10月20日に発売されるジャンプギガ、4ヶ月連続での刊行は今月で終わり。だから連載漫画がこんなにたくさん完結するのか。休刊するかと思って焦ったぞ(可能性は無くもないけど)。
「ONE PIECE」は休載です。巻頭カラー前の休載はいつもの事だけど、話のペースが遅くなるから困る。カラー絵は程々にして話を進めてほしいのは私だけかな?
「みんなのこち亀」第2弾は「べるぜバブ」とのコラボ漫画。田村先生、お久しぶりです。先生も長期連載が次々と終わっている今のジャンプに不安を感じているみたいですね。だったら早く新連載で復帰してください、お願いします。
青春兵器ナンバーワン ★★
新連載第2弾。「恋のキューピッド焼野原塵」の長谷川智広先生の新作です。
前作は短期で打ち切られたけど個人的には面白かったので期待していました。けど…………ん? 長谷川先生の作品って、こんなにつまらなかったっけ? 初めて読むのにデジャブを感じます。
いや、よく考えたらそれも当然。容姿も能力もとんでもない主人公に、ツッコミの上手い相方が振り回されるギャグ漫画。はい、見事なまでに前作と同じです。主人公が悪魔から人造人間になっただけです。これなら前作の方がインパクトがありましたよ。
ジャンプでは二番煎じは通じないのに、なぜやってしまったのか。それともこれから前作との違いを出していくのか。非常に不安だけど見守りましょう。
僕のヒーローアカデミア ★★★
圧倒的な力を持っていたオールマイトに頼り切っていた教訓から、群のヒーローを主体とする方針に変更されていたのか。この判断は間違っていません。でもそのせいで今回の試験が厳しくなったのなら、生徒達は不運でした。ギャングオルカのガチっぷりは試験のレベル越えてるし。
夜嵐が轟を嫌っていた理由は、子供っぽいものだったけど気持ちは分からなくもない。憧れのヒーローに足蹴にされるなんて、子供にはキツすぎる。でも今はヒーロー同士で争っている場合じゃない。出久、この馬鹿二人の目を覚ましてやれ!
ブラッククローバー ★★★
小説に登場したキャラが漫画に登場。私は小説は読んでないので「えっ? こんなキャラ出てたっけ?」と焦りましたよ。アニメ化されたら小説の話もアニメになりそうですね。
バネッサとドミナの故郷である魔女の森の女王は、最凶と言われる程に厄介な女性でした。不穏な発言をしているし、敵国や白夜の魔眼と手を組んでたりしないでしょうね? 有り得そうで怖い。
歪のアマルガム ★★★★
センターカラー&大増25ページ。
いやあ、今回も面白い。六道に突きつけられる残酷なまでの現実、妖細胞を植え付けられ怪物と化した美少女、もう元には戻らないと言われても庇う六道の優しさが起こした奇跡と悲しい結末。どれも私の好みにピッタリ合っています。
そして六道には人間に戻れる可能性がある。しかしそれは茨を踏みつけて進む過酷な道との事。絵もコマ割りもストーリーも、そして次回への引きも良し。この大人好みのハードな展開がジャンプ読者に受け入れられるかどうか心配ですが、私は応援します。
ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
猫神に取り憑かれているので猫っぽいけど、種族としては人間ヒロインの夜々。その神秘的な舞は化け猫達をも惑わせ、普段とは違う艶やかな姿を見せてくれました。人間へのサービスシーンも見せてくれたし、完璧ですな(笑)。
夜々のコガラシに対する感情は、ペットがご主人様に懐くような感じみたいですね。でも、いずれはコガラシの事を本当に好きになるのかな。今は着替えを見せても何とも思わないけど、コガラシに恋したら凄く恥ずかしがるんですね、分かります。その時が楽しみ。
約束のネバーランド ★★★
ママ達の裏をかく為、脱走の時期を早めたノーマンの判断は間違っていません。ギリギリまで脱走しなかったら、それこそママの思う壺。相手の思惑の外へ突き抜けるのは、策の基本ですし。
しかしキレ者のノーマンでさえ欺く内通者がいた。ドンにもギルダにも嘘の場所を教えたのに、ママにはロープの正確な隠し場所が知らされた。内通者はドンでもギルダでもないのか? 脱走前に謎が深まり、なかなか面白くなってきました。
火ノ丸相撲 ★★★★
センターカラー。
新たな技を出した小関でしたが、技に関しては榎木の方が一枚上手だった。未知の技に対しても冷静に対応して切り替えした榎木、さすがと言う他ありませんね。正直侮っていました。
しかし団体戦はまだ始まったばかり。1人負けても他の4人が勝てばチームの勝利です。次鋒戦は蛍vs首藤、白桜一の巨漢に小柄で未熟な蛍がどう挑むのか、ワクワクする組み合わせですな。蛍君、ここで金星を上げろ!
鬼滅の刃 ★★★
善逸には兄弟子がいたのか。かなり厳しい事を言われていますが、彼はいずれ登場するでしょうね。敵か味方かは分からないけど。
兄弟子からは期待されず、自分に対する評価も低い善逸。しかし鍛え抜かれたその技は本物で、蜘蛛の鬼を見事に倒しました。たくさんの人の役に立ちたいという彼の夢はいつか、いや今ちゃんと叶っている。善逸自身がそれを知るのはいつの日だろうか。
一方、炭治郎と伊之助の前には、遂に蜘蛛の鬼一家の父親が登場。子供とは逆に顔は蜘蛛で体は人間ですか。その力は絶大の一言。今の炭治郎と伊之助が勝てる相手とは思えないんだけど、どうするんだろう? 救援が来るまで逃げ回るのかな?
ハイキュー!! ★★★★
鳥養監督の声を担当していた田中一成さんが、先日亡くなられました。この場でご冥福をお祈りいたします。
今まではガムシャラに飛び出していた日向が、ワンテンポ自分を遅くして他の選手の中に紛れるプレイをするようになりました。速攻を最大の武器にしてきた日向が、こういう考えをするようになるとはねえ。合宿での経験を無駄にしてなくて大変結構。
いつ来るか分からない上、来たら常識外れの超速攻を使ってくる。相手からしたら今の日向は嫌な選手ですねえ。この攻撃パターンは全国でも通じる武器になるでしょう。まだまだ成長する若き獣達が頼もしくて思わず拍手。
左門くんはサモナー ★★★
今回はシリアスな話。悪魔も一目置く「神に仕える悪魔」マステマが、左門の周りの人間だけでなく悪魔をも崩していく。天使ヶ原さんも攫われてしまい、左門とネビロスは共闘する事に。この2人がここまで怒ったのは初めてですね。事態の深刻さを物語っています。
しかし今回の話が連載一周年記念の特別編なのか、シリアス路線への変更なのか気になりますね。「キン肉マン」や「家庭教師ヒットマンREBORN!」などギャグからシリアスへの変更は多くの成功例があるけど、この漫画はそういう事はやらないと思っていたので。前後編で終わりそうな気がするけど、次回は要・注目。
ワールドトリガー ★★★
新キャラだけど玉狛支部では古株という面白い立ち位置にいる2人、林道ゆりとミカエル・クローニン。どちらもそんなにアクは強くなく、大人として若者達を導いてくれるタイプみたいですね。特にミカエルはエンジニアという重要なポジションで遊真達を支えてくれそう。
次の対戦相手は一度戦い、そして敗れた影浦隊と東隊がいる。以前戦ったからこそ、今の玉狛第二がどれ程強くなったのか比較できますね。今度は勝ってリベンジしよう、と盛り上がる中で明かされた意外な過去。城戸司令、玉狛第二にいたのか。随分前の話だろうけど、これで司令が玉狛に注目している理由が分かりました。厳しく言いつつも後輩の面倒を見てくれる大先輩、ありがとうございます(笑)。
ラブラッシュ! ★
シズクの気持ちは固まりつつある中、サキュバスのエリスが再登場したり、スライム娘が出て来たりと話を盛り上げようとしているのは分かるんだけど……ダメだ、全然面白くない。女の子の似たり寄ったりだし、レイジと母親の顔が似過ぎなので区別がつかない。山本先生、絵は上手くなっているけどキャラデザインには問題ありですね。
それに母親を必要以上に活躍させている。主人公の母親とは、どんなに可愛くても絶対に主人公とはくっつかないからラブコメ作品には必要ないキャラです。そんな脇役である事を宿命づけられたキャラを、なぜこんなに押してきたのか激しく疑問。山本先生、母親系のキャラが好きなのかな?
斉木楠雄のΨ難 ★★★
文化祭での出し物、斉木のクラスは演劇をする事になりました。自分の可愛さを武器にして、見事にコントロールした照橋さん恐るべし。恋する乙女に不可能はありませんね。斉木ももう観念して、照橋さんの好意に応えてあげればいいのに。世の男ほぼ全員を敵に回すだろうけど(リスクが大き過ぎる)。
昔話へのツッコミは健全な青少年なら一度はやりますね。特に浦島太郎。乙姫は何を考えて玉手箱を渡したのか、本気で分かりません。地方によっては老人になった後、鶴になってハッピーエンドになるパターンもあるけど、斉木達の劇はどんな結末になるのやら。元祖に劣らぬツッコミどころ満載な劇になりそうな予感。
背すじをピン!と ★★★★★
大迫力で描かれる頂上対決! もうこの二組には誰も割り込めない、というか割り込んだらブーイングが起きるでしょうね。そう感じさせる程のパワーが絵に込められています。横田先生、ノリノリで描いているんだろうなあ。
同じパターンのダンスを踊っていたけど、土井垣とリオは更にその先を考えていた! ずっと後輩達の面倒を見てきた2人だから、彼らが成長したらどんなダンスを踊るのか、どんな振り付けが良いのかと考え続けていた。ダンス部の結束そのものがこの見事なダンスを産んだんですね。納得させられました。これで土井垣達の優勝は決まり、かな? まだ何か起きたりして。
トリコ ★★★
怒りの感情を込めた攻撃をアカシアに叩き続けるトリコ。八王さえも雑魚扱いするアカシアですが、トリコの攻撃は効いています。怒りはネオが最も嫌う感情なので、こうかはぜつだいだ!という事でしょうね。ん? だとしたらアカシアの目的は……。
地球もアカシアの肉体も限界が近く、次がトリコの最後の攻撃。いよいよクライマックスが近づいてきましたね。多分トリコが勝つだろうけど、アカシアを倒してハッピーエンドという単純な結末にはならないでしょう。最後の食卓で待つのは勝利の喜びか、それとも悲しみか?
レッドスプライト ★★
うわあ、掲載位置が急降下しちゃったよ。8話目でここまで下がったという事は、序盤の展開がかなり不評だったようですね。うーむ、残念。
アルフレッドはナルビオン軍に利用されているのでは?と思っていたけど、人間として扱ってもらえていましたか。国の守護神として讃えられているし、ナルビオンに居続けていられたら幸せだったでしょうね。
しかしエデニアはいよいよ本気を出してナルビオンを攻めてきた。雷髄人間による兵士によって構成された戦闘部隊が送り込まれました。アルフレッド1人では敵わないでしょう。危機一髪の所で龍が駆け付けるのでしょうね。王道だけど、この安直な展開が低評価の理由なのかも。厳しいねえ。
食戟のソーマ ★★★
よっしゃ、ロリっ娘ペアが脱いだぞ! ついでにメガネのおっさんも脱ぎました(笑)。「おはだけを継ぎし者」って、総帥のあの芸には後継者がいたのか。薊も美味しい利用理を食べたら脱ぐのかな?(誰も喜ばんわ)
創真が作った熊肉のメンチカツについては、まったく心配していませんでした。創真が食材の取扱をミスるなんて考えられないし、ジビエを使った揚げ料理が美味しくない筈ありません。
問題なのは創真が先攻だった事。料理漫画は後攻が圧倒的に有利だからなあ。それでも先攻が勝つ時もあるけど、葉山の料理も一級品なのは間違いない筈。創真が勝つとしたら、メンチカツに更なる美味が隠されているとか?
銀魂 ★★★
地球の未来を懸けた大決戦の最中でも、いつも通りにボケてツッコむ。この漫画ならではのノリですねえ。でも銀さんの言うとおり、土方達はバカのままで良いんですよ。その方が安心します。
しかし解放軍も本気を出す。ガンダムに出てくるようなビーム兵器を出した上、三大傭兵部族まで投入してきた。だが、地球にだってまだまだ強い奴らはいる。なるほど、お妙さんの料理(ダークマター)を解放軍の連中に食べさせるんですね。それなら地球の勝利は間違いなし(勝った後、お妙さんにボコボコにされます)。
磯部磯兵衛物語 ★★★
大名になった磯兵衛を僻んだ忍びの者学校の面々が襲う。単純に殺すのではなく、意地悪をしまくってから殺すというのは陰険だなあ。そんな事やってるから磯兵衛に勝てないんだよ。
忍者たちの嫌がらせに対して、磯兵衛の影武者が作られました。影兵衛、いい出来だけどなぜ振動するようにしたのか。こんなのに夜会ったら誰でも逃げるぞ。つまり影武者としては傑作、さすが母上、略してさすはは(笑)。