双星の陰陽師
京都に現れた龍黒点こそ、真の龍黒点とされる存在だった。今まで各地に現れていた龍黒点はこれの余波に過ぎず、真の龍黒点からはケガレの大群が現れました。現世は禍野となり、そして地獄と化す。もう猶予は残されていません。
さえが天御柱に戻れば龍黒点も消えますが、さえも人間の姿には戻れない。究極の選択になるかと思いましたが、十二天将が集結して特別な術を使えば何とかなるとの事。これで味方同士での戦いは避けられたけど、果たして上手くいくのかな?と不安になった人はアニメ上級者です。
清弦の穴を埋める為、ろくろと紅緒も頑張ります。死力を尽くして戦った末、術は成功し京都に青空が戻りました。めでたしめでたし…では終わりません。これこそが闇無が狙っていた好機、龍黒点は消えておらず、十二天将は閉じ込められてしまう。有馬がいれば何とかなったかもしれないけど、既にやられちゃったからなあ。闇無の作戦勝ちです。
ろくろと紅緒が龍黒点を塞ごうとしますが、完全に力を使い切ってしまった。そして2人を救う為、さえが悲しい決断をする。ああ、やっぱりこうなってしまったか。さえが元に戻るしかなかったとはいえ、ろくろと紅緒にとってはあまりにも苦しい結末になってしまった。別れのシーンが美しく描かれていただけに余計に悲しくなります。
更にスタッフは追い打ちをかけます。全てが終わった後で見つかった、さえのスケッチブック。そこにはさえとおはぎマン、そしてろくろ達が幸せに過ごす絵が……。いや、本当にやめてください、こんなの泣くしかないじゃないですか。まだ闇無は健在だし、有馬も戻っていない。戦いはまだまだ続くのに、まったく、もう、あー!(号泣)
