百花繚乱サムライブライド
最終回。
巨大怨霊武者を止めようとする幸村達ですが、力及ばず次々と倒れていく。さすがはラスボス、そう簡単には倒せませんか。しかし触手を使うのなら相手を貫くのではなく、捕らえてあれやこれやしてくれた方が(最終決戦のシリアスな空気で下ネタなんて出来るか)。
宗朗も十兵衛も敗れ、希望はサムライブライドの伝説のみ。サムライブライドとは単なる最強武者ではなく、花嫁に相応しい優しい心を持った女性の事なんですね。仲間ばかりでなく胤舜まで救おうとする十兵衛は、確かに花嫁に相応しい。白いタキシードを着た宗朗も、花嫁っぽくなった十兵衛も綺麗でした。墨も黒から白に変わって、芸が細かい。ケーキ入刀っぽい攻撃は、実にブライドらしい。もう結婚しろよ君達。
サムライブライドの力でダークサムライは昇天し、大日本の平和は守られました。死んだと思われた仲間達も復活してハッピーエンド……なのはいいんだけど、うーん、ちょっと物足りない気も。最終回に一気にイベントを盛り込んだけど、十兵衛と武蔵のラストバトルは後半丸々使っても良かったのでは? 話のペース配分を間違えてたりして。
総評。まさかの第二期放映。当初から期待しており、決してつまらない内容ではなかったのですが……うーん、初期のメイド喫茶などのお遊びに力を入れ過ぎたかなあ。ああいうギャグ展開は1話ぐらいで終わらせて、さっさとシリアスな本編に突入した方が良かったかも。
墨を使った和風修正シーンなどは相変わらずで、何だかんだ言っても楽しませてもらいました。三期もやるなら見るけど、さすがに無いだろうなあ。サスケがフラグを消しちゃったし(笑)。でも、ちょっとだけ期待。
ハヤテのごとく! Cuties
今回と次回は原作者の畑先生が描きおろし原案した話で、前後編でお送りしますとの事。ラストを締めくくるに相応しい話として、ハヤテと彼の回りにいる女の子達がトラブルに巻き込まれます。って、それはいつも通りか(笑)。
三期で元凶的なアイテムだった黒椿が、杉田智和さんボイスで再登場。夢の中だとフレンドリーだなあ。そして今回もこいつがほぼ元凶。自分達のせいなのにハヤテを脅したりツッコミを入れたり、なかなか図々しいですな。さすが呪いのアイテム。
真夜中の0時までにハヤテが誰かとキスしなければ、ナギは眠ったままハヤテと永遠に別れる事になる。なかなかシャレにならない状況ですな。まあこういう状況に追い込まないと、ハヤテから誰かにキスを迫るなんて有り得ませんからね。ハヤテがヘタレなのは、黒椿達の言うとおりです(キッパリ)。
ハヤテと関わりがある女の子達にも夢を見せていた黒椿。いいフォローをしてくれました。夢の内容は、まあいいや(苦笑)。しかしヒナギクは照れた上にハヤテが結構酷い扱いをしててダメ、歩は文が邪魔したせいでアウト。最有力候補が早くも消えてしまいました。最有力なだけにキスしたらそのままカップル成立するから仕方ないけど、二人とも報われませんな。哀れな。
時系列がシャッフルされているので、ちょっと分からないというか唐突な部分も多かったですね。特にラスト、なぜ一番キスしちゃいけない人と戦ってキスしようとしているのか。続きが気になる終わり方をしてくれますなあ。久しぶりに登場したクラウスとキスしちゃダメなのかな? アッー!