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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ43号の感想

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 「NARUTO」とパセラのスペシャルコラボメニュー、期間限定ハニトーは食べてみたいけど1人で完食するのは無理だろうなあ。1,100円はなかなかのお値段だし、そもそも最近カラオケに行かないし。
 1人カラオケも割と楽しいんだけど、時間が無くて……。あとアニソンを歌っている最中に店員さんに入られると、かなり気まずい。あれは何とかならないんだろうか?

 ほう、サモンナイトの最新作には歴代の主人公が登場するのか。これはちょっと興味が沸きました。1と2は傑作だったなあ。3は途中で挫折したけど、アティ先生は今でも好きなキャラです。

左門くんはサモナー ★★★
 新連載第2弾。昨年末「モロモノの事情」という短期連載を描いた沼駿先生の新連載。今度は短期ではなく、正式連載です。召喚術士を名乗る中二病患者、ではなく本物の悪魔召喚士だった主人公の左門と、名前のとおり天使みたいに優しいと評判のヒロイン・天使ヶ原さんが繰り広げるドタバタコメディです。
 センスは感じられるけど未熟な面も強かった前作と比べて、絵もストーリーもかなり安定しています。善良な人が大嫌いという個性的すぎる主人公は読者から嫌われかねない紙一重の存在ですが、上手くバランスを取っておりギリギリですが不快になる程のキャラではありません。このバランス感覚は新人とは思えませんね。前作から見事に成長しました。
 天使ヶ原さんの性格が天使過ぎないのもいいですね。あまりにも善良だと彼女に絡む左門が極悪に思えてしまい、共感できなくなりますが、天使ヶ原さんは人より少し優しい、意外とツッコミ上手な普通の女の子にしているのでバランスが取れている。左門も何だかんだ言っても最後には彼女を助けているし、2人の奇妙な関係を示す話としては上出来でした。
 新連載の予告ページにイラストが掲載されなかったりと不穏な出だしで、あまり期待してなかったのですが、なかなか面白かったです。今年最後のダークホース枠になるかも、と少し期待しています。

ONE PIECE ★★★★
 5,600人もの子分が出来れば、バルトロメオやオオロンブスの言うとおり麦わらの一味は大勢力となり、四皇とも互角に戦えるようになるでしょう。しかしルフィは「窮屈だから嫌」と親子盃を拒否。まあそうですよね。ルフィが海賊王を目指しているのは海賊を支配したいからではなく、ワンピースを手に入れたいから。彼にとって海賊王の称号は「この海で一番自由な者」という意味だし。ちょっと分かり難いルフィの説明をちゃんと理解したバルトロメオは、さすがのマニアっぷり(笑)。
 しかしルフィが拒むのも自由なら、バルトロメオ達が勝手に子分になるのも自由。7人の代表は子分盃を交わして、押しかけるようにルフィの子分になりました。確かにルフィにこれは拒めないな。そして勝手にやった事でも、もし彼らがピンチになったらルフィは絶対に助ける。そういう男ですからね。あれ? じゃあ親子の盃を交わすのとあまり変わらなくね? やられた、という感じでしょうね、ルフィは。でも今後の戦いを考えたら、これで良し。ルフィの性格に合わせた上手いオチでした。
 藤虎に感謝されながら見送られ、最後はやっぱり恒例の大宴会で長かったドレスローザ編もようやく完結。いやあ、本当に長かった。しかしルフィ達の冒険はまだまだ続く。まずはサンジ達と合流して、カイドウ一味との開戦かな? いや、ビッグ・マムとの戦いもあるんだっけ。次の戦いも長くなりそうで、この漫画が完結するのはいつになるのやら。最後まで見守りたいけど、私の寿命が持つかなあ(いや、まだまだ大丈夫だろと自分を励ます)。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 勇気とスケベ心を持って女子更衣室へのノゾキを敢行しようとした峰田、犯罪だけど男としては共感します。おかげで読者は更衣室を見れたし。でもノゾキはやっちゃ駄目、絶対。自分だけ何も言われなかった事を気にしている響香ちゃんが可愛いのう。
 オールマイトが語るワン・フォー・オールの真実。この特殊な個性は他者から個性を奪い、それを他者に与える事が出来る個性「オール・フォー・ワン」から生まれた人工的な個性だった。作中でオールマイトが言ってますが、正義の力は悪から生まれる事が多いですよね。仮面ライダーとかモロにそうだし。善と悪は表裏一体、敵がいるからヒーローは輝くのです。敵組織がいなかったレスキューヒーローシリーズも、あれはあれで面白かったけどね。
 オール・フォー・ワンとの戦いは出久にとっては避けられない宿命です。この宿命をすんなり受け入れた出久の心の強さは立派だけど、それは自分の側にオールマイトが居てくれると思っているから。しかしオールマイトはそう遠くない未来、出久の前から居なくなる。その時こそ出久が本物のヒーローになれるかの分かれ目でしょうね。偉大な先輩との別れもまたヒーローの宿命。その時までにもっと心を強くしてほしいものです。

暗殺教室 ★★★
 今回の話は受験生は読まない方が良いですね。いや、そもそもこの時期に漫画読むのは駄目な気がするけど。冬の本番まで長いようで短い。皆さん、志望校目指して頑張ってください。
 渚は補欠合格ですか。きっちりとした結果を出せなかったところは、実に渚らしい。でも暗殺に取り組む前の彼だったら、そもそもこんなハイレベルな高校を目指そうとさえしなかったでしょう。一年前とは比べ物にならないくらい成長した渚、補欠とはいえ合格し、入学できる可能性もかなり高い。この結果は誇ってもいいかと。
 竹林が第一志望に落ちたのは意外でしたが、滑り止めもちゃんとした学校を選んでいるそうで一安心。今回は殺せんせーのターゲットにされてしまいましたが(笑)、医者という夢をはっきり目指している竹林には強い気持ちを感じます。彼も大丈夫でしょう。滑っても転んでも這い上がり、再び歩く力を持っている。今のE組はそういう生徒ばかりですから。
 生徒達の成長には、殺せんせーも感無量でしょうね。本人は全然成長してないけど(笑)。気遣いが下手なところは死神時代のままだよなあ。困った先生です。

ものの歩 ★★★
 センターカラー&大増25ページ。
 プロ棋士になりたいという夢を抱いた信歩、完全に将棋にハマってしまいましたが、将棋の世界は彼が思っているよりも遥かに厳しい。奨励会の年齢制限などは別の将棋漫画で知りましたが、プロ手前の選手達は本当に天国と地獄を行き来するような生活を送っており、ほとんどの選手がプロになれず消えて行きます。どこの世界もそうですが、プロになるというのは簡単な事ではありません。
 しかも信歩はスタート時期が遅い。プロを目指している人間は小学生、いや幼稚園の頃から将棋に取り組んでいる人が大半で、初心者の信歩では彼らの相手にもならない。だけど信歩には秘められた才能があった。読みはまだまだ単純だけど、単純だからこそ迷わず王だけを取る事に集中しており、決して惑わされない。将棋は知略の戦いだけど、相手の作戦に惑わされない心の強さも必要です。要領が悪いと罵られていた信歩の性格が、将棋では最強の武器になる。いいですねえ、こういうの。
 奨励会に入る為の第一歩として、東京でアマチュア1位になる事。それが信歩に与えられた目標。もちろんそれは容易い事ではなく、これから信歩は将棋の地獄を見るのでしょう。しかし彼ならその地獄を乗り越え、もっと強くなる。そう信じさせられる、面白い主人公です。池沢先生、いいキャラを作りましたね。これなら10週打ち切りは無いかな?

火ノ丸相撲 ★★★★
 火ノ丸も強くなったけど、沙田のパワーアップは予想を遥かに超えるものだった。いやホント何この怪物。パワーやスピードで相手を圧倒するのではなく、こちらのやりたい事を尽く邪魔して、何もやらせてくれない。格闘技の試合ではこういう相手が一番怖いんですよねえ。何をやっても通じず、むしろどんどん押し込まれていく。弱い心の持ち主だったら心が折れていたでしょう。火ノ丸だから何とか堪えていられるのです。
 人によって沙田の相撲は「ズルい」と感じてしまうでしょう。しかしこういうテクニカルな相撲を、一流の力士になった火ノ丸を相手にやれるだけの力を今の沙田は持っている。真っ向勝負しても彼は充分強い。その上、この隙の無い相撲。火ノ丸の新技が未完成である事を差し引いても、状況は極めて不利。しかしこの逆境を跳ね返してこそ主人公。双月を跳ね返して、最強の敵になった沙田を相手に新技を決められるか?

ブラッククローバー ★★★
 おや、ユノとチャーミーにラブフラグ成立? 色気より食い気優先で、食べ物を取られると思ったら全力全開になるチャーミーですが、ユノに対してはときめいていますね。食べ物を取り戻してくれたからなんだけど、これでこの2人がくっついたら笑える馴れ初めだなあ。いよっ、救食の王子様(笑)。
 一方、アスタはゾンビ使いに大苦戦。魔法無効化の剣も当たらなければ意味が無く、他に魔法が使えないアスタは剣を遠くに飛ばしたり、自分が飛んだりする事は出来ないから距離を取られると不利になる。アスタは魔法使いの天敵ですが、弱点も多いですよね。上手くバランスが取れています。
 しかしアスタの奮闘ぶりは1人の男に火を点けた。紅蓮の獅子王団長にして炎の魔法使い、フエゴレオン・ヴァーミリオン。アスタの実力を認めた彼が助っ人に来てくれました。おお、これは頼もしい。火の魔法はゾンビに対する相性抜群だし、フエゴレオンの熱い性格もグッド。アスタは手柄を立てられなかったけど、このままフエゴレオンが勝ってもOKです。この戦いもそろそろ決着かな?

ハイキュー!! ★★★★
 センターカラー。
 影山の疲労は隠せませんが、それでも彼の心は折れず、強気なトスを上げ続ける。1年生とは思えない心の強さですよね。これでは警戒を緩める訳には行かず、白鳥沢は影山への警戒に体力だけでなく精神力も削られ続ける。地味に嫌なプレイをしてくれますね。さすが影山と言うべきか(笑)。
 勝利を求める影山のトスは短かくてぶっちゃけミスっぽいものだったけど、日向がきっちり決めてくれました。勢い良く叩き込むのではなく、限界まで指を伸ばして相手の急所を突くかのような落とし技、見事でした。「おれはどんなへたくそなトスでも打つ」と有言実行しましたね。特訓の成果も出たし、第4セットを取ってくれたのも大きい。これで勝負の行方は誰にも分からなくなりました。
 最終セットは15点取った方が勝つ。いよいよこれで決着ですが、烏野は早くも勝負に出ました。疲労が目立ってきた影山に変えて菅原ですか。ここで安定したプレイをする選手の投入はナイス判断。浮かれ過ぎず、しかし悲観的にならず、どんな状況になっても冷静に対応して確実に点を取りましょう。地味な展開になりそう? いやいや、この漫画に限ってそれはあり得ません。地味なようで派手な展開にしてくれますよ、絶対に。

食戟のソーマ ★★★
 総帥が変わっても遠月学園そのものは変わらない、ように見えます。少なくとも今のところは。普通の学校なら校長や学園長が変わっても、そんなに大きくは変わらないでしょう。しかし遠月はただの学校ではなく料理界に大きな影響を与える存在であり、数多くの料理人を育てている。十傑の過半数が裏切ったという結果も大きいですよね。生徒のトップが変革を望んで総帥を交代させた以上、新総帥は動くしかない訳ですから。
 しかし十傑がそう企まなくても、薊は既に動き始めていた。手始めに緋紗子を解雇し、えりなを自分の手元に置いた。囚われの姫になってしまったえりなは、今までの傲慢さは完全に消えて薊に怯え続けるのみ。一体この2人に何があったのか? そして秘書をクビにされた緋紗子はこれからどうするのか。えりなを助ける為、創真に協力を求めるのかな?
 と思ったのですが、爺さんの方が先に創真の部屋に来ました。うおい!(笑) まあこの爺さんが黙って引退する筈ありませんね。創真の遠月への入学は爺さんが求めたものでしたか。創真によって遠月の1年生は大きくレベルアップしたけど、それが狙いだった? 爺さんも創真に遠月とえりなの今後を託しに来たのかも。頼られているなあ。薊の動き次第では、いきなり薊と激突する展開になるかも。

背すじをピン!と ★★★
 心無い言葉に震えて、失恋のトラウマを思い出してしまったわたりさん。しかしそれでも少しずつですが歩いてくれて、体育館まで来てくれた。彼女の勇気は敬意に値します。
 そんなわたりさんの手を握ったつっちー。前回登場した女子によって、彼もちょっと嫌な思いをした。だけどつっちーはそれを忘れて、わたりさんと青春を楽しんでいる。つっちーの励ましの言葉は不器用なものだけど、実に彼らしい。嫌な思い出を忘れる事なんて簡単には出来ない。でも、それ以上に楽しい思い出を作れば、嫌な思い出は単なる「過去」として忘れる事が出来る。人はそうやって生きていくものですから。
 しかしラストのつっちーの台詞、ほとんどプロポーズだな(笑)。周りが騒がしくて良かったと言うべきか。この不器用だけど純粋で素敵なカップルを信じてくれた先輩達もグッド。さあ、最高のダンスを踊りましょう!

バクマン。age13 ★★★
 あの名作漫画「バクマン。」が実写映画化され、その公開が目前という事で特別編が掲載されました。今号と次号の前後編で、シュージンの目線で本編開始前のエピソードが描かれました。
 久しぶりのシュージンだけど、そんなに懐かしいと思わないのは「学叫法廷」で小畑先生が描いた子供っぽいキャラを見慣れたからでしょうね。絵は良いんだけど、あの駄目漫画を思い出してしまい困ります。しばらくこの現象は続きそうなので、小畑先生の次回作は大人キャラ中心でお願いします。
 成績は優秀だけど、将来の目標を持っていなかったシュージン。それでも優秀なので注目を集め、女生徒から好意を持たれたりしています。岩瀬さん、本編ではクールビューティーっぽく見える割には……というキャラだったけど、この頃は純真な乙女だったのか。彼女の好意に全く気付かないシュージンは鈍い、鈍すぎる。
 シュージンは亜豆の事も知っていた。ちなみに香耶はモブキャラみたいな扱いでした。この「邪魔」と思った女の子と結婚する事になるなんて、人の未来は分からないものです。
 平丸のサラリーマン時代の様子も描かれました。漫画家としては天才だけど、社会人としてはダメ人間だなあ。こんなダメ人間でも将来は美人のお嫁さんを貰えるんだから、漫画家って素晴らしい職業ですね(笑)。
 漫画原作者という目標を抱き、動き出したシュージン。しかしまだこの時は、後に永遠の友人となるサイコーの事は知らない。どういう切っ掛けでサイコーの存在を知るのか、後編が楽しみ。

銀魂 ★★★
 喜々、大将自ら乗り込んできたのだから何か切り札を持っているのかと思ったけど、そんな物は無く、あっさり銀時達に敗れました。死神編で初登場した時は悪役として輝いていたけど、あれが彼のピークでしたね。将軍になった事で孤独になった喜々、こいつは将軍にならず黒幕に徹していた方が幸せだったかも。取り敢えず残った歯は大事にしてください。
 鬼兵隊が晋助を隠している星は、神威が仲間達と合流する予定の星でもあった。そしてそこは神威と神楽、星海坊主の故郷の星、この一家の因縁の始まりの星でした。当然のように来てしまった星海坊主、彼の狙いは神威だけだから阿伏兎達は見逃してくれ…そうに無いですね。銀時達が来るまで、阿伏兎は晋助を守れるのか? 彼の最期の戦いになるかも。

トリコ ★★★
 ジョアの中にいるグルメ細胞の悪魔は口が悪いですねえ。三虎を挑発しまくって、彼を余計に怒らせている。こいつは出て来ない方が良いと思うけど、ジョアでも完璧には制御できていないみたいですね。三虎vsジョアの頂上対決、魂の世界で行われるのなら小松たちの勝負にも影響を与えそう。
 アカシアから分離した怪物はネオ。一部だけだったとはいえ、その力は次郎の腕さえ食べる程に強大。アカシア本体も動き出しており、ブルーニトロでさえ手に負えない状態にまでなっている。唯一この怪物を止められるのは一龍のグルメ細胞の悪魔ドン・スライムだけ。なるほど、こう繋がりましたか。ドン・スライムは海底都市に置いてけぼりにされたから、一龍の事を嫌っていたんですね。小松の料理が彼の心を開くのかな?

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 2人の小学生に虐められていた遊太。相変わらずヒーローが大好きで、彼らみたいに強くなりたいと思うのはいいんだけど、努力の方向を間違えています。自分からケンカを売るのも悪いとは言わないけど、不意打ちは駄目でしょ。子供のケンカなら正々堂々、真正面からやらないと。卑怯な戦い方で勝っても強くはなれません。このままの道を進んでいたらヒーローではなく、不良漫画のヤラレ役になっていたでしょう。
 遊太が見たサイダーマン2号の幻は斉木が見せたものかと思ったけど、よく読んだらそうだとは書いてませんね。いや、多分斉木が見せたんだろうけど、遊太の良心が作った幻だとも解釈できるし、そっちの方がいいかも。
 しかし本当にどうして子供の頃って、平気で虫に触れたんだろう。カブトムシやクワガタならともかく、バッタやセミとか今では絶対に無理。命の儚さを知ったからだと考えましょう。ビビってる訳じゃねーぞ、多分。

ワールドトリガー ★★★
 迅が玉狛第二に入ってくれたら助かったけど、残念ながら断られました。しかしいずれ必ず力を貸してくれると約束してくれたのは心強い。普通のキャラなら死亡フラグだけど、迅なら大丈夫だろうし。
 玉狛第二の新戦力なら、迅より適任な奴がいるそうです。うーむ、誰だろう? 既に他のチームに入っているキャラを除いたら、そんなに多くはありませんよね。第一候補はヒュースかな? 捕虜だけど改心して協力してくれるという事にして、ボーダーに入隊してもらうとか。
 遊真の寿命が尽きる前に、遊真とレプリカを会わせたい。そう考える修の思いは迅に届き、彼もいよいよ動き出す。隊長達が集まって行われる会議では何かが起きそうだけど、またしても休載ですか。葦原先生の体調、なかなか回復しませんねえ。読者も気長にじっくり取り組みましょう。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
 港でよく目にするコンテナですが、改装したら家としても使える。これはいいアイデアですね。丈夫だし、気密性は抜群だし、構造は単純極まりないから改装もし易い。純利益が2,000万って凄いな。私が両さんぐらい器用だったら、自分でコンテナハウスを作って商売したくなります。
 署からも依頼されて順調に見えた商売でしたが、コンテナハウスと普通のコンテナは見た目では区別が付かず、大量のコンテナが港に運ばれた事で間違われてしまい、住人と一緒に外国に運ばれました。土地代をケチらず、ハウスは港から運びだしておくべきでしたね。部長が怒るいつものオチかと思ったら、その前に両さんは海外に脱出していました。相変わらず逃げ足が早いなあ。一度の失敗では挫けず、更に儲けようとするこの商売根性は大したものです。

ニセコイ ★★★★
 マリーの母親が顔を見せました。いや、この漫画のキャラだから美人だろうなあとは思ったけど、予想以上に若いなオイ。千棘母も若く見えたけど、マリー母は年を取らないのかと思う程のレベルです。マリーの父親、こんなに若く見える女性に手を出したのか。くっ、警視総監のくせに犯罪者みたいな事をしやがって(いや年齢的には問題ないかと)。
 見た目は可愛い女の子ですが、マリー母の心は凄まじいまでに捻くれていました。娘の幸せを願っていない、娘を人間として扱っていないとは、子供を虐待する親と同レベル、いや、ある意味それ以下か。娘への愛情を示さず、むしろ「気味が悪い」とさえ言い切る。演技しているようにも見えないので本心でしょうね。彼女も望まぬ結婚を強いられた犠牲者とはいえ、人の親としては失格です。
 マリーは脱走しようとしているけど、この母親を何とかしない限り無理でしょう。一条も捕まってしまったし、夜が明けたら全てが終わる。バトル漫画ならボスキャラを倒せば何とかなるけど、これは恋愛漫画だからなあ。それともマリーが母親と勝負して、自分の道を切り開くのか。マリーの気持ちに応えられない一条は、ただ見守るしかないのか。この一件、難易度が高いなあ。

ベストブルー ★★
 まだまだ未熟な1年生の中で、唯一先輩達に食らいついている芽城。その泳ぎは美しいとさえ思える程に無駄がなく、荒々しさが目立つ青野の泳ぎ方とは正反対です。その美しいフォームは繰り返された練習の賜物。こればかりは青野自身がトレーニングして身に付けるしかないんですね。地味だけど大切な事です。
 エリートぶったキャラとして登場し、見事なまでに青野の引き立て役になった尾永ですが、その素顔は芽城も認める程の努力家でした。レギュラー争いは最終的には芽城との戦いになると思っていたけど、当面のライバルは尾永ですか。努力するキャラは嫌いじゃないけど、青野もここで躓く訳にはいきませんからね。掲載順も危ういし。

BLEACH ★★★★
 ネムの捨て身の一撃でも、ペルニダを倒すには至らなかった。ネムの敗北にショックを受けたマユリは、かつて科学者として否定したザエルアポロの幻影を見る。これはマユリの心が産んだ幻影だけど、言い方はザエルアポロそのものですね。ここまで再現できるのは、この2人が似た者同士だからか。マッド・サイエンティスト同士、意外と仲良くなれたかもしれません。
 しかしネムの肉体には最後の罠が仕掛けられていた。よく分からない物を食べると痛い目に合う、普通の人間なら子供の頃に親から教わる事だけど、ペルニダには教えてくれる親なんていない。成長し過ぎて自滅するとは、なかなか皮肉な最期です。
 大脳だけになってしまったネムですが、マユリなら再生させられるでしょう。この戦いを生き残れたらの話ですが。マユリなら今回の戦いを教訓に新兵器を作るだろうけど、そんな時間は無いだろうからなあ。それとも作っちゃう? マユリならやれそうだと思えるのが凄いな。

カガミガミ ★★★
 掲載位置、最下位にまで落ちましたか。話の内容もクライマックス突入という感じだし、これは次期での打ち切りが決まったと見てもいいですね。残念……。
 万全の防衛システム・サイノカミを備えている協会本部に対し、終月の一族は自らの身を武器にして挑む。子供でさえ自分の命を捨ててまで仲間の為に道を切り開くとは、敵ながら見事な覚悟。歪んだ教育を施されているんだろうけど、終月の恨みの深さも感じます。
 サイノカミを掌握されてしまった協会は陥落寸前。その隙にホローラビットは協会の地下にある白禍地獄への入口に進む。何とも物騒な名前の場所ですが、その奥には何があるのか。定番ですが、かつて終月一族が作った最強の式神とか?

磯部磯兵衛物語 ★★★
 新学期になってもやる気がでない磯兵衛。相変わらずのダメ人間だなあと思ったけど、今回はかなりの重傷ぶり。長期の休み明けは大人でもやる気が出なくなるけど、ここまで酷いのはありませんよ。ワーカーホリックと言われても、人生を楽しむには適度な労働が必要です。
 磯兵衛がここまでダメになった原因は、夏休みを楽しんでいなかったから。埋蔵金探し以外はずーっとダラケて寝ていたのか。そりゃあ楽しめないわ。こんなになった磯兵衛の為に夏の思い出を作ってくれた中島達の友情に拍手。作られた思い出でも本人が楽しかったのならOKですよ、多分。思い出話はかなりウザいけど。


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