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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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11月27日のアニメ 狂気漂う廃屋だろうと、氷の大陸であろうと、そこに敵がいるなら戦うのみ

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うしおととら
 御角婆ちゃんの市に落ち込む潮。そういえば(アニメでは)身近な人の死を体験するのは今回が初めてだっけ。敗北のショック以上に、守りたい人を守れなかった事が悔しいんだろうなあ。そんなに彼に見切りをつけたように去るとら。でも流の言うとおり、とらは潮とは離れられない関係なのです。いや変な意味じゃなくて(笑)。
 くらぎに歯が立たなかった獣の槍の不要論が光覇明宗内で高まり、キリオが若い僧を率いて獣の槍を奪っていきました。目的は獣の槍を破壊する事。そうすればエレザールの鎌に頼るしかなくなり、頑固な上層部も鎌の価値を認めてくれる。誰でも使える武器と、たった一人にしか使えない武器。同じ威力の武器なら前者を選びますよね。同じ威力なら、の話ですが。
 キリオが育てられた「囁く者達の家」に乗り込んだ潮と日輪、流ととらはそこでキリオの真実を知る。キリオは武法具を使う為に改造された人間、マテリアだった。その改造を施したのが斗和子。引狭にエレザールの鎌を作らせ、赤ん坊を誘拐して改造するなど、心が壊れたように見えた引狭が怯える程の狂気を見せています。原作を読んだ時は引狭が黒幕だと思っていたので、彼女の仕業だと知った時は驚きましたね。なかなかの悪役っぷりです。
 しかし今回も原作と比べて、かなりカットされましたねえ。「囁く者達の家」でのホムンクルスとの戦闘は仕方ないけど(日輪にとってはかなり重要な話なんですけどね)、杜綱兄妹との修行までカットしちゃいましたか。あれが無いと潮が強くなる理由が無くなっちゃうんだけど、スタッフはどうするつもりなんだろう? 藤田先生が監修しているから、大丈夫だと信じたいけど……。

ヘヴィーオブジェクト
 女性に罵られると仕事の効率が上がる2人。生粋のMじゃねーか(笑)。この2人にとってフローレイティアは理想の上官ですな。ミリンダも子犬みたいにクウェンサーに従うより、罵った方がくっつく可能性は上がるのでは?
 今回の任務地は南極。氷の上では超重量のオブジェクトを展開させるのは無理なので、オブジェクトキラーの2人にとっては簡単なお仕事……にはなりませんでした。国の英雄にまでなったのに末端の兵士がやる仕事をさせられているのは理不尽だろうけど、それだけフローレイティアから信頼されているという事にしましょう。今回も任務をやり遂げているし。
 ペンギンの子供に和む男達。うん、まあ気持ちは分かるよ。私がその場にいても和んだでしょう。でも君達プロの軍人とテロリストで、しかも交戦中だから(笑)。人が虫けらのように簡単に死ぬ一方で、こういうコメディ的な事もやる。この作品は寒暖の差が激しいなあ。
 南極という人類が唯一定住できなかった大陸でテロリスト達は何をしていたのか謎でしたが、月にある特権階級の別荘地を狙っていました。スケールの大きいテロをやろうとしていたんだな。武装もオブジェクトに使われていた大砲とか、完全無人制御のシステムとかテロリストレベルのものじゃない。どこかの勢力が裏で糸を引いていそう。ステルス仕様の水中用オブジェクトもいるみたいだし。
 狙われているのが正統王国ではなく情報同盟の目障りなVIPだったので、テロは放置される筈でしたが、ヘイヴィアの婚約者が月にいたので彼女を助ける為にテロを阻止しました。対立している実家同士をくっつける為の婚約だそうですが、ヘイヴィアなりに彼女を大切に思っているのか。よし、これで今後女性ゲストとのフラグが立たなくても彼を心配する必要はありませんね。可愛い婚約者に罵られる日々を送ってください(僻むなよ)。
 次回は南極での戦いの続きかと思ったら、特別番組だそうです。スタッフが力尽きたのかと思ったけど、前々からの予定通りだそうで。けど作画が微妙だったし、やっぱりスタッフ大変なんだろうなあ。メカものは作画がキツイそうだし。どうもご苦労様です。

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