ジャンプ+で新連載が8連続スタート。KAITO先生はこちらに移りましたか。ラブコメ漫画、期待しています。
「ONE PIECE」は先週号の予告通り休載です。
約束のネバーランド ★★★★
表紙&巻頭カラー。この作品も出世しましたね。今年もこの勢いを保てるか?
念願の飼育監になったクローネですが、浮かれる事無く冷静に考えるところはさすが。しかし優秀だった彼女でも運命には逆らえなかった。イザベラだけでも彼女を上回っているのに上司まで敵に回ったら、そりゃ勝ち目無いわな。
しかしクローネも只でも殺されなかった。彼女が残した置き土産はエマ達の希望になるでしょう。クローネの死は子供達にとっても計算外だけど、この隙を見逃してはならない。クローネの無念を晴らす為にも脱走を成功させないと。知恵者イザベラを出し抜くのだ!
僕のヒーローアカデミア ★★★
ビッグ3の先輩達、いずれも性格に難あり。天才と何とかは紙一重と言うけれど、普通の優等生では生き残れない業界なんだなあという事で。
しかし性格はともかく、実力はトップに相応しいものを持っている。特にミリオはプロを含めてNo.1ヒーローに最も近い逸材だそうです。なるほど、オールマイトの後継者に選ばれるのも頷けます。ちょっと自信過剰になっていたA組の面々や、焦る出久落ち着かせる意味でも彼の強さを実感してもらいましょう。目指す頂はまだまだ果てしなく遠い。だから焦らず、じっくり行こう。連載が打ち切られる心配も無いだろうし。
ブラッククローバー ★★★
やはりファナには別人の人格が埋め込まれていましたか。白夜の魔眼とダイヤモンド王国が繋がっている訳では無さそうなのは、アスタ達にとっては朗報かな? 厄介な敵に手を組まれると更に厄介な事になるし。
しかしまだ戦いは終わっていなかった。海底神殿での戦いもそうだったけど、簡単にハッピーエンドにしてくれないのがこの漫画の特徴になりつつありますね。魔力を吸収するラドロスと魔力を持たないアスタ、相性ならアスタが有利だけどラドロスは簡単に倒せる相手じゃない。もうひと工夫必要かな?
今まで一度も引かなかった火ノ丸が引いた! 真っ向勝負ばかりしてきた力士が退くというのは、確かに逃げたようにしか見えないでしょう。火ノ丸の相撲を見続けてきた人達は、特にそう感じるでしょうね。
だけどこれは逃げる為の『退き』ではなく、勝つ為の『引き』。新たな動きを加えた事で攻撃のパターンが広がり、真っ向勝負の力強さも増した。自分の弱さを認める強さを得た今の火ノ丸は、本当に強い。見ててスカッとするくらいの強さです。
これで互いの相撲に賭ける思いは出した。ならば後は勝負あるのみ。早ければ次回で決着かな?
ハイキュー!! ★★★
センターカラー。
互いに一歩も引かない好勝負。烏野は県大会の時より確実に強くなっているけど、それに付いてこれる椿原も良く鍛えられています。まだ第1セットというのもあるけど、心も折れていないし。
ミスをしても後悔はせず、満足もせずに更に上を目指す。この向上心こそスポーツ選手に何よりも必要なものです。現状に満足しない木下の表情には痺れました。
1つのミスが致命傷になり兼ねないこの状況で、椿原はこれが公式戦デビューとなる1年生を投入しました。ここで新人を出すという事は、かなり期待されている選手でしょうね。緊張しまくっているけど、試合に入ったら集中しそうなタイプと見たけど、さて?
鬼滅の刃 ★★★
遂にその顔を見せたお館様。目は見えないけど、あの傍若無人な柱達を従わせ、鱗滝と冨岡が保障したとはいえ鬼である禰豆子を迎え入れる度量もある。組織の長としてはかなり優秀な人物みたいですね。こっちは一安心です。
しかし禰豆子の問題は片付いていない。それどころか非常に厄介な事になりそう。初めて人の血を浴びてしまった禰豆子は鬼として覚醒してしまうのか、それとも踏み止まるのか。炭治郎が泣くような結果にだけはなりませんように。
食戟のソーマ ★★★
理由はどうあれ、城一郎は料理をする事から逃げた。それは料理人にとって一生モノの汚点であり、彼も心の中ではずっと後悔していたのでしょう。だからこそ今、世界中を飛び回って料理を作っているのかもしれません。
一方、彼の息子である創真は同じような状況になっても絶対に逃げないでしょう。ずっと勝ち続けてきた城一郎は負ける事を恐れていたけど、子供の頃から負け続けてきた創真は敗北や挫折する事を恐れない。心だけ見れば息子は父を既に越えていますね。親としては嬉しいだろうなあ。
決戦に向けての最初の特訓は、3vs3の紅白戦。これは面白い。創真達をチーム戦に慣れさせるという意味でもやるべきだし、えりなにもそろそろ父の呪縛から解き放たれてもらわないと。脅えるえりなの表情は色っぽいけどね(笑)。
GOLEM HEARTS ★★★
新春読切3連弾の第2弾。作者は大須賀玄先生。
ジャンプ+に載っている前日譚も読んでみましたが、なかなか面白かったです。今作も新人の作品としてはかなりレベルが高く、今後に期待が持てます。こういう新人が次々と現れるからジャンプからは眼が離せません。
主人公のノアがゴーレムというのは早々に気付いたけど、その秘密を物語の中心にしなかったのは良かったです。バレバレの秘密を最後まで引っ張られると白けますから。
アクションシーンも引き伸ばさず、描きたいシーンだけに絞り込んで描いていますね。この構成力は漫画家にとって最大の武器になるでしょう。大切に磨き上げてください。
銀魂 ★★★
荼吉尼の大軍を圧倒する百華。特に月詠は九兵衛と肩を並べて、戦場を駆け巡ります。好きになった人は違うけど、恋の為に命を賭けて戦うのは2人とも同じ。戦う女は問答無用で美しいですね。銀さんと月詠がくっつくのもアリだと思います。
しかし敵もしぶとい。倒したと思った王蓋は生きていたし、辰羅の軍団も動いた。この上、夜兎の軍も控えているんだよなあ。お登勢と源外の裏切りは100%芝居だろうけど、このジシババコンビの奇策が逆転の鍵になるのか? 2人とも死にそうで怖い。
青春兵器ナンバーワン ★★★
センターカラー。最終回のお別れ記念カラーじゃなくてホッとしました。
権力を求めて生徒会長選挙に立候補した零一。いや北斗の言うとおり生徒会長って、渇仰の頂点に立つ存在じゃないから。ラノベや漫画の見過ぎですね。
しかし大衆は自分達に夢を見せてくれる人を信じてしまう。傍から見れば実現不可能な公約でも、それが素晴らしいものなら信じてしまうのです。愚かな…と笑える大人は居ませんね。少なくとも先の総選挙で(政治ネタは荒れるので、ここまで)。
北斗が立てたアンヌとの選挙戦は、何故か早押しクイズで決する事に。アンヌの馬鹿っぷりが加速しているけど、可愛いので気にしない。放送委員の田中さんの今後のご活躍を祈ります。
背すじをピン!と ★★★★
見開きのタイトルページを見た時、えっ!?とかなり驚きました。いや、前回で3年生が引退するのは分かってたけど、だからこれからは八巻と秋子が部を引っ張っていくと思っていたんですよ。だけどこの2人も卒業した2年後から始めるとは、思い切った事をしましたねえ。最終回目前のような急展開だけど(不吉な)。
ともあれ土井垣もリオも、八巻も秋子も変わっておらず一安心。八巻は彼女よりダンスが大事なので、当分の間は彼女を作ってもすぐに別れるでしょうね。そして腐れ縁になった秋子と結婚するかも? でも喧嘩して離婚、でもすぐに仲直りして結婚して…と繰り返しそう。
部長になったつっちーはもちろん、わたりさんも成長しましたねえ。ダンス部の部員も増えているし、今の鹿鳴館高校はダンスの強豪校になっているのかな? 続きが楽しみだけど、次回が最終回でない事を祈ります。
ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★
今回は最初から最後まで千紗希さんオンリー。他のヒロインは回想シーンにほんの少しだけしか出ておらず、千紗希の魅力を徹底的に伝えています。
セクシーなシャワーシーンもあるけど(コガラシのシャワーシーンはカットされて残念?)、千紗希のコガラシに対する恋の目覚めを丁寧に描いていますね。今回の話だけで千紗希への好感度が上がりました。彼女を応援したいけど、他のヒロインも良い子ばかりだから困る。まだまだ先の話だろうけど、コガラシの決断に注目。
Whim ★★★
第92回手塚賞準入選作。作者は黒木渉先生。
漫画賞の入選作というと、多数の作品の中で目立つ必要がある為、漫画の内容よりも意外性や作者の個性を目立たせる作品が多いのですが(それはそれで面白いけど)、この作品もその傾向にありますね。神である主人公が人間の女子との交流で、死に対する考え方を変えていく展開は漫画よりジュブナイルっぽかったです。好きな人は凄く気に入りそう。
左門くんはサモナー ★★★
スポーツでは敵わないけど、ババ抜きなら楽勝。男子としてそれで良いのかと思ったけど、天使ヶ原さんには敵わないのでバランスは取れていますね。左門は相手より自分のプライドの高さで負けるタイプ。
夜の恋バナは学生の特権。確かに彼女達の周りにはロクな男が居ませんねえ。祓が一番マシだけど、性格が良過ぎて出番が少ないからなあ。左門から「好き」と言われるのも「嫌い」と言われるのも喜べない。罪作りな男です。恋に関しては悪魔よりも悪魔っぽいかな。
オレゴラッソ ★★
成陽の初戦の相手の白澤には新人戦で勝っているけど、だからこそリベンジに燃えている。守備重視のチームにPKで負けたのは堪えただろうなあ。
ポゼッションスタイルのサッカーは確かに見てて楽しいし、パス回しは美しい。だけどこういうサッカーが出来るチームはプロでも限られているし、日進月歩の現代サッカーではポゼッションスタイルでさえ時代遅れに成りつつある。美しくなくても勝てば良いんですよ、勝てば。後半の幡場の活躍に期待しましょう。
斉木楠雄のΨ難 ★★★
今までありそうで無かった母親達の集い。海藤母は久しぶりの登場だったので新キャラか?と勘違いしました。息子に似ず美人だし(息子も黙っていれば美形です)。
燃堂母が一番年下というのは意外過ぎて、逆に驚きませんでした。この母親なら何でもありでしょ。女性としての経験値は3人の中で1番積んでいるし。
息子の秘密を危うく漏らしそうになった斉木母。斉木はこんな時にもフォローしなければいけないとは、一瞬たりとも気が抜けませんね。親に内緒にしてもらうのは息子として心苦しいだろうし、主要キャラには秘密を明かすフラグかも?
デモンズプラン ★★
今回の話は、まあまあの出来でした。悪魔との契約によって不老になった兄が、年老いた妹とその孫娘を守るという展開は不老という設定を上手く使っています。
それでも「面白い」と言えないのが、この漫画の困った所なんですよねえ。盛り上げようとしているのは分かるんだけど、話の流れが唐突でキャラに感情移入できない。評価に困る漫画です。
歪のアマルガム ★★★
サラに心酔している空佑。命を救ってもらったからだと言っていますが、その内容はあまりにも不自然。完全に洗脳されていますね。真実を知らないまま死んだ方が空佑にとっては幸せなのかも。
組織をも利用していたサラ。その正体は人魚の細胞を移植した不老不死者で、六体の妖怪の母親だった。800年前から生きている人魚そのものなのか、人魚の細胞を移植される前から不死身なのかは謎ですが、どちらにしてもラスボスに相応しいキャラです。女性の科学者がラスボスというのは珍しいけど、最後の華を咲かせるには良いのかも。
磯兵衛の母が半端の師に。分身や変化なんて序の口、時さえ巻き戻すとは相変わらず人間超えてますね。半端も強くなったけど、師の息子は殺せない。万が一殺したら母が黙っていないし。これで半端の復讐物語は終了かな?