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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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12/22 千歳ぐらいガハハ笑いが似合うヒロインも珍しい。社長の真似という点も含めて彼女らしいな

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ガーリッシュナンバー

 最終回。

 大雪のせいでアフレコに遅刻しそうになる千歳。他のキャストやスタッフは来ているので来られない訳ではありませんが、自分に自信が持てなくなっていた千歳はエスケープしそうになる。強がっているけど、こういう人は意外と打たれ弱いですからねえ。しかしみんながそう思っていたように、千歳は根性も持っている。悟浄が「俺より役者に向いている」と言った通り、いざという時に踏ん張るのが千歳の良いところ……なのかな?(笑) 自分を客観的に見れていたのも良しとしましょう。

 千歳の熱意にスタッフも応える。特典カードを描き下ろしまくった獅子田先生、ご苦労様です。「クースレ」は決して良い出来のアニメではなかったけど、それでも売り出そうとみんなで頑張ります。スケジュールが多忙な万葉や百花も、そして千歳もスマイルを振りまいて営業に励みます。塩対応と言われていた頃が嘘のようなサービス精神ですな。成長を感じる一方で、あの塩対応が千歳らしかったのに…と残念がるファンもいそう。

 成長したと思われた千歳でしたが、Bパートでは寝坊して大事なイベントに遅刻しそうに。生活習慣は変えられなかったか。でも松岡マネージャーや九頭のおかげで、何とか間に合いました。九頭のおかげと言われると微妙に悔しいけど、彼も今回は頑張ったので。放映を落とした時の違約金の額に足を震わせながらも強がるシーンは、何気に名シーンではないかと。リーダーは決して弱気なところを見せちゃいけないのです。

 ライブを成功させた後は、いつものバーに全員集合しての座談会。声優陣が「クースレ」の感想を語り合っているけど、これこのアニメへの感想になってない?(苦笑) 懲りずに新しい企画を考える九頭も含めて、アニメ業界の人達は逞しいなあ。

 総評。「SHIROBAKO」や「それが声優!」のように、いや他作品以上にアニメ業界の闇に踏み込んでいく作品だと思っていたのですが、ブラックなネタはあるけど全体的に見れば千歳(と九頭)の成長物語でした。私が期待していたのとはちょっと違っており、正直肩透かしを食らった気がするのですが、物語としては決して悪くはありませんでした。千歳は面白いキャラだったし。2期は売上的に厳しそうだけど、作りそうな気がしなくもないかな。このアニメのプロデューサーは九頭みたいに逞しい人でしょうし。

 


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