ガーリッシュナンバー
千歳に新しいマネージャーが就きました。感情に流されやすい悟浄とは逆に、クールに仕事を進めるタイプが来ると思っていたのですが、熱血スポーツマンな松岡君でした。同じ名前のテニス選手みたいに暑苦しくて、私とは馬が合わないタイプ。しかしマネージャーとしては無能ではなく、やる気を無くしかけている今の千歳にはピッタリかも。彼女みたいな子は尻を叩かれないと動きませんからね(変な意味じゃなくて)。
事務所は新人の七海を全面的に押していく事を決定。ガハハと笑ってばかりのノー天気キャラっぽく見えた社長でしたが、なかなかの曲者でした。堀内賢雄さん、良い演技を聞かせてもらいました。
会社は慈善事業じゃないし、養成所でもない。チャンスを与えているのに一向に伸びない声優の面倒まで見る義理はありませんよね。身内なので甘くなってしまう悟浄を千歳から引き離したのは、社長、良い判断です。むしろもっと早くそうすべきだったかと。
イベントでサプライズがあると聞いて、自分の誕生日を祝ってくれると思った千歳、とことん前向きですね。だからこそ落ち込んだら這い上がれなくなる。イベント後のパーティーで七海も八重達も純粋に千歳の恋を祝ってくれるのが、更にキツいな。不満やストレスをぶつけられる相手がいれば良いんだろうけど、千歳にはそこまでの友人はいないし、悟浄は仕事で忙しい。千歳は悟浄が声優を辞めた理由を知って、再起するのかな?
再起と言えば、九頭が一足早く復活しました。魚の大きさで揉めていた時は「ダメだこの男は」と見限りかけたけど、勝手にやる気を取り戻して現場に復帰するようです。十和田さん、いくら忙しいからって呼んじゃいけない人を呼んでしまったのでは?(笑) 千歳と並ぶ主人公格になった九頭、前を向き始めた彼の成長にも注目ですね。成長、してくれると良いなあ……。