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ジャンプ05・06号の感想

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 2016年最初のジャンプ感想です。今年もよろしくお願いします。

 付録のお守りシールに選ばれた面々は「火ノ丸」を除けばアニメ化された作品ばかり。このメンバーの中に入ったという事は「火ノ丸」のアニメ化も近い?

 「NARUTO」のアニメ、自来也忍法帳がようやく終わって本編再開だと思っていたのに、今度はイタチの話をやるのか。いや、イタチの過去には興味あるけど、引き伸ばし過ぎじゃないかなあ。漫画化されるボルトの話もアニメにするから?

 「ONE PIECE」の日めくりカレンダー、作ってみたけどなかなか面白い。ルフィの名言は心に力を与えてくれるなあ。

ONE PIECE ★★★
 新年最初の巻頭カラー。映画情報はボスっぽいキャラが紹介されています。やはり能力者なのかな?
 サンジとシープスヘッドが戦うまでの経緯、そしてナミ達がミンク族を救った詳細が明らかに。毒ガスをすぐに解毒できるシーザーを連れて来ていたのはラッキーでした。これだけの恩を与えたのならミンク族が誤解して、ルフィ達と敵対関係になる展開は避けられそうですね。まだ安心は出来ませんが。
 そしてサンジがいない理由も語られました。そうか、ビッグマム海賊団の追手を迎え撃ったのか。ペコムズはライオンっぽいのに亀の能力が使えるので何者なのか気になっていたけど、ミンク族だったんですね。気付かなかった我が身の不覚。
 サンジはペコムズに敗れて捕まったのか、それとも敵を引き付ける為に1人だけゾウから逃げたのか。後者だとしたらすぐに追いかけたいけど、ゾウでの問題を解決させないとダメなんだよなあ。サンジ、今年中に合流できるのかな?

暗殺教室 ★★★★
 生徒達がいてもレーザーは発射されるし、殺せんせーも逃げられない。たとえ爆発しなくても、生徒達が庇ってくれても、殺せんせーは死ぬ運命にある。何とも非情な現実ですが、殺せんせーの言うとおりなんですよね。これ程の力を持つ怪物が生きているなんて、普通の人間から見たらそれだけで恐怖の対象になる。怪獣や宇宙人よりも怖い存在です。
 「たった1%のリスクぐらい俺等は飲める」と寺坂は言うけど、そのリスクが現実になった場合、犠牲になるのは君達だけじゃないんですよ……。子供らしい怒りを見せる生徒達に殺せんせーは優しく諭す。フィクションの物語なら子供達の知恵とか努力で大人の世界のルールを覆す事が多いけど、現実はそんなに甘くない。殺せんせーの言うとおり、悔しい気持ちをやり過ごして前を向くべきなんですよ。それが真に賢い生き方です。
 中村さんからの誕生日ケーキに泣きそうになった殺せんせーですが、遂に最凶の敵が現れる。恐るべき怪物に成長した死神が、かつての師に襲い掛かる。これが最後の戦い、今度ばかりは殺せんせーも楽に勝てる相手じゃない筈。「殺せんせー」の名を懸けた一大決戦、どちらが勝つにせよこの戦いの後で卒業式をやって終了かな? 2016年最初の終了作品になりそう。

ハイキュー!! ★★★★★
 敵も味方も死力を尽くす。今までのセット丸々使って仕掛けた月島の罠ブロックを、ギリギリのタイミングでかわした牛島。どちらも凄い。いや、月島はこれでまだ1年生なんだよな。日向と影山の主役コンビに隠れているけど、こいつも怪物だわ。
 日向と月島を強引に押さえつける牛島のイメージは、彼の強大さを表しています。敵も味方も憧れる大エースに、それでも抗う者達がいる。これが最後の攻撃と覚悟を決めたかのようなスパイカー5人による同時攻撃、しかも一番後ろにいた日向に上げて相手の意表を完全についた。さすがの白鳥沢もこれは読み切れなかった。リスク?何それ?と言わんばかりの無茶な攻撃、こんな事が出来るのは烏野だけです。
 バレーボールに限った話ではありませんが、スポーツの「強さ」に決まった形はありません。サッカーも現在はFCバルセロナのスタイルが最強と言われているけど、いずれは新しいスタイルが生まれるでしょう。そうやってスポーツは発展し、選手達は成長した。白鳥沢の敗因は牛島という破格の才能に頼り過ぎ、チームとしての成長を止めてしまった事…かな? 詳しい敗因の分析は次回やってくれるでしょう。
 どちらが勝つかまったく分からなかった決勝戦は、烏野が勝利を掴み取りました。烏野の面々の最高の笑顔と、白鳥沢の選手達の明日に繋がる涙を見せてもらいましょう。

前衛のアーチャー ★★★
 今年最初の読切は「黒子のバスケ」の藤巻忠俊先生によるファンタジーバトル漫画です。
 「黒子」と同じく主人公的なキャラが2人いる漫画ですが、それでも黒子が主役だった「黒子」以上に2人主人公作品になっています。タイトル通りアーチャーが前衛を務め、聖剣に選ばれた友人を守るという面白い設定を上手く活かしています。
 そしてバトル漫画でも藤巻先生の作風は変わらない。淡々と描かれた絵でユニークな展開を進めつつ、決めるべきシーンはきっちり決める。藤巻先生のファンなら充分満足できる作品でしょう。
 魔物のデザインがイマイチなのが残念ですが、人間ばかり描いてきたから仕方ないか。ともあれ藤巻先生の健在ぶりは示せたでしょう。増刊で連載されている「黒子EG」が完結したら、また週刊少年ジャンプに帰って来てください。

火ノ丸相撲 ★★★
 名古屋にやって来た火ノ丸が最初に向かったのは名古屋城。そういえば歴史マニアだったっけ。だとしたら名古屋城は見たかっただろうなあ。私も旅行した時はその地のお城を見たいし。でも名古屋城は外見は立派だけど、中は博物館というか、ちょっと近代的すぎてガッカリするかも(私も子供の頃、最初に名古屋城を訪れた時は外と中のギャップにショックを受けました)。いや、火ノ丸ぐらいの城マニアならそんな事は知っているか。同じ様に再建された熊本城も名城である事に変わりはないし。
 歴史マニアの血が騒いだ結果、謎の学生と相撲を取る事になってしまった火ノ丸。しかし石川県から来たこの男こそ、新たな国宝・大典太光世こと日景典馬。火ノ丸達が稽古してもらう予定の大関の弟で、力も体格もかなりの大物。いきなりライバルの1人と戦う事になったけど、これは確かに負けられないな。成長した火ノ丸の強さを見せて、相撲に真剣に取り組んでいる事を証明してやれ!

うすた京介特別読切・20周年パーティーの悲劇
 タイトルどおり、うすた京介先生のデビュー20周年を祝う漫画です。まさか先生の作品をもう一度ジャンプ誌上で見れるとは思わなかったので、嬉しいサービス。
 しかも単なる読切ではなく、ジャガーやピヨ彦、マサルさんや「武士沢レシーブ」の面々まで描いてくれるとはねえ。特に「武士沢」はうすた先生にとって黒歴史的な作品だと思うので、また描いてくれるとは思わなかった。負のオーラが出てるって自分で言うなよ(笑)。
 次号は現在ジャンプ+で連載中の「フードファイタータベル」が出張読切で掲載されるそうで、うすた先生プッシュが続くみたいですね。「タベル」は毎週読んでいますよ。最近のジャンプ読者はうすた先生を知らない人も多いと思うので、次号では20年経っても衰えを知らないギャグセンスを見せてください。

左門くんはサモナー ★★★★
 一時は打ち切り候補だったのに、じわじわと掲載位置が上がっていき、遂に上位グループの仲間入り。この復活劇は凄いなあ。確かに回を重ねる毎に面白くなっているけど、それでもここまで上がるとは……。
 ぼっちキャラがすっかり板に付いたアンリ・マユさん。そういえば彼女が出た頃から人気が上がった気がする。左門に恋する一途さと、邪悪な女神とは思えないダメダメっぷりがウケたのかな? 私も好きなキャラだけど。
 今回はアンリとネビロスと一緒にボウリング。アンリと天使ヶ原さんが仲良くなってくれて良かったけど、左門とネビロスはダメだなあ(笑)。この2人を仲良くさせるのは天使ヶ原さんでも不可能でしょう。皆さんはボウリング場でこの2人の馬鹿の真似をしないように。

2号連続! 描き下ろし4コマ劇場
 後半戦のテーマはお年玉。今回も気に入った作品のみピックアップ。
・BLEACH……お年玉をせびるバンビエッタが可愛いけど、相手が悪かった。ハッシュヴァルトは本当の子供にしかお年玉を渡さないタイプっぽい。
・左門くん……ネビロスを騙す為なら努力を惜しまない左門。来年は触れただけで悪魔が燃えるお札を作りそう。
・ニセコイ……あー、確かに高校3年生なら、お年玉を上げるには微妙な年齢だよなあ。特に男親が息子に上げる場合は。
・ワールドトリガー……女の子に「金玉」と連呼させる太刀川、なかなかの極悪っぷり(笑)。 
・タベル……ジャンプ+からの特別ゲスト。本編ではかなり無茶苦茶やってるタベルですが、こういう律儀な面もあったのか。意外だ。
・アゲ太郎……ネタよりも絵のインパクトが凄い。小学生レベルの下手な絵なのに、漫画は面白いんだよなあ。原作者に乾杯。

僕のヒーローアカデミア ★★★★
 センターカラー。
 訓練は厳しいけれど、内容は間違っていない。自分の原点を振り返り、より個性を伸ばす。「何の為にこうしてグチグチ言われるか常に頭に置いておけ」という言葉は現実でも通じます。そしてお茶子と青山は赤点ギリギリだったと判明。クラスメイトの前で明かす相澤先生、容赦しないな(笑)。
 洸汰への説得の方法に悩む出久。実戦経験を積んでいるとはいえ、彼はまだ学生。人の心を動かせる程の説得力はまだありません。同じ言葉でも普通の人に言われるのと、大臣とかスーパーヒーローに言われるのとでは天地の差があります。ちゃんと分かっている轟は、父の背中を見てそういう事を理解したんだろうなあ。人間的にも大きくなっていますね。
 楽しい筈の肝試しが一転、敵連合との戦いの場に。敵の人数は10人と少ないけれど、選び抜かれた精鋭揃い。今度の戦いは今まで以上にキツくなりそうだけど、秘密の筈の合宿場所がバレていたなど情報が駄々漏れなのが気になる。スパイはこの合宿に参加している面々の中にいる?

トリコ ★★★
 各地で行われていた八王とネオの分身の戦いは、いずれも八王が圧勝。生物としてのレベルそのものが違いますね。馬王も猿王も戦ってさえいないし。でも分身で八王相手にそれなりに戦えるのだから、ネオ本体の強さはどれ程なのか。本体と八王の戦いも見たいなあ。
 狼王ギネスと戦っていたトリコとスタージュンの背後から、ネオの分身が出現! トリコ達も頂上対決に巻き込まれたけど、こいつを軽く倒せるぐらいじゃないと狼王と戦う資格は無い。最強コンビで一蹴して狼王に挑め! 小松達との合流は狼王との戦いの後かな?

ものの歩 ★★★
 いよいよ都大会が始まりました。新たな優勝候補・駒江第一はナルシストの部長とツッコミが厳しい副部長?が良いコンビみたいですね。彼らとも戦う事になりそうだけど、当たるのはいつなのか。千賀と同じAブロックだけど準決勝は十歩の高校と当たるみたいだから、その前かな。
 他チームより1人少ない千賀は、竜胆が勝っても信歩が負けたら終わってしまう。一回戦は相手が弱かったし、信歩が矢倉を使う情報も無かったから勝てたけど、棋譜を取られた次からは厳しい戦いになるでしょう。振り飛車にどう対抗するのか、前回で見せた信歩の心の強さを再び見せてもらいましょう。

ブラッククローバー ★★★
 センターカラー。
 怪物と化した兄に殺されかけた弟。彼は改心するフラグが立ちましたね。しばらく収監された後、更生させる為に黒の暴牛に入れられるかな?
 マリーさえ無事なら他の奴なんてどうでもいい。気持ち良いくらい割り切っていたゴーシュですが、マリーのおかげで最低のゲス野郎に落ちるところを救われました。マリー、ええ子や……。辛い人生を送ってきたのに優しい心を持ち続けていた彼女は奇跡のような存在ですね。ゴーシュがシスコンになるのも仕方ないかな。
 舞い戻りながらもアスタを見くびっていたゴーシュ、妹しか護らない自分と違って、みんなを護って戦うアスタを見て何かが変わったようです。アスタのバカっぷりは多くの人間の心を動かしてきたけど、ゴーシュも変わりそうですね。ダメシスコンからの脱却なるか?

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
 今年は連載40周年。前人未踏の大記録を打ち立てる記念すべき年の幕を開けた話は、季節外れのサーフィンの話。クソ寒い冬の海でも大波が来れば行く、両さんに限らずサーファーってそういうイメージありますよね。趣味に生きる人間って大概そうだけど。
 カリブ海での年明けサーフィン、サーファーとしては極上の正月だろうけど家族を持つ身としてはダメでしょ。それでも家族より波を並ぶのが真のサーファー。困ったものです。
 迷子の子供クジラを助けて、正月から良い事をした両さんとジョニー。良い話だけど、こういう場合助けられるのって大抵クジラやイルカですね。サメとかシャチの子供を助ける話があっても良いんじゃないかなあと思う今日この頃(怖いわ)。

背すじをピン!と ★★★★
 丸っこいユニークな体型で華麗なダンスを踊る金龍院。確かにこういうダンサーは人目を引き付けるでしょうね。小さいダンサーは目立たないという弱点を体型で補っている。だけど時間が経つに連れて痩せていき、目立たなくなったりして(笑)。
 三種目目はスローフォックストロット。速く動く事が多い競技ダンスの中では珍しく、その名の通りスローペースで踊るダンス。作中で金龍院が言ってるように速く動く事は簡単だけど、ゆっくり動くのは意外と難しい。しかも単に動くのではなく「ダンスを踊る」のだから、バランスを崩しやすい。つっちー達が苦手というのも分かります。
 しかしつっちーもわたりさんも、苦手をそのままにしておく程バカじゃない。スローフォックスなので狐をイメージしたのはそのまんまだけど、楽しいイメージを思い浮かべて苦手意識を無くすというのは初心者には最適。彼らはまだ「上手く踊る」より「楽しく踊る」べき段階ですから。
 審査員も認める素晴らしい笑顔で踊り切ったつっちーとわたりさん。初心者の2人がここまで一生懸命に踊る理由は、ダンスをするのが楽しいから。シンプルにしてダンスをやる理由の根源、驚いている宮大工だって昔は楽しいからダンスを踊っていた筈。昔の自分を思い出して、つっちー達と一緒に楽しくダンスを踊れるかな?

食戟のソーマ ★★★
 アルディーニ兄弟も加えての祝勝会。一色先輩の裸エプロン、久しぶりに見ました。うんうん、これが無いと極星寮という感じがしませんね(笑)。創真に全幅の信頼を寄せるようになった緋沙子を見て、えりなの創真に対する評価も変わりつつあります。表情も柔らかくなってきたし、いよいよ正ヒロインとして動き出す? いや、ここで動かないと正ヒロインの座を恵や緋沙子に奪われますよ。えりなの正念場ですね。
 と思ったら、えりなより先にお父さんが動きました。怖っ! ホラー映画のお化けみたいな登場シーンには思わず吹き出しました。これがシリアスな笑いというやつですね。しかし登場シーンはともかく、このタイミングで薊が敵陣を訪れたのは大きな理由がある筈。創真と十傑の全面戦争の幕開けを告げに来たとか? それともまさか自分が創真と戦うとか? うーん、この男の考えは読めない。だから不気味で面白い。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 照橋さんvs空助、斉木が苦手とするこの2人が同時に来ちゃいました。斉木にとっては最悪の正月ですね。いや照橋さんみたいな超美人に来られて最悪だなんて何贅沢言ってんだコラという気もしますが、苦手なものは苦手なのですよ。傍から見ていたら斉木LOVEな照橋さんは可愛いんですけどね。
 あらゆる男を魅了する照橋さんですが、空助には彼女の魅力はまったく全然通じなかった。さすがは兄弟、女性の見た目では惑わされませんね。しかし照橋さんの本当の恐ろしさまでは見抜けなかったか。今回は照橋さんの勝ちだけど、これは空助が照橋さんの事を知らなかったからでもある。次に戦う時は照橋さんに対抗できるメカとか作ってきそう、ってこれってそういう漫画だったっけ?(笑)

ワールドトリガー ★★★
 今回はアクションシーンが中心。ガロプラの戦士達は圧倒的な力は持っていないけど、戦い慣れていますね。不利な状況でもあまり焦らず、無理はせず、しかし的確に相手を追い込む。エネドラのように圧倒的な力を振るう相手より、こういう冷静に戦う相手の方が厄介です。切れ者の玲でさえ騙されちゃったし。
 ガロプラが狙う遠征艇の前には、ボーダーの最強戦力が集結していました。この面々が負けるとは思えないけど、太刀川が真っ二つにされるという迅の予知が外れるとも思えない。何かアクシデントが起きるんだろうかと思ったら、アクシデントを起こしそうな不確定要素が来ちゃいました。陽太郎はヒュースを連れ戻したに来たんだろうけど、ヒュースは戻るつもりは無い。この2人の再会がアクシデントを起こす原因になるのかな?

銀魂 ★★★
 パクヤサって誰だよオイと去年から疑問だったのですが、銀時の部下だったのか。こんなキャラがいたんですね(多分つい最近思い付いたんだろうけど。空知先生、そういうところあるから)。今はグレーな商売をやっているそうですが、最終章でひょっこり顔を出しそう。
 見事なまでに人違いをしていた馬董。このまま終わっていたら色々な意味で赤っ恥だったけど、彼が敵視していた相手はパクヤサではなく、その後ろから殺意を放っていた銀時だったという事で何とか面目を保ちました。良かったですねえ(笑)。まあこれでギャグ展開は終わり、後は2人の剣士が火花を散らすのみ。10年の因縁に相応しい決着を見させてもらいましょう。

バディストライク ★★
 新年を迎えても掲載位置は上がらず。うーむ、さすがにもう無理かな。
 話の内容も、今まで先延ばしにしてきた安導の過去を語り始めました。これは打ち切りを宣告されたから話を締めに入ったのか、それとも宣告される前に勝負に出たのか。どちらにしても安導の過去話はこの作品の分水嶺になりそう。安導が死神と名乗りつつもそう呼ばれる事を嫌う理由、そして「オレが殺してしまった」優太という人物との関わり。いずれもハードな話を予感させますが、果たして……?

ニセコイ ★★★
 遂に千棘への恋愛感情を自覚した一条。自分の気持ちに気付いたら他人の気持ちにも敏感になったらしく、千棘が好きな男って自分の事じゃ……と気付いたようです。ならば2人は両想いですね、良かった良かった、ハッピーエンド確定。
 と、そう簡単には行きません。なぜなら一条は小野寺さんの事も好きだから。二人の女性を好きになってしまったのはマリーが言ったように悪い事ではありません。問題は2人の内どちらを選ぶのか。これぞまさに究極の選択。どちらも魅力的な女の子で2人ともゲットできるハーレムルートを選びたいところだけど、そんなに甘い話はありませんよねえ。まあ千棘も小野寺さんも、話せば分かってくれそうな気がするけど(こらこら)。
 季節は流れ、一条達はいよいよ3年生に。最終学年の始まりは物語のラストスパートの始まりでもある。どちらを選ぶにせよ、読者が納得できる展開にしてほしいです。本命は千棘だろうけど。

BLEACH ★★★
 夕四郎、かなり強いな。姉には一歩劣るみたいだけど、それでもさすがは名門四楓院家の現当主。教わったばかりの瞬閧でこれだけの威力なら、もっと修練を積んだらどれ程になるのやら。並の相手なら爆炎無双で終わっていたでしょう。
 しかしナックルヴァールは並の相手じゃなかった。物質を体内に大量に取り込み、その物質による致死量を操作するナックルヴァールは、目に見える物質だけでなく霊圧さえも取り込む。これで夜一と夕四郎の霊圧ではナックルヴァールを倒せなくなってしまった。誰か助っ人が来てくれるのか、それとも逆転の秘策があるのか。夜一が負けるとは思えないけど、ナックルヴァールは面白いキャラなので死んでほしくないんだよなあ。どうなる事やら。

磯部磯兵衛物語 ★★★
 磯兵衛の父が帰って来たけど、相変わらず顔は見えません。あの状態でどうやって移動してきたのか謎だったけど、ケンケンの要領で来たみたいですね。無駄に器用だな(笑)。
 父の顔を見るべく、そのマゲを上る磯兵衛。珍しく頑張る彼の姿に江戸の人達が声援を送ります。うーむ、感動的な場面の筈なのに何か間違っている気がするのは私だけだろうか? まあいいや、優勝って事で。そして仲間先生、今年もよろしくお願い致します。

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