リトルウィッチアカデミア
今回も作画は良質。芸術作品のような「美しい絵」ではないんだけど、とにかく動き回ってくれて、見てて楽しい。これぞアニメの絵!と褒めてあげたくなります。TRIGGERの皆さん、ご苦労様です。
ホウキで飛ぶ授業が始まったけど、案の定アッコは飛ぶどころか動かす事さえ出来ず出遅れてしまう。ここまで魔法の才能が無い子が、どうして魔法学校に入れたのか不思議です。入学試験のレベルが低かったのか、試験の時だけとんでもない魔力を発揮したのか。いずれその謎も明かされるのかな?
ホウキで飛ぶ事も出来ないのに、憧れのシャイニィシャリオと並ぶ為にホウキのバトンリレーに参加する。この無鉄砲さというか無謀さはアッコの短所だけど、同時に長所でもある。今のままではアッコは落ちこぼれのまま。自分を変えるにはとにかく動く事。シャリオへの憧れは、アッコが動く立派な理由になっています。巻き込まれるロッテとスーシィは気の毒…でもないか、特にスーシィはちゃっかり自分の利も考えているし。生きるのが上手いタイプですね、彼女。
映画『魔法仕掛けのパレード』でアッコ達に協力してくれた問題児トリオ、アマンダとコンスタンシェ、ヤスミンカが登場。ヤンキー少女にエンジニア、食いしん坊と早速それぞれの個性を発揮してくれました。特にアマンダは禁断のホウキ流星丸を持ち出し、結果的にアッコの奮闘をアシストしてくれました。映画みたいにいずれアッコ達と仲良くなるのかな?
レースは本命のダイアナチームが優勝しましたが、アッコも準優勝と大健闘。流星丸に自分を縛り付けてまで飛ぶシーンは執念さえ感じました。トラブルメーカーではあるけれど、夢の為なら自分が傷付く事も厭わない。この狂気スレスレの直向きさがアッコの魅力ですね。彼女の努力が報われてほしいと本気で思っています。