うしおととら
遠野妖怪包囲網突破作戦、パート1。原作では大きなターニングポイントになった話ですが、アニメでも第1クールの締めの話として放映されました。
潮の命を狙う大量の妖怪が潮を襲う。今まで多くの妖怪を殺してきたから? いや違う、原因は潮の母親にありました。会った事が無い母親がなぜこんなにも妖怪に恨まれているのか。潮でなくても理由を知りたくなりますよね。母の謎を追い求める潮の気持ちを読者(視聴者)と共感させる、藤田先生の話作りの上手さを感じます。これが初連載作品だとは思えません。
河童が歌った潮の母親を恨む歌、原作では歌詞だけだったので、こういう曲調の歌だったのかと少し感激。謎が全て明かされた今になって聞いたら、潮の母が恨まれる理由も分かりますが、わざわざ歌まで作って恨むとは。妖怪の恨みはそう簡単には晴れません。
恨みも忘れないけど、恩も忘れないのが妖怪。雷信とかがりが仲間の妖怪を敵に回しても潮を助けてくれる展開は嬉しかったなあ。小夜とオマモリサマも登場して、東北での冒険の集大成という感じです。そしてこの展開は、今後の話の雛形でもある。藤田先生、この話で話作りのコツを掴んだせのかも?
潮も白面の者について知りました。原作ではこの頃の白面の者は、巨大な大口を開けたような影として描かれていますが、アニメではそれ程正体を隠していませんね。原作を読んでなくても、エピソードを聞いたら正体が分かるからかな? 九尾の狐も昔はマイナーな妖怪だったんですけどね(ネタバレするな)。
監獄学園
ガクトが考えた作戦は副会長を挑発して、再び看守室に入る事が大前提でした。しかし看守役が副会長から花に代わった事で作戦は変更、花に恨まれているキヨシが花を挑発する役になります。男にとって何よりも大事なエリンギ(比喩表現)を切られるかもしれないのに、それでも死地に飛び込んだキヨシ、その勇気は素晴らしい。エリンギを切られるイメージ映像には股間が縮んだけど(笑)。しばらくエリンギは食べられないなあ。
第1ミッションは監獄の外で待っている千代を中に入れる為、看守室のドアの鍵を開ける事。花の気を反らせる為、ペットボトルにチンコを刺したまま小便をするという羞恥プレイにキヨシは挑みます。なぜそこでモデル歩きをするのかは不明ですが(笑)、無駄にカッコいいな。
対する花もパンツを脱いで、股間のメデューサを晒して抗う。何この構図。キヨシも混乱しているけど、私も訳が分からなくなりました。花はパニクると更に混乱して、状況を悪化させるタイプですね。この性格のせいで彼女は今後の大変な目に合うのですが、そのおかげで人気キャラになっています。私も好きなキャラです。ぶっちやけ千代よりヒロインしてるし。
ペットボトルvsメデューサという頭のおかしい攻防戦は、杏子が囮役となり副会長の気を引きつけてくれた事で終了。杏子、本当にシンゴの事が好きなんだなあ。よしシンゴ、もう一発殴らせろ。いや、花にキスしてもらったキヨシも同罪だな。ファーストキスを奪われたのは悔しい? いいえ、男子はそんな事ありません。可愛い女の子にキスしてもらえたら、相手が彼女でなくてもOKです。男ってそんな生き物ですよ。
キヨシを憎むあまりキスしてしまった花。愛と憎しみは表裏一体と言いますが、彼女はまさにそれですね。花澤香菜さんの演技も抜群で、今回は花がメインヒロインでした。もうキヨシは責任とって花と結婚すべき。千代ちゃんは永遠のアイドル枠で。
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9月18日の感想 妖怪に追われ続けるか、美少女にチ○コ切り落とされるか。貴方ならどっち?
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