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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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5/25 愛した人は兄の仇だった。物語としてはよくある話だけど、現実にあったらどうなる事やら

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双星の陰陽師
 遂に繭良がろくろと紅緒の関係を知りました。2人の関係にもビックリしているけど、それ以上にろくろが再び陰陽師をやっている事に驚き、反対しています。ずっとろくろの側にいた繭良は、彼の苦悩と悲しみを良く知っているから。だけど紅緒はろくろの決意を後押しし、彼を信じている。共に戦ってきた者と側にいた「だけ」の者の差ですね。繭良、ヒロインレースに大きく遅れを取りました。
 一般人枠のヒロインかと思いきや、実は呪力が高かった繭良。それもその筈、彼女は十二天将の1人・天若清弦の娘だった。という訳でろくろの師でもある超重要キャラ清弦がアニメに登場。声は諏訪部順一さんです。相変わらず渋さと色気を併せ持った素晴らしい声ですなあ。気怠そうに見えて実は熱い感情を秘めている清弦にピッタリ。
 かつての弟子に対して、異常なまでに厳しく当たる清弦。それは未熟な弟子を鍛える為の愛の鞭ではなく、ろくろの手が血塗られた存在だから。遂に語られる雛月の悲劇の真実。多くの若き陰陽師候補生が死んだこの事件の真犯人は、ケガレ落ちしたろくろだった! だとしたら、ろくろが陰陽師の夢を諦めたのも納得できますね。ええ、あまりにも符号が合い過ぎて怪しくなるくらいに。察しの良い人は気付いただろうなあ。原作を読んだ時、私は気付きませんでした。鈍いぞ自分。
 そして雛月寮には紅緒の双子の兄がおり、彼もろくろに殺されていた。あまりにも過酷な運命にクールな紅緒も怒りを露わにする。ろくろを信じ始めていたタイミングで真実を明かすなんて、作者のは助野嘉昭先生はドSだなあ。この先もドSっぷりを発揮するので、お楽しみに(苦笑)。
 でも、そんな大事件を起こしたろくろが祓われたりせず、なぜ今まで生かされていたのか。そんな危険な人物が「双星の陰陽師」に選ばれたのは、神の気まぐれか悪魔の遊びか。ここから原作は怒涛の展開に入るけど、アニメではこのまま一気に最終回まで行くのかな? だとしたらこの先は全話必見です。


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