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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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9月11日の感想 もしキヨシ達が退学になっていたら、鏡魔みたいになりそう。男の執念は怖いぞ

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うしおととら
 今回は「一撃の鏡」を放映。原作では増ページされたとはいえ1話で終わった話を、3クールと限られているアニメでやるとは思わなかった。やるとしてもAパートで鏡の話を終わらせて、Bパートから遠野妖怪との戦いになると思っていました。それがまさか1話じっくり使ってやるとは。嬉しい予想外です。
 まあこの話がピックアップされるのは当然と言えば当然なんですよね。雲外鏡(声は悪役声優の大御所・飯塚昭三さん。大ベテランを持ってきたなあ)は重要キャラだし、かがりがとらの正体を知る切っ掛けの話だし、潮と麻子、とらと真由子のカップル的にはどうしてもやっておかないとダメな話。特にとらと真由子は、こういう話を積み重ねていかないとラストで感動できませんから。
 潮が旅している間、ずっと彼を待っている麻子。傍から見れば世話係と言うより恋女房なんですが(笑)、それも当然。潮に野犬から救ってもらった時から、麻子の気持ちは固まっているのだから。藤田作品では珍しい「普通の女性」なヒロインなので、戦闘シーンが多くなると麻子の出番はガクッと減ります。それでも彼女がヒロインとして揺るがない位置にいるのは、数少ない出番でも潮への気持ちをアピールして、読者や視聴者を納得させているから。キャラクターを疎かにしない藤田先生、これがデビュー作とは思えない手堅い作りです。
 真由子を鏡の中に引き釣り込んだ鏡魔。この作品では珍しい下心満載のゲス妖怪ですが、数多くの修羅場を潜り抜けてきた潮ととらの敵ではなかった。恋人に振られた男が妖怪になったそうだけど、この性格では振られるのは当然でしょう。真由子を裸にした事だけは評価しますが、って私もとらに電撃落とされるな。危ない危ない。


監獄学園
 退学が決定的となり、キヨシ達は心が折れてしまった。ガクトは心が壊れてしまい、黄色い救急車を呼ばれてもおかしくないレベルです。まあ仕方ないか。彼はこの騒動の一番の被害者だったからなあ……。
 しかしバッタの天丼によって復活したガクトが最後の策を思い付く。狂ったガクトのリクエストにわざわざ応えてくれた副会長に感謝すべきなのか。あんなに苦労してバッタを捕まえたり、天ぷらを揚げたのに粗末にされたら、そりゃ怒るわな。見事なフランケンシュタイナーでした。嘆願書を破り捨てたのはやり過ぎだけど。
 だけどキヨシも切れ者、副会長が破り捨てる事も計算ずくで、理事長を呼び出す事に成功しました。理事長が尻美女の写真を埋めた事、忘れてなかったのもさすがです。理事長との尻問答に対する答えも名言でした。実際に「女性の胸は尻の代用品として大きくなった」という学説があるそうで、女性の体とはなかなか奥深いものがあります。ちなみに私はおっぱいもお尻も両方好きです。どちらにも縁がありませんけどね(涙)。
 理事長と尻を通じて仲良くなった事で、1日だけですが退学を伸ばしてもらえました。これが正真正銘のラストチャンス、ガクトの作戦に全てが掛かっています。ここで作戦を明かしていたら失敗フラグになるところでした。起死回生の大作戦、どうぞお楽しみに。
 一方、保健室でのキヨシとのHイベントを思い出した花は怒り爆発、目がマジで怖くなっています。エリンギで思い出したのは、キヨシのアレがエリンギ並の太さと大きさだったという事か。やるなあ(何をだ)。復讐に燃えて怖い花ですが、個人的にはキヨシの彼女候補ナンバー1なのです。花澤香菜さんの声のせいだけではありませんよ、断じて。


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