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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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9月12日の感想 残酷なシーンに目を背けてはいけない。悲劇も希望もその先にあるのだから

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Charlotte
 番組タイトルと同じ題名である今回は、タイトルの意味を明かす以上に大事な話になりました。
 シャーロットとは地球を周回する彗星の名前で、この彗星から発生される粒子によって特殊能力を持つ者が生まれるそうです。言わばウィルスのようなもので、ワクチンを開発して投与すれば普通の人間に戻る事が出来る。ワクチンが完成するか能力が消失するまで、有宇は兄妹仲良く地下で楽しく過ごしましたとさ、めでたしめでたし……とはなりませんよねえ。なったらそれはそれで伝説になるだろうけど。
 あらゆる能力を略奪できる上、タイムリープや崩壊能力まで身に付けた有宇は世界最高にして最強の能力者になってしまった。当然、彼を狙う者も現れる。今回は中華系の組織だったけど、この組織を退けても次から次に現れただろうなあ。強大な力は良くも悪くも人を惹き寄せる。その点について隼翼は少し甘く考えていたかな。力を求める者は手段を選ばない事も含めて。
 運転手・古木の家族を人質にした敵は、まず熊耳を捉えて拷問し、仲間の能力について全て吐かせた。痛みは我慢出来ても、薬を使われてはどうにもならない。彼らは特殊能力を持っていても、肉体的には普通の少年ですから。そして有宇を誘い出す為の人質として、奈緒が誘拐された。クラスメイトに虐められたり、殴られたり、下着姿にされたりと受難続きのヒロインだなあ。だからこそ幸せになって欲しいんだけど。
 危なくなったらタイムリープで過去に戻ればいい。そんな甘い考えは敵も見通しており、有宇は片目を潰された事でパニックを起こしてしまい、崩壊の能力を使ってしまった。敵は何とか倒したけど、奈緒を庇って熊耳が犠牲に……。有宇、これは取り返しの付かないミスをしてしまった。ついこの前まで普通の学生だった彼には荷が重すぎたか。もう過去に戻ってやり直す事も出来ない。そして有宇を狙う組織がまた現れるかもしれない。大団円とは程遠い状況になってしまったけど、ここからの逆転劇を期待しています。


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