7月1日から大阪のUSJで「ドラゴンボール」と「ONE PIECE」、そして「DEATH NOTE」のコラボイベントが行われるそうです。悟空とルフィのツーショットはもう何度も見たけど、後ろのリュークが凄い違和感。この3名が揃いイベントなんて今回が最初で最後かも?
今号の裏表紙は栄養ドリンク・RAIZINの広告。これコンビニでよく目にするけど、その度に新しい色が出ている気が。色ごとに味の違いがあるのかな?
ジャンプ+で今週から始まった「ファイアパンチ」という漫画に興奮しました。漫画好きなら絶対読むべしと断言できるレベル。人肉食いや近親相姦など強烈なネタも含んでいるけど、とにかく面白い。こういう傑作が突然現れるから、漫画の世界は侮れない。
食戟のソーマ ★★★★
あえて司の得意料理であるフレンチで勝負を挑む創真。とことんなまでに挑戦者精神の持ち主だなあ。無謀な挑戦をしても勝てる!と思えるだけの実力を身に着けているからでもあるんだろうけど。
十傑第一席、つまり遠月の頂点に立つ男の料理はやはり別格だった。香りと見た目だけでサービスシーンを見せてくれるとは、食べたらどんな状態になってしまうんだ。試食役はえりなでプリーズ(笑)。
司の口から明かされた薊の目的、それは日本中の料理店を潰す事。彼が認める美食を出している店は例外だそうだけど、それはつまり日本の全ての量の味を薊が支配するという事。そんな横暴、許される筈がありません。餌以下の料理を出して高い料金を取るクズな料理店はともかく、普通に料理している店まで潰す必要はありません。創真の戦いは日本の料理を守る為の戦いでもある。ならば勝利あるのみ!
ブラッククローバー ★★★
歌で人を回復させる魔法を使う謎の少女カホノ。アイドルを目指しているそうで、とことんなまでに明るくて前向きな子です。しかし単なる女の子ではなく、アスタ達が目指している海底神殿に住んでいるみたい。海で歌といえば人魚っぽいけど、ひょっとして……。
ミステリアスな雰囲気を出しているカホノだけど、彼女のおかげでノエルは成長して魔法をコントロールできるようになりました。母の死と引き換えに生まれたノエルは家族から冷たく扱われていたけど、仲間とアスタの記憶がノエルを救ってくれた。お姫様抱っこまでしてもらったし、今日はノエル最良の日ですなあ(ニヤニヤ)。アスタの恋人候補ナンバー1は、やっぱりノエルかな?
ONE PIECE ★★★
ルフィ達がサンジがいなくなったダメージをモロに受けている頃(料理人がいない船旅って、ルフィにとっては地獄だよなあ)、4年に一度の世界会議が始まろうとしていました。集う王族達の中には懐かしい顔も。
ビビは元気だけど、コブラ王は一気に年を取ったなあ、ビビに結婚してほしいみたいだけど、本人にその気はまったく無し。コブラ王はまだまだ死ねませんね。
ルフィの故郷ゴア王国からも王と王妃が参加します。ステリー王はサボの家の養子になった子ですね。ぶっちゃけ嫌な性格のクソガキだったけど、大人になっても変わっていない様子。ルフィかサボにぶっ飛ばされてくれないかなあ。
魚人島のリュウグウ王国からは、懐かしのしらほし姫が来るみたいですね。あまり行きたくないみたいだけど、母の名を出されたら勇気を出してくれるでしょう。ビビと友達になってほしいなあ。
そして世界会議の前に衝撃的なニュースが。革命軍の本部バルティゴが壊滅したそうです。ドラゴンやサボが負けたのか。黒ひげ海賊団、強すぎでしょ……。彼らが死んだとは思わないけど、黒ひげに捕まったかも。今回の旅でルフィと革命軍の残党が合流するのかな?
僕のヒーローアカデミア ★★★
センターカラー。
ヒーロー達が取り囲んでいたビルは偽のアジトだと思っていたけど、ちゃんと本命でした。出久達が見つけた脳無の製造工場も別働隊が抑え、死柄木を始めとする敵連合のメンバー全員確保、爆豪も無事救出してヒーロー達の大勝利! 希望の未来へレディ・ゴー!
……となっては面白くありませんよねえ。死柄木は本当にもう打つ手が無いみたいだけど、敵の本命はまだ控えている。オール・フォー・ワンがこうなる事を予想していたのかどうかは不明ですが、このまま終わるとはとても思えません。むしろ絶望への前振りじゃないかと疑う自分が怖い。希望を見せた後に絶望させた方がインパクトありますからねえ。堀越先生の辣腕に期待。
暗殺教室 ★★★★
番外編3話目、殺し屋達による愛しのマドンナ救出作戦。ダメ人間の一歩手前に見えた殺し屋達ですが、昔の彼らはいずれも一流の人材だった。だからこそ殺しの世界でもプロとして生き残れたんでしょうね。一番馬鹿っぽかったキャラが実は…というのもお約束ですね。ふとしは過去に何があったんだろう?
これにて一件落着、と殺せんせーも読者も思っていたら、最後の最後にとんでもない爆弾が仕掛けられていました。そういえばこの番外編は蛍のモノローグで語られており、母親の梓が何を考えているのかは一切不明でした。盲目である事も心理的なトラップだとしたら、彼女は一流の殺し屋です。
しかし彼女の殺しが成功しない事は分かっています。次回の最終回は梓親子の事情を明かす…だけじゃ物足りないなあ。また大きなどんでん返しが用意されているかも。
ものの歩 ★★★★
番外編が掲載されたからか、掲載順が上位にまでアップ。人気が出てきたからでもある、と思いたいです。
勝利を強く求めている仙國。単に「勝ちたい」からではなく「将棋を嫌いになりたくないから」というのは、なかなか盲点でした。どんなに面白いスポーツやゲームでも、勝負事に負け続けると楽しくなくなってしまいますからね。負け続けているチームで頑張っている選手や、彼らを応援している人達って本当に凄い。
そんな仙國の思いを信歩は乗り越えていく。戦いの中で急成長し、才能の崖の前で留まってしまった仙國を置いて前に進む。天才でも凡人でも挫折する事はある。そこから這い上がれるかどうか、それこそが両者を分ける差。将棋をやる前から挫折してきた信歩にとっては、挫折する事さえ日常であり、その度に這い上がってきた。負け続けてきたからこそ強くなったのです。大した男ですよ、まったく。
そして遂に終わりの時が。仙國も最後に意地を見せたので勝ったのはどちらなのか、まったく分かりません。だから続きが気になります。両方とも勝ってほしいなあ(無理です)。
番外編はみなとのメイドコスプレ。何度見てもこの子、スタイル良すぎでしょ。本当に高校生なのか?と思うくらいセクシーですが、中身はちゃんと乙女っぽい。自分でも薄々気付いているみたいだけど、信歩が特別な存在になっていますね。いいカップルになりそうだけど、信歩は鈍感だからなあ。連載が終わるまでにくっつけたら奇跡だ(そこまで言うか)。
遊戯王 ★★★
特別編の後編。
ニューロンズ計画の本当の目的(と言っても海馬の個人的な目的ですが)は、多くの人の意識を束ねて超意識へと進化させ、海馬の意識を高次元へ昇華させる為でした。高次元とは冥界とも言われる世界、そう、海馬の宿敵である闇遊戯ことアテムの魂がいるであろう世界です。最新の科学技術で魂の領域にまで踏み込もうとするとは、まさに神をも恐れぬ所業。セラが止めようとしたのはそれが理由かな?
しかし海馬にとって、アテムと再びデュエルする事こそが至上命題であり、その為ならば自分の命さえ惜しくない。この狂気と正気の間を行くスレスレっぷりこそ海馬の魅力。映画でもこの勢いのまま活躍してくれるでしょう。
という訳で遊戯と海馬の運命のデュエルを見る為に、私は映画に行きます。でも4週目の限定カード(マハード、キター!!)が欲しいので、公開直後は見れないのが残念。ネタバレには気を付けないと。
HUNTER×HUNTER ★★★★
センターカラーで連載再開! 冨樫先生、待っていましたよ。今回は随分長く休んでいたけど、巻末コメントによると本当にご病気だったみたいですね。お体は大事にしてください。
前回から間が空きすぎて細かいストーリーを忘れてしまい、友人の単行本を読み返しました。友人がいなかったら単行本を買ってたかも。はっ、これは集英社の戦略か!?(違うと思います)
相変わらず台詞が多くて、普通の漫画を読むよりも時間が掛かる。そこいらの漫画なら、こんなに台詞が多い内容はネームの段階で編集者がダメ出しします。しかしこの漫画は例外です。だって台詞が多くても面白いんだもん。
漫画としては膨大な量の台詞には各キャラの心理状態や思惑がとことんまで込められており、無駄だと思う台詞がまったく無い。これは凄い事ですよ。シンプル・イズ・ベストが主体である現代の漫画とは逆の道を行く冨樫先生、尊敬します。
ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
ヒロインピックアップシリーズ、今回はいつもお酒を飲んでる呑子さん。メインヒロインの幽奈の出番はほとんど無く、呑子さんを徹底的にクローズアップさせています。ミウラ先生のお気に入りキャラなのかな? 作者の気持ちを代弁している箇所があったし(笑)。
いつもゆらぎ荘にいる呑子さん、小説家かなと思っていたけど漫画家でしたか。しかもキャラとは正反対の少女漫画を描いている。このギャップは良いですね。他のヒロインとは違う年上キャラならではの魅力を出していけたら、人気も出るかも。「ニセコイ」の羽先生のように年上ヒロインは少年漫画では扱いが難しいけど、頑張ってほしい。スタイル抜群だし。
ワールドトリガー ★★★
千佳の狙撃は本当に反則レベルだなあ。狙撃ではなく爆撃だよ、これ。おかげで香取隊も柿崎隊も前に出ざるを得ない。存在そのものが兵器とも言える千佳ちゃん、これで人を撃てるようになったら強すぎるなオイ。
共闘する形になった柿崎隊と香取隊に対し、遊真と修は分散して挑む。修はかなり舐められているけど、今の彼に迷いは無い。冷静になれば修みたいなタイプは強いぞ。彼を侮っている香取隊に痛い目を見せてほしい。
ハイキュー!! ★★★
リエーフが覚醒して音駒の攻撃力がアップしています。守備が堅い上にこの攻撃力、ヤバいですね。戸美の面々は「このタイミングで覚醒するなよ……」と思っていそう。
エースナンバーの4番を背負いながら、ここまで目立たなかった山本。戸美からも狙われていましたが、夜久がいなくなった事で逆に冷静になっていました。そして自分が拾ったボールを弧爪に上げさせ、スパイクを決めるという大殊勲を上げる。ここまで目立たなかった分、インパクトが強いですね。第2セット、この勢いで一気に取るか?
トリコ ★★★
首を落とされたように見えた二狼でしたが、ちゃんと生きていました。万が一に備えてブルーニトロから球をパクっていたとは、抜かりないなあ。化物みたいな強さにこの冷静な判断力、さすが世界トップクラスの怪物です。
だけどこの怪物でもネオ、いやアカシアには敵わなかった。ノッキングの技術で上回っただけでなく、二狼の心まで踏みにじったアカシア。この漫画では意外と少ない「邪悪そのもの」なキャラですね。彼を神と崇めている人達は、この姿を見たらどう思うのやら。トリコ達はこの超怪物に勝てるのか?
銀魂 ★★★
神楽の家族として、神威と対峙する銀時。神楽の家族なら星海坊主も神威も銀時の家族って事になるのかな? なるほど、あの頭突きは父親への愛の証という訳ですね。不器用な愛情表現ってレベルじゃねーぞ(笑)。
父親を殺さなければ最強になれないと信じ込んでいる神威に、最強を否定する銀時が立ちはだかる。馬鹿な夢に取り憑かれた男を止めるのは、馬鹿な理由で充分なのです。神威がただ逃げていただけという真実と向き合わせて、バカ兄貴の目を覚まさせてやってください。
左門くんはサモナー ★★★
左門のライバルキヤラとして登場した祓君、この漫画にしては珍しいクソ真面目キャラなので馴染めるかどうか心配でしたが、案の定だったようです。理由なく置かれた盛り塩は怖いです、不気味で。更に油をかけてるんだから、そりゃクラスメイトから引かれるよ。私でも近寄りたくないよ。
割と大変な目に合わされたのに祓の面倒を見てあげる天使ヶ原さん、マジで仏。そして祓魔士なのに幽霊が苦手な祓、職業選択を間違えている気がします。漬け物職人にでもなった方が良いんじゃないかな?(何気に酷いなオイ)
鬼滅の刃 ★★★
妹を背負いながら戦う炭治郎。箱が軽いとはいえ、かなりの重労働の筈。難無く担いでいる姿からは逞しさを感じます。昔は普通のこどもだったのに、よくぞここまで……。
特訓の話が長かったので、初戦から鬼を圧倒する姿を見せられても納得できます。そうそう、こういう派手なバトルシーンを見たかったんですよ。スタートダッシュに失敗した感が強い漫画だけど、ここから盛り返せるか?
火ノ丸相撲 ★★★★
今でこそ巨漢ですが、昔は小さかった天王寺。中学までは小兵力士として戦い、技を磨いてきた彼は言わばもう一人の火ノ丸。火ノ丸の背が伸びていたら、天王寺みたいな最強クラスの力士になっていたのかなあ。
大型力士のパワーと小兵力士の巧みな技を併せ持つ天王寺は、間違いなく今までで最強の敵です。しかし火ノ丸だって昔のままじゃない。相撲の神様に嫌われていても、その魂で強引に勝利を掴み取る。気紛れな神様に左右されないその強さ、競技は違うけどあのチームとかあの選手にも持ってほしい。
斉木楠雄のΨ難 ★★★
カードゲームをやる1番の難関は、ルールが分かりやすいものであるかどうか。遊戯王OCGは複雑な部分も多いけど、基本的なルールは分かりやすいんですよねえ。ヴァルキリーブレイカーはその点では大失敗しています。カードゲームをこれから作ろうとしている人達は、このゲームを反面教師にしましょう。ダメージ計算を複雑にするのはダメ、絶対。あとプレイヤーへのダイレクトアタック(現実)もね。
超能力でカードの映像を見てしまう斉木。ソリッドビジョン要らずで羨ましいと思ったけど、結構エグい映像も見てしまうのか。そりゃ見たくないわな。女性モンスターが触手モンスターにいたぶられる映像なら大歓迎なんだけど(お前の趣味を押し付けるな)。
背すじをピン!と ★★★★
作中では今まで無敵を誇ってきた土井垣をも上回る絶対王者・咲本。彼の実力は当然最高クラスですが、それ以上に性格がハイテンションでした。面白ければ何でもあり、場が盛り上がるならルール違反ギリギリの事もするという生粋のエンターテイナー。宴会とかの幹事をやらせたら、自分を顧みず場の盛り上げに専念するタイプですね。社会人になったら重宝されそう。
無茶な事をする咲本と、そんな彼に文句を言いつつも付いて行ってあげる沙羅。男女ともにまったく隙が無く、つっちー達はもちろん土井垣さえ格の違いを見せ付けられます。この強すぎる王者に土井垣は対抗できるのか? リオと更に心を通わせ、楽しさを追求する咲本とは正反対の優雅なダンスを踊るとか?
こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
今回は自動運転技術の話。ハイテクが話題となればこの親子が出ない訳にはいかない、という事でお久しぶりの電極親子が登場。父親も息子も相変わらずですねえ。+は檸檬との仲は進展したんだろうか?
人型ロボットに学食を作らせるとは、何というハイテクぶり。いや、最近は高齢化によって給食を作るおばちゃんも減少気味だそうだから、ロボットに作らせるという発想はありかも。人型である必要は全然無いけど、そこはエンジニアの拘りというやつでしょうね。
「国の研究はアテにしてません」と言い切る+。子供ならではの自由な発想と行動力は、確かに物事を早く進めるでしょう。しかし自動運転技術は一度でも事故を起こしたら信用されなくなります。だから大人は慎重に事を進めているのです。大人の慎重さと子供の大胆さ、この2つがバランス良く保たれた社会こそ理想的だと私は考えます。
磯部磯兵衛物語 ★★★
センターカラーで「HUNTER×HUNTER」連載再開をお祝いする仲間先生、本気で嬉しかったんだろうなあ。でもこれ、冨樫先生の許可貰ってるのかな?
磯部流の道場、まだ続けていたのか。飽きっぽい磯兵衛にしては珍しいけど、子供達が全然全く強くなっていない事は分かっているので大会には出さない。でも欲に目が眩んで出しちゃう浅はかさは、さすが磯兵衛。とんでもなんく強いチームが出るみたいだけど、磯部流にとってはみんな強敵なので問題ありませんね(笑)。
ニセコイ ★★★
小野寺さんの呼び出しは、愛の告白ではない千棘の事でした。やっぱりそうですよねえ。一条とここまで気持ちがシンクロしたのは、連載が始まって以来かも(笑)。
千棘の気持ちに気付いた小野寺さん。自分の独り言が聞かれた事にも気付くなど、普段の呑気っぷりが嘘のような察しの良さです。これも恋する乙女ならではのパワー? 自分のせいで千棘が消えたと知った小野寺さん、これからどうするのか。あっさり身を引くというのは詰まらないので、もう少し粘ってほしい。
千棘は母がいるアメリカにいました。高校生とは思えない優秀さを発揮していますが、彼女の心は一条への愛情と小野寺さんへの友情で揺れ動いていた。ならば日本に戻せるチャンスはありますね。わざわざアメリカまで来た2人に対し、千棘はどう応える? そして一条は……。
BLEACH ★★★
ああ、そうだった、滅却師にはまだ切り札があった。という訳でジェラルドの完聖体が披露されました。体を真っ二つにされても蘇るとは凄いな。一方、更木の方は膨大な力に体が耐え切れず潰されてしまった。死んではいないだろうけど、さすがにもう戦えないかな。多分(死んでも戦いそうな気がするけど)。
この大ピンチに日番谷の秘められた力が解放される。確かに「氷の花が散れば卍解が解ける」という考えは敵(グリムジョーの部下だったシャウロン)の推測であって、日番谷自身が言った事はありませんね。大人モードになった日番谷が放つ大紅蓮氷輪丸の真の力とは?
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ジャンプ20号の感想
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