでTVアニメ化が発表されました。3年半も連載しているのにそんな話が無かったのは、最近のジャンプ漫画としては異色です。相撲という題材が難しかったのかな? 今は違う意味で注目を集めていますが、このタイミングでアニメ化は恵まれているのか、そうでもないのか。とにかくアニメは絶対に見ます。
 強大な刃皇を倒す為、打倒刃皇に燃える力士が集まって夏合宿が行われる事に。沙田はちょんまげを結うとイメージが変わるなあ。天下五剣の揃い踏みには痺れました。数珠丸は学生時代に火ノ丸と対戦してほしかったですね。
 集まった力士も豪華だけど、コーチ陣も超豪華。伝説の大横綱・大和国に稽古をつけてもらえるなんて、力士にとっては夢のようでしょう。だけど火ノ丸達に夢を見ている暇は無い。この合宿で成長して、日本人力士の意地を見せろ!

ROBOT×LASERBEAM ★★★★
 EXレーザーと名付けられたスーパーショットでホールインワンを決めたロボ。ホールインワン賞に希望を膨らませるトモヤが欲望ダダ漏れで可愛い。ロボの言うとおり兵庫県の特産品セットだって良いじゃないですか。神戸牛の美味しさは絶品ですよ。
 しかしロボの攻勢は続く。PAR5のロングホールでイーグルを取るのは難しいけど、取らなければドリアンには勝てない。こういう勝負所を見極める勘の良さも、プロスポーツ選手には必須なんですよね。サッカーを見ていると特にそう思います。
 橋を利用した正確過ぎるショットで、350Yのスーパーロングショットを放ったロボ。こんなショットを放ったのなら、ドヤ顔する権利があります。こういう子供っぽさを残しているのもロボの魅力です。これで冷静さを失ったドリアンが自滅してくれれば楽なんだけど。

青春兵器ナンバーワン ★★★
 生物兵器の健康診断。兵器なら素直に組織に戻ってメンテしてもらえと思いましたが、ペットなら仕方ないか。……私もかなり毒されてるなあ。
 馬鹿というか異常なペット達による健康診断対決に巻き込まれた古谷先生はお気の毒です。検査してもらっている時は2人とも黙ってようね。糞便検査、床に直にしちゃって良いのか?
 実はアザラシだったNo6.とゴローの対決は、何だか良く分からない内にゴローが勝利。委員長が飼い主として優秀な事だけは分かりました。北斗とNo9.はその内友達になりそう。

シューダン! ★★★
 最終回。ああ、横田先生でもジャンプのサッカー漫画の嫌なジンクスは乗り越えられなかったか……。それでもあと1、2話ぐらい続くと思っていたんだけどなあ。10話の壁を越えられただけでも良しとすべきか(ハードル低っ)。
 でも人気が出なかった理由は分かります。主人公達の顔と名前がまだ一致していない内からバンバン試合を行い、ハイペースに進めすぎた。全然話を進めないスローペースも困るけど、ハイペースなのも駄目。漫画のバランスって難しい。
 それでもソウシもナナセも最終的には好きになったし、ナナセがソウシに惚れていたのもグッド。良い漫画を読ませてもらいました。横田先生は無念だろうけど、先生なら次回作で完全復活するでしょう。今度はスポーツ以外のジャンルに挑戦してみては?

クロスアカウント ★★★
 冒頭のシャワーシーンといい、今回の作画はなかなかの出来栄え。恐らく次回で最終回なので、伊達先生も気合を入れているのでしょう。打ち切りが決まっても腐らずに全力投球する、先生のそういう姿勢は好きです。
 好きな相手の恋を応援する真麻。『いい女』になったなあ。やはり人は、特に女性は失恋を経験する事で成長するのか。彼女ならきっと大地よりも素晴らしい男に会えるでしょう。
 ハリウッドに挑戦する菜乃花は、大地への思いを吹っ切る為にあんなに厳しい事を言った。大地が自力で菜乃花の真意に気付いてくれたのは良かった。主人公の扱いに苦労していた感が強い漫画だったけど、その苦労も報われましたね。次回で愛の告白をしてエンディングかな?

ゴーレムハーツ ★
 大増23ページ。人気は無いと思われるのにページ数を増やしたのはアンケートの結果が出る前に決めたからか、それとも最低限の話を早く描かせて打ち切らせる為か。ジャンプ編集部ってその辺は非情だから。
 23ページもあるのに、話が全然盛り上がらない。ノアの合否について、こんなにページ数を割く必要は無いでしょう。さっさと終わらせて新しい任務に向かわせるべき。今回の結末はインパクトがあったけど、この結末に合わせる為に話を作ったのでしょうね。つまりページの無駄使い。誰も得しなかったな……。

フルドライブ ★★
 こちらも苦戦しているけど、次号は増ページ。編集部の情の厚さに感謝すべきなのか。
 大苦戦したけど菅に勝利した弾。流石に対決シーンの作画は良い出来だったけど、卓球の超スピードを再現しているかと言えば、そうでもない。やはり卓球漫画は新人には厳しい題材ですね。
 強敵と戦い、勝つ為に日本に来た弾にとって、この卓球部での生活は天国のようなものでしょう。このまま成長を続けて全国に行き、その決勝戦で連載終了かな? ページを増やしてもらったけど、真凛とのラブコメをやる余裕は無さそう。

トマトイプーのリコピン ★★★
 めめ父、ようやく釈放されたのか。年越しを刑務所で迎えるって、真っ当に生きてきた人間には辛かっただろうなあ……。刑務所のおせちについては、他誌ですが「極道めし」という漫画で語られています。一度は食べたい、いや食べちゃ駄目なおせち料理です。
 人間の世界に来てもリコピンはマイペース。飼っている犬が何を考えているのか飼い主としては気になるけど、実際にはミミちゃんみたいに何も考えていないんだろうなあ。夢は夢のままで終わらせた方が良いという教訓話でした(そうなの?)。

ジャンプ7号の感想

$
0
0

 今号の背表紙は青で目立ちます。こんな色の背表紙もあったんですね。ジャンプの歴史は長くて深いなあ。

 新春スペシャル企画で、PS4を100名にプレゼントするとの事。私は応募しません。当たり外れ以前に興味が無くて……。すっかりゲーム熱が冷めた自分に驚いています(ソシャゲーは別)。徹夜でドラクエをやってた頃の私は何処に行ったのか。

BOZEBEATS ★★★
 2018年最初の新連載は新人の平野稜二先生が描く、お坊さんと妖怪のバトル漫画です。2016年の17号に掲載された読切が基になっています。
 新人とはいえ平野先生の画力はベテラン勢に勝るとも劣らず、迫力ある絵を描いています。2018年のトップを任されただけはありますね。いやホント、お世辞抜きで「漫画として」良い絵ですわ。
 主人公の環は狼に育てられた少年。単なる「坊主見習い」とか「新人のお坊さん」ではなく、一捻りしてきたのは良し。
 戦闘シーンも迫力があり、見ててスカッとしました。読切でもそうだったけど、平野先生の「お坊さんにガトリングガンを撃たせたい」という熱意はビリビリ伝わってきました(笑)。いや冗談抜きで、自分が描きたいモノを描くのは良いと思います。そういう熱意が漫画を面白くするのだし。

鬼滅の刃 ★★★★
 こんな絶望的な状況になっても、炭治郎は諦めない。そんな彼の闘志に呼応するかのように、倒れていた仲間達も立ち上がる。伊之助も復活するかな?
 宇髄も復活したけど、左腕は切り落とされているし毒が抜けた訳ではなく、ギリギリなのは変わらない。炭治郎にも毒鎌が突き刺さるけど、それでも彼は諦めない。執念で掴み取った今までで最大の勝機、これをモノにしなければ死あるのみ。長かった戦いも次回で決着かな?

ONE PIECE ★★★
 またまた新たな妹キャラが登場。尾田先生、妹萌えの道を突き進みすぎ(笑)。フランペちゃん、見た目は可愛いけど性格は問題ありで、カタクリを盲信して彼に「完璧な兄」を求めている。カタクリの真の姿を見たら幻滅しそう。その前にルフィの戦いを邪魔して怒られそう。
 弟や妹から「盲信されている」カタクリと、仲間から「信じられている」ルフィ。その違いはとてつもなく大きく、ルフィの戦いに僅かながら希望が見えてきた。見聞色の覇気がカタクリと同じ領域になりつつあるようですね。同じ未来が見えるのならば、後は純粋な実力勝負か。それでもカタクリは強いけど、勝てる望みは見えたぞ。
 サンジのウェディングケーキも完成し、ギリギリですがビッグ・マムの元に届きそうですね。続きが気になるところで次号は休載ですか……。今年もじれったい気持ちにさせられるんだろうなあ。それでも待つけど。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 アニメ第2期の放送開始記念センターカラー。麻生先生、声優オファーを待っているそうです。最終回でゲスト出演しそう。
 空助との割とシリアスな戦いが終わって、日常に戻りました。しばらく見ない間にみんな少し変わった……いや、かなり変わったなオイ。海藤は本気で分からなかったぞ。
 照橋さんはツインテールも似合うなあ。目良さんは没落するだろうなあと思ったら案の定、ビットコインに限らず流行りものはハイリスク・ハイリターン過ぎるので注意しましょう。

ブラッククローバー ★★★
 アジトの幽霊と思われていた新キャラの名はヘンリー。ヤミ団長、みんなに話してくれれば良いのに。多分、面倒臭かったんだろうなあ。ヘンリーの存在を忘れてたら酷すぎるけど、ヤミならあり得そうなのが怖い(笑)。
 ヘンリーの魔法はアジトの部屋の位置を変えるだけかと思いきや、アジトそのものを変形させて巨大ロボにしちゃいました。アスタが見たら大喜びしそう。中はグチャグチャになってるだろうけど、勝てば良いのだ。多分。

Dr.STONE ★★★
 石神村の名の由来は、千空の父親だった。宇宙飛行士になって宇宙に行ってたから、石にならず助かったのか。でも地上からの誘導無しでよく帰って来られたなあ。次回でその辺りの謎は明かされるでしょう。少し楽しみ。
 クールなようで誰よりも情が深い千空。子供の頃からその性格は変わっておらず、父親の為に凄いスーツを作っていた。我が子にここまでされたら、父としては頑張るしかありません。時を越えた親子の絆が奇跡を起こすか?

約束のネバーランド ★★★
 オジサンを逃がす為、右腕を失ったけど生き延びていたルーカス。13年間も隠れ続けながら反撃の準備を整えていたとは凄い執念です。彼の執念がエマを導き、未来への道を開いた。扉の奥にある「ミネルヴァの真意」とは? 不吉なものでない事を願います。
 一方、地上のレイとオジサンは地下に入ろうとしていた。助けに来てくれるのは嬉しいけど、今のままでは新たな獲物になるだけ。エマ達と合流するまで生き延びられるか? オジサンとルーカス、どっちかが死にそうな気が……。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 子供達の個性はなかなか強力そう。世代を重ねれば個性はどんどん強力になっていくのでは?と言われているそうで、実際そうなりそうですね。敵の個性も更に強くなる。出久達の次の世代は戦略兵器レベルの個性持ちが現れそう。人類の未来は暗い?
 いいや、人類の未来は割と明るいぞ。そう思わせてくれるくらい爆豪と轟が成長していて安心しました。子供達と戦うのではなく、その個性で楽しませて一目置かせる決着は清々しいものでした。敵を倒すばかりがヒーローではない、それを改めて見せてもらいました。

ぼくたちは勉強ができない ★★★
 美春さん、教えるのがなかなか上手い。男性に慣れれば良い教師になれるかも。慣れるまで10年ぐらい掛かりそうだけど(冗談抜きで)。
 姉と成幸の関係を誤解して突っ走る美春。大丈夫、そんなに入れ込まなくてもこの2人の関係は進展しないから。この2人で「教師と生徒の禁断の恋」をするのは、色々な意味で無理です。見たい気はしますけどね。
 酔っ払った先生は可愛いし、美春も悪い子じゃなかったけど、困った欠点を持っているのは姉妹変わらず。美春は教師になったら一切妥協せず、生徒の成績が上がるまで勉強をやらせそう。やっぱり向いてないかな?

火ノ丸相撲 ★★★
 2号連続センターカラー、その2。

 火ノ丸のおかみさんをやる気満々なレイナが可愛い。もう結婚しろ、君たち(笑)。
 十両クラスでさえ入れない程の壮絶な稽古。みんな一流クラスの力士なんだけど、刃皇に挑むにはまだまだ実力不足なのか。とんでもなく高い山だなあ。3cmの誤差を見極める大和国の目付きが怖い。
 刃皇の絶大な強さにも揺るがない、自分ならではの必殺の型を作る。火ノ丸もそうしてきましたからね。最もその前に、彼にはやるべき事がある。望まぬ形で因縁の敵になってしまった数珠丸と、稽古ではあるけど本気の勝負。2年前には怪我をさせられてしまったけど、今度はきっちり勝とう。そして2年前の未熟な自分を乗り越えろ!

食戟のソーマ ★★★
 高等部進学記念にビッグなスイーツを作っていたもも、ドヤ顔してるけど実は凄く嬉しかったんだね(笑)。こんな女子が現実に居たら、私でも神扱いするわ。
 ももの巨大ロールケーキ城に対して、えりなが作ったのはパンケーキ…と思ったら、実はどら焼きだった! 和菓子好きの私としては極上のスイーツだぞ、これ。和菓子の命であるあんこも凄い物らしいし、これも現実で食べたいスイーツだ。そして特別授業受けたい。
 えりなが凄腕の料理人なのは分かったけど、彼女は薊の計画の鍵であり、特別な料理人らしい。えりなの料理には特別な効果があるのかな?

銀魂 ★★★
 この漫画らしからぬヒーローものの王道な展開が続いています。今まで関わってきた仲間達が力を与えてくれて、主人公達が復活する。こういう展開は何度も見たけど、見る度に熱くなるのは見せ方が上手いからか。空知先生、流石です。
 銀さん達に希望を込める人々と、何度倒しても立ち上がる銀さん達。それを見て虚の心にも迷いが生じた。虚は人間を見下していたのではなく、恐れていたという真実には納得。松陽が生まれた理由にもなるし。

ハイキュー!! ★★★★
 あと1点入れられたら敗北決定。そんな後がない状況でも影山はもちろん、田中も冷静だった。影山はともかく熱くなり易い田中が、こんなプレイをやってくれるとは。頼もしい選手になりました。
 だが恐るべきは影山の成長ぶりか。敵から「オリコウサン」と言われ、プレイが予想しやすいと見下されていた影山。しかし今回のトスは鋭く、そして恐ろしいものでした。手を合わせたのは難しいトスに合わせてくれた田中への感謝かな?
 及川も嫉妬する程に成長を遂げた影山。このサーブでもやってくれるでしょう。この試合の観客達は「伝説の選手」が誕生する瞬間を見るのかもしれません。羨ましいなあ。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★
 狭霧と雲雀に「コガラシと結婚しろ」という命令が下されました。おばば様、ナイスな命令です(笑)。堅物の狭霧はこれくらい強引な命令がないと、動いてくれないでしょうからねえ。
 という訳で今回は狭霧のオンステージ。お色気サービスはもちろん、コガラシに恋心を抱き始めた切ない乙女心もきちんと描いています。狭霧ファンは永久保存すべき回ですね。私ですか? もちろん記憶に刻んでおきます。
 でも狭霧も雲雀も、失恋コースがほぼ決まっているんだよなあ……。「ニセコイ」の鶫といい、私が好きになったヒロインはみんな報われない初恋をするのは何故なのか。あー、こういう女の子達が報われる漫画が読みたい。

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 今までロボの影に隠れていたけど、トモヤもキャディとしてはなかなか優秀。いや、ついこの前まで高校生だったんだっけ。それでこの成長ぶり、トモヤはキャディの天才だったか……。ロボとの付き合いは長くて、気心も知れている。彼は手放しちゃいけない人材です。
 ロボのスーパーショットを見てペースを乱し、崩れるかと思われたドリアンでしたが、自力で復活しました。プロには強い精神力が必要だけど、ショックを受けてからの立ち直りの早さもプロには必要不可欠。それに敵の自滅は漫画としては盛り上がりませんからね。ここからが真の勝負だ!

クロス×アカウント ★★★
 最終回。
 最初の頃はどうなる事やらと思いましたが、終わってみればラブコメとして綺麗にまとまったかな、と。終わり良ければ全て良しという訳ではありませんが、序盤のダメっぷりからここまで持ち直したのはお見事。
 総評。絵は良いし、2人のヒロインも悪いキャラではなかった。となると問題はやはり主人公。初期の大地には全く共感できないキャラで、なので彼を好きになったヒロイン達にも共感できず、漫画そのものもつまらなくしてしまった。ラブコメの男主人公の扱い方は本当に難しいのだと、改めて教えられました。
 ともあれ伊達先生はお疲れ様でした。これでツーアウトになってしまったけど、ここまで追い込まれてからヒット作を生み出した作家も多いので頑張ってください。

青春兵器ナンバーワン ★★★★
 今回は珍しくアンヌが可愛かった。主人公が恋する相手として、いつも以上に力を入れて描いたんですね。長谷川先生、その判断は間違ってません。モンスター級の大食いなのは変わってないけど、今回はその大食いっぷりでさえ可愛く見えます(病気ですね、多分)。
 零一の恋を叶える為、周到過ぎる計画を練っていたハチ。こいつがその気になったら世界征服なんて簡単だろうなあ。しかし乙女の心を動かしたのは隙の無い完璧な計画ではなく、零一の素直な心。昔からよくある、でも良い話じゃないですか。こういう話で酷いオチにしないのも良かった。季節外れの夏祭り、楽しませてもらいました。

フルドライブ ★★
 大増23ページ。
 増量したけど卓球の試合はせず(チンピラと戦ったけど、試合と言える程の内容は無いので)、真凛とのデート回でした。良いのか、それで。小野先生が描きたかったのは卓球漫画ではなくラブコメだったのかなあ、と思ったり。
 卓球を題材にしたラブコメとしては、まあまあの出来かと。久しぶりの真凛はなかなか面白く動いてくれたし、作者のお気に入りキャラなのが伝わります。やっぱりラブコメを描きたかったのかな? 新人は描きたい漫画をなかなか描かせてもらえないそうで、ご苦労様です。

ゴーレムハーツ ★★
 ようやく敵らしい敵が登場しました。ゴーレムも今までは単なる土の巨人っぽいのばかりだったけど、今回のは割と良いデザインです。今までと比べれば、ですけどね。
 だからと言って、今までのダメっぷりが払拭される程ではない。話そのものも特に面白い訳じゃないし、打ち切りの最有力候補なのは変わりませんね。それでも次の改編期までは持つかな?

トマトイプーのリコピン ★★★★
 古参と新参のファンの衝突は、あらゆるジャンルで起こりますよね。誰でも最初は新参なのに……。でもマナーを弁えない新参に苛立つ気持ちも分かる。何も知らない新参に古参が丁寧に教えても、守ってくれない事も多い。どーせいっちゅーねん。個人的にはリモネンの肩を持ちます。
 あと転売ヤーは死ね。地方のファンはグッズを買えないから代わりをやってる? そういう理屈はネット通販が一般的になった現代では通じねーんだよ。そして徹夜組は滅びろ。イベントはスタッフの言う事を聞いてマナーを守りつつ、みんなで楽しみましょう。


ジャンプ8号の感想

$
0
0

 今号の付録は「ゆらぎ荘」の忍者娘コンビのポスター。もちろんグッと来る絵です。ありがとうございます、ミウラ先生!(血涙)

 「ONE PIECE」は休載です。

アクタージュ ★★★★★
 新連載第2弾。去年の同じ頃に掲載された傑作読切「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」を描いたコンビが遂に連載枠をゲット。マツキタツヤ先生、宇佐崎しろ先生、待ってましたよ!
 かなり期待していた作品ですが、その期待に充分、いや私なんかの期待を遥かに越える程に面白かった。久しぶりに漫画を読んでゾクゾクしました。こういうとんでもない爆弾を放ってくるから、漫画を読むのは飽きないし辞められないんだよなあ。
 主人公の夜凪景は、自分の才能に気付いていないタイプの天才。その才能は圧倒的すぎて、自分を慕ってくれる妹を恐怖させ、プロの俳優にさえ「この子は何を言ってるんだ?」と驚かせる程に異質にして異常な存在。良いですねえ、このハッタリ具合。『天才』を見せるのならこれぐらいでないと共感できません。
 現実と虚構の境目を簡単に飛び越える凪は、プロダクションの社長が怯えるのも分かるくらい危険な人間です。しかしこの美しい怪物が、役者としてどこまで成長するのか見届けたくなる。そう読者に思わせた時点で作者の勝ちですね。黒山監督も良い具合に狂っているみたいだし、この2人がどんな映画を作るのか本気で楽しみ。

Dr.STONE ★★★
 運命の日、地球を見下ろす宇宙ステーションに居たのは千空の父・百夜を含めて6人。男女3人ずつなのは良かったです。1人だけの女性を巡って多数の男が殺し合った「アナタハンの女王事件」みたいな事にはならない筈です。これ少年漫画だし。
 高慢そうに見えて実は良い子だった歌姫リリアンは、コハクとルリの先祖かな? 誰が誰の先祖なのか考えてみるのも面白そう。
 自分達以外の人類が全て石になってしまった。地球からのサポートが受けられなければ、宇宙の百夜達は死ぬしかない。この絶望的な状況でも諦めず、前を向くところは流石は千空の父親。ここからどうやって地球に帰るのか気になるけど、次号は休載。ええい、良いタイミングで……!

約束のネバーランド ★★★
 扉の先には機械で満ちた部屋と、謎のエレベーターがあった。ここがゴールディポイントなのか。黄金の水の池とはストレートな名前だけど、触れない水ってどういう事だろう? 水が弾けて消えるって立体映像なのか?
 エレベーターに乗れば人間の世界へ、なんて上手い話はありませんよね。機能停止したのは、むしろラッキーなのかも。電話の主といい謎が謎を呼ぶ気になる展開が続いていますね。退屈させてくれない良い漫画です。

鬼滅の刃 ★★★★
 センターカラー。
 堕姫は妓夫太夫に操られていたのか。そして2人分の情報を得て、的確に戦っていた。道理で強い筈だ。この上、首を2人同時に落とさないと倒せないんだから普通に戦ったら無理ゲー過ぎる。こいつよりも強い鬼が5体もいるとは……。先は険しくて長い。
 渾身の力さえ超えた底力を絞り出して、遂に炭治郎が妓夫太夫の首を落としました。生きてた伊之助もやってくれたし、これで決着…とはならないのか。上弦の鬼は倒しても止まらない。新たな柱が助けに来てくれるのかな?

ブラッククローバー ★★★
 巨大ロボと怪獣によるビッグバトル。まさかこの漫画で、こんな馬鹿っぽい戦いが見られるとは(笑)。アニメになったら無駄に作画に力が入った話になりそう。
 デカデガベトベトサラマンダーは少し可愛いけど、直接攻撃しか出来ない黒の暴れ牛号にとっては天敵。ゴードン達のサポートで逆転勝利する展開は熱いですね。居残り組がやってくれたけど、アスタ達はどうなっているのかな?

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 相変わらず得意教科では無敵だけど、苦手な教科はイマイチな理珠と文乃。最初の頃よりはマシになったけど、それでも安心して受験に臨める程ではない。成幸の苦労はまだまだ続きそうですね。つまりこの漫画もまだまだ続くという事で万歳。
 3人の美少女ら囲まれ、慕われている成幸は周りの男達から羨ましがられています。うん、その気持ちは凄く分かる。成幸みたいなモテモテ男が側に居たら、私だって僻む。影の帝王と呼ばれている事に成幸が気付く事は無いでしょうね。その方が平和だし。
 文乃だけでなく理珠とうるかからも名前で呼ばれるようになり、小美波からも一目置かれている成幸。でも成幸はモテるだけの努力をしている。本人にその気は無いけど、自分の為にここまでやってくれていると知ったら好きになりますよ。ブラック職と言われている教師がモテるのも分かります。モテたければ他人の為に苦労しろ(おい)。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 エンデヴァー、かなり良いお父さんキャラになったなあ。目障りに思っていたオールマイトの引退や、息子の成長が彼を変えたのでしょう。死亡フラグが立ったような気もするけど気にするな。
 10月に入るまでは平和な日々が続いていたけど、出久の周りでは異変が起きていた。ちょっ、青山くん怖いよ。濃い性格をしてた割には今まで目立ってなかった青山がですが、出久のストーカーになったようです。「皆、お待たせ☆」なんて書かれているけど、誰も待っていなかったと思います。せめて美少女ストーカーにしてくださいよー(勝手な事を)。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 超平凡な佐藤君と、超絶的なまでに不幸体質な鈴宮さん。佐藤君と居れば彼女の不運は無効化されるので一緒にいるべきだと思うけど、それを望まない醜い男が1人。鳥束、長編では割と輝いていたのに…とガッカリしたけど、元々こんな奴だったっけ。ガッカリする価値は無いな(酷っ)。
 あの手この手で2人の邪魔をする鳥束だったけど、命には変えられないので割と早めにリタイア。うん、それが賢明ですよ。鈴宮さんに憑いているダメな守護霊のせいだと見抜いたし、恋愛が絡まなければ鳥束は役に立つんだよなあ。でも、このまますんなりと守護霊を祓って一件落着になるとは思えない。今回でまたも評価を下げた鳥束が漢を見せるかも?

火ノ丸相撲 ★★★
 力士として恵まれた体格を持ちながらも心が弱くて伸び悩んでいた数珠丸。火ノ丸とは体格も含めて正反対のキャラですね。この2人の因縁はもっと深めても良かったかも。
 怪我を他人のせいにせず、自分が弱かったからだと考える火ノ丸は凄い。数珠丸を気遣って言っているのではなく、本音だというのがまた凄い。恨んだのは数珠丸ではなく相撲の神様だし。
 吹っ切れた数珠丸は火ノ丸を追い込むけど、火ノ丸だって「死にたがり」と言われていた頃とは違う。女が男を変えたか(笑)。土俵で死ぬ為ではなく生き抜く為に、新たな技を見せてくれ!

青春兵器ナンバーワン ★★★
 この漫画はシリアス展開はやらないと思っていたけど、流石に学生生活最大のイベント・修学旅行はじっくりやるみたいです。完全なシリアスで行くのか、ギャグの方が主流なのかはまだ分かりませんが、キャラ達の今まで見れなかった新しい顔が見れそうなのは楽しみ。早速アンヌのシリアス顔を見れたし。
 迫り来るかつてない強敵、零一の正体を見抜いたユウ、同じく気付いてしまったアンヌ。京都にオールキャラ大集合しており「MAPPOとナンバーズ史上最大の戦い」というのはハッタリではなさそう。零一とエージの関係も変わるのか?

BORUTO ★★★
 科学忍具を駆使してボルト達を圧倒する青。敵から奪い取ったばかりの忍具をあっさり使いこなしたり、岩の山に埋もれても生きていたりと科学忍具に頼り切っている訳じゃないのも厄介ですね。一応顔見知りであるボルトにも手加減しないし。
 青に操られて強力な科学忍具を作ってしまったカタスケは、自分のせいだと責任を感じている。科学忍具に反発していたボルトが元気づけるのは良い感じ。「悪いのは忍具を作った奴じゃなく、それを悪用する奴だ」というボルトの意見には納得。剣や銃など人を殺す為に作られた道具でも、人を守ったり救う事は出来る。要は使う人次第なんですよね。悪人にリモコンを奪われたら破壊神になる鉄人28号が良い例かと。

食戟のソーマ ★★★★
 100点満点の料理を作ったももに対して、えりなは限界を超えて120点を目指した恵の料理を作った。満点という殻に閉じこもっていたももでは考えもしなかった境地に、恵とえりなは辿り着いていたのか。ももが苛立っていたのも納得です。
 「御粗末さま」というえりなの決め台詞にはニヤニヤ。本人は否定してるけど、完全に創真の影響ですよねえ。料理に恵の名前を入れたり、氷の女王として振る舞っていた昔の彼女とは別人のようです。それでもまだ一欠片の不安を感じるけど。薊が何か仕掛けていそうなんだよなあ。
 第2カードは司vs一色という、十傑トップクラスの実力者対決。ううむ、この食戟の勝敗はは本当に読めないぞ。ラスボス候補の司が負けるとは思えないけど、一色が負ける姿も想像できない。この一戦、要注目。

BOZEBEATS ★★★
 センターカラー&大増25ページ。
 相変わらず新人とは思えない程に高いレベルの絵で、良いアクションを見せてくれます。飛行機の機内で派手に爆発させても良いのかと思ったけど、相手はこの世の存在ではないので爆発してもそんなに衝撃は無いのでしょう。多分。
 女の子の涙を止めて、凶悪な怪物を倒す。2話目としては定番ですね。主人公の必殺武器が数珠というのは地味だけど、今後は派手な武器を使っていくのでしょう。それまで連載が続く事を願っています。

ハイキュー!! ★★★★
 味方でさえ怖くなる程の成長ぶりを見せ付ける影山。その勢いに影響されたかのように才能ある選手達が次々と輝く。プロ顔負けのスーパープレイ連発で、こんな試合を実際に見たいです。日向や影山のような選手が多く現れ、日本のバレーを更に発展させる事を願います。
 作中の天才に対する考え方は、古館先生の考えでしょうね。確かに生まれながらの才能の持ち主はいるけど、彼らはその才能を引き出す為に努力しているし、安易な天才評価は彼らを侮辱しているようなもの。私達も気を付けましょう。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 お久しぶりの夢咲先生。学生の頃は無意識に能力を使ってしまい、好きな男性の心を操ってしまった事がトラウマになっていました。夢咲先生を振った男は人を見る目がありませんね。先生はむしろその程度の男に引っかからなかった事を喜ぶべし。
 夢咲先生のサキュバスとしての力は強力だけど、広い世界にはその力に耐性を持っている男もいる。コガラシがそうなのは予想通りだったけど、彼はもう先約が満員御礼状態なので……。夢咲先生には幸せになってほしいので、良い男性キャラを出してくっついてくれないかなあ。それとも今まで出てきた数少ない男性キャラの中に運命の相手がいる?

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 アドレナリンが出る事はスポーツ選手にとって良い事ばかりではない。火事場のクソ力はいざという時に出すからこその切り札であり、普段から出していたら体への負担が大きい。それにゴルフは勢い任せで勝てるスポーツじゃない。真正面からのぶつかり合いは見てて面白いけど、ゴルファーは常にクールであるべし。彼らだって生活がありますしね。
 とことんクルなロボと、太陽のように熱く燃えているドリアン。観客も湧き上がる程の熱戦ですが、そんなロボを文字通り見下す新たなライバルが。どんな漫画でも関西系のキャラは曲者で強いのがお約束。ドリアンの後でロボと戦うのかな?

銀魂 ★★★
 再び立ち上がったのは万事屋だけじゃない。和解しても喧嘩ばかりしている不器用な夜兎の親子も、気高き志を胸に人々を守って戦ってきた真選組も再び刀を手に取る。実に心強い援軍です。
 流石に押されているけど、これだけのメンバーが集っても瞬殺されない虚も凄い。集団で挑んでも虐めているように見えないのがねえ。強すぎるラスボスって怖い。
 何度倒されても諦めず、立ち上がって虚に挑む人々。それは今まで虚が見てきた弱き人間とは違う、人間のもう一つの正体。確かに人間は愚かで弱いけど、自分の弱さを知っても立ち上がる勇気を持っている。人間が愚かなだけの生物なら、とっくの昔の滅んでますって。松陽も再登場したし、決着の時は近いですね。次の改編期で連載終了しそう。

フルドライブ ★★
 クセは強いけど良い奴ばかりだったこの漫画で、分かり易いくらいの悪役というか敵役が登場。これはテコ入れなのか、それとも当初からの予定通りなのか。どらちにしてもヤバいんだけど。
 卓球の才能には恵まれているけど、卓球というスポーツへの愛情は無い南條あらゆる面で弾とは正反対で、ライバルとしては正統派ですね。彼と弾の対決がこの漫画最後の試合になりそう。

ゴーレムハーツ ★
 さてさて、どう評価すれば良いのやら……。不気味で怖い敵キャラが出てきたり、ノアの正体を知っても変わらず接してくれる仲間にちょっとだけ感動したりと良い所もあるけど、全体的に見たらそんなに面白い漫画じゃないんだよなあ。
 料理に例えるのなら、一品か二品は良い料理もあるけど、メインディッシュやデザートなど1番楽しみにしていた料理がダメダメで全体的に見たら「不味い」と思ってしまう。要するに何もかも未熟なんですね。色々な意味で残念です。

トマトイプーのリコピン ★★★
 今回のネタはクレーンゲーム。昔、少しだけやったけどアームの力の弱さに呆れてしまい、以来全くやってません。気になる品が入ってた時もあるけど、1日経てば欲しい気は失せてます。皆さんも何かが欲しいと思ったら、1日間を置く事をお薦めします。ソシャゲーでは無理な話だろうけど。
 店の汚いやり方を見抜き、着実に賞品をゲットしていくめめちゃんが頼もしい。ここまでの域に達するまで、とれ程のお金を使ったのか……。めめちゃん、今後もファンシーでワイルドなゲーマー道を突き進んでください。

ジャンプ9号の感想

$
0
0

 今号の背表紙は1974年バージョン。白黒でパンダっぽいな。ぶっ飛びモノトーン、ロケットパンダ!(笑)

 付録ポスターは「ぼくたちは勉強ができない」のメインヒロイン達。お色気サービスは無く、真面目に合格祈願してます。
 1000円の出費は痛いけど、合格できるのなら安いものです。合格できるのなら、だけど。神頼みに頼り過ぎちゃダメ。

 「Dr.STONE」は休載です。

約束のネバーランド ★★★★
 「このマンガがすごい! 2018」オトコ編、第1位おめでとうございます。週刊少年ジャンプの漫画としては2014年の「暗殺教室」以来の受賞です。
 ミネルヴァさんの正体と真意が判明。彼が既に死んでいたのには驚いたけど、あのエレベーターが本当に人間の世界に繋がっている事にはもっとビックリ。ワープ装置なんだろうか?
 まさかGF農園に人間の世界への出口があるとは。幸せの青い鳥は身近にいるというパターンですね。しかしこれで農園に戻る理由が出来た。話の広げ方が上手いなあ。だから面白い。
 ミネルヴァさんは死んだけど、彼の仲間はまだ生きているらしい。それにエマ達を救う方法もある。鬼から逃げ続けるのでも、鬼と戦うのでもない第三の道。『七つの壁』とはその壁に囲まれた楽園(ネバーランド)の事かな?と予想するのが楽しい。つまり面白い漫画です。

ONE PIECE ★★★
 ビッグ・マムはウェディングケーキに向かってくれました。囮役を引き受けてくれたベッジ、利害が一致したら頼もしい男です。スムージーを始めとする女性の敵達が追って来たけど、ビッグ・マムに比べたら可愛いものです。女相手ではサンジは戦えないので、スムージーとはナミかジンベエが戦うのかな?
 一方、ルフィとカタクリの戦いはクライマックスへ。カタクリも疲れているけど、ルフィはもっと疲労している。モチ突きも普段のルフィなら避けられただろうなあ。心身ともにギリギリなルフィ、ここから逆転できるのか?

BOZEBEATS ★★★
 相変わらず新人とは思えない程、絵が上手い。銃火器だけでなく飛行機やバイクなどのメカも丁寧に描いています。まだスケジュールに余裕があるんだろうけど、大変なのはこれから。連載が終わるまでこのレベルを保ってほしい。
 輪入道との高速バトルは環の強さを見せた後、一瞬で輪入道3体を倒したBOZE達の強さを印象づけました。環の出生の秘密の手掛かりも出したり、なかなか隙がありません。全体的に丁寧に作られている漫画だと感じました。この調子で最後まで行けるか?

HUNTER×HUNTER ★★★
 センターカラーで連載再開。あとは「ワールドトリガー」が帰って来てくれれば……。
 裁判所まである広大な船内では、表でも裏でも不穏な空気が流れている。継承戦は誰か1人でも離脱すれば全員の念獣が消えるかもとクラピカは考えたけど、王子達はそれぞれの目的があるから降りないだろうなあ。赤ちゃんワプルは自分の意志を表明する事が出来ないし。
 幻影旅団は全員船に乗っているようです。目的はもちろんヒソカの命。ヒソカも殺る気満々だから、船内が血で染まるのは避けられませんね。仇敵がいる事を知ったクラピカはどう動く? ヒソカが継承戦にも絡んできたりして。

ブラッククローバー ★★★★
 ヴァルトス達の目的は黒の暴牛のアジトの破壊や制圧ではなく、あるモノを手に入れる事だった。戦闘で負けても目的はきっちり果たす、有能な男ですね。自由奔放過ぎる連中も従わせているし、リヒトにとっては頼もしい部下でしょう。
 そのリヒトと似ていると言われていたヴァンジャンス。魔法帝やヤミからも信頼されており、疑惑も晴らされたと思っていたけど……なるほど、こう来ましたか。人間ではないリヒトがヴァンジャンスの体に潜んでいるのかな? 一気にこちらの中枢を攻めてきたリヒト、魔法帝ユリウスとの頂上対決が始まる!

鬼滅の刃 ★★★
 禰豆子が新たな血鬼術を習得しました。鬼の毒を消す治癒能力とは便利だけど、ちょっと便利すぎて白けるかも。いや、傷そのものは治らないし、鬼との戦いはあまりにも過酷なのでこれぐらいの治癒能力は必要ですね。取り敢えず宇髄さんは助かってオメ。
 首だけになっても喧嘩している妓夫太郎と堕姫。滅びは免れないのに、いやだからこそ醜く罵り合っているのか。同じ『兄妹』としては炭治郎は放っておけないようです。滅びつつある悪鬼兄妹に掛ける言葉は憐憫か、哀悼か。

ハイキュー!! ★★★★
 もし烏野が格上の稲荷崎に勝てば、人々は「奇跡の勝利」として持て囃すでしょう。しかしそれは決して奇跡やマグレではない。烏野の面々が自分達を磨き、心も体も鍛え上げてきた結果によるものです。奇跡なんかに期待する程、彼らは弱くありません。
 最高の味方にして最強のライバル、日向と影山のプレイも絶好調。「これぐらいの高さになら、お前は上げるだろ?」と影山を信頼して飛ぶ日向も、ムカつきながらもその信頼に応える影山も凄い。ドヤ顔ぐらいは許してあげましょう(笑)。
 月島も日向の守備力を信頼して、自分では出来ない事を彼に任せる。奇跡やマグレではなく、努力で信頼を掴み取った日向。とんでもない選手に成りつつあります。この勢いで稲荷崎を倒せるか? この試合、泣いても笑っても2月中には終わりそう。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 懐かしのキャラが続々登場。蝶野や遊太は一時期はかなり出ていたのに、最近さっぱり出てなかったなあ。正直、彼らの存在を忘れかけていました。
 そんな久しぶりに顔出ししたゲストキャラ達だけでなく、1話だけしか出ていないレアキャラとか、単行本を全巻揃えているようなディープなファンでさえ忘れているであろうマイナー過ぎるキャラまで登場。麻生先生、単行本を読み返したんだろうなあ。
 こんな話をやったのは、この漫画そのものの終わりが近いからでしょう。アニメの最終回と合わせるか、遅くても夏までには終わりそう。残念だけど覚悟はしておきます。

アクタージュ ★★★★
 センターカラー&大増25ページ。
 ネットでの感想を見ると、この漫画については賛否両論が渦巻いています。私は好きになったけど、嫌いだという人の意見も分かります。宇佐崎先生の絵が未熟なのは事実だし、話運びが強引なのも間違っていません。それでも面白いと思うんだけど。
 体幹のバランスも優れている夜凪、女優としての初仕事はCM撮影。黒山が言うとおりデビューさえしていない新人としては、ビッグどころかグレートと言っても良いくらいのチャンスなのは素人でも分かります。こんな仕事を取ってくるスタジオ大黒天、侮りがたし。黒山のネームバリューなんだろうか?
 普通の役者は「他人を演じる」けど、夜凪は「自分の経験を思い出して演じる」。今回も怪物っぷりを見せてくれたけど、彼女が経験していない事を演じる時はどうするんだろう? いずれブチ当たるであろめうその壁への対処が楽しみ。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 夏の海で美人な先輩とデート…と聞くとイチャラブの予感がするけど、相手は小美浪先輩なのでラブラブな話にはなりません。サービスシーンは多いし、彼女も成幸に好意を抱き始めているみたいだけど、本格的なラブ戦線には加わらないでしょう。彼女は一歩引いた立場を好みそうだし。
 今回は先輩とのひと夏のアバンチュール(古いな)を過ごして終了かと思ったら、最後にまた先生かよ! 成幸との遭遇率高すぎだろ! 狙ってんのか! もう小指の赤い糸が結ばれているどころか絡み合って解けないレベルだぞ! もう結婚しろよお前ら!……と思わず叫んでしまった(笑)。筒井先生、女教師好きなんですね。私もです。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 出久のストーカーと化した青山。おいおい、まさかホ……と焦りましたが、出久の事を心配していただけみたいで一安心。いや、それでも夜中に窓から覗き込んだり、チーズでの書き置きは不気味すぎるけど。それにまだ何か隠していそう。個性の割に目立っていなかったけど、今後は注目ですね。
 レーザービームを出すという青山の個性は派手で威力も高いけど、彼の体には合っていなかった。腹からビームを撃つ度にウンコしちゃうのでは戦闘では使えませんよ。自分に合わない個性は出久も一緒で、だから気にしていたそうです。出久に感謝されて元気になった青山、これが死亡や重症フラグでない事を祈ります。

食戟のソーマ ★★★
 相手は十傑第一席、作中最強クラスの料理人である司瑛士。テーマ食材は日本料理に不向きで、司が得意とするフランス料理に最適な兎肉。何から何まで不利な一色ですが、全く臆する事無く素晴らしい料理を作り上げた。この精神力の強さ、半端じゃありません。
 一色が作ったのは日本料理の代表格である椀物。匂いの強い獣肉との相性は悪いのですが、一色は食材同士の絶妙なバランスを保ち、最高の椀物を作り上げました。肉の椀物かあ。飲んでみたいなあ。飲んだら私もバニーガール姿になったりして(笑。誰も見たくねーよ)。
 幼馴染である寧々は、一色の背中をずっと追ってきたけど届かず、彼の才能に嫉妬していた。だけど一色にとって、自分に追いつき追い越そうとしている寧々の存在は光だったようです。彼女が居なかったら料理を辞めてたかもしれないそうで、つまり意外とお似合いの2人かも?

青春! サナエの大冒険 ★★★
 第87回赤塚賞佳作。内藤裕紀先生による15ページのギャグ……と言って良いのか分からないけど、ユニークな読切です。
 無表情だけど実は優しい心を持った少女サナエと、サナエにしか聞こえないけど人の言葉を話して危険を予知する事が出来る不思議な人形の話。どちらも良いキャラしており、インパクトがあります。投稿作品としてはこの時点でほぼ勝利です。
 ストーリーの方も独自性が出ているかと。サナエと人形の、噛み合っているようでそうでもない会話は見てて楽しい。脇役の女の子2人も面白かったです。
 絵やコマ割り等はまだまだ未熟だけど、そういう技術はこれから身に付ければ良い。漫画家に必要な「作者の個性」は感じられるので、成長を楽しみにしています。

火ノ丸相撲 ★★★
 火ノ丸の代名詞とも言えた鬼車はもう使えないけど、それに代わる新たな技を身に付けた。ユーマから空手の突きを応用した張り手を、総合格闘家になっていた荒木から柔道の技を教わり、見事な一本背負いを放ちました。これは小柄な火ノ丸にしか使えない、彼だけの必殺技ですね。
 しかしそれは火ノ丸が目指している「横綱相撲」ではないのでは? 奇策や奇抜な技を否定はしないけど、火ノ丸には似合わない気がするのも事実。手の内を全て見せるとは限らないので、横綱相撲らしい技を隠しているのかも。
 盤石の強さを見せ付ける刃に対し、闘志を剥き出しにして挑む大包平こと加納彰平。高校では國崎に敗れ、国宝の1人にしてはあまり目立たなかった彼ですが、火ノ丸と対戦しそうですね。刃皇への関門、それもとびっきりの難関として立ちはだかりそう。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 表紙でいきなり素っ裸になった朧。今回は彼女が主役かと思ったら、懐かしの玄士郎が登場。半年も修行していたとは真面目なところもあったんですね。朧との関係も明確に「兄妹みたいなもの」とされ、何だかスッキリしました。
 修行で新たな能力を得た玄士郎はコガラシに雪辱戦を挑む。自身の体をスライムのような液状にして、相手の攻撃を無効化するとはバイオライダーっぽいな。つまり今の玄士郎はかなりの強敵。コガラシも苦戦しそう。幽奈達へのスライム攻撃も含めて、頑張れ玄士郎(笑)。

青春兵器ナンバーワン ★★★★
 前回の引きからシリアスな修学旅行になると備えていたら、人気投票の結果発表で「前回のはフェイントかよ! やっぱりギャグで行くのかよ!」と思わせてからの、予想以上にシリアスな展開へ。まんまと騙されました。でも楽しかったので許す。
 人気投票の結果は、なかなか予想外。前担当の齋藤優、長谷川先生にも読者にも愛されてるなあ。作者でさえ扱いに困ったというツーはかなりの大健闘。そして1位は断トツでゴロー。時代はクマか! 因みに女の子キャラのトップはユウちゃんでした。このロリコンどもめ!
 アンヌだけでなくMAPPO本部も零一の正体に気付いていた。そして全ては北斗の手に委ねられた。北斗は友達になった零一を殺す事も、MAPPOを裏切る事も出来ないでしょう。ならばどうする? そして謎の敵の正体は? 次回はシリアス一色な話になりそうだけど油断はしません。

銀魂 ★★★
 遂に、遂に虚を倒した…………んですよね? ここまで長すぎるくらい長い戦いだったから、全然終わった気がしません。虚を倒しても地球の危機は続いているし。
 主要キャラ総掛かりで1人を突き刺すって少年漫画としてそれは良いのかと思ったけど、虚は強すぎるので仕方ありません。銀さん1人で勝てる相手じゃなかったし、松陽のアシストがなかったら終わっていたでしょう。
 ともあれ長かった戦いもようやく終わり、次回の巻頭カラーで完結するのでしょう。と言っても今回の長編のエピローグだけで、真の最終回はまだまだ先でしょうけどね。次の改編期で円満終了かな?

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 滑るグリーンにはドリアンのスーパーショットでも、ボールを乗せる事が出来ない。ワックスを掛けたのか?と疑いたくなる程の滑りっぷりですが、実際にもこういうグリーンがあるのが怖い。そしてこういうグリーンにボールを難なく乗せるプロはもっと凄い。
 失敗したけど勇敢なチャレンジをしたドリアンは、精神的に一段成長しました。ここで退いたらロボはゴルファーとしてこの試合だけでなく、永遠にドリアンに勝てないでしょう。人間同士の戦いってそういうものです。単なるロングショットではないスーパーショットを見せてくれ、ロボ!

フルドライブ ★★
 圧倒的に強い幸也。だけどその才能にあぐらをかいて、卓球は気乗りしないまま続けている。辞めずに続けているのだから卓球が嫌いな訳じゃない。弾との死闘で卓球への愛を自覚する展開になりそうですね。スポーツものの王道、新鮮味は無いけど嫌いじゃありません。
 ヒロインが真凛から、となりのななこさん(本人談)にチェンジ? 弾、何気にモテるな。私も僻み根性を出したくなるぞコノヤロー。

ゴーレムハーツ ★★
 おお、ようやくノアがゴーレムである事の利点が出ましたね。脇役の術士達がノアに術をかけてパワーアップさせる。これが作者がやりたかった事なのか、最近思い付いて取り入れた事なのかは分からないけど、もっと早くこういう展開にしていたらあるいは……。
 敵のゴーレムがなかなかしぶといけど、ラスボスにはならないっぽいですね。この漫画、次の改編期まで続くだろうし。こいつを上回る悪役を作れるのかな?

トマトイプーのリコピン ★★★
 こういうメルヘンものには定番の意地悪キャラ、バニラビットのビーンズが登場。意地悪だけど実は寂しがり屋というのも定番ですね。部下にあっさり裏切られたけど、慕われてもいるようで良かった。今後も貴重なツッコミ&罠に引っ掛かる役として活躍しそう。

ジャンプ10号の感想

$
0
0

 次号は土曜日発売。感想は日曜にアップする…予定です。多分、きっと、頑張る。

 「BLEACH」の実写映画、ルキア役の杉咲花さんのビジュアルが初解禁されました。美人だなあ。あまりにも美し過ぎてルキアじゃない感が(笑)。

銀魂 ★★★
 虚との戦いが終わり、地球が救われてから2年。復興しつつある江戸で、新八は万事屋をやっています。
 全宇宙を敵に回した戦いで生き残ったからか、地球の人達は逞しくなりました。第1話を思わせるやり取りは懐かしくて、店の親父の成長ぶりに少しだけ感動。茂助君も強くなると良いですね。
 新八は無事だし、銀さんと神楽も生きているみたい。だけど2年前の戦い後、3人はバラバラになった。何故この3人が別れる事になったのか。定春は? 真選組は? ヅラと坂本と高杉は? 全てを語らない限り、この漫画は終わりません。長いエピローグになりそうだけど、しっかり見ます。

ONE PIECE ★★★★
 巻末コメント、尾田先生も「ポプテピピック」のアニメを見てしまったのか……(笑)。私も毎週楽しみにしています。あれは日本のアニメ史に残る怪作です。
 ルフィがカタクリ(CV:杉田智和)の攻撃を受けたのは、フランペの吹き矢のせいだった。男の命と誇りを賭けた戦いを邪魔するんじゃねえ!と怒るカタクリ。命よりプライドを重んじる海賊だからこその怒りですね。卑怯な事を平気でやるクロコダイルやドフラミンゴだって、自分が戦う時は第三者の手助けなんて望んでいなかったし。
 やはりフランペはカタクリの外見だけしか見てなかったか。自分の素顔や本心を明かさなかったカタクリにも否はあるけど、子供の頃から化物扱いされていたトラウマがあるんだろうなあ。好き嫌いの差が激しいビッグ・マムの教育にも問題あるんだろうし。
 わざと自分を傷つけ、覇王色の覇気でフランペ達を黙らせたカタクリ。ルフィを対等の敵と認め、真っ向勝負を挑みます。これぞ漢の戦い。ルフィの仲間になってほしいぐらいのカッコ良さです。でも今は越えるべき強敵、勝てよルフィ!

約束のネバーランド ★★★
 ミネルヴァを裏切ったのは彼の弟ピーターだった。確かに「人間の世界」全体の事を考えたら、食用児達を受け入れるなんてリスクがあり過ぎるんだよなあ。個人的な感傷で鬼との関係を壊して、より多くの命を失う結果にしたら指導者失格ですし。
 しかしミネルヴァの残した膨大な情報はエマ達に希望を与え、反撃の体制を整える。逃げ続けるのでも鬼と戦うのでもない第三の道もあるらしいけど、それこそがミネルヴァが望んでいた道なんだろうなあ。かつてムジカも言い残したけど「七つの壁」とはどういう意味? ノーマンの番号を呟くアダムの正体は? 続きが気になり過ぎる、つまり面白い漫画です。

鬼滅の刃 ★★★★
 ここまでずっと一緒に戦ってきたのに、死の間際になって大喧嘩する。憎き鬼とはいえ炭治郎には見過ごせないでしょう。喧嘩の後で悔やんでも、もう仲直りできないし。
 堕姫と妓夫太郎の過去。悲惨な話だけど、昔の遊郭ではこういう悲劇は珍しくないんだよなあ……。流石に子供が武士を殺すなんて事は無かっただろうけど、遊郭の女性達が人間として扱われなかったのは事実。風俗で働く女性の境遇は、今も似たようなものらしくて悲しい。
 死にかけていた妓夫太郎を救ったのは、当時の上弦の陸だった。こいつはまだ生きていて出世したのかな? 女の死体を背負いながら「命は尊いから大切にしないと」と言い切る狂いっぷり、間違いなく強敵です。炭治郎は気が休まる暇が無いなあ。

ブラッククローバー ★★★
 光魔法を使うリヒト。その攻撃は全魔法最速だけど、時間を操れる魔法帝には効かない…と思ったら、ちゃんと対抗策を考えていたのか。先読みされても、それ以上のスピードで攻撃すれば良いという微妙な脳筋っぷり、嫌いじゃありません。
 リヒトの魔法はチートレベルだけど、チートっぷりなら魔法帝の方が上でした。傷を受けても時間を戻して治すって、一撃必殺で倒すしかないじゃないですか。先読みのスピードも上がったらしく、早くも追い詰められた感があるリヒト。奥の手を持っているのなら、早めに使う事をお薦めします。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 センターカラー。
 体育祭がヒーロー科の見せ場なら、文化祭はそれ以外の科の晴れ舞台。こういう住み分けが出来ているのは、学校の歴史を感じます。
 ヒーロー科主体の動きにストレスを感じている生徒が増えているそうだけど、それを承知の上で経営科やサポート科に入ったのでは? 覚悟が足りませんね。みんなまだまだ未熟な学生という事か。
 私も男だと勘違いした程、ボーイッシュな外見をしている耳郎ちゃん。だけど今回の彼女は凄く可愛かった。好きな事を褒められて喜ばない人間はいませんよね。文化祭でも何か起こりそうだけど、耳郎ちゃんは可愛くてカッコ良いロックガールっぶりを見せてください。

アクタージュ ★★★
 大増23ページ。
 過去の経験を再現して、演技をする夜凪。ならば自分が経験した事が無い事の演技は出来ないのでは?という私の疑問に早くも応えてくれました。マツキ先生、しっかり考えて話を作っていますね。
 正義感の強い夜凪は、困っている人がいたら見捨てられない。だけど今回のエキストラは、殺されそうな人を見捨てなければならない演技が求められている。自分の生き方に反する行為を彼女はどう演じるのか。黒山でなくてもワクワクします。悪趣味ですかね?

ハイキュー!! ★★★★
 「サン」付けしたくなるのも当然なくらい頑張っている日向。しかし自分の成長に自惚れたりせず月島のブロックの上手さを認め、ウシロ・マイナスの囮役も努めたりする。こういう選手ってまだまだ成長するから怖い。
 一瞬でも気を抜けば負ける。そんな地獄のようなコートで、選手達は気力も体力も限界以上に振り絞って戦っている。それでも更に成長するとは、東峰も怪物に成りつつありますね。日向に影響されているんだろうなあ。
 大苦戦している烏野ですが、それは稲荷崎も同じ。両チームの実力は互角。烏野は遂にマッチポイントだけど、ここでしくじれば勢いは稲荷崎に渡るでしょう。マイナス思考に陥りやすい状況になったけど、誰一人として後ろ向きな事は考えていない。長かった戦いも次回で終わりそう。ヒーローになるのは誰だ?

食戟のソーマ ★★★
 センターカラー。えりな様、そのライダースーツはセクシー過ぎます。あとレースクイーンは無くすべきではない!
 料理の才能に恵まれていた一色だけど、家庭の環境には恵まれていなかった。「それぐらい出来て当然」と断じて子供の努力を認めないのは、親の傲慢でしかない。教育としては最低最悪です。褒められて嬉しくない人がいないように、子供はイタズラをしない限りガンガン褒めるべき。
 無感情に料理を作っていた一色に対して、ライバル心を剥き出しにして努力し続けてきた寧々。マニュアル通りの料理しか出来ないのは駄目すぎるけど、彼女が努力してきた事自体は間違っていない。寧々へのフォローも抜かりなしとは、一色先輩恐るべし。
 吸い物と味噌汁、両方の味を楽しめる椀物とは贅沢だなあ。しかもどちらも最高レベルの味。でも、これ程の料理でも司には勝てないんだろうなあ……。次回は十傑の頂に立つ司の実力を見せ付けられそう。

BOZEBEATS ★★★
 4話でヒロイン登場。ちょっと遅いかな? 渋谷支部には女の子キャラはこの子だけだそうで寂しいけど、見た目は可愛いし環とのフラグもも重ねてくれたので不満はありません。サービスシーンで見せる役がヒロインじゃなくて環だったのには、まあ坊主らしいかなと(笑)。
 環の記憶喪失の原因は、何者かに記憶を封印されたから。誰が何の為にやったのかは分かりませんが、桁外れの魂量を持つ環を警戒しての事でしょう。殺したりしなかったのは環を利用する為かな? 強大な敵の影を感じさせる王道な展開、嫌いじゃありません。でも、そろそろイベントが必要な時期。次回から本格的なバトル開始かな?

Dr.STONE ★★★
 シャミールもなかなかの漢ですな。コニーはそういうところを好きになったんだろうなあ。
 人類最後の6人は宇宙飛行士で、いずれも優秀。百夜はもちろん他の面々も優れているから、厳しいサバイバル生活をやり遂げられたんでしょうね。人類にとってもラッキーでした。
 僅かなチャンスに賭けて、見事に掴み取った百夜。この後、リリアンと結婚したんだろうなあ。若い嫁さん貰って羨ましい。そんな彼の血脈が時代を越えて息子を助ける。歴史のロマンで良し!

HUNTER×HUNTER ★★
 責任を感じていたとはいえこうもあっさり人を殺すとは、ハンゾーは容赦しませんね。決して人を殺さないゴンとはあらゆる意味で正反対のハンターです。この2人がかつてハンター試験で競い合ったというのは、今から見たら面白い縁だな。ハンゾー、ゴンの事を気に入ってるし。
 ベンジャミンを殺しに来たカミーラ。彼女はベンジャミンと違って、念能力を覚えたばかりの筈。あまりにも無謀な挑戦ですが、それだけの能力を得たという事か。彼女の行動が船に更なる波乱を起こす!?
 状況があちらこちらで動いているけど、動き過ぎて混乱してきました。私みたいに単行本を買ってない人は置き去りにされてますね。混乱しても話がつまらない訳じゃないのが、質が悪い(苦笑)。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 桐須先生は教師の親睦会に来てたのか。そしてまたもや「一生の不覚」。成幸にもツッコまれているけど、桐須先生は家でじっとしてた方が良いんじゃないだろうか? トラブルメーカー度はメインヒロイン達にまったく劣ってません。
 私も眼鏡を使っているので、眼鏡を壊されて困る成幸の気持ちは良く分かります。決して下心がある訳じゃないんですよ、ボヤケて見えるからどうしてもそういう視線になるんですよ。そしてボヤケた姿はいつもよりエロい。
 スク水を置いてた海の家に拍手。スーツ姿になった桐須先生はカッコ良いけど、中身は変わっていません。今後も成幸を振り回し続けるんでしょうねえ。メインヒロインにはなれないだろうけど、そんな先生が私は好き。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 クラス替えする前にみんなで旅行しようと、照橋さんの家で計画を立てる事に。女の子の、しかも美少女の私室に入るなんて一生分の幸運を使っても出来ませんよ。海藤達は天(作者)に感謝しましょう。
 旅行先は観光スポットが多い忍舞県に決まりました。でも不吉な名前どおり、そこは世界の終焉が始まる地。御割山というストレートな名前の山が噴火したら、文字通り全てが終わり。斉木達は死なないだろうけど、この漫画が終わりそうで心配。こけばかりは斉木の超能力でもどうにもならないもんなあ。終わるとしたらあと何週?

火ノ丸相撲 ★★★★
 鳥取白桜では天王寺の下に甘んじていた加納。高校相撲ナンバー2の地位に満足していたけど、國崎に敗れた上に國崎は相撲を辞めて雪辱を晴らす機会を無くし、大学ではナンバー2にさえなれなかった。ちっぽけなプライドを粉々に打ち砕かれた加納の心境は気の毒で、そして哀れだ……。
 それは加納本人も分かっていた。自分を変える為、そしてナンバー1になる為にあえて最も厳しい部屋に入門したのか。そもそも「1番よりナンバー2」で満足する男が、他人と競って頂点を目指すスポーツ選手になる筈ありません。遅くなったけどようやく力士として歩き出した加納、火ノ丸との激闘は必至ですね。良い勝負を見たいので、合宿中の『事故』が不吉なものでありませんように。

青春兵器ナンバーワン ★★★
 北斗になら壊されても良いと覚悟していた零一。今までのギャグシーンの裏側で、こんな覚悟を決めていたのか……。読み返したら笑えないかも。
 教官の不器用な、だけど男らしいエールを受けて零一と共に戦う決意をした北斗。敵は最後のナンバーズ、No.4。猫みたいな外見だけど、その強さは本物でしょう。こちらにもナンバーズが5体いるけど簡単には勝てないだろうなあ。アンヌの愛の力で零一がパワーアップするとか?
 ストーリーは完全にクライマックスに入っており、こちらも終わりが近い様子。「銀魂」「斉木」に続いてこの漫画まで終わったら、ジャンプのギャグ漫画は「リコピン」だけになるけど大丈夫なのかな?

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 幽奈の霊装結界もセクシーだなあ。普段の彼女なら恥ずかしがって動けなくなりそうな衣装だけど、コガラシのピンチに黙ってはいられない。恋する女の子は強いのです。
 朧は今までコガラシに何度に何度も何度も迫ってきたけど、一度も成功しなかった。優秀な彼女が失敗続きな上に性格も変わったのだから、家臣団が心配するのも当然でしょう。昔の朧ならすんなり命令を聞いただろうなあ。
 しかし今の彼女は違う。命令を受けたからではなく、コガラシやゆらぎ荘のみんなを守る為に玄士郎に従おうとしている。朧とコガラシが結ばれる事は無いだろうけど、女の涙を見て黙っているような男は主人公にはなれません。朧の涙を止める為に戦え、コガラシ!

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 グリーンに直接乗せれば転がり過ぎて池ポチャ。バンカーに入れるのは論外。しかも打つ場所はフェアバンカー。ここまで悪条件が重なっても、何とかしてしまうのがプロなんです。現実のプロゴルファーも、とんでもないミラクルショットを平然と放ちますからねえ。今後ロボのようなゴルファーが現れるかも。事実は小説より奇なり。
 池の浮き看板を狙ったスーパー過ぎるショットで勝利を手にしたロボ。ドリアンも完敗を認め、ロボはプロデビュー戦で優勝しました。しかし次の戦いは国内最強決定戦と言われるマッチプレー選手権。過酷なトーナメントを勝ち抜き、USオープン出場を目指す事になります。トーナメント戦はスポーツ漫画の華、ここで人気に火を点けたいですね。
 因みに現実のマッチプレー選手権、去年は104名もの選手が参加したそうです。トップスポンサーは東京ヴェルディと同じISPS様が務めており、妙な縁を感じます。

フルドライブ ★
 試合の展開も話の流れも早い早い。弾が日本一の選手と互角以上に戦ったり、南條が内に秘めた激情をあっさり見せたり、南條の過去を語り出したりと本来なら2、3話ぐらい掛けてやるべき話を1話で押し込めています。ああ、もう完全に締めに入ってるなあ……。
 恐らくあと2話ぐらいで終わるのでしょう。ついこの前新連載が始まったのでまだ余裕があると思ってたけど、あまりにも人気が無いので改編期じゃないけど打ち切るのかな? 編集部に「新人の読切を載せた方がマシだ」と思われたのならキツイな。プロの世界は厳しい。

ゴーレムハーツ ★★
 こちらも締めに入りましたね。強敵ゴーレムを倒したけど、完全には破壊せず新たなゴーレムに作り直す。この漫画ならではの解決法ですね。時既に遅しだけど、前回に続いてようやくこの作品の個性が感じられるようになりました。
 こちらも近い内に連載終了だろうけど、話が進むに連れて僅かですが面白くなっており作者の成長が感じられます。今作の経験を活かしてくださいね。

トマトイプーのリコピン ★★★★
 大石先生の本音大爆発(笑)。漫画家に限らず、人を楽しませるお仕事って大変なのよ……。だから違法アップロードはダメ、絶対。
 でも、ここまで言っても違法アップロードは無くならないだろうなあ。罰則をディズニー並に厳しくしないと、この手の連中は止まりませんよ。やり難い時代になったものです。

ジャンプ11号の感想

$
0
0

 タレントの岡田結実さんと「ゆらぎ荘」「ぼくたちは勉強ができない」のコラボグラビアが掲載。どちらもお色気が売りの漫画だけど、岡田さんはちゃんと服着てます。ちっ(笑)。
 しかしマガジンやサンデーではなく、ジャンプがこういう企画をやるとは珍しい。調べてみたらグラビアの掲載は2014年以来だそうですが、編集部に岡田さんのファンがいるのかな? 編集長直々の企画だったりして。

 4月27日に公開される「ママレード・ボーイ」の実写映画の広告記事が。遊と美希が本当の兄妹だった展開になってたかもしれないと知った時は、止めた人グッジョブ!と讃えたっけ。
 続編の方はまだ読んでませんが、Wikipediaなど見ると前作並にドキドキハラハラする恋愛模様が繰り広げられているそうで。もう少し経過を見守ってから読もうかな。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 祝、連載1周年! 「ニセコイ」終了の空白を見事に埋めましたね。しかし1年経っても作中ではまだ夏。このペースならあと2、3年は続けられるかな?
 気になる女の子とお風呂でばったり!というラブコメ漫画の定番イベント。多くの漫画で飽きるくらい見ているのに心が盛り上がるのは、男とはそういう生き物だからでしょう。温泉万歳、お湯に浮く巨乳万歳、ブラもぺったんこな貧乳万歳。
 すっかり貧乳キャラが定着した文乃。コメディリリーフとしての出番が多くなっているけど、今回は洗髪シーンをじっくり描いてもらうなど優遇されていた感が。ここ最近はサブヒロイン達が活躍してたけど、そろそろメインヒロイン達の反撃開始か?

鬼滅の刃 ★★★★
 妓夫太郎と堕姫、いや梅は兄妹で一緒に逝きました。この2人は炭治郎の言うとおり決して許されない悪行を犯したけど、兄妹の絆だけは本物だった。地獄の底に落ちても互いに支え合っていくでしょう。
 百年間倒されなかった上弦の鬼が倒された、しかも柱ではない若手の剣士達が。これは状況が変わる兆しにして異変。鬼殺隊も無惨も大きく動きそうです。お館様も珍しくテンション上がってるし。寿命、縮めてなきゃ良いんだけど。
 無惨はお館様の一族の出だったのか。「一族唯一の汚点」というのは確かにそうだろうなあ。無惨が鬼を作り続けている限り、一族はその後始末をしなくちゃならなかったんだし。しかも命懸けで。無惨が一族を裏切った理由は、完璧な存在になる為?

ONE PIECE ★★★
 見聞色の覇気にも種類があり、ルフィは生き物の感情を感じ取るのが得意だそうです。あー、そういえば今までにもそう思わせる描写がありましたねえ。人の恋心に関しては察しが悪いのは、そっち方面には全く興味が無いからでしょう。
 スムージーの追撃をかわし続けるナミ達。スムージーは力を使うと巨大化するのか。生物からジュースを搾り取る能力といい、まだまだ力の底が見えませんね。流石は3将星の1人。
 ルフィと仲間達が合流する予定の島、カカオ島にはビッグ・マムの子供達が大集合してました。ウルージに敗れたかつての将星スナックも来てます。6億の男を倒したとは、ウルージやるなあ。ルフィは10億越えのカタクリと互角に戦ってるけど。
 長時間に及んだ戦いもいよいよ最終局面。ギア4はバウンドマンだけじゃなかったのか。スネイクマンって、蛇みたいに伸びる風船とか?

僕のヒーローアカデミア ★★★
 回復して普通の女の子らしくなったエリちゃんでしたが、それは見た目だけ。心の傷は簡単には癒えません。ナイトメアが死んだ事を知ったら立ち直れなくなるでしょうね……。報せないのは懸命な判断です。
 エリちゃんを元気づける為、出久とミリオは彼女を文化祭に誘いました。リンゴ飴によだれを流すエリちゃん、超可愛い。幼女をデートに誘ったミリオは収監されるべきですね(笑)。出久のツッコミも本気っぽかったし。
 一方で新たな敵の影が。ジェントル、性格はお馬鹿だけど個性はかなり厄介なタイプか。文化祭に絶対来ますね。本格的なバトルになるのか、ギャグっぽいバトルになるのか、いずれにしても出久は苦労しそう。それでも少女を守って頑張れ、男の子。

ブラッククローバー ★★★
 いくらリヒトが強くても、魔法帝と騎士団長が総掛かりなら余裕で勝てる筈。それはリヒトも分かっているでしょう。不利になると分かっていても敵の本拠地に乗り込んできたのは、それだけの自信があるから。魔法帝、大丈夫かな?
 圧倒的な強さを発揮する魔法帝ユリウス。人間を超えた魔力を有する彼は「世界を守る抑止力」そのもの。逆に言えば、魔法帝さえ倒せばこの世界を滅ぼす事は夢ではない。リヒトは前向きですね。王都そのものを滅ぼせる大魔法を放とうとしているけど、多分魔法帝には通じないでしょう。いや、それさえも計画の内?

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 センターカラー。
 玄士郎、コガラシを殺すつもりじゃなかったのか。朧の恋心を察して彼女をコガラシとくっつける為に一芝居打っていたとは、なかなかの策士ですね。お姉ちゃんの思いの良い弟でもあるし、好感の持てるキャラになりました。これでもう少し下心を抑えられたら、お家も安泰なんだろうけどねえ……。彼が結婚できる日はまだまだ遠そう。
 コガラシへの恋心を自覚した朧。ゆらぎ荘も彼女にとって、離れ難き場所になっている。今回はハッピーエンドになったけど、コガラシが彼女とくっつく可能性は殆ど無いでしょう。いずれ悲しい別れの時は来るのか、それともコガラシがみんな纏めて面倒を見るのか。戦闘力はどんどんアップしているけど、男としてはまだまだ未熟。乙女の恋心に応えられる立派な男になれ、コガラシ!

約束のネバーランド ★★★
 今回はエマ達から離れてノーマンの話。鬼の食料として引き取られた筈のノーマンは、まだ生きていました。ハイレベルな教育を受けており、その優れた知能を更にアップさせている。つまり鬼にとって、より素晴らしい食料になっている。このままでは遠からず食われるか、危険な実験に使われて殺されそう。脱走を考えるノーマンの判断は賢明かと。
 しかしこの施設の守りは硬い。機械化された警備は完璧っぽいし、ミネルヴァさんを裏切ったラートリーも油断はしていないでしょう。むしろノーマンの知能を確かめるテストとして、わざと脱走させそう。弱者は強者の奢りに付け入るしかないけど、今のところラートリーに隙らしい隙は無い。こちらの知略戦も面白くなりそう。

ハイキュー!! ★★★★★
 こちらが決めても相手は動じず、より強くて難易度の高い攻撃を決めてくる。とんでもない試合になっていますねえ。この試合がどんな結果になるにせよ、烏野を雑魚と侮る者はもう居ないでしょう。
 選手達は苦しみながらも楽しそうにプレイしている。見ているこっちの方がハラハラします。それでも頼もしいのは影山か。「こいつは上げる!」と敵に信頼させる程のスーパープレイをやっていたからこそのズルい一本、これぞ影山!と叫びたくなりました(褒めてます)。
 試合が進むに連れて選手達のテンションは上がり、試合のスピードも早くなる。人間の限界を超える程のスピードは必ずミスを生む。大舞台での経験が少ない烏野、あのままプレイを続けていたら自滅してたでしょう。日向、ナイスパス。次号の巻頭カラーで決着かな?

火ノ丸相撲 ★★★
 天下三名槍の1人、蜻蛉切瑠偉。この漫画で今まで登場した力士達は敵にせよ味方にせよ、その殆どが「相撲を愛している」事に変わりはなく、相手に敬意を払う優れた人間ばかりでした。しかし蜻蛉切は違う。未熟な学生ならともかく、小結にまで上がったプロの力士がここまで歪んでいるとは困ったものです。まあ現実の力士も……(閑話休題)。
 傲慢で冷酷、力士は実力と才能だけが全てだと語る蜻蛉切は正しいのかもしれないけど、凄く格好悪い。典型的な悪役の考えに染まったこの馬鹿の前に立ちはだかったのは、懐かしの小関部長! 力士の番付はかなり下なんだろうけど、蜻蛉切の一撃を片手で止めたその実力は本物か。傲慢な小結に目に物見せてやれ!

HUNTER×HUNTER ★★★
 カミーラの念能力、発動を阻止しない限り殺されても蘇る、しかも殺した相手の生命を奪って蘇るとはなかなか極悪。彼女が自分の無敵っぷりに酔いしれ、無謀な攻撃に出たのも分かります。実質、不死身だもんなあ。
 しかし殺されなければカミーラの能力は発動しないらしく、適度に怪我をさせて捕らえれば良し。ベンジャミンは単なる脳筋じゃないので厄介です。部下からも信奉されているし、こいつを敵にせざるを得ないクラピカに少し同情します。
 ハンゾーが始末している間に、彼の本体もマラヤーム王子達も消えてしまった。死んではいないようだけど、一体誰の仕業なのか? 謎が謎を呼び、更なる混乱を招き寄せています。知的なカオスとも言うべき状況、読者は付いて来ているのかな? 私はそろそろ限界かも。

アクタージュ ★★★
 人を見殺しにする事なんて絶対に出来ない。夜凪の優しい心が裏目に出ているけど、こんな考えをするようでは役者なんて絶対に無理。殺人鬼とか悪役とか、自分とは全然かけ離れた考えをする役を演じる場合、どうするんだと。
 とはいえ、この反応はロリコンこと黒山の予想通り。思わず行動してしまうのは、役に没入している証拠でもある。スタートの合図がかかるだけで自分を変える事が出来る夜凪、それだけでも立派な才能です。
 更に深く自分を知る、自分が演じる役を深く追求する事で、真にその役を演じる。「台本を読み込んで、その役について考える」というのは素人でもやるけど、プロはその深度が違う。ここまで考えなければプロの演技は出来ないのか。かつて少しだけ演技の世界に関わった者として、夜凪を迎え入れましょう。ようこそ、地獄でもあり天国でもある演技の世界へ。

Dr.STONE ★★★★
 センターカラー。
 千空と百夜に血の繋がりが無い事にしたのは、父親の子孫と息子がくっつくのは倫理的に問題ありだから? 作中でも言われているように何百世代も離れているんだから気にする必要は無いと思うんだけど。
 「肺炎なんかに」と言ってるけど、つい最近まではガンよりも怖い病気だったんだよなあ。今を生きる私達は医学の進歩に救われています。
 遥か昔から受け継がれてきた物語には、父の願いが込められていた。父の思いを受け取り、1人で涙を流す千空。血が繋がってなくても心は繋がっている、素晴らしい親子です。かなり感動。
 第一章は今回で終了し、次回から第二章。司帝国との戦いがメインになりそうですね。司はどんな国を作り上げたのか? 科学の力で最強の敵を迎え撃て!

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 日本各地の観光名所が集まったような地、忍舞。現実にこんな場所があったら、見どころがあり過ぎて人が来ないかも。京都ぐらいが限界だと思います。
 旅行編で起こるトラブルを事前に防ぐ斉木。だけどみんな予想外の行動をするから、防ぎ切れてません。燃堂にホテルの予約を任せるなんて、灰呂らしからぬ大チョンボだぞ。
 デレた才虎にサイキッカーズの2人も忍舞へ。役者がどんどん集まっていますね。クライマックスの時は近いようだけど、それがラストエピソードになるかどうかは分からないな。噴火を防いだ後も続けるかもしれないし。

BOZEBEATS ★★
 連載5話目なんだけど、私的にはイマイチ盛り上がってない気がするこの漫画。色々考えてみたけど、原因は明らかなんですよね。ズバリ「主人公が目立っていない」。
 ここまで主人公の戦闘シーンが少なめで、しかも印象に残らず、加えて主人公の個性も薄い。獣に育てられた野生児の割にワイルドさが薄く、都会育ちの良い子と言われても不自然じゃない。絵は1話から素晴らしいんだけど、それだけの作品になりつつあります。
 今回からようやく本格的な戦いが始まり、頼りになりそうでならないようで、でも良い先輩キャラだった葉隠がいきなり離脱という展開には驚かされました。スタートダッシュは微妙な感じになったけど、ここからの盛り返しに期待。

青春兵器ナンバーワン ★★★
 零一達の創造主、Dr.モサリーナが直々に乗り出してきました。むしろ今まで出てこなかったのが不思議です。腰の重い爺さんだけど、作った兵器に尽く背かれたのには同情しなくもないかな。丹精込めて作った兵器が人気ブロガーになってたら、私だって戸惑う(笑)。
 たった一体でナンバーズを圧倒するNo.4。磁力を操るって「キン肉マン」のマグネットパワーか。だとしたら次回は稲妻とかをサーベルにしますね(しねーよ)。フルパワーを出す零一は敗北フラグを立ててるけど、何とかなりそうかな。Nと名乗る科学者の正体は?

銀魂 ★★★★★
 シリアスな話の後のギャグは弾ける。空知先生のこの習性というか法則をすっかり忘れていました。万事屋の解散から、しんみりとした感じでエピローグを進めていくのかと油断してたらこれだよ! 近藤さんとお妙さん、結婚おめでとうと言おうとしたらとんでもない方向に弾けやがったよ!
 ゴリラゴリラと言われ続け、ゴリラ似の天人とお見合いした事もある近藤さん。まさか本当にゴリラと結婚させるとは……。近藤ファンに怒られそうだけど、もう終わるから良いやと開き直ったのかな? だとしたら沖田やヅラ達も危ないな。ファンの皆さんは覚悟だけはしておくように。ちなみに私はドラクエ派です。

食戟のソーマ ★★★
 ああ、やっぱり司には勝てなかったか。創真のような意外性の塊のような料理ではなく、一色のような変化球料理でもない、素材の良さを最大限に引き出す王道中の王道な料理。小手先のアイデアなど無用、ただ只管に美味を追求した結果が具現化したような料理です。
 負けたけど一色は清々しい表情をしている。勝てない事は分かっていたけど、司の本気の料理を創真に見せる事が出来たから良しと考えてるのかな? 己の料理を極める事しか考えていない司は無敵だと思われているけど、だからこそ隙がありそう。あと一色君、女の子の前で褌一丁になる度胸は買うけど、見てる方が恥ずかしいので早く服を着なさい(笑)。

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 勝利インタビュー、ロボには試合よりも難関でしょう。トモヤがいなかったら、もっととんでもない発言をしてたかも。選手権に出る選手全員に宣戦布告しちゃったけど、頂点に立つつもりならこれくらい強気でないとね。クールなようで実は熱いロボ、割と好きです。
 まだ見ぬライバルも気になるけど、まずはこの前から顔を出してる関西弁の新キャラと遭遇。久瀬銀狼、名前はカッコ良いしゴルファーとしても一流っぽいけど、ゴルフ以外ではかなりお馬鹿っぽい。ゴルファー同士の対決で何故にボルダリング? 藤巻先生は「黒子」の時からこういうノリの話が好きですよね。面白いから良いけど。

ゴーレムハーツ ★★
 ノアを息子のように思っていたレメク。なかなかハードな過去を背負っていたけど、奥さんがノアにそっくり過ぎて女性に見えません。なのでレメクを僻む気にはなれず、素直に彼を応援したくなります。これが大須先生の計画通りなら彼を尊敬します。
 悪の組織の大ボスの正体をこんなにもあっさり明かすとは、終わりの時が近い証拠。あと5、6話ぐらいかな? 少しずつ良くなってきただけに残念な気もするけど仕方ありません。次回作に繋がる良い終わり方をしてください。

フルドライブ ★
 卓球の才能に恵まれていないけど卓球を愛する弾と、才能に恵まれているけど卓球が好きではない幸也。正反対な2人が戦いを通じて互いの気持ちを曝け出し、幸也は卓球が好きだった事を思い出す。そして改めて2人は向かい合い、最後のコマでタイトルを出す。感動的なストーリーと演出ですね。「感動的な」だけで、感動はしなかったけど。
 ここまで積み上げてきた歴史が殆ど無いので、感動したくても出来ません。思いっ切り滑っているなあ、という悪い印象だけしか残りません。まあ小野先生もそれは承知の上で、それでもこの話を描きたかったのでしょう。これで次回で終わっても悔いは無い?

トマトイプーのリコピン ★★★★
 ユーチューバー、面白い事をやって楽に稼いでいるように見えるけど、やってる人達は苦労しているのです。この辺は普通の芸能人と同じですね。リコピン並に体を張っても、再生数が三桁行かない人もいるらしいからなあ。ご愁傷様です。命だけは大事にしてください。

VERDY FAMILY FES. 2018に行って来ました

$
0
0

ガーネット(以下ガー)「ハーイ! 遅くなったけど新年あけましておめでとー! 今年も私達は東京ヴェルディを応援するわよ! 2018年シーズンも開幕間近だけど、その前に毎年恒例のイベントに行って来たわ」


仁虎(以下ニコ)「よみうりランドの日テレらんらんホールで行われるVERDY FAMILY FES、ヴェルディとベレーザの監督と選手がファンと交流してくれる楽しいイベントだよ」

ギアボルト(以下ギア)「遊園地にしては人が少ないよみうりランドですが、今年は連休の中日だからなのか人が多かったです。いつもこれぐらいの人が来てくれたら経営も安泰なんでしょうけど」

王牙(以下オウ)「年が変わっても相変わらず毒舌だな、お前は。そんなお前の言動に安心するとは、俺も慣れたようだな」


ガー「フェスが始まるまで時間があったから、遊園地のステージでやってた仮面ライダービルドのショーを見たわ。話はかなり大人向けでハードだけど、たくさんの子供達が声援を送ってたわよ。仮面ライダーは子供達の永遠のヒーローね」


ニコ「ヴェルディくん、Jリーグマスコット総選挙、22位おめでとう。去年より凄く順位を上げたけど、来年はもっと上に行きたいね」


オウ「今年の告知ポスター第1弾だ。初戦の千葉から厄介な相手との対戦が続くが、それでも勝ってくれ。特にホーム戦ではな」


ガー「ホール内にはスポンサーに感謝する垂れ幕が掲げられていたわ。今年もたくさんの会社や団体が支援してくれて、感謝するしかないわね」


ギア「12時30分からフェスが始まりました。まずは東京ヴェルディのビーチサッカーチームの紹介です。去年は国内3大タイトルを制しているのですが、一般にはあまり知られてなくて不憫です。ビーチサッカーのマイナー感は拭えないのでしょうか?」


ニコ「サポーターがヴェルディの選手になるVERSも、すっかりお馴染みの企画になったね。僕達もいつか加わりたいな」


オウ「今年のヴェルディとベレーザの選手達だ。リーグ4連覇を目指すベレーザは監督が代わり、どんなサッカーをするのか分からん。楽しみでもあるがな」


ガー「去年も来てくれたお笑いコンビのがじゅまるが、今年も来てくれたわ。彼らの司会で、新加入した選手達のトークショーが行われたの」


ギア「続いてはプレゼント抽選会です。ベレーザの選手達と一緒に写真を撮れるとか、試合のチケット等が賞品になったのですが私達は外れました。当選枠が4人だけというのは少な過ぎです、おのれ」


ニコ「そしてこのイベントで一番盛り上がる選手達によるステージショーだ。ベレーザは新加入した田中桃子選手を中心にしたブルゾンちえみさんの物真似ショーをやったよ」

ガー「ヴェルディの選手はベテランから新人まで、見事なくらい弾けまくって楽しませてくれたわ。個人的には群馬から移籍した高井和馬選手に驚かされたわ。トークショーではクールだったのに、こっちでは見事なくらいのアイドルオタクを演じたの。サッカーもギャグも全力で取り組むタイプみたいね。応援したくなるわ」


オウ「最後はホールの外に出て、選手達にサインしてもらったぞ。ベレーザの選手はこの後、静岡で合宿するのか。これも仕事の内とはいえ大変だな」


ギア「イベント後は夕方まで待って、よみうりランド名物のジュエルイルミネーションを見ました。個人的にはディ◯ニーのエレクトリカル・パレードよりも好みかもしれません」

ガー「楽しい1日を過ごさせてもらったけど、ここからは開幕に向けて真剣勝負の日々よ。しっかりトレーニングをして、でも怪我をしないようコンディションを整えて開幕を迎えてね。それじゃあせーの、」

4人「「「「2018年シーズンも頑張れ、東京ヴェルディ!!!!」」」」


ギア「ショーの細かい内容はここでは語りません。誰かが、もしくは公式が動画をアップすると思いますので、そちらをご覧ください。ショーの内容は一言で言えば、カオスです。今年のヴェルディはギャグセンスのある人、多過ぎです」

ジャンプ12号の感想

$
0
0

 「キャプテン翼」のアニメの主題歌、ジャニーズWESTが歌うのか。どうせなら元SMAPの面々に歌ってほしかった(こら)。

 次号は荒木飛呂彦先生の「岸辺露伴は動かない」シリーズが掲載。久しぶりですね。「ジョジョリオン」も読んでますよ。
 楽しみだけどジャンプ50周年企画は、まだまだ始まったばかり。更なる大物ゲストの登場を期待していますよ。

ハイキュー!! ★★★★★
 連載6周年突破記念巻頭カラー。ジャンプのスポーツ漫画としては、かなりの長期連載作になりましたね。それでいて更に成長しているんだから、古舘先生恐るべし。
 あと1点取れば勝てる。しかし最大のチャンスは最大のピンチでもある。ここで決められなかったら、烏野は確実に負けていましたね。宮兄弟もそう思ったから、この局面で最後の切り札を使ったんだろうし。
 このタイミングで最速のバックアタックを仕掛けてきた宮兄弟の度胸にも恐れ入るけど、この奇襲に全く動じなかった日向と影山の身構えっぷりも壮絶。肉体の速度にせよ、思考にせよ「はやさ」は大きな武器になるけど、それは無敵ではない。逆境を乗り越え続けてきた烏野ならではの考え方ですね。
 見事に大物食いを果たした烏野。次はいよいよ「ゴミ捨て場の決戦」ですね。もうこれが決勝戦というくらい最高に熱い試合を見せてください!

ONE PIECE ★★★★
 ルフィの新技スネイクマンは、伸びたゴムの手足を自在に曲げる技でした。これ、体への負担が大き過ぎるでしょ。滅多に使えない技だけど、これぐらいの技を使わないとカタクリには勝てないのも事実。強い敵ですよね。
 カタクリも切り札を出して、両者互角の戦いを繰り広げる。これが最後の激突になるでしょうね。次回、遂に決着!……というタイミングで休載かよ! 最高に続きが気になるところで、尾田先生酷いよ! 待ちますけどね!(逆ギレ気味)

Dr.STONE ★★★
 司帝国の面々、典型的な悪役顔してるなあ。汚れた大人を嫌っていた司が、どうしてこんな連中を蘇生させたんだろう? 見た目はおっさんだけど実は未成年とか? それはそれで子供なら誰でも信じるという危険な考え方だけど。
 いよいよ司帝国との戦いが始まった。司と並び称される危険人物、氷月は槍の達人で金狼さえ圧倒する。単純な戦闘では千空達に勝ち目ありませんね。そう思わせるだけの強さを見せてくれました。敵の先陣としては上々の働きです。
 しかし千空には科学という武器がある。銃の完成はハッタリだけど、既に新たな武器のアイデアは考えているでしょう。ゲンだけでなく大樹と杠も協力してくれるだろうし、勝ち目は無い訳じゃない。本格的な『戦争』が楽しみ、って悪趣味かな?

鬼滅の刃 ★★★★
 遂に揃った上弦の鬼達。堕姫と妓夫太郎をスカウトした鬼、童麿は上弦の弐に上がっていた。猗窩座よりも強いのか。性格も得体が知れないし、間違いなく強敵になりますね。
 上弦の壱、つまり無惨の配下では最強の鬼・黒死牟は顔は見せず。鬼殺隊の主要人物と似ているからとか? 鬼の剣士って間違いなく強いでしょ。強者の風格も漂っているし、無惨より大物っぽい。
 今回も理不尽な怒りを爆発させた無惨様。相変わらず沸点が低いけど、何百年も成果が得られなければ苛立ちもするか。玉壺が掴んだ情報とは鬼殺隊の本拠地についてか、それとも青い彼岸花の在り処か。半天狗と共に炭治郎の次の敵になりそう。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 今まで斉木の手にさえ負えなかった大噴火。しかし今回はお兄ちゃんを始めとする仲間達の協力を得て、見事にやり遂げました。噴火を阻止したり押さえ込むのではなく、小さな噴火に分散して宇宙に放り出すというのは学者らしいアイデアですね。もっと早くから空助と協力していれば…というのは無理か。空助のあの性格じゃあね。
 これで一件落着、と思ったら斉木の超能力がみんなにバレた? 超能力モノではお約束の展開ですね。時間がループしている最大の原因は解決したし、ストーリーは完全にクライマックスに向かってるし、次回はセンターカラーだしで不安が高まる。今号で2作も打ち切られたけど、この漫画もいよいよ…なのか? 覚悟だけはしておきます。

約束のネバーランド ★★★
 センターカラー。
 子供達はその気になれば鬼と戦う事も出来たけど、あえて無力な獲物だと装っていた。殺されていく仲間を見捨ててまで準備をしてきたその成果は、ようやく実を結ぼうとしている。感無量な気分だったでしょうね。死の音楽が鳴り響くまでは……。
 勝利を確信している子供達でさえ要注意しているレウウィス大公。本人の能力も高い上、油断や過信を一切せずに狩りを楽しみ、おまけに思考パターンが読めないという難敵。冷静なエマもレウウィスに関してだけは暴走しそうだし、ヤバい戦いになりそうですね。死者ゼロでの勝利はあり得ない?
 計画は万全、油断もしない。だけど鬼がこんなに早く仕掛けてくるとは予想外だった。これがレウウィスの狙いだとしたら、奇襲は成功しました。準備を整えていたとはいえ、いきなりの戦いには子供達は冷静に対応できないでしょう。エマが何とかしてくれると期待するしかないこの絶望感、嫌いじゃありません。

ぼくたちは勉強ができない ★★★
 前髪をバッサリ切ってしまった理珠。本人はかなり気にしているけど、私はこれはこれでアリだと思います。紗和子みたいに崩れ落ちる程ではないけど。
 成幸だけは気付かれたくないとはいえ、そんな笑うしかない被り物を使うとは(笑)。連載が始まった頃の理珠なら他人の、そして男の視線なんて全く気にしなかったでしょうに変わりましたね。成幸限定だけど。
 望まないイメチェンは気付かれたくなかったけど、全く気付いてもらえないのはそれはそれで寂しい。あー、もう、この恋する乙女っぷり! 理珠りんは可愛いなあ!(キモいぞお前)

ブラッククローバー ★★★★
 王都全体を攻撃するリヒトの光魔法。王都の人々を守る為、魔法帝は時間を反転させる大魔法を使い、リヒトの魔法の時間を遡らせて無効化した。チートなんてもんじゃないと思ったその直後、衝撃の展開! 何もかもリヒトの、いや田畠先生の狙い通りだと思うと悔しい。でも話は面白いので許します。でも少しだけムカつく(苦笑)。
 人間の可能性を信じ、少しずつではあるけれど人々の心を変えてきた魔法帝ユリウス。彼の努力はアスタを始めとする若者達によって、ようやく実を結ぼうとしていた。その矢先にこの結末とは……。怒りのヤミがリヒトを討つのか、それとも更なる絶望が待っているのか。今後の展開に目が離せませんね。

破格の家賃 ★★★
 第94回手塚賞準入選作。連絡先が不明で編集部を驚かせた驚異の新人、カワサキ先生の読切です。
 シュールだけど感動的なストーリー、独自色溢れる絵柄、読み易さを優先したコマ割り……。うん、なるほどなるほど。「漫画賞の入選作」としては非常に良く出来ており、高く評価されたのも分かります。これを狙って描いたのだとしたら、カワサキ先生はかなりの策士です。
 このレベルでは即連載とはならないでしょうけど、天然にせよ計算にせよカワサキ先生の才能は感じました。更なる努力を積み重ねて、連載枠を勝ち取ってください。その時を楽しみにしています。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 ヴィランとは、オール・フォー・ワンや敵連合のような巨悪ばかりではない。むしろジェントルのような小悪党というか愉快犯の方が多いでしょう。ジェントルほどの馬鹿(良い意味でも悪い意味でも)はそうは居ないでしょうけど。
 動画の再生数を伸ばして、動画界に君臨しようと企むジェントル。今流行のバーチャルユーチューバーの製作者達と話が合いそう。しかし再生数をアップさせる為に、ヒーローの本拠地とも言える雄英に乗り込むとは。命知らずにも程があるけど、何か切り札を持っているのかな? でないと本当にただの馬鹿だぞ。
 他科との関係改善の為のバンドが、単なる自己満足になってしまうところだった。爆豪ナイスアドバイス。「音で殺る」って発想がロックだなあ。耳郎ちゃんも気合を入れてるけど、ジェントルに邪魔されそう。冷静な耳郎ちゃんの本気ギレが見られるかも?

食戟のソーマ ★★★
 薊総帥、分かり易い策を講じてきたなあ。ここまで狙いがはっきりしていると、むしろ清々しい。それとも分かり易いのはオトリで、真の狙いは別にあるとか? 審査自体は公平にしてくれると大物感が出るんだけど、さて如何に? 取り敢えずデコラさんとクラージュさんとの関係を詳しく説明してください。
 十傑ナンバー2の小林竜胆、その実力は既に証明されていますが、女木島によると彼女はこの連隊食戟に誰よりも葛藤しているらしい。普通に一対一で戦いたかったのか、連隊食戟にトラウマがあるのか。今の明るい竜胆が空元気だとしたら、それはそれで萌えるな(苦笑)。
 いずれにしてもこれでタクミにも勝機が見えました。次回で竜胆の料理を見て、そこから彼女の本心を知って反撃開始かな?

BOZEBEATS ★★
 作画は間違いなく今号の、いやここ最近のジャンプでは最高レベル。新人とは思えない迫力ある絵はベテラン勢にも見劣りしないどころか、勝っている部分もある。絵を見ているだけでも楽しめます。
 でも漫画としては、うーむ……。今回は葉隠の心の強さを見せて、それに環が感銘して卑劣な敵に闘志を燃やすという熱い話だったけど、イマイチ乗り切れなかった。主人公ならともかく、脇役の個性を掘り下げる話はもう少し連載が進んでからやるべきだと思うんですよねえ。それとも実は既にヤバいのか?

火ノ丸相撲 ★★★
 センターカラー。ジャンプ表紙の「各界」は「角界」の誤字では?
 性格には大いに問題がある蜻蛉切だけど、その強さは本物。才能はあるし肉体的にも恵まれており、鍛錬も積んでいる。なのに何故ここまで歪んでしまったのか。……いや、「だからこそ」なのか。彼にとって相撲とは「才能に恵まれた者がやる勝負の場」であり、だから中途半端な力しか持たない者は許せない。強者ならではの真摯さと傲慢を併せ持っているのね。割と納得。
 そんな蜻蛉切から見れば、火ノ丸は最高にムカつく相手でしょう。でも今の火ノ丸は以前より遥かに成長しているし、気合も充分入りました。それに蜻蛉切が認めた小関が慕っている力士ですよ。弱いままの筈ありませんって。火ノ丸、そして小関、2人とも強者の椅子で踏ん反り返っている阿呆に目に物見せてやれ!

アクタージュ ★★★
 掲載位置が少し低いな。まだまだ気にする時期ではないけど……。
 気味が悪いくらいのスピードで成長していく夜凪。殻にブチ当たったら凄く悩むけど、殻を破ったら一気呵成ですね。自分の中に眠る未知の自分を知る、言わば「不知の知」こそ芸術家の本質。確かにそれを知るのは快感でしょうね。今も昔も、そして未来永劫、その快感を求める人は耐えないでしょう。
 ここまで夜凪の凄さを見せ付けられてきたけど、彼女の成長が一段落したこのタイミングでライバルキャラが登場。性格も演技の質も夜凪とは正反対みたいで、期待度が高まります。この期待に応えてくれますよね? でないと連載がヤバい気がするので。

HUNTER×HUNTER ★★★
 ウェルゲーの疑り深さには困ったけど、王子の護衛としては正しい対応なんだよなあ。クラピカは味方ではないし、念能力について知らなかったら「何言ってんだコイツ? 中二病患者か?」と思われても仕方がない。ここは全然信じてもらえなくても冷静に対応するクラピカを褒めるべきか。レオリオだったら多分キレてる。
 カチョウと合流したフウゲツ。争い事を、特にカチョウとの争いなんて望んでいなかったフウゲツにとっては最高のチャンスです。魔法のトンネルがフウゲツの思う場所に行けるのならチート能力だけど、そこまで便利じゃないか。カチョウはセンリツに心を開いてくれるのか?
 サレサレがハーレム生活を満喫しているのは、守護霊獣がハーレムを作り出す能力持ちだったからか。本人は気付いているのかな? チョウライの霊獣が生み出したコインは不吉な感じしかしない。ベンジャミン、あっさり脱落するかも。
 念能力だけでなく霊獣の能力も把握しなくちゃならないとは、作者も大変だろうなあ。それでも自分が考えた話なんだから頑張れ、冨樫先生。

銀魂 ★★★
 たま子カワイイヨたま子、と全国のロリコンを悶えさせてから警察のガチ対応を見せるという極悪っぷり、流石は空知先生。息だけで童貞かどうか分かるシステムは永遠に実用化されないでしょう。されたら大半の男が困る。
 そよ姫の成長ぶりと信女の出世ぶりに驚いてたら、真選組はもっと大変な事になってました。近藤のゴリラ婚には割と納得したけど(酷っ)、土方は左遷で斉藤は辞職、沖田は切腹!? あの沖田が自ら腹を切るなんてあり得ないでしょ。何か裏がありそうですね。切腹したフリして生き延びていそう。
 そしてヅラは侍の国の初代総理大臣に。確かに史実の桂小五郎こと木戸孝允も長生きしてたらそれぐらいの地位になっていただろうけど、後輩の伊藤の立場を奪っちゃいましたね。どうなるのこの国?と漫画の中の事ながら心配。高杉さん、また鬼兵隊を結成したりして。

青春兵器ナンバーワン ★★★★
 謎のメッセージを送ってきたNとは、委員長の父親にしてモサリーナのかつての助手、そしてMAPPOの創設者でした。Nさん、貴方が世界を守る為に作った組織は、ついこの前までかなりダメダメでしたよ(笑)。
 委員長の花飾りは零一の自爆装置だった。これで心置きなく全力を出せると、北斗に自分の命を託した零一。2人の友情に感動したけど、この漫画も終わりそうだなあ……。次回の改編期で「斉木」と「銀魂」とほぼ一緒に終わりそう。その時は意外と近い?

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★★
 あー、もう、今回は呆れるぐらい頭の悪い話だなあ。でも最高(笑)。この漫画にシリアスなんて求めてねえ! お色気だけあれば良いんだよ!という読者には最高の話だったのではないでしょうか。そういう読者でなくても最高だったけど。
 12時間以内に12人の女子のパンツを見ないと死ぬというとんでもない呪い。私だったら確実に死にますね。コガラシだからこそ何とか出来た呪いです。ノーパンでも良いとはアバウトな呪いだけど最高のシーンを見せてくれたので良し。恥ずかしがって自らパンツを見せる女子って、素晴らしいですよねえ……(感激)。

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 ロボと銀狼のボルダリング勝負の筈が、銀狼によるボルダリング講座に。銀狼はノリの良い性格といい、一人ツッコミの上手さといい関西系キャラですね。こういうキャラは安定した人気が出ます。銀狼は長期連載への起爆剤になるか?
 冷静にボールを真っ直ぐ飛ばすロボのゴルフを「つまらん」と否定する銀狼。フックやスライスなど曲がるショットを主体とするタイプみたいですね。性格もプレイスタイルもロボとは正反対で対決が楽しみ。トーナメントでは初戦で当たりそう。

ゴーレムハーツ ★
 最終回。
 うん、大須賀先生、これもう開き直って描いてますね。「この漫画で描きたい事は全て描き切った!」感は伝わります。それが漫画としてつまらないので打ち切られたんだろうけど。
 総評。打ち切りになった理由は、この最終回に全て詰め込まれています。子供っぽいタッチの絵は好みが分かれるけど欠点とは言えない。でも男性と女性の区別さえ付かず、ゴーレムも人間も悪役も全然怖くない。バトル漫画としては致命的な絵でした。
 ストーリーも問題点だらけ。主人公の旅立ちに3話も掛けた序盤のスローっぷりと、一気に数年進ませる唐突な展開には着いていけませんでした。打ち切りの危機が迫りスピードを上げたんだろうけど、見事なまでに逆効果でしたね。
 終盤は少しだけ良くなったけど、ロウソクの炎が消える前の一瞬の煌めきだったのかな。大須賀先生がこの経験を活かして、次回作に繋げてくれる事を願っています。

フルドライブ! ★★
 こちらも最終回。
 最終回はこの漫画の始まりである弾と真凛の2人だけで語らせました。これは英断ですね。しかし単なるラブコメにはせず、2人の対決で終わらせたのは卓球漫画としての意地を感じました。
 総評。卓球漫画は卓球のスピード感を再現できるかが鍵ですが、残念ながらこの漫画はその域には達してませんでした。背景が全く描き込まれておらず、空虚さを感じて漫画の中に入り込めなかったのが大きなマイナス点です。
 主人公の弾を、あまり強い選手にしなかったのも失敗だったかもしれませんね。先輩キャラが強すぎて主人公が弱く見えてしまった。主人公の強さと脇役の強さを両方見せるのは難しいけど、それをやらないとジャンプでは生き残れません。「テニスの王子様」は良く出来てたなあ。
 小野先生、お疲れ様でした。次はラブコメに挑戦してみては? あとアシスタントを雇うか、準備期間を設けて絵をしっかり書き込みましょう。

トマトイプーのリコピン ★★★
 今回はショート集。
 確かに大半の男性は唐揚げが好きだけど、バレンタインデーの贈り物には……。義理でも良いからチョコをください。
 闇のドラゴンに激しく怒る。あのウザすぎるバナー広告を作ったのはお前か! 今期のアニメの注目作がアイドリって、闇のドラゴンって実は腐女子?
 ルアックコーヒーは一度は飲んでみたいけど、リコピンの糞から作ったコーヒーはマジで勘弁。百万円貰ったら飲むかも(プライド無いなオイ)。

vsジェフユナイテッド千葉 東京V、まずは1勝! でも人数の差を感じさせない千葉は強かった

$
0
0

ガーネット(以下ガー)「いよいよ2018年のJリーグが始まったわ。今年は去年よりも現地で試合を見るわよ!」

仁虎(以下ニコ)「去年は5位で終わったけど、昇格プレーオフで福岡に敗れてJ1昇格の夢を絶たれた東京ヴェルディ。去年の雪辱を晴らすべく、頼もしい新戦力を迎えたよ」

ギアボルト(以下ギア)「大分から正GKの上福元直人、水戸からはトップスコアラーの林陵平、J3に降格した群馬からはルーキーイヤーで10得点を成し遂げた高井和馬、讃岐からは北朝鮮代表にも選ばれた李栄直が来てくれました。ライバルチームの主力を引き抜くお金がヴェルディにあったとは驚きです」

王牙(以下オウ)「他にも湘南から奈良輪雄太、千葉からは比嘉祐介と若狭大志、新潟から森俊介、山形から佐藤優平が来てくれた。皆ロティーナ監督の指導に興味を抱いて来てくれたようだ。名将は名選手を呼ぶのだな」

ガー「新加入選手には期待してるけど、ヴェルディからも主力が抜けているのよねえ……。安在和樹と安西幸輝の移籍は覚悟してたけど、どっちかには残ってほしかったわ」

ニコ「他にも高木善朗選手は新潟へ、高木大輔選手は山口へ移籍しました。ヴェルディ生え抜きの選手が移籍するのは寂しいなあ……」

ギア「更に期待のルーキーとしてガンバ大阪から戻ってきた郡大夢が、開幕直前のこの時期にチームを解雇されました。Jリーグの規約に違反したそうですが、一体何をやらかしたんだか」

オウ「どうやらかなりヤンチャな性格をしていたらしい。この前のフェスでは同じルーキー達でコントをやってくれて、色々な意味で期待していたのだがな。残念極まりない」

ガー「仲間や今まで支えてくれた人達、サポーターの期待を裏切った郡の罪は大きいけど、まだ若いからやり直せる筈。ヴェルディにはもう戻って来ないだろうけど、新天地で頑張ってほしいわ」


オウ「出だしからつまづいてしまったヴェルディだけど、時間は待ってはくれない。曇空の下でジェフユナイテッド千葉との開幕戦を迎えたんだ」


ガー「久しぶりの味スタには、階段の下にお馴染みになったキボンと、千葉から来てくれた喜作のケータリングカーがあったわ。どっちも大行列が出来てて、特にキボンの方は千葉のサポーターもたくさん並んでて開場に間に合わないから、今回は諦めたわ。ギアちゃん、ごめんなさい。次はちゃんと買うから」



ギア「引っ叩いてやろうかと思いましたが、喜作のソーセージ山盛り(600円)は食べれたので許します。焼き立てのソーセージは美味しいし、パックを持っていくと少しだけ多く盛ってくれるサービスも変わってなくて嬉しいです。モグモグ」


オウ「スタジアム内でもスタ飯を食べたぞ。ピロシキセット(400円)とクランベリーパン(250円)だ」

ガー「ピロシキは、これを買うと試合の勝率も良いという個人的な縁起物グルメなの。なかなか美味しいし、毎試合食べるべきね。ついつい忘れちゃうけど」


ニコ「この試合のマッチデープログラムだよ。一番手は今年もキャプテンに選ばれた井林選手だ。もうすっかりヴェルディの『顔』だね」


ギア「千葉戦はMJS DAY。MJSのタオマフが無料で配られました。開幕戦ではお馴染みのサービスです」

オウ「タダというのが嬉しいな。今年も1年、大切に使わせてもらうぞ」


ニコ「新調された選手達の旗の中には、VERSの選手達のも飾られているよ。今年も犬の選手がいるんだね。可愛いなあ」


ガー「犬といえば、ジェフ千葉のマスコットのジェフィが来てくれたわ。マスコット総選挙で6位だった弟のユニティじゃないのが残念ね」



ギア「ヴェルディ君は22位でした。低い? これでも前回よりはかなり順位を上げているんですよ。ヴェルディ君の人気の無さと、人海戦術をやりたくてもやれないヴェルディのサポーターの少なさを舐めないでください」


オウ「ふん、数は少ないかもしれんがヴェルディのサポーターは一騎当千の強者ばかり! 決起集会から盛り上がったぞ!」



ニコ「さて、みんなは首都圏バトル4という企画を覚えているかな? 3年前にヴェルディと千葉、そして横浜FCと大宮が協力した企画で、東京と千葉、神奈川と埼玉の一都三県のチームによる対抗戦が行われたんだ」

ガー「今年は大宮がまた降格したんだけど、だったらもう一度やろう!って感じだったのかは知らないけど、この企画が蘇ったわ。今度は町田ゼルビアも加えて首都圏バトル5よ!」

オウ「うむ、町田も神奈川のチームだから参加資格はあるな」


ギア「その手のジョークは町田市民の前では言わないように。今回はマスコット対決と、アウェイサポの人数を争います。ヴェルディ君とジェフィは、椅子に座って風船を多く潰すゲームで競いました」

ガー「結果はヴェルディ君の勝利! 幸先が良いと思ったけど、まさかあんな試合になるなんて思わなかったわ……。今年もサッカーの試合って、私達の予想を軽く越えていくのね」


ニコ「千葉のサポーターの皆さんです。いつもたくさん来てくれて、ありがとう。おかげでこの試合は9,400人も入ったよ」

オウ「1万人近くも入ったのに、まだまだ空席が目立つな。味スタは広過ぎる」


ガー「前半中に応援してたら、ヴェルディ君が隣に来てくれたわ。一緒に腕を振ったりして楽しかったわよ」


ギア「ここからは試合について語ります。まずは公式記録

オウ「序盤はヴェルディのペースで進んだ。去年の終盤に7連勝してプレーオフに滑り込んだ千葉は侮れない強敵だと思っていたが、ロティーナ監督はしっかり研究したようだな」

ニコ「うん、千葉の攻撃の芽を摘み、試合のペースを掴んでいたね。千葉の増嶋選手を退場に追い込んだ藤本寛也選手のスルーパスは、千葉のハイプレスの弱点を明確に突いていた」

オウ「あのパスは凄かったが、藤本は要所要所で活躍していたな。これがプロテビュー戦とは思えない程に落ち着いていた。ヴェルディユースは良い選手を育てたな」

ガー「千葉が人数を1人減らして、これでヴェルディの猛攻が始まるかと思ったら、逆に千葉の攻撃に晒されるわ。10人になった千葉はフォーメーションを変えたり、Mr.千葉になりつつある町田也真人を早々に交代させたりしたんだけど、これはロティーナ監督の予想外だったみたいでヴェルディの選手は対応できなかったの」

オウ「どっちが10人なのか分からんくらい押されていたな。前半を0-0で終えられてホッとしたぞ」

ニコ「流石にこのままにはせず、ロティーナ監督は明確な指示を出してチームを修正した。おかげで後半はヴェルディが優位に立って、アラン選手のセンタリングにドウグラス選手が頭で合わせて、均衡を破ったんだ!」

ギア「外国人選手の個の力に頼ったゴールです。でも、それが何か? 反則しなければ勝てば良いんです、勝てば」

ガー「この後もヴェルディの攻撃の時間が続いたんだけど、追加点は生まれなかった。そうしたらサッカーの女神は気まぐれなもの。試合の終わりが見えてきた85分、千葉のエース・ラリベイに決められちゃったわ……」

オウ「上福元もここまでは良く防いでいたのだが、それだけに残念だ。このまま終わるのか、1人少ない相手に、しかもこちらのホームで引き分けたら負けと同じだぞ!と焦ったな」



ガー「だけど選手達は落ち着いてたわ。そしてATに入ろうとしていた90分、コーナーから潮音が蹴ったボールを畠中が蹴り込んでくれたの! 味スタをヴェルディサポの歓声が包んだわ!」

ニコ「この後は千葉の攻撃が続いたけど、何とか守り切ってタイムアップ。ヴェルディは強敵相手に勝ち点3をもぎ取ったんだ」

ギア「10人になってもチームとしての力が衰えなかった千葉は凄い。だけどそんな千葉に勝ったヴェルディはもっと凄い。子供の理屈ですが、そう褒めても良いかと」


ガー「ヒーローインタビューはもちろん畠中! この日のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれて、ISPSとMJSから賞金が送られたわ。仲間達との飲み会で使い果たしそうだけど」



ニコ「今年から勝利のラインダンスはグラウンドでやる事になったよ。ダンスの後は観客席に上がってくれるから安心だね」

オウ「苦しみながらも勝利を手に入れたヴェルディの選手達はもちろん、千葉の選手も敵ながら天晴だった。10人でここまで強いのだから、11人になったらどうなるのか考えたくないな」

ギア「千葉との次戦は8月の最終週で、アニサマの真っ最中。なので私達はフクアリには行けません。それまでにエスナイデル監督がクビになっていない事を祈ります」

ニコ「勝ったけど浮かれてばかりもいられないよ。2015年も開幕戦で勝ったけど、その後は…」

ガー「うっ、思い出したくないから言わないで。次の相手は昇格候補の甲府で、唯でさえ気が滅入るんだから。だからこそ気を取り直して今年最初の、せーの、」

4人「「「「頑張れ、東京ヴェルディ!!!!」」」」


ギア「甲府に行くのは5年ぶりぐらいです。前回はヴェルディのバスツアーで行き、甲府名物のほうとうとか食べられなかった。今年は電車で行くので、何とか食べたいです。名物に美味いもの無しなのか、それとも…と気持ちと胃を高ぶらせています。ゴクリ」
 


ジャンプ13号の感想

$
0
0

 次号より新連載が3作品スタート。ついこの前「BOZEBEATS」と「アクタージュ」が始まったばかりなのに、早いなオイ。ジャンプは時々こういう猛攻を仕掛けてくるから油断できん。
 今期は新人の作品が2作、ベテランが1作。池沢先生はお帰りなさい。佐野ロクロウ先生は検索しても正体不明。原作者なので小説から転向してきたのかな?

 「ONE PIECE」は休載です。

ブラッククローバー ★★★★
 連載3周年突破記念巻頭カラー。アニメも絶賛放映中との事で、ジャンプの新たな看板作品に成りつつあります。あと一押し欲しいところだけど、今回のユリウスの死がその切っ掛けになるかも。
 いや、ユリウスはまだ死んでない。ここで死んだ方がキャラクターとしては輝くんだけど、さてどうなるのか。助かったとしても、もう二度と闘えないとかそういう制約が付きそう。ユリウス強すぎるし。
 白夜の魔眼側の事情も聞くべきだと考えるアスタ。平和ボケだと言われそうだけど、アスタの考えは間違っていない。でも、膨れ上がった憎悪は正論では止められない。いよいよリヒト達の反撃が始まりそう。大切な人を失う事になってもアスタは正論を叫び続けられるのか、その点にも注目かな。

Dr.STONE ★★★
 銃が出来たというのは嘘だけど、敵をビビらせる事は出来た。相手が現代人だからこそ通じるハッタリですね。氷月は気付いてるっぽいけど、無理をする必要は無いと思ったのかな? 今の戦力は捨て駒っぽいし。
 千空の知識を持ってしても、銃の大量生産は無理。だけど日本人には、銃よりも魂に刻み込まれた武器がある! 3日で日本刀を6本も作るとは爺さん凄すぎるだろ。千空と並ぶ科学王国の要ですね。着物を着たコハク達、最高にカッコ良かったです。

鬼滅の刃 ★★★★
 命令が厳しくてすぐにパワハラする上司と、気心が全く知れない同僚に囲まれる猗窩座に同情してしまった。そりゃあ仲間を欲しがるわ。
 童麿は悪気が無いんだろうけど、その分こちらの心をエグってくるなあ。みんなから相手にされなくてもメゲない心の強さは評価すべきか。宗教の教祖とは意外だけど、言われてみたらピッタリかも。
 黒死牟の素顔が早くも公開。もっと引っ張ると思ってたけど、予想以上に気持ち悪い顔してる。しかし彼は炭治郎の父の知り合いで、彼こそが日の呼吸の継承者だった。耳飾りもありますね。鬼の天敵でもある呼吸法の使い手が、何故鬼になったのか? 黒死牟と炭治郎、奇妙な縁に結ばれたこの2人の戦いが今から楽しみ。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 今回のヒロインは文乃。成幸とのツーショット写真をネットにアップされて大騒ぎ。気付くのが遅かったら他のヒロイン達にも見られて、大変な騒ぎになっていましたね。今回はいぱらの会の面々に感謝しないと。
 文乃と成幸の探偵コンビ。こうして見ると文乃は、性格的には成幸と1番合ってるヒロインですね。他のヒロインは成幸に助けてもらう事が多いけど、彼女は成幸と一緒に何かする、つまり対等な立場にいる事が多い。恋する乙女としては複雑かもしれないけど、悪い関係ではない。むしろ良いポジションにいるかと。
 写真をアップしたのは女性ではなく、成幸の男友達でした。無断でアップしたのはダメ過ぎるけど、気持ちは分からなくもないかな。好きな女性が他の男と旅館から出てきたら、誰だっておかしくなります。暴力に訴えなかっただけマシなのかも。男の嫉妬は怖い。でもラストの文乃の静かな怒りの表情はもっと怖い。ヒイィィィィィイイイイ!

僕のヒーローアカデミア ★★★
 「文化祭って準備してる時が一番楽しいよね」という今回のタイトルは、まさにその通り。嵐が来る事が決まっているイベントの場合は特に。
 音楽に関してはスペシャリストな耳郎ちゃん、歌も上手いっす。照れながら歌っている彼女の姿に惚れた読者多そう。因みに彼女の担当声優の真堂圭さんも歌が上手くて、多くのキャラソンを歌っています。耳郎ちゃんのデビューも近いね。
 祭りの準備を進める一方、出久はオールマイトから新たな力の使い方を教わる。瞬間的に強大な力を出せるように慣れば体への負担は和らぎ、出久はもっと長い時間戦えるようになります。パワーアップの布石も抜かりありません。可愛いエリちゃんの前で新技披露なるか?

約束のネバーランド ★★★
 鬼達が予想以上に早く動いた理由が判明。上級貴族でも食べられない極上のご馳走があると知れば、みんな食べたくなるわな。鬼は人間を遥かに超えた生命体だけど、いやだからこそ食欲は人間を上回るのか。食は生の基本ですから。
 しかし鬼達が無力な獲物だと侮っている子供達は、もう「獲物」などではない。いきなり狩りが始まった驚きを制し、こちらを殺す気満々。しかしこれが本当の『狩り』。追う者と追われる者、殺す者と殺される者は対等の存在でなければならない。油断すれば殺される、真の『狩り』が始まりました。さあ、狩られるのはどっちだ?

ハイキュー!! ★★★★★
 大番狂わせをやってのけた烏野に場内騒然。勝っても意地を張り続ける日向と影山が良い。この2人はチームメイトだけど最高のライバルであり続けるでしょう。
 「いつかアンタにトスを上げる」と日向に宣言する宮侑。日向が自分と同じ日本代表チームに選ばれる程の選手だと認めたようです。言われているように負け犬の遠吠えだけど、日向にとっては最高の褒め言葉です。いつかそんな光景が見たいなあ。
 選手達だけでなく、応援した人達にもエピローグを与えてくれるこの漫画は素晴らしい。こういう鮮やかな態度を見せられると、稲荷崎にも勝ってほしくなる。でも試合は終わり、烏野は次の舞台へ進む。更なる名勝負を期待しています!

HUNTER×HUNTER ★★★
 王子達の念獣の能力が続々と公開されました。これはつまり、ここで紹介された王子達は念獣の能力を殆ど使わずリタイアするから? 冨樫先生ならやるでしょうし、物語を分かり易くする為にそうする可能性は高いな。むしろやってください、お願いします(泣き言言わず単行本を買えっての)。
 単なる堅物キャラと思われたウェルゲー、実は筋肉フェチでビスケの真の姿を見て惚れちゃいました(笑)。あー、もう! こういう面白い話にするから冨樫先生を見限れないんだよなあ。強いだけでなく頭も良くて、キレ者ぶりを見せてきたビスケがウェルゲーの恋心に全く気付いていないのも面白い。気付く前にウェルゲーが死ぬかもしれないけど、私は応援します。

斉木楠雄のΨ難 ★★★★
 センターカラー&大増26ページで最終回。ああ、やはりこうなってしまったか……。覚悟はしていたけど、現実になると寂しいものです。
 斉木は超能力者だとバレても、過去に戻ってやり直せば良い。実際、今までもやってきたようです。しかし今回は燃堂が良い事言ったし、みんなとの関係も進めたから真実を話しても受け入れてくれるでしょう。前回のみんなも受け入れそうだったけど。オネエキャラになってる燃堂に吹き出しました。チクショー、こんなあざといネタで!(笑)
 今まで表情を変えなかった斉木が笑顔を見せ、自分の口で語ってくれた。最終回まで取っておいただけあって、最高の演出でした。超能力は封印された筈なのに…というエンドレスな終わり方もこの漫画に相応しい。長期連載の最後に相応しい話でした。
 総評。「ぼくのわたしの勇者学」以降、パッとしなかった麻生先生の復帰作にして代表作になりました。連載中に「こち亀」が終わったり、アニメ化されたりとイベント目白押しでしたが、麻生先生が楽しんで描いていたのは伝わりました。良いギャグ漫画をありがとうございます。またいつでも帰って来てください。

アクタージュ ★★★
 露骨なお風呂シーンはテコ入れですね、分かります(笑)。絵柄のせいであまり色気感じなかったけど。宇佐崎先生はミウラ先生を見習うべし(こらこら)。
 社長が実の子であり人気タレントでもあるアキラよりも優先する、天使のような天才美少女俳優。思考も行動パターンも型破りだけど、だからこそ注目され、確かな実力も備えている夜凪のライバル。彼女の名は百城千世子。期待を高めてくれる登場シーンですねえ。黒い夜凪に対する白一色のデザインも良し。
 千世子の美しさと可憐さは女性さえも魅了するけど、彼女は自分の「顔」、つまり本心を見せていない。自分を曝け出して演技をする夜凪とは、とことん正反対ですね。2人の天才女優が出会った時、何が起こるのか予想不可能でワクワク。

BOZEBEATS ★★★
 今回のバトルで、ようやく環が主人公らしく思えました。うんうん、やっぱりバトル漫画の主人公はこれくらい派手に暴れてくれないとね。卑劣な敵を怒りの拳で撃破! うーん、熱い。
 許せない程に悪辣な敵でも、倒せば弱々しい魂になる。魑魅を倒す事もBOZEの仕事だけど、魂を成仏させる事こそ本職。銃をぶっ放すだけじゃない所も見せてくれて、この漫画ならではの個性を出してくれました。
 環の過去を少しだけ明かしたり、新たな敵を登場させるなど次回への引きも良し。この漫画、ようやくエンジンが掛かってきたようです。間に合えば良いんだけど……。

岸辺露伴は動かない ★★★★★
 荒木飛呂彦先生の特別読切は、お馴染み岸辺露伴シリーズのエピソード10。この人の筆と発想は全く衰えないなあ。本当に不老不死の吸血鬼だとしても、私は驚きません。
 後悔とか反省という言葉とは無縁な露伴が、珍しく反省している。露伴のキャラクターを確立しているからこその衝撃的なオープニングで、実に上手い。露伴を初めて見る人は「へえ、この人って真摯な人なんだなあ」と誤解しそうだけど(笑)。
 今回の主役は露伴ではなく、モデルの青年・橋本陽馬。モデルという仕事に真面目に取り組み、体を鍛え上げていた。だけど彼のトレーニング熱はどんどん高まり、遂には人として越えてはならない一線を越えてしまう。荒木先生はこういう「イカレた変人」を書くのが上手い。
 勝負に公正さを求める考え方は間違っていないけど、それを人に強要したり、人を殺すのは明らかに間違っている。露伴は陽馬をヘルメス神の化身と言ってるけど、確かにこの傲慢さは神と同じだ。見下されるのが嫌いな所も似ています。
 「ザ・ラン」という副題が走りの勝負の事だけでなく、「露伴が逃げるしかない」という結末を言い表していたのも上手い。こういうさり気ない所で漫画家のセンスって出るものです。ジョジョファンなら全員大満足するであろう、素晴らしい読切でした。
 
青春兵器ナンバーワン ★★★
 見事なまでの「ロボットものの最終決戦」でした。途中で横道に逸れる事無く、感動的な話に纏めましたね。そう、こういう話でギャグに走ってはいけない。長谷川先生はちゃんと分かっています。
 一気に卒業式まで飛んだけど、次回で最終回でしょうね。そして今回は真面目だった分、思いっ切り壊れるのでしょう(笑)。零一はもちろん復活するだろうし、腹を抱えて笑える最終回を期待しています。

BORUTO ★★★
 センターカラー。
 敵の作戦を見抜いたと思った瞬間、既に敵の策に嵌っている。「NARUTO」から続く忍の戦いのお約束は、この作品にも受け継がれています。
 威力は高いけどチャクラの消耗も激しい諸刃の刃的な武器をどう使うのか気になっていたけど、青を消耗させる為にワザと渡すとはねえ。ボルトのこういう発想力は父親譲りか。彼はもっと強くなるでしょう。
 術を吸収する術を、こちらも吸収するという力技も少年漫画らしくてグッド。細かい理屈による逆転劇も良いけど、こういう単純な決着も面白い。少年漫画って奥が深いなあ。

火ノ丸相撲 ★★★
 本場所が力士にとって『戦場』なら、巡業は『仕事』の場。仕事と言っても厳しいものではなく、ファンサービスに徹して全力でお客さんを楽しませる。勝負だけに固執していたら疲れますからね。こういうリラックスできる仕事もしないと力士の体も心も持たないでしょう。
 だけど巡業の場に似つかわぬ闘志を燃やす男が。長い下積みを経て、ようやく羽ばたこうとしていた薫丸を壊した蜻蛉切を許す道理は無い。「蜻蛉切は自分の信条が薫丸に否定されるのが怖くて、余裕がなかったから怪我させた」という火ノ丸の指摘にはスッキリしました。花相撲での真剣勝負は後で怒られそうだけど、ここはきっちり蜻蛉切を叩きのめしましょう。その方が彼の為でもあるし。

食戟のソーマ ★★★
 審査員が薊とそのお付きとも言うべきセクシーガールに変更されてタクミが不利だと思われたけど、変更しなくてもタクミは負けていたっぽいですね。それでも竜胆の心の奥にある怯えを見抜いたのは、タクミの大金星。常に自信満々な彼女は一体何に怯えているのか? 自分では決して追い付けない司の才能とか?
 女性審査員によるセクシーな下着リアクションは、なかなか新鮮でした。薊まで下着になるのかとハラハラしたのは私だけではない筈(笑)。
 これで両陣営とも残った料理人は2人ずつ。次が最後の試合という事は、タッグマッチにするのかな? 創真&えりなvs司&竜胆か。確かにこれは盛り上がる組み合わせですね。今からワクワク。

銀魂 ★★★
 この漫画も最終回に向かっているけど、終わるのはまだまだ先のようですね。登場キャラが多いから、それぞれのエピローグを描くのも大変だ。単行本一冊分ぐらい掛かりそう。
 初代総理大臣になった桂。テロリストも体制が変われば英雄になるのは史実でも良くあるけど(維新志士だって、江戸幕府側から見れば悪のテロリストです)、正体は明かしてないのか。ドナルド・ヅランプなんて分かり易い偽名で、よくみんなを騙せているなあ。言ってる事は立派だから、余計に粗が目立つ。つまりヅラらしい。
 坂本も馬鹿な事やってるけど、こっちは自業自得なのでほっときましょう。それよりも危険な空気が流れています。高杉と銀時、因縁の地で決着をつけるつもりなのか。帰って来た神楽は2人を止められるのか? 新八も急げ。でないとマジで人殺しさせられるぞ(笑)。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 この漫画の主役はコガラシだけど、幽奈もヒロインにしてもう1人の主人公。今回は彼女の1日に密着しました。実際に密着してるのはコガラシなんだけど、これはいつも通りなので(笑)。
 コガラシと関わらない幽奈の姿は、なかなか新鮮。幽霊の日常は変わっているけど色々と設定を考えてるのが分かり、ミウラ先生の真剣度が伝わります。
 コガラシの帰りを持つ新妻っぽい幽奈も可愛かったけど、お尻を掴まれてテレて爆発するオチも可愛い。「あなただったら全然イヤじゃない」って、もう夫婦じゃないですかー! 照れ隠しに爆発させてるけど、結婚したらこのまま本番直行ですね(少年誌だぞ)。あーもう、このバカップルめ!

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 プロデビュー戦でいきなり優勝という、本人のキャラに反する派手な形でデビューしたロボ。登場時にはヘリコプターに乗ってきましたからねえ。あまり多くを語らないタイプだし、金持ちの傲慢系キャラだと誤解されそう。
 注目を集めるようになってもロボは変わらない。常にクールだし、相手がゴルフ界のお偉いさんでも嫌なものは嫌だとはっきり言う。ドン気取りの馬鹿が手を回して、マスコミも敵になるかもしれないけどロボは自分を曲げず勝ち進むでしょう。むしろやってやれ!

トマトイプーのリコピン ★★★★
 今回は鉄オタの世界を掘り下げました。アニメやゲームオタクの世界も深いけど、鉄オタは更に深いな。撮り鉄や歴史鉄、駅弁鉄までは理解できるけど、乗らず鉄や乗られ鉄までは理解できん(乗られ鉄はやったら死にます)。
 マニアが作る物の方が公式の商品より出来が良いのは一昔前の話。今はマニアが会社の重職に就いて、マニアも唸らせる程の品を作りますからねえ。仮面ライダーの創動とか、採算考えてねーだろってレベルだし。
 オタサーの姫はサークルクラッシャーになる可能性が非常に高い。男って単純だからなあ。男女全員仲が良いサークルなんてあり得ない、と割り切って行動すべし?

vsヴァンフォーレ甲府 今年初のアウェイ戦は惜しいドロー。点が入らないと盛り上がらないなあ

$
0
0

ガーネット(以下ガー)「先週の開幕戦は劇的な勝利をした東京ヴェルディ。次の相手はヴァンフォーレ甲府。今年初のアウェイ戦を応援する為、私達は山梨県に向かったわ」

ギアボルト(以下ギア)「甲府とは2012年以来となる6年ぶりの対戦です。5年間もJ1に留まりましたが、去年遂に降格。ですが1年で復帰すべく気合を入れているようです」

仁虎(以下ニコ)「6年前はATHLETAさんのバスツアーで、新宿から甲府に行ったんだっけ。懐かしいなあ。今回はツアーは組まれてないので、電車で行く事にしたよ」

王牙(以下オウ)「甲府へは新宿から電車に乗ろうと思っていたのだが、調べてみたら京王線の笹塚駅から乗った方が近かった。京王線で高尾駅まで行き、そこで中央本線に乗り換えて甲府へ一直線だ」

ガー「2時間近く掛かったけど、北関東と同じくらいの距離なのね。意外と近くてビックリしたわ」

 

ギア「と、割とノリノリで甲府に乗り込んだのですが、作者は電車にゲーフラを忘れるという大失態をやってしまいました。何やってんだか」

 

ニコ「駅を出たところで気付いて、慌てて取りに戻ったよ。乗ってきた電車が甲府止まりだったのは不幸中の幸いだったね。忘れ物は駅の事務所に回収されてて、ちゃんと戻ってきたよ。駅員さんに中を見られたのは、ちょっと恥ずかしかったけど」


ニコ「いきなりトラブルが起きたけど、甲府駅にはヴェルディサポを歓迎してくれる幕が飾られてた。こういうのって嬉しいね。また駅の南口には、甲府の英傑・武田信玄の像があったよ」


ギア「駅から5分も歩けば、甲府城跡に行けます。勘違いしている人も多いのですが、ここは武田信玄や勝頼が作った城ではなく、江戸幕府が作った城です。天守閣はありませんが、天守台からの景色はなかなかのものです。富士山も見えますし」


オウ「甲府のあちこちに、こういう看板が建てられていた。地域密着が浸透しているのだな。またシャトルバスの待合所では、こういう新聞が無料で配布されていた。大した『おもてなし』ぶりだ。ヴェルディサポも見習うべきだと思うぞ」


ガー「バスで30分ぐらい走って、ヴァンフォーレ甲府のホーム、山梨中銀スタジアムに着いたわ。陸上トラックがあるからサッカーは見辛いけど、とても雰囲気の良いスタジアムよ」


ニコ「マッチデープログラムの分厚さにも驚かされたよ。東京から来たヴェルディ君は甲府サポに大人気だったね。何だか嬉しいなあ」


ガー「晴れ渡った空の下、スタジアムの外は甲府サポとヴェルディサポで賑わっていたわ。イベントも色々やってたわよ。フォーレちゃん、写真撮らせてくれてありがと♪」


ギア「アウェイ遠征最大の楽しみであるスタ飯。甲府と言えばほうとうと鳥モツ煮ですが、スタジアムではほうとうは売っていません。ならばスタジアムに行く前に食べるべし。甲府駅近くの「小作」という店でかぼちゃほうとう(1,100円)を食べた後…」


ギア「スタジアムで八ヶ岳ベーコン全部盛りセット(1,000円)と鳥モツ煮(300円)を食べました。モツ煮は最後の一品をゲットできました。うん、満足満足」

オウ「ほうとうもかなりの量だったのに、こんな分厚いベーコンと、デカいソーセージを食べるとは……。相変わらずの底無しっぷりだな。慣れてきた自分が怖い」


ニコ「甲府の少年サポがフェアプレー宣言をしてくれたよ。アウェイ席の方を向いて挨拶してくれたのは好印象だったね」


ガー「甲府はこの試合がホーム開幕戦だから、たくさんのサポーターが来たわ。ヴェルディサポも大勢来て、観客数は1万人超えたわよ」


オウ「ほう、甲府もサッカー専用スタジアムを作ろうとしているのか。ヴェルディにも欲しいな。どこぞの石油王が作ってくれないものか」

ギア「他力本願はみっともないですよ。そんな奇跡が起きないとヴェルディの新スタなんて無理でしょうけど」


ニコ「ハーフタイムにはヴェルディ君とヴァンくん、フォーレちゃんが車に乗ってきてくれたよ。車には当選した甲府サポも乗っているんだ。流石は甲府、サービス精神の塊だね」


ガー「ここからは試合の感想だけど、あまり書く事が無いのよねえ。公式記録を見ての通りスコアレスドローだったし」

ニコ「惜しい試合だったね。割とヴェルディがボールを支配していたから、勝てるかもと思ったんだけど…」

オウ「確かに惜しかったが、悔やむ事は無い。去年までJ1にいて、しかも相性の悪い甲府を相手に引き分けたのだ。前向きに考えるべきであろう」

ギア「それでもドウグラスが倒された時にPKを貰えなかったのは悔しいです。畠中がさり気なくカードを貰ってるし」


ガー「勝てなかったのは残念だけど、初出場した佐藤優平とか、遂に復活した澤井直人とか今後が楽しみな選手もいるわ。長いシーズンはまだ始まったばかり、落ち込まずに応援しましょう。せーの、」

4人「「「「頑張れ、東京ヴェルディ!!!!」」」」


ニコ「次の相手は松本かあ……。こっちも甲府と同じくらい苦手なチームだけど、だからこそ今年こそ勝ちたいね。ヴェルディを負かし続けるチームって、好きになれないし」
 

ジャンプ14号の感想

$
0
0

 今回はショートバージョン。ヴェルディが勝てなかった週の感想は筆が乗らなくてねえ……。長文の感想をお求めの方は、私と一緒にヴェルディの勝利を祈ってください(笑)。

 ジャンプ名シーンTシャツ、「ゆらぎ荘」と「ぼく勉」のは際どいシーンが選ばれそう。「ソーマ」はギリギリかな?

 先週号で終わった「斉木楠雄のΨ難」ですが、4コマ漫画としてまだまだ続くそうです。大人の事情だそうだけど、読者は嬉しいのでOK。感想は書かないけど楽しみにしています。

呪術廻戦 ★★★
 新連載第一弾。作者はジャンプGIGAで連載していた芥見下々先生。
 オカルトバトルものとしては典型的な話だけど、主人公の性格とか戦う動機は分かり易くて好印象。連載経験者だけあって作画も悪くなく、上手く行けば長期連載を狙えそう。
 しかしこのジャンルは使い古されているので、ここから更なる独自色を出さないと厳しいかと。次回が早くも勝負所になりそう。

ONE PIECE ★★★
 長かったカタクリとの戦い、遂に決着。未来を見通すカタクリでさえ見通せない程の先の未来で、ルフィはビッグ・マムを倒すでしょう。
 万全の態勢を敷いている、ルフィ達は逃れられないと安心している連中はまだルフィを侮っていますね。カタクリが倒された事を知ったら、どれ程驚くのやら。ペコムズが手を貸してくれるとは思わなかったけど、これで逃げられる可能性はグンと上がった。3月中には決着かな?

約束のネバーランド ★★★
 子供達をまだ「無力な獲物」だと侮っていた鬼の坊っちゃんは倒されて当然の結末。これはゲームではなく狩人も殺される可能性がある狩り、いや戦闘なのだから。
 殺意を漲らせている子供達の表情が怖い。これまでどれ程の地獄を生きてきたのか、彼らの怒りが伝わりますね。しかし鬼もこのままでは終わらない。地獄の戦いはこれからが本番、何人生き残れるのか……。

Dr.STONE ★★★
 センターカラー。
 日本刀は最強クラスの武器だけど、それでもリーチの長い槍の方が有利。ましてや達人が相手となれば、数の差なんて無いも同然。ゲンが寝返ってくれなかったら氷月1人に皆殺しにされていたかも。ゲン、ナイスアシスト。

ハイキュー!! ★★★
 優勝候補を下した事で烏野の評価は急上昇。選手達も浮かれていますね。不安になるけど、今夜だけは良しとしましょう。彼らには喜ぶ資格があるし、明日には敗北の涙を流すかもしれないのだから。
 烏野vs音駒、事前の評判は烏野が有利。今までとは逆の立場になりましたね。だけど音駒の強さは読者も日向達も知っている。ゴミ捨て場の決戦は間違いなく名勝負になるでしょう。今年いっぱい掛かったりして(笑)。

HUNTER×HUNTER ★★★
 それぞれの疑惑と思惑が入り乱れて、船内は更なるカオスへ。今は潜んでいる暗殺者を見つけ出す事を優先すべきなんだろうけど、ツェドリーニヒがどんどんヤバくなってるんだよなあ。クラピカはこいつから緋の眼を取り戻せるのか?

鬼滅の刃 ★★★
 センターカラー。
 死の淵から生還した炭治郎。性格良い奴だから当然だけど、男からも女からもモテてるなあ。人望だけなら既に柱レベル。
 呪いの手紙(笑)を送ってきた鋼鐵塚と話をする為、刀鍛冶の里へ。場所を知られない為に色々やってるけど、これは知られるフラグと見た。炭治郎と柱が居る所、必ず戦いが起こるので。早速サービスしてくれた恋柱の甘露寺さんには、色々な意味で期待しています。

銀魂 ★★★
 虚を倒しても平和は訪れなかった。天導衆の肉体を手に入れた高杉は何を企んでいるのか? 自分が不死身になったり、師を蘇らせるつもりなんて無いでしょう。だとしたら……。
 銀さんでも読めない高杉の思惑、最終回はもう少し先みたいですね。ファンとしては嬉しいような、きっちり終わってほしいような複雑な気分?

ブラッククローバー ★★★★
 魔法帝ユリウス、死す。悲しい死に顔でないのが、せめてもの救いか。目標にしていた偉大な人物の死、アスタ達が知ったらどう思うのやら。
 そしてリヒトも真の目的に向けて動き出す。白夜の魔眼に性格に難ありな人間を集めていたのは、こういう連中なら切り捨てても惜しくないし、人間という生物を軽蔑し続けられるからだったんですね。ユノはリヒト達の仲間になるのか? まだまだ波乱は起こりそう。

アクタージュ ★★★
 僅か12人の合格枠を手にする為、映画「デスアイランド」のオーディションに集った未来の名優?達。夜凪のライバルになりそうなのは3人ですか。レギュラーキャラとしても活躍しそうですね。
 3人の中では自信満々の武光に注目。根拠のない自信は持たないでしょうし、かなりの実力者かも。それでも夜凪には敵わないでしょうね。頼もしい子だ。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 物間は全く変わってませんね。この煽り芸、むしろ安心します(笑)。祭りの前でみんなテンション上がっているんだろうなあ。気持ちはよーく分かります。
 ワクワクする文化祭ですが、敵に潜入さえ許してはならないギリギリの状況でした。厳しいけど今までの事を考えたら、警察の態度にも納得させられます。でもジェントルが来るんだよなあ。 クビになった出久と激突するのか?

ぼくたちは勉強ができない ★★★★★
 久しぶりに登場した成幸の友人・小林。海原さんと一緒に気を利かせたりして、今回は出番が多いなと思ったら、まさか海原さんとくっついていたとは。これは成幸とうるかでなくてもビックリですよ。はいそこ、余り者同士でくっつけたんだなとか言わない。
 小林と海原さんのキスを見て、流石の成幸もドキドキ。うるかはもっとドキドキ。うるかからのキスは成幸の夢だったのか、それとも本当にやっちゃったのか。気になるけど真相は明かされないんだろうなあ。このモヤモヤも恋愛漫画の醍醐味。

BOZEBEATS ★★★
 新キャラはニューヒロインかと思ったら環の母親で、しかも敵でしたか。本当の親ではなく育ての親みたいですが、いずれにしても環にとっては辛い戦いになるでしょう。掲載位置が下がっているのが気になるけど、この戦いで盛り返せるのか?

青春兵器ナンバーワン ★★★
 最終回。
 懐かしいみんなとの再会、零一の復活など文句なしの大団円で終わりました。ギャグに走るかと思っていたけど、感動路線で収めましたね。良い判断かと。
 総評。前作が早々に打ち切られてしまった長谷川先生、この作品に全てを賭けていたのが伝わり、良質なコメディ漫画になりました。ツーカーの仲だった担当が変わってからパワーダウンした感がありますが、上手く終わらせたと思います。お疲れ様でした。

食戟のソーマ ★★★
 センターカラー。
 最後の戦いはタッグマッチ。創真とえりなのコンビなら、司と竜胆が相手でも負けないでしょう。良い意味でリラックスしているみたいだし。
 むしろ食戟の後の方が気になる。薊がえりなに執着する理由がまだ明かされてないんだよなあ。「料理人たちを正しく導く」と言われる、えりなに秘められた力とは?

火ノ丸相撲 ★★★★
 今回の話は川田先生の最近の相撲界に対する意見書でもありますね。暴力による指導は指導者が「自分は未熟です」と言っているも同然。品格とは程遠い指導です。今回の話は全ての相撲関係者に読んでほしい。
 入った部屋が悪かったのもあるけど、蜻蛉切の心は悪魔のように捻くれている。最後のページの笑みなんて、完全に悪役です。火ノ丸、蜻蛉切の為にも彼を吹っ飛ばしてやってください。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★
 他の女子の攻勢ぶりを感じ取り、雲雀も動きました。愛の告白は失敗続きでコメディ落ちになるかと思ってたら、最後に成功させちゃいました。告白を「する」事にはね。
 でも、この告白をコガラシが受けるかどうかは別の話。雲雀は振られるだろうなあ……。だからこそ次回は注目。

ROBOT&LASERBEAM ★★★
 大物を怒らせてしまったロボ。何をされるのか心配してたけど、抽選に横入れしてロボを強敵とばかり戦わせるようにするくらいなら、むしろ大会を盛り上げてくれてありがとうございます(笑)。オイシイところを朱雀に全部持ってかれたドン大熊さんの、今後のご活躍を期待しています。

トマトイプーのリコピン ★★★
 サークルクラッシャーと言われる姫だけど、姫には姫の苦労がある。意外と良い結末になったのは良かったような、ブラックさが足りないような。人間って贅沢ですね。

vs松本山雅FC 6年ぶりの緑ダービー勝利、しかも逆転勝利の味は格別ですね

$
0
0

ガーネット(以下ガー)「緑ダービー。松本山雅との対戦はそう呼ばれているけど、ここ数年はダービーを繰り広げるライバルという関係ではなかったわね」

ギアボルト(以下ギア)「過去の栄光にしがみつき成長していない無様な先輩と、着実に成長して先輩を追い越したけど、そこから調子に乗って天狗になってる後輩。ヴェルディと松本の関係はそんな感じです」

仁虎(以下ニコ)「前節戦った甲府も苦手なチームだけど、2012年からヴェルディの試合を見ている僕達にとっては、甲府より苦手なイメージが強いね。僕達が初めて見た試合以来、ずっと勝ってないから……」

王牙(以下オウ)「去年も結局勝てなかったしな。選手や監督が変わっても勝てないとは、何故にヴェルディはこうも松本に弱いのだ?」

ガー「松本の反町監督はヴェルディみたいなチームを得意にしているみたい。それに選手だって人間だから、ずっと勝てていない苦手意識もあると思う」

ニコ「でも、だからこそ今年は勝ちたい。選手達の事前のコメントも『今年こそは!』という気合に満ちていたから、僕達も期待して味スタに向かったんだ」




オウ「松本戦はヴェルディのスポンサー企業の1つ、スカイライトコンサルティングのSKYLIGHT DAYとして行われたぞ。緑のオリジナルTシャツはなかなか質が良いな。ありがたい」

ガー「緑のバッグは東京都青少年・治安対策本部からのプレゼントよ。中にはクリアファイルと蛍光ペンセットが入ってたわ」


ギア「今年最初のキボンで食べたかったのですが、大行列が出来ていたので断念。スタジアム内で縁起の良いピロシキセットの他、フライドポテト(250円)と今年からの新メニュー、塩豚とろろどんぶり(600円)を食べました。肉ととろろはどうしてこんなに相性が良いのか謎だけど美味しい。もぐもぐ」


ニコ「3月11日と言えば、日本人としては絶対に忘れてはいけない日。東日本大震災から7年が経ったけど、まだまだ苦しんでいる人達は多い。ヴェルディの選手達は寄付を募ってたし、復興支援物産展もやってた。僕達も寄付したり、こんなのを買ったよ」

ガー「流石はニコね。ご飯の素は2つで1,000円、ちょっと高かったけどこれで苦しんでいる人達が少しでも救われるのなら構わないわ。困った時はお互い様だし」



ギア「松本サポは相変わらずたくさん来ました。この動員力は羨ましいです。こんなにたくさんのアウェイサポが来たのに1万人越えないとは残念というか、申し訳ない気になります。ヴェルディサポはもっと来てください」

オウ「だが松本サポは人が多すぎて、統率が取れなくなっているようだな。試合前の黙祷でなかなか静かにならず、見ているこっちがハラハラしたぞ」

ガー「黙祷の件はしょうがないけど、この日の松本サポは問題行動が多かったみたいね。ヴェルディサポしか貰えないTシャツを取ったらしいわ。記念品のつもりだったんでしょうけど……」

ニコ「相手チームへのリスペクトを欠いているね。そういうチームは最後の最後で痛い目に合うと思うよ。ここ最近の松本がイマイチ冴えないのも、それが理由じゃないかな」


ガー「サッカーの女神様は気まぐれだからねえ。じゃあ今日の試合の感想よ。まずは試合結果から」

ニコ「前に言ったとおり、ヴェルディは松本には全然勝ててない。去年も1分け1敗で、特に味スタでは負け続けているんだ。サポータの数も松本の方が勝っている事が多くて、味スタはどっちのホームなんだか分からないって、よく言われるよ…」

ギア「そんな負の積み重ねというか、後輩へのコンプレックスもあってヴェルディサポは松本に対してかなりヒートアップしています。あまり良い事ではありません」

オウ「ヴェルディのゴール裏が並々ならぬ空気に包まれたこの試合、開始早々に動いた。松本の敵ながら見事なカウンターであっさり先制されたのだ。また今年も勝てないのか…と少し呆れたぞ」

ニコ「いつかの0-4での完敗を思い出す流れだったけど、ロティーナ監督に更に鍛えられた今年のヴェルディは、今までのヴェルディじゃなかった。セットプレイですぐに追いついて、前半終了間際にアランの今季初ゴールで逆転した!」

ガー「後半は松本の猛攻に晒されたけど、きっちりと防いだわ。今までのヴェルディならATで追い付かれていただろうけど、今回は隙の無い守備で守り切ったわ。前田大然が出て来なかったのは残念なような、ホッとしたような。ともかくヴェルディ、松本に6年ぶりの勝利よ!」

ギア「3点目を入れるチャンスは何度もあったのに外しまくり今後が不安になりましたが、それでも勝ちは勝ち。これでヴェルディサポの松本へのコンプレックスも解消されるかもしれませんね」


オウ「この試合のマン・オブ・ザ・マッチはもちろんアランだ。甲府戦では体が重いように見えたが、早速結果を出したな。今年も2桁得点を頼むぞ!」



ガー「ラインダンスの後はアランのアシストをした奈良輪雄太と、ヴェルディのゴールを守ってくれた上福元直人がマイクパフォーマンスしてくれたわ。どっちも今年からの新戦力、2人ともヴェルディに来てくれてアリガトー!」

ニコ「高井和馬や林陵平、比嘉祐介にも活躍してほしいですね。特に高井には期待しているので」

オウ「これでヴェルディは2勝1分けか。悪くない、いやかなり良い成績ではないか。今年こそ昇格したいものだな」

ガー「確かに今は好調だけど、他のチームもこれから調子を上げてくる筈。油断せずに1つ1つの試合を大切にして戦っていきましょう。せーの、」

4人「「「「頑張れ、東京ヴェルディ!!!!」」」」


ギア「かつてヴェルディに所属し、今年から松本に所属している前田直輝。この試合で恩返しアシストを決めたのですが、試合後にゴール裏に挨拶に来てくれました。でも大半のヴェルディサポは気付かずスルーしてしまいました。ごめんなさい。でもアランの表彰式中に来るあなたも悪いんですよ。微妙に空気が読めないところは変わってませんね」

ジャンプ15号の感想

$
0
0

 ジャンプ展VOL2.も開催間近。実はちょっとだけこのイベントに絡んでいたりします。ちょっとだけですけどね。今度は見に行こうかな?

 「BLEACH」の実写映画キャスト速報、MIYAVIさんが演じる朽木白哉が、男から見ても美しくて困る。女性ファンが狂喜しそう。

ノアズノーツ ★★★★
 新連載第2弾。「クロガネ」「ものの歩」と最近のジャンプの中堅どころを担ってきた池沢春人先生の新作です。今度こそ大ヒットなるか?
 考古学と言うか歴史そのものを題材にして、歴史に興味が無いギャルっぽい女子をヒロインにして、マッドの一歩手前な学者青年を主人公に。なかなか良い組み合わせではないかと。キャラの会話もスムーズで、ストレスを感じませんでした。
 池沢先生は可愛い女子を描くのには定評があるけど、その評価は今作でも健在です。未来ちゃん、割と私のツボです。……アイマスのシンデレラガールズで見たような気もするけど、可愛いから許す(笑)。
 世界は既に一度滅んでおり、このままでは同じ歴史を繰り返して人類は滅ぶ。それを防ぐ為に過去を学ぶという動機付けは見事。歴史好きとしても共感できる台詞が多くて、個人的にヒットしてほしい作品です。
 でもこんなに早く物語の核になる謎を明かして大丈夫なのかな? この後にもっと大きな謎を考えてるのなら良いんだけど。

ONE PIECE ★★★
 カカオ島で最後の攻防が始まる。ペコムズは誤魔化せませんでしたねー(苦笑)。スーロン化してパワーアップしたペコムズを見たかった。
 ペコムズ、この戦いが終わったらどうするんだろう? ここまでやらかした上に目を潰されたのでは、もうビッグ・マム海賊団には戻れないでしょう。ルフィ達と一緒に脱出して故郷に戻る?
 ああ、こいつらを忘れてた。大量のクローン兵士を抱えるジェルマ66が味方になってくれるのなら、数の差は埋められますね。希望が見えてきたぞ。3月中に脱出してほしい。

約束のネバーランド ★★★
 見苦しく卑劣な鬼ルーチェに容赦せず、きっちり殺しました。こういう卑怯者は生かしておいても何の得にもなりませんからね。すっきりしました。
 しかしルーチェは最弱の鬼。残りの4鬼は半端じゃない。これからが本当の戦いだけど、鬼がまだこの戦いをゲームだと考えているのなら勝算は十二分にある。ノウスとノウマは仕留められそう。やはり最強の敵はレウウィスか。子供達は何人生き残れる?

ブラッククローバー ★★★
 センターカラー。
 かつてのリヒト、いや私達が知っている「白夜の魔眼の頭首のリヒト」とは別のリヒトの過去話。少し複雑な話になってきました。
 本物のリヒトはエルフと人間との共存を目指しており、人間の女性との間に子を設けた。ここまで信じたのに裏切られたのならば、人間を憎むのも当然か。アスタがこの事実を知ったらどう動くだろう?
 リヒトの友人だったエルフも人間を信じていたけど裏切られた。彼はリヒトの転生魔法で人間に生まれ変わり、白夜の魔眼を作り上げた。受け継がれ続けた憎悪はいよいよ覚醒する。本物のリヒトに続き全てのエルフが蘇るのか? だとしたらクローバー王国ヤバいぞ。
 だけどテティアの兄が義弟になったリヒトを裏切るとは思えないんだよなあ。この件には黒幕がいると思います。そしてリヒトとテティアの子供は……。

鬼滅の刃 ★★★
 本人が惚れっぽい上、愛らしい言動でみんなから好かれる甘露寺蜜璃。巨乳でもあるしね(むしろそれが重要)。大食いなのも可愛く見えるし、炭治郎の味方になってくれたのも心強い。次は戦闘シーンを見せてほしい。
 鬼殺隊合格の同期・不死川玄弥に霞柱の時透無一郎と役者が揃い出しました。彼らの目的も隠された武器かな? 上弦の鬼も絡んでくるだろうし、今まで以上に激しい戦いになりそう。炭治郎は早く新しい刀を手に入れないと。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 出久のオールマイトマニアっぷりが久しぶりに見られました。ここまで好かれていると本人は嬉しいけど、ちょっと遠慮したいだろうなあ。ファンって必ずしも有り難いものじゃないから。
 馬鹿っぽいジェントルでしたが、雄英潜入作戦は今のところ卒がありません。「自慢のヒゲと魂を懸けている!」という決意表明は伊達じゃありませんね。ラブラバに好かれるのも分かります。正義だろうと悪だろうけと、本気で頑張る人間は美しいしカッコ良い。悪役好きとしてはジェントルを応援してくなります。

Dr.STONE ★★★
 子供達の居住区に火を点けられ、一転して大ピンチに。1人でも敵に捕まったらアウトというのはハンデあり過ぎるなあ。人質を見捨てたら楽だけど、そんな戦い方は千空は絶対しないだろうし。
 口は悪いけど命を重んじる千空が、毒ガスを利用するとは意外だけど面白かった。考えたのはスイカだから千空が外道になった訳じゃないし。上手いバランスです。
 初戦は勝ったけど、次は司帝国の大軍団が来る。正面から戦ったら勝ち目は無いので、こちらから攻撃するのは理屈に合ってます。しかし戦力差は歴然。それでも千空には切り札があるようです。人類最強の武器とは核か、それとも情報とか?

ハイキュー!! ★★★
 祖父の代から紡がれてきた、烏野と音駒の因縁。今戦っている選手達には何の関係も無い? いや、そんな事はありません。全てはここから始まり、今の若者達もライバル関係にあるのだから。
 全国大会でゴミ捨て場の決戦を。その願いは遂に叶いました。孫を自慢する烏養の爺さんが子供っぽいけど、それだけこの試合を楽しみにしていたのだから許します。読者もこの対決には「申し分無し。」ですよ。
 分析に長けた研磨でさえ、この試合がどうなるかは分からない。だけど油断は禁物、いや音駒相手に油断をする程、烏野の選手は馬鹿じゃない。さあ、最高の試合を見せてもらいましょう。

呪術廻戦 ★★
 センターカラー&大増25ページ。
 ううむ……。決して悪くはないんだけど、この漫画ならではの良さというか特徴を感じない。主人公の性格もストーリーも、どこかで見たような感じがします。狙ってそうしているのなら見込みはあるけど、素でこれならちょっと、いやかなり厳しいかも。
 絵も悪くはないけど、淡々とした印象を受けます。これは漫画家の個性だから無理に治す必要は無いけど、バトル漫画には向いてない絵柄かと。って連載が始まってからそう言われても困るよね。担当編集はちゃんと見てあげてください。

アクタージュ ★★★
 「迫真の演技」しか出来ない役者は、役者とは言わない。全ての演技に全力を出すのは良いけど、夜凪のは演技ではなく本能に従っただけの暴走とは上手い表現ですね。役者からの意見は貴重。
 無人島に漂流して、いきなり殺し合いをしなければならない。それを脚本ではなく、演技だけでそうなるようにしろとは素人相手のオーディションにしては厳しいな。案の定、他の3人は手探り状態だし。この3人はライバルではなく仲間枠かな?
 しかし夜凪はやはり違う。「無人島で殺し合いをしなければならない」事に囚われ、在り来りな演技をしていた3人を救いましたね。しかしここからどうやって殺し合いをするんだろう? と、作中のキャラも読者も不安にさせる展開、良い。

銀魂 ★★★★
 えっ? えええええええええええっっっ!!!???と新八以上に驚きました。か、神楽の娘だと!? ちょっと待て神楽、お前そんな年じゃなかっだたろ、それに旦那は誰だよ、銀神派とか沖神派とかで論争起きるぞと頭の中が大パニック。おかげで山崎の復活劇の印象が薄れました。ごめんねザキ。ロボコップっぽくなって微妙にカッコ良いぞザキ(笑)。
 神楽はピッコロ大魔王みたいに子供を産んだそうです。いやいやいや、夜兎ってそういう種族だったの? 純粋な夜兎じゃないからそうなったの?と更に混乱。正体バレバレな黒ずくめの男がこれを知ったら、どう思うのやら割と楽しみ。

ぼくたちは勉強ができない ★★★
 センターカラー。桐須先生、ナイスヒップっす。
 小美浪センパイと一緒に、みんなの家へお掃除に。うな重に釣られて汚部屋を30分で片付ける成幸が良いなあ。また汚部屋になるだろうけど、それまではその美しさをキープできると良いですね、先生。
 乙女モードになって暴走したうるか、でも普段より乙女っぽいのでこれはこれでOKか。料理上手なのも好印象です。最近メシマズ系のヒロインが多すぎる気がするのですよ。
 小美浪センパイに耳掃除してもらった成幸が羨ましいけど、これを有料でやってくれるサービスがあるんですよねえ。ハマりそうなので私は手を出しません。風俗系はハマるとシャレにならないからなあ……。

HUNTER×HUNTER ★★★★
 カチョウとフウゲツを船から脱出させようと策を巡らすセンリツ。それが出来れば1番良いんだけど、そうはいかないだろうなあ。カチョウの守護獣が船からの脱出を認めないような能力持ちなら計画失敗は確実だし。2人を助けたくて視野が狭くなってる?
 幻影旅団も本格的に行動を開始。船を牛耳るマフィア達と戦争をしてでもヒソカを、という血なまぐさい展開にはならなかったか。惜しい(苦笑)。シズクを始め死んでほしくないキャラばかりだけど、ヒソカが相手だからなあ。全滅しなければ御の字でしょう。更に入り乱れる状況はこれからどう動く?
 ん? 団長が予知できなくなったって事は、ネオン死んだのか……。ヒソカに殺されたのか、対立していたマフィアに暗殺されたのか。どちらにしても悲劇だ。割と悪い子だったけど合掌。

BOZEBEATS ★★
 掲載位置が下がってきたからか、一大決戦が始まりました。敵の組織名を明かしたり、強敵達が続々と出たり分かりやすいくらいスピードアップしてますね。これが吉と出るか、凶と出るか。
 環の新しい武器は、彼の魂量と身体能力をフルに活かした逸品だそうです。単なる銃火器ではないみたいですね。SFっぽいパワードスーツとか? だとしたら作者の趣味全開ですね。そういうの嫌いじゃありません。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 コガラシに告白した雲雀でしたが、結果は見事なまでに砕け散りました。だけどコガラシへの未練たらたら。雲雀を「きっちり振られたのに見苦しい」と言うのは簡単だけど、気持ちは分からなくもないんだよなあ。そう簡単に諦められるのなら、そもそも恋なんてしないでしょうし。
 でもこれ、どういう決着にするつもりなんだろう? わざとコガラシとの縁を切るなんてあり得ないから、ハーレムルートが無いのなら、コガラシは自分では気付いていないけど本当に好きな人がいる事を知った雲雀が今度はきっぱりと諦める、という展開しか思い付かないなあ。ミウラ先生の手腕に注目。

食戟のソーマ ★★★
 全てにおいて完璧な司は、薊からの評価も非常に高い。司が負けたらどんな反応をするのか、ちょっと楽しみだったり。
 十傑第一席になった頃から、司は自分の料理を食べる人達に違和感を感じていた。なるほど、彼の料理を食べるVIP達は「超一流の料理人が作ってくれる料理」というだけで満足しており、味は二の次みたいですね。勿体無いなあ。私だったら司の料理に感動してベタ褒めしますよ。
 竜胆が怯えているのは、司が負けて自分が間違っている道を進んでいる事に気付く事にかな? 司は創真のように定食屋とか、食べる人のが素直に反応する場所に行くべきでしたね。

火ノ丸相撲 ★★★★
 怒りのままに戦う火ノ丸。丸さんの無念を体現したかのような猛攻は、蜻蛉切の傲慢さそのものを打ち砕くかのよう。爽快さと危うさを同時に感じさせる展開には目が離せませんね。
 自分から負けようとした蜻蛉切を強引に引き戻した火ノ丸の姿は、まさに修羅。相撲に幸せを求める刃皇とは正反対の修羅道を選んだけど、力士としては間違っていないんだよなあ。愛する人の顔を曇らせる事になるだろうけど、それでも勝利を求めるのが力士だろうから。

ROBOT&LASERBEAM ★★★
 低迷しているゴルフ界のヒーローになると宣言した朱雀。実に彼らしい傲慢っぷりで、だからこそ爽快です。どんなスポーツでも盛り上げる為には、そのスポーツの象徴となるヒーローが必要ですからね。野球もサッカーも、伝説級の選手の活躍が競技を盛り上げてくれたし。
 試合前から疲れたけど(笑)、いよいよ選手権が始まります。いきなり強敵と当たったロボだけど、銀狼との試合は間違いなく盛り上がるでしょう。新たなゴルフ界のヒーローになるのはどっちだ?

トマトイプーのリコピン ★★★
 今回のネタはフリースタイルでのディスりあいバトル。これは音声ありで見たいなあ。ディスりすぎて心が折れた動物達の再起を祈ります。

 めめちゃんは無欲での優勝おめ。あんまり嬉しくないだろうけど。

Viewing all 2443 articles
Browse latest View live