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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ4・5号の感想

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 表紙は前号と連結させると一枚絵になります。こういう仕掛けは割と好きです。本を買っている人の特権という気がするし(笑)。


 今年の金未来杯は42号に掲載された「田中誠司」が制しました。私的には評価に困る作品だったけど、天塚先生はおめでとうございます。更なる精進を積んで、連載時にはもっと面白い漫画にしてください。


 ドラクエXIの情報が公開されました。世界の名前がロトゼタシアって、ロト伝説と関係ある事バレバレな名前じゃないですか。むしろ関係が無かったら怒るレベル。
 主人公と兄貴分のカミュのデザインは普通に格好良い。鳥山先生のこういう絵って、久しぶりに見た気が。
 最近はグラブルとFGOしかやってないけど、ドラクエは別。買おうと思ったけど、3DSってどこに閉まったっけ?


僕のヒーローアカデミア ★★★★
 アニメ2期は放送局がTBSから日テレに変更。TBSの日5アニメ枠が無くなるからでしょうね。1期より人気が出ると良いんだけど。
 人気投票の結果発表。トップ10は妥当な順位ですね。特に1位から3位の面子は、連載が続く限り動かないでしょう。この3人を凌ぐ人気キャラは出るのか?
 出久vs爆豪、虚しくも避けられない戦いは爆豪の勝利で終了。出久も昔より強くなったんだけど、まだ爆豪には及ばないのか。壁は高いなあ。
 爆豪とオールマイトの会話は、爆豪のヴィラン落ちを防ぐ為にも必要なイベントでした。自分が弱いからオールマイトが……と悔やむ爆豪だけど、その後悔を正義の心に変えられれば彼はもっと強くなる。オールマイトの言うとおり、出久とは最高のコンビになる筈だから。


ONE PIECE ★★★★
 うわあ……。今回はかなりの衝撃を受けました。私はルフィ達との待ち合わせ場所に来なかった時からプリンを疑っていたけど、囚われたルフィとの会話で自殺してでもサンジとの結婚を止めようとしていると思い、疑うのを止めました。しかしそれは尾田先生の巧妙な罠でした。ええ、見事にやられましたよ。連載20周年を迎えても尾田先生の力は衰えていません。
 サンジだけでなくヴィンスモーク家そのものを騙していたプリン。この衝撃の前では、ペドロとタマゴ男爵の死闘や、ペドロの男気でさえ色褪せてしまう。真実を知ったサンジはどう動くのか。レイジュを助けて、彼女と一緒にジャッジを説得する? あの馬鹿親父がサンジの言う事を聞いてくれるとは思えないけど……。


ブラッククローバー ★★★
 祝、TVアニメ化決定! 2017年はこの漫画の年になりそう。
 マルスが裏切った理由は分からないけど、アスタとの戦いが切っ掛けになったのかな? アスタの反魔法の事はしっかり覚えているし。
 無敵に近いラドロスの魔法ですが、反魔法や自分の許容量を超える大魔法には弱い。アスタの元に誘い出したので反魔法を使うのかと思ったら、上手く機転を効かせて強大な精霊魔法をぶつけました。この良く考えられた展開、田畠先生の好調ぶりが伺えます。来年も面白いバトルを見せてください。


約束のネバーランド ★★★
 シスターの目的はママの座。その為には現在のママであるイザベラを失脚させる必要がある。子供達が脱走すれば鬼からのイザベラへの信頼はガタ落ちになり、シスターが後釜に座れる。互いの本心を見据えながらも強かな交渉をするシスターとノーマン、良い心理戦でした。
 もちろんシスターは子供達を脱走させるつもりなんて無く、最終的には裏切って自分の手柄にするつもりです。でも、それは子供達も分かっている。子供を自分の幸せの為の道具としてしか見ていないシスターは、ある意味では鬼より邪悪な存在。彼女から世界の秘密を聞き出し、上手く利用してから正義の鉄槌を与えたいですね。


火ノ丸相撲 ★★★
 まあ先に2敗しているので、佑真が勝つのは分かっていました。それでも決着まで面白く読めたのは、作品に込められた熱というか勢いに取り込まれたからでしょうね。川田先生、佑真がお気に入りのキャラなんだろうなあ。
 一度は道を誤り、相撲部を廃部寸前にした元凶とも言える佑真が、今は相撲部の一員ーとして大金星を上げてくれた。仲間も彼を指導した師範も、そして誰よりも佑真自身がこの勝利を待ち望んでいたでしょう。人の為に頑張れる男は現実でもフィクションでも輝くのです。


銀魂 ★★★
 センターカラー。
 九兵衛を銭湯に柳生家、総動員で加勢に来てくれました。東城以外の四天王は本当に久しぶり。ケチャラーの北大路はかなり面白いキャラだったのに、柳生編以降は出番が無かったもんなあ。東城ぐらいの変態ストーカーキャラにならないとレギュラーの座は得られないという事か。剣の世界も漫画の世界も厳しい。
 名前は酷いけど心強い義勇軍が来てくれて、これで形勢逆転……とはなりませんでした。西野、死んじゃったのかな? 荼吉尼の怪力はやはり侮れない。更なる援軍が必要かと。


ハイキュー!! ★★★★
 影山、全国デビューの舞台で絶好調。意識してもしなくても影山の術中って、敵はもちろん味方もムカつくよなあ(笑)。サーブを打った直後から走っており、日向に合わせた場面なんて1年生とは思えない判断力です。点を取っても満足していない貪欲さも頼もしい。この才能、世界レベルでも通じるかと。
 影山が完璧過ぎるので目立っていないけど、影山のプレイにきっちり反応している日向も凄い。中学時代から才能を評価されていた影山と違って、日向は実質的に高校デビューの選手。だから名を知られていなかったけど、見る人が見れば今の彼の凄さは分かる。そろそろ怒涛の反撃と行きましょうか。


デモンズプラン ★★
 悪魔の力を持つ者同士だけど、ボロとベロニカはまったく相容れない存在。人を守りたい守護慾と、人の物を奪ってでも手に入れたい収集慾は正反対ですからね。ベロニカは人を傷つけて殺す事を楽しんでいるし。
 身も心も悪魔に成り果てたベロニカは、次々と強力な武器を繰り出す。しかしボロの赤鎧は戦いの中で強くなっていった。この決着は良いと思います。主人公は成長しないとね。
 でもベロニカの攻撃が銃火器オンリーで、戦闘シーンが単調なものになってしまい退屈でした。絵はなかなか良いんですけどねえ。バトル漫画の華である戦闘シーンを描くのは、簡単なようで意外と難しい。


Canvas ★★★★
 「磯部磯兵衛物語」の仲間りょう先生が、恋愛漫画に初挑戦。磯兵衛とはまったく違うタッチの絵で、面白い漫画を見せてくれました。
 恋愛漫画としては、よくあるパターンの話。良く言えば王道、悪く言えば古臭いタイプの話なのですが……ええい、もう、ツッコまずにはいられない! 何なんだよ、この漫画の登場人物は! 胴体が無いのになぜ誰もツッコまないんだよ! このキャラデザインで真面目な恋愛漫画してんじゃねえよ! 笑えば良いのか悩むじゃないか!
 二頭心と言って良いのか迷うキャラデザインで読者をカオスな気持ちにさせた仲間先生。やはり只者ではありません。ギャグ漫画家を目指している新人作家の皆さんは、この作品を越える事を目標にしてください。


鬼滅の刃 ★★★★
 累の過去が明らかに。鬼になった自分を殺そうとした両親を殺したのか。しかし両親は累にこれ以上人を殺してほしくなかったから全てを終わらせる覚悟をしており、累を殺した後、自分達も死ぬつもりだった。自分の罪深さに押し潰されそうだった累は、偽りの家族ごっこをする事で自分を慰めるしかなかった。残忍だったけど哀れな鬼でした。両親も一緒に地獄に落ちると言ってくれたのが、せめてもの救いか。
 鬼は人間の敵だけど、鬼を完全に否定する事は炭治郎には出来ない。それは妹を否定する事でもあるから。しかし鬼殺隊にとって、炭治郎の考えは異端なもの。冨岡は庇ってくれたけど、しのぶは禰豆子を斬る気満々。柱同士の戦いが始まってしまうのか?
 って、今回で初めて気付いたけど、冨岡って炭治郎が最初に出会った剣士・義勇と同じ苗字ですね。でも義勇なら炭治郎に気付く筈だし(会話をして気付いたかな?)、炭治郎も命の恩人とも言える人の顔は忘れていないでしょう。顔は義勇に似ているので、双子の兄弟とか?


オレゴラッソ ★★★
 おや、今回はなかなか面白いじゃないですか。3対3とはいえ試合形式にしたからかな?
 フイジカルゴリラの胡桃沢、異名通りフィジカルは強いけど女性に免疫が無いから、花森さんには手が出せないというのは、学生らしい弱点ですな(笑)。気持ちは分かるけど。
 高校の部活レベルとは思えない技量を持つ司馬。ド素人に近い幡場が勝てる相手ではありません。ならばどうする?と思ったら、何と試合中に相手に教わるという大胆な発想をしてきました。いや、良いんじゃないですか、これは。自分の未熟さと相手の強さを認めた上で、自分から頭を下げて成長しようとする。こういうキャラは嫌いじゃありません。むしろ好感度が上がったかも。


トマトイプーのリコピン ★★★★
 大石浩二先生、久しぶりの本誌復帰はセンターカラーを貰っての31ページギャグ読切。長編ではなく短編集っぽい感じです。
 可愛い絵柄でファンタジーっぽいキャラを出しており、女性の読者を惹き付けそうだけど、内容は昔の大石先生と変わらない、いや昔以上に切れ味のあるブラックジョークが一杯。つまり私の大好きなタイプの漫画です、どうもありがとうございます。カルッシーに放り出されてリアルな重傷を負ったネタが最高でした。連載になったら良いんだけどね。アンケート葉書は出しませんが(この外道め)。


BORUTO ★★★
 こちらもTVアニメ化決定。「NARUTO」の後番組でしょうけど原作のストックが溜まっていないので、ほとんどアニメオリジナルの話でやるのかな?
 パワーアップしたモモシキは五影を圧倒したけど、ナルトとサスケの世界最強忍者コンビには敵いませんでした。ナルトと他の五影の実力差が開き過ぎているなあ。平和な時代だから良かったけど、戦乱の時代だったらどう思われた事やら。
 勝利目前だったけど、カタスケが余計な事をしたせいでナルト達は大ピンチに。ボルトを利用しようとした事といい、こいつは碌な事をしないな。この戦いが終わったら里から追放されそう。父と師匠の危機に立ち上がるボルト、今度こそ主人公として輝け!


食戟のソーマ ★★★
 才能に溢れる城一郎。世界的にもその才能を認められ、若手料理人コンクールへの出場も決まり、一見順調に見えます。しかし綻びは見え始めていました。この時点でさえ完全には目覚めていなかったとか、底知らない才能の持ち主ですね。これ程の料理人を手駒に得られるのなら、薊が勝負を受けるのも分かります。
 しかし城一郎も苦悩していた。その才能故に皆から期待され、先を拓き続けなければならない辛さは本人にしか分からないでしょう。修羅と化した城一郎こそ薊が理想とした姿なのか。こんな料理人が大量生産されたら凄いぞ。ここからどうやって今の気さくな城一郎になるのか、こうご期待と。


背すじをピン!と ★★★★
 ジャイブを踊るシーンは大迫力で描かれており、これ以上無いくらいの躍動感が伝わってきます。このレベルの絵を週刊連載で描かれたら、他の漫画家は大変でしょうね。横田先生の画力はどこまで伸びるのやら。
 八巻と椿が大得意にしているジャイブは彼らの独壇場かと思いきや、そうはさせじと王者とライバルペアも激しく踊る。熱いノリに興奮させられます。観客も踊っている本人達も楽しんでいる雰囲気が出ており、楽しい時間を過ごさせていただきました。しかし勝負の結果は容赦なく発表されます。王者の復権か、再度の下克上なるか?


はるよ、こい ★★★
 伊達恒大先生による前後編のラブコメ読切。
 思春期真っ只中の中学三年生の男子が、年上のお姉さん系幼馴染に恋しており彼女と一緒の高校に行く為に頑張るというジャンプでは珍しいくらいに真っ直ぐな恋愛ものです。あー、読んでて気恥ずかしくなってきたけど、それが良いんだよなあ。
 偏差値的には厳しいけど、それでもはる姉と同じ高校に行くと決めた剛。はる姉の天然エロサービスのおかげで頑張ろうと決めたけど、ラストで何故か泣いているはる姉。好きな人に振られたのかな? 剛の恋が実り、はる姉の笑顔が見られる事を願います。


斉木楠雄のΨ難 ★★★
 大晦日の夜&新年の始まりにハイテンションになってしまうのは、人間のサガと言えます。特に若い頃は海藤みたいにはしゃいだ記憶があります。絶対に寝たりしないと頑張った挙句、初日の出を寝過ごした記憶もあり(笑)。
 さすがの灰呂も眠気には勝てなかったか。斉木もやる気が無くて、みんな寝ちゃって終わりと思ったら、実は予知夢だったと。こんなアホな光景をまた見たくないと、今度は斉木が頑張るようです。新年の始まり、眠らずに過ごせるようで海藤的にはラッキー?


ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 扉絵の人魚姫コスプレの幽奈にドキッとしました。この子の魅力はまだまだ底が見えないな。さすがメインヒロイン。
 幽霊である幽奈を上手く利用した演出はお見事。ストーリーをアドリブで変えても許してくれたし、良い舞台監督だ。
 人魚姫をハッピーエンドにした事で、幽奈の心にも変化が。今までは自分は幽霊だからとコガラシへの恋心を押さえ込んでいたけど、いよいよ動きますか。メインヒロインが動けば他のヒロインも動くでしょう。コガラシを巡る恋愛劇は更に激しくなりそうで、サービスシーンも含めて来年も楽しみ。


左門くんはサモナー ★★★
 恋する茨木のバンド物語。惚れた女性の為にバンドを作るとは、なかなかの熱意ですね。その思いが空回りして左門からツッコまれるオチになると思いきや、意外と良い話で終わりました。どうした左門、君はそんなに優しい奴じゃなかっただろ。ひょっとして次の人気投票に向けて…(邪推し過ぎです)。
 悪魔たちと左門による奇跡?のバンド、鬼にゃん子。ギターを引く時の左門の顔はムカつくし、メンバーに統一感が無いと作中でツッコまれているけど、歌の歌詞はそんなに悪くないかと。この漫画がアニメ化されたら実際に曲が作られるでしょうね。その時が待ち遠しい、と言いたいけど最近の掲載位置が下降気味なのが気になる。まだ大丈夫ですよね?


歪のアマルガム ★
 むぐぐ……。この漫画のファンの端くれとして出来る限りフォローしてきたつもりだったけど、今回の話は駄目だ、まったく面白くなかった。
 絵は相変わらずの高レベルですが、良かったのは絵だけ。ストーリーは昔から良く見られた展開であり、この漫画ならではという独自性が全く無い。石山先生、やる気が落ちているのかなあ。
 ヒロインが敵にさらわれたのは、最終決戦への前フリでしょうね。次号は大増ページだけど、この低迷ぶりは新年早々に打ち切られてもおかしくない。それとも奇跡が起きるのか?


青春兵器ナンバーワン ★★★
 「アマルガム」と違ってこちらは割と面白いけど、それでもスタートダッシュに失敗したダメージは大きいようです。「アマルガム」とどちらが先に打ち切られるのか。
 学生の本分は勉強だけど、社会性ゼロなMAPPOの面々は勉強が苦手だった。北斗は忙しくて勉強できなかったからだけど、アンヌは本気でヤバかった。彼女を立ち直らせた委員長とハチの優秀さが光る一方で、ダメっぷりを披露した零一。彼とアンヌがくっつく可能性はかなり低いな。それでも頑張れナンバーワン。


磯部磯兵衛物語 ★★★
 友達と親友の違いについては、誰もが一度は悩むでしょう。友達ほぼゼロな私も悩んだ事がありますが、結局のところ自分が親友だと思ったら、相手がそう思ってなくても親友なのです。相手に迷惑を掛けない限りは、そう思っても大丈夫でしょう。でも友達だろうと親友だろうと、年賀状の返事は出しましょうね。それでは皆さん、良いお年を。


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