マジきゅんっ! ルネッサンス
星芸では週に一度、先生に選ばれた生徒がみんなの前でデモンストレーションを行いますが、遂に小花が選ばれました。天才と呼ばれた愛ヶ咲さくらの娘という事で全校生徒から期待され、小花自身もやる気満々でしたが……。失敗するフラグが立ちまくっていたとはいえ、本当に失敗すると見ている方が凹みますね。生徒達の評価も辛辣で容赦なかったし。成功したのが分かり易い分、失敗も分かり易くなる。魔法芸術は厳しいなあ。
母を尊敬している小花は、母と同じような生花を作りました。しかしそれは単なる模倣であり、小花らしい作品ではなかった。帝歌はその事を見抜き、あんな事を言ったのでしょう。言い方はキツいし愛ヶ咲家へのライバル心も消していないけど、困っている子は見捨てられない不器用な優しさもある。なかなか萌えさせてくれます(笑)。
帝歌と葵からの助言と、母の優しい言葉を思い出した小花は、オリジナルの生花を作りその才能を開花させました。ええ、比喩ではなく本当に「開花」させちゃいました。巨大な桜の木を生み出して花を咲かせるって、魔法芸術ってこんなのもアリなんですか。スケール大きいなあ。この奇跡を見て、実行委員会に来なかった4人の内、2人が来てくれました。一気に2人も釣るとは、小花やりますね。
才能を発揮していなかった小花が、なぜ超難関の編入試験に合格できたのか不思議でしたが、校長が動いたからでした。愛ヶ咲の娘だからではなく、小花に大きな才能を感じたからだそうです。失敗した時にフォローしてくれた陶堂先生といい、小花は教師からも注目されているんですね。しかし陶堂先生は小花が生み出した桜の花びらを掴まなかった事が気になる。小花の母の死に彼が関わっているのか?