9月13日の感想　敵も味方も次々と消えて行く。そしてその度に、物語の終わりも近づいている…

仮面ライダードライブ
　チェイスの自爆攻撃でもゴルドドライブは倒せなかった。勝ち誇りチェイスを侮辱する蛮野に、剛の怒りが爆発する!　これだ、この変身を1週間待っていた!　剛とチェイスの友情の証とも言えるマッハチェイサー!　チェイスが使っていたバイラルコアも援護したくれたり、何よりもチェイスの事を「俺のダチ」と認めて戦う剛が熱すぎる!　マッハトチェイサーの幻のダブルライダーキックによる決着といい、文句の付けようが無い展開でした。
　しかしまだ戦いは終わっていない。シグマサーキュラーが究極進化し、遂に世界規模のグローバルフリーズが、そして全生命体のデータ化が行われる。これは間もなく行われるマイナンバー法への皮肉かな?　人間をデータ化して管理するという蛮野の計画は、個人的にはメガレンジャーのDr.ヒネラーを思い出しました。懐かしいなあ。あの戦隊から今の放送時間になったんだっけ。次に放映されたギンガマンも面白かった。
　閑話休題。怪人化したシグマサーキュラーは恐ろしく強い。超進化態4体分の力を持つ相手に「俺とハートが普段の2倍の力を出せば互角だ!」と言った進ノ介、それどこのウォーズマンだよ（笑）。と笑っている場合ではなく、今度はメディックが逝ってしまいました。人間だけでなくロイミュードに対しても非情だったメディックが、まさか人間を助けて死ぬとは。白い女神に戻ったメディックは神々しくて、彼女を失ったハートの悲しみが伝わりました。さらばメディック。正直、まさかここまで生き残るとは思いませんでした。
　しぶとい蛮野は剛が止めを刺しました(シンゴウアックス、映画に続いてベルト壊しツールに。まあ絵になりますからね)。これで残る敵はシグマのみ、いや、まだもう1人残っている。シグマは次回で倒すみたいですが、ハートとの決着をつけなければいけません。全ての友を失ったハートは最後の意地を懸けて挑むのでしょう。彼の最後の挑戦を進ノ介はどう受け止めるのか。事実上の最終回である次回は絶対に見逃せません。つーか見逃したら私が許さん。