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ジャンプ44号の感想

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 「ONE PIECE」の歌舞伎、何度見てもルフィとシャンクスとハンコックを同じ人が演じるというキャスティングに凄い違和感。女形がいる歌舞伎ならではなんだろうけど、市川猿之助さん、自分が好きなキャラを演じたいだけなんじゃとも思う今日この頃(笑)。

 「ワールドトリガー」は予告通りの休載です。

ハイキュー!! ★★★
 アニメ2期放映直前記念の巻頭カラー。キャラデザインもポスターで掲載されており、気合が入っています。
 主役クラスの影山と比べると、どうしても地味な印象の菅原。本人もそれは分かっているし、性格も能力も平均レベル。堅実と言うより地味な選手ですよね。試合に入る前の緊張した様子は、彼の凡人ぶりを表していますね。清水さんに手を握ってもらわなかったら、とんでもないミスをしていたかも。ハラハラさせてくれるキャラです。そして許さん(笑)。
 しかし負けたくないという気持ちは誰にも負けない。天童の挑発に対してもサラッとやり過ごし、仲間との見事な信頼による1点を決めてくれました。菅原が必ず決めてくれると信じているから、誰もブロックフォローに入らなかったんですね。烏野、ますます良いチームになっています。
 2点リードしたけど、これで終わる程この試合は甘くない。勝ちたいのは白鳥沢も同じだし、牛島も最後の力を振り絞ってくるでしょう。監督からの信頼も盤石だし、王者の怖さを感じさせるのはこれからか。おお、怖い怖い。

暗殺教室 ★★★
 かつて殺せんせー、いや死神によって全てを失った柳沢。過去話では傲慢なエリートとしての一面しか見せなかった彼にも彼なりの考えがありました。情熱が欠けているという自分の欠点を自覚しており、それを補う為に雪村先生を選んだまでは良かったけど、雪村先生に心を寄せなかった事、そして死神の力を甘く見た事が命取りになってしまった。彼がもう少し謙虚に振る舞えば、違う未来があったかもしれませんね。
 そんな柳沢が選んだ最後の切り札が2代目の死神。死神の歪んだ教育によって師を敬う心を持たず、師を陥れた男。しかし彼もかつての師とその教え子を甘く見て敗れた。なるほど、この2人は似た者同士ですね。同じ相手にやられた事だけでなく、相手とそのパートナーを甘く見て自滅したような結果も含めて。
 だからこそ、この2人は最高のコンビになった。油断なき天才になった柳沢と、彼に忠実に従う2代目死神。能力面でも精神面でも、この2人に死角はありません。殺せんせーとE組にとって最大の敵になりそうですね。ちょっとワクワクさせてくれます。やっぱりこういう話は敵が強くないと面白くありませんから。

ONE PIECE ★★★★
 冒頭で連絡しているのはルッチですね。スパンダムに陥れられて追われる身になったけど、無実を証明したのか。再就職おめでとう、と祝っても良いのかな? スパンダム親子が落ちぶれていれば嬉しいんだけど。
 囚われたドフラミンゴは、海賊の覇権争いの時代の始まりを予言する。確かにこれからの海はますます荒れるでしょうね。誰がルフィ達の敵に、味方になるのか分からない状況。四皇でさえ最後まで勝ち残れるかどうかというカオスな時代になるでしょう。ドフラミンゴを助けようとしているのはカイドウの部下ですか。そういえばカイドウはキッド達と戦っているんだろうか? あちらの状況も気になります。
 バルトクラブの海賊船は、まあ予想通りかな(笑)。バルトロメオだけでなく船員全員ルフィのファンですか。バルトクラブではなく、麦わらのルフィのファンクラブと改名してもいいですよ、多分。
 ドレスローザの一件でルフィ達の懸賞金がアップ。ロビンがようやく1億の大台に乗りましたか。ウソップは素顔の手配書おめでとう。故郷の村の人達(カヤとにんじん達を除いて)は驚くだろうなあ。そしてサンジの手配書だけ「殺しちゃダメ」というような注意書きか。カイドウの領地で何かやったのかな? カイドウに関する重大な情報を手に入れたとか。

左門くんはサモナー ★★★
 センターカラー&大増25ページ。
 天使ヶ原さんの幼馴染み、笑美ちゃん登場。笑顔が可愛い子ですね。沼先生の描く女の子は表情が柔らかくて、結構好みのデザインです。
 欲を出さない天使ヶ原さんを嫌う左門は、彼女の友達も好まない。だから悪魔が笑美の魂を奪っても無関心。左門にとって人間より悪魔の方が身近な存在なのは確かだろうけど、助けないのは完全に嫌がらせですね。その証拠に天使ヶ原さんが欲を出したら、すぐに助けてくれたし。
 読者にとって、あまり心地良いキャラとは言えない左門。主人公としては非常に危険なキャラですが、天使ヶ原さんの天使っぷりでギリギリのバランスを取っている感じですね。決してつまらなくはないけど、一気に落ちそうな危うさも感じる漫画です。だからこそ見守らないと。

食戟のソーマ ★★★
 薊は堂島や城一郎の時代の第三席だったのか。そして薙切家の実子ではなく婿養子だった。どうやってえりなの母親に取り入ったんだろう? それとも昔はまともな料理人だったのかな?
 薊がえりなに施した教育は、味のエリートを育てる為の教育。その苛酷さは教育ではなく洗脳と言えるもので、父親が娘にするものではありません。只でさえ幼い子供は親に逆らえないのに、僅かな暴力と徹底的な非情さを押し付けるとは冷酷過ぎる。途中で止めなかったら、えりなは薊のように歪んだ人間になっていたでしょう。冷酷なえりなの目付きにはゾクゾクするけど(苦笑)、子供がすべき目付きじゃありません。
 三つ子の魂百までと言うように、薊の教育による悪影響は未だにえりなの心を縛っている。父に逆らえないえりなを救う為、仙左衛門は創真に協力を求める。ヒロインのピンチならば立ち向かうのが主人公だけど、創真は料理以外で動くタイプじゃないからなあ。えりなとの接点もまだまだ薄いし、ここでは頷かないかも。緋紗子、早く来てくれーっ!

僕のヒーローアカデミア ★★★★
 期末テストに不安になるのは、普通の人もヒーローも同じ。僅か20人のクラスだからこそ、成績の差は大きいですね。常闇の成績が低いのは意外でした。学校の成績はイマイチという主人公が多い中、優秀な成績を出している出久は異質です。やっぱり頭を使って戦うタイプなんだなあ。
 爆豪も高い成績を出していますが、出久の成長ぶりに焦りと苛立ちを感じている。うーむ、彼の悪いところがまた出てしまいましたね。いつまでも敵化フラグを立て続ける奴だ。何とかならないかと思っていたら、こう来ましたか。出久と爆豪のコンビでオールマイトと戦わせるとは、これはいい展開。ライバル同士で手を組んで偉大な先輩に挑む。こんなに燃えるシチュエーションで吹っ切れなければ、爆豪にヒーローの資格はありませんよ。もしかしたら最高のコンビが誕生するかも?

火ノ丸相撲 ★★★★
 その才能を開花させた沙田の勝利を、誰もが疑わなかった。何よりも沙田にしてやられた火ノ丸が敗北を受け入れつつあった。何度も敗北を経験してきたからこそ分かる、沙田との絶対的な差。努力をやり尽くしても本物の天才には敵わない。普通の人間だったら、いや天才と言われている人間でも、ここまで完璧にやられていたら敗北を受けれ入れたでしょうね。心技体全てにおいて沙田には及ばなかった、天才には勝てない、諦めようと。
 諦めたかのような笑みを浮かべた火ノ丸でしたが、それでも最後の最後に彼は粘った。愛とか仲間との友情ではなく、天才への嫉妬や意地による覚醒というのが現実らしさを感じますね。普通のスポーツ漫画ならマイナスの要素として敬遠されるだろうけど、火ノ丸のように恵まれない立場にいる人間にはそういう気持ちも必要なのです。天才である沙田でさえ恐れる程の修羅の形相を見せる火ノ丸、心技体の心では沙田を上回りましたね。化物同士の戦いはこれからが本番、もっと燃えろ、火ノ丸!

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 満員電車に乗った斉木、超能力者ならではの苦労をしています。瞬間移動せず、あえて苦労して大好物を味わおうとする斉木ですが、彼の場合は普通の人より苦労するので大変ですね。
 しかしこれだけトラブルに遭遇しているのに、よくグレずにいられるなあ。人間の身勝手さとか、心の汚れっぷりは普通の人より多く見ているだろうに。今回も力士はともかく痴漢はボッコボコにしてもいいレベルですよ。まあ力士のキンタマに触れさせるという罰は、ボコられるより嫌だろうけど。
 電車での人身事故は本当に大迷惑。特に電車に飛び込み自殺する奴は、死ぬ時まで人に迷惑かけるんじゃないと叫びたくなりますね。富士の樹海とか崖から飛び降りて勝手に死んでくれ、と。斉木みたいにフォローしてくれる人は現実にはいないので、本当に困ったものです。

ものの歩 ★★★
 大増23ページ。
 初っ端から女の子の下着姿を出すとは、池沢先生あざとい(笑)。みなとは信歩と同じ学校に通うんですね。彼女がヒロインと見て良いのかな?
 将棋部に入ろうとする信歩ですが、経験者のみ・初心者不可という学校の部活にしては高い条件を出しています。部員1人だけの部活にしては強気ですねえ。というか、部員は竜胆だけなのによく部として認められましたね。竜胆以外は幽霊部員なのかな?
 いちごパンツ姿を晒すという屈辱的なデビューを飾った竜胆ですが、棋士としては信歩の大先輩。しかし彼は表の舞台には出ておらず、過去の棋譜を乗り越えられずにいた。信歩と出会わなかったら、この後も昔の幻影に唸っていたでしょうね。虚しい青春を送りそうだった竜胆の前に現れた信歩は、竜胆とは反対に未来だけしか見ていない。正反対の道を行く2人の今後が楽しみ。

ブラッククローバー ★★★★
 センターカラー。
 表紙ではラスボスっぽく描かれているフエゴレオンですが、本編では頼もし過ぎる味方として戦っています。いやホントに強いな。こんなに頼りになる先輩キャラは久しぶりかも。
 魔法そのものも強いけど、どんな時でも冷静な判断を下せる精神力、敵の魔法の僅かな隙を見逃さない観察力、そして炎より熱い闘志と勇気の持ち主。欠点が見当たりませんね。さすがは魔法騎士団の団長の中でもトップクラスの実力者、見事なまでの強さです。
 一方、ゾンビ使いのラデスの正体も判明。やはり元騎士団員でしたか。アスタやユノと同じ平民出身の魔法騎士だったけど、誰にも認められず庇われずにグレてしまった。入った騎士団が悪かったのかなあ。しかしラデスには復讐以外の目的があるとの事。この襲撃事件も陽動みたいですね。敵の真の狙いは何だ?

トリコ ★★★
 ブルーニトロをも食らう怪物・ネオと化したアカシア。フルコースを求めて7体の分身を放ちました。各地の八王を襲うつもりみたいですね。八王の強さは知っているけど、それでも苦戦は必至だろうなあ。出産直後のヘラクレスとかヤバそう。
 ブルーニトロの最終目的、それはネオを完全に殺す事。これは意外でしたね。ブルーニトロはネオを食べる為に育てているのだと思っていました。地球をも犠牲にしてネオを蘇らせようとするとは、余程の恨みがあるのでしょう。
 ネオの覚醒、ブルーニトロの目的の判明、次郎いや二狼の復活などイベントが目白押しの回でしたが、ここ最近のハイスピードな展開には不安を感じます。編集部から連載打ち切りを宣告されたので、一気に纏めに入っているのかなあと。十貝五人衆との戦い、もう終わってたりして。

ニセコイ ★★★
 扉絵のマリー、ヒロインがする顔じゃありません(笑)。まあ一条が来たのかもと期待したら、ですからあんな顔になるのも分かりますが。
 こんな大騒ぎになっているのに姿を見せなかったマリーのお父さん、東京で仕事しているのかと思ったら、何と地下牢に閉じ込められていたとは。夫とはいえ警視総監をこんな目に合わせるとは、怖い者知らずにも程がある。自分が何をしても夫は罪に問わないと確信しているのかな? だとしたらそれは愛情ではなく計算ずくの行動でしょう。マリー父の愛が報われる日は来るのだろうか?
 篠原さんによって地下牢から救い出された一条。マリーを救いたいけど、彼女と結婚するつもりは無い一条では根本的にマリーは救えない。それでも一条は走る。「友達を救いたい」という気持ちは本物だから。大人の理不尽をブチ壊すのは子供の特権、マリーを幸せに出来ない一条がどこまでやれるのか、見守らさせてもらいましょう。

バクマン。age14 ★★★
 特別読切の後編。
 この漫画を語る上では絶対に外せないキャラ、新妻エイジ。ジャンプに漫画を持ち込む前の彼を見られるとは思いませんでしたけど、この頃のエイジはかなり子供っぽいですね。小畑先生の絵の変化、エイジのキャラクターが登場時から変わった事もあるんだろうけど、こんな純粋な少年があんな強敵っぽくなるとは、年月の流れの不思議さを感じます。
 可愛い亜豆を見ている内に、彼女を見るサイコーの視線に気付いたシュージン。亜豆がこの2人を結び付けたとも言えますね。そしてサイコーの絵を見たシュージンは彼と組む事を決意。物語はここから始まる。うん、プロローグ前の話としては良い出来でした。映画に繋がる話としては充分でしょう。
 そして小畑先生の新連載が気になります。大場先生とのゴールデンコンビ再結成はいいんだけど、掲載誌はSQ.ですか……。最近、うちの近所のコンビニではSQ.を置いてないんですよねえ。置いてあるコンビニを探して立ち読みしよっと(本屋で買えよ)。

銀魂 ★★★
 捕虜になった喜々、傲慢な性格は変わってないけど、坂本が言うとおり彼は既に天導衆から見限られているでしょう。ここまで無能っぷりを曝け出したら、神輿として役に立ちません。改心して銀時達に手を貸すのか、それとも更なる闇に落ちて破滅するのか。喜々の未来はどっちだ?
 神楽の故郷、烙陽に到着。父と兄を連れて帰るという神楽の願いは叶いましたね。仲良く里帰りした訳ではありませんが。それにこの星は既に春雨の手の中。高杉だけでなく銀時や神楽も危ない。星全体が戦場になりそうだけど、虚もここに来るのかな?
 決戦の空気が漂っている中、ゴリラだらけの烙陽の景色には笑いました。何だろう、初めて来たのに妙に懐かしい。新八は不本意だろうけど、作者からもゴリラ同士のカップルに認定された近藤とお妙に幸あれ。

背すじをピン!と ★★★★
 つっちーが期待通り、いや期待以上に漢っぷりを見せてくれました。そうだよ、ここでわたりさんを励まさなかったら男じゃないよ。わたりさんへの信頼と勇気を込めたダンスは、本当に動いているかのような脈動感があり、見ててワクワクしました。この作画力、さすがは他所の雑誌とはいえ連載を経験しているだけはありますね。
 わたりさんがトラウマの原因になった男と会う事は無い、とつっちーは考えているけど、果たしてどうだろうか。現実でも思わぬ人と再会する事があるし、フィクションの世界なら尚更です。実は彼もダンスをしていて、ライバルとして立ちはだかるかも。その時の為にもっとわたりさんとの愛と信頼を深めるんだ、つっちー。もう愛の告白をしたようなものだし(笑)。

BLEACH ★★★
 ペルニダを倒した事よりも、研究者として浦原を越えた事を喜ぶマユリ。とことん科学者ですねえ。マッド過ぎるその性格故に味方からも信頼されていなかったけど、今回の働きは見事でした。マユリ本人はここでリタイアっぽいけど、日番谷と松本を治療して、日番谷を復活させてくれたのは大きい。日番谷ファンの皆さんも安心したでしょう。マユリに感謝の土下座してたりして。
 一方、京楽率いる死神の本隊はリジェの狙撃によって人数を減らしていた。銃の射線上にいれば何をしても貫かれるというリジェの能力は、姿を見せない狙撃にはピッタリ。しかしこのまま全滅する程、死神側も甘くない。元柳斎の後を継いで総隊長になった京楽ですが、まだ卍解は見せていない。随分と出番を引っ張ったけど、いよいよ見せてくれるのかな? ワクワク。人目のつく場所で使うものではないとされているその能力とは?

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★
 冒頭のラッシュ、両さんは「これはきっと…」と理由に心当たりがあると思ったけど、次のページを捲ると「なんでこんなに混むんだよ!?」と驚いている。うーむ、この後まだまだ人が来ると考えたのかな? 言葉って難しい。
 科学の進歩はここまで来たかと思わせる、マルチヘリと連動してのバーチャル飛行体験マシン。秋本先生、最近はドローンがお気に入りみたいですね。だとしたらドローンを使って馬鹿な事をやった連中には腹を立ててるでしょう。姫路城にドローンをぶつけた馬鹿は反省してください。
 絶対に両さんがマシンを悪用したり、大失敗するオチだと思ったのに、人助けをして褒められて終了。うーむ、警察官としては正しい行動なんだけど、漫画のオチとしては弱いですね。これ以上ドローンにマイナスイメージを与えたくなかったのかな?

カガミガミ ★★★
 完全にクライマックスな展開で、しかもこの掲載位置。次期での連載終了はほぼ決まったようですね。ううむ、残念。
 千早は狗星にボッコボコにされると思ったんだけど、むしろ善戦していますね。式神より本人の方が強いって、この子も一種の天才か。このまま戦いが続いていたら、どんな結果になっていたのやら。
 局長は審査を本部で行うつもりだったけど、却下されていたのか。多数の式神使いが本部から離れるという危険を考慮しており、事実その隙を突かれてしまった。敵の力が予想以上だったとはいえ、痛恨のミスですね。局長のミスにしない展開は賛否両論かも。
 ホローラビットが狙う白禍深獄の力。それはコダマの原型である大気を覆う程の虚霊だった。もしこいつが解放されたら人間界は終わりというとんでもない代物です。既に本部は壊滅寸前、ここから逆転するには皆の力を合わせるしかない。けれど狗星にその気はない。味方だけど厄介な男です。

ベストブルー ★★
 登場人物の苗字がサメの名前から取られている事に、今頃気付いた馬鹿な私。もっと注意深く読みましょうよ(苦笑)。
 尾永の努力と実力を認めた青野は、彼に負けない努力を積み重ねてメドレーリレーの補欠候補に残る。補欠と言ってもこれはレギュラー入りへの第一歩であり、何よりライバルとして負けたくない。青野も尾永も同じ気持ちなのが良いですね。男の勝負は見ている方も燃えさせてくれます。
 と、この2人の勝負というストーリーはいいのですが、絵で見るとやっぱり地味なんだよなあ。水泳、しかも面と向かって競い合ったり戦ったりする訳じゃないから、ライバル対決でもイマイチ盛り上がらない。この漫画の欠点がよく分かりました。年末までは続くだろうけど、連載が終わるまで最後尾が定位置でしょうね……。

磯部磯兵衛物語 ★★★
 相変わらず子供たちの前ではカッコつけている磯兵衛。つい調子に乗って、考えてもいない奥義を教えると言っちゃいました。あーあ、子供たちの目が輝いてますよ。そりゃあそうだよねえ。武術を学んでいるのなら奥義の習得は大目標ですから。奥義を使えばバトルシーンが盛り上がるので、奥義が多すぎる流派もあるけど。もう全ての技を奥義にしても良いんじゃね?ってくらい(笑)。
 源が登場した時は彼が磯兵衛に変わって奥義を教えるのかと思いましたが、磯兵衛の嘘を真に受けて本当に奥義を習得してしまった。斬撃を飛ばすって、「ONE PIECE」のゾロかよ。こんなチートを見せ付けられたら、子供たちが嫌うのも当然か。源、天才すぎる。そして磯兵衛は次までにちゃんとした奥義を考えるように。


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